スタークロス
以下はWikipediaより引用
要約
『スタークロス』(原題:Starcross)は、フィリップ・リーヴが2007年に発表し、ブルームズベリー社(イギリス)より刊行されたSFファンタジー小説である。
日本では理論社より 『スタークロス』(日本語訳:松山美保)(ISBN 9784652079379)として2008年9月に出版された。なおカバーと作中の挿絵にはブルームズベリー社版、理論社版ともにデイヴィッド・ワイアット(David Wyatt)のイラストが使用されている。
あらすじ
始祖生物ウェブスターとの一件が片付き、アーサーは再び両親と姉マートルの、家族4人が揃った生活を送っていた。しかし彼らの住居『ラークライト』は現在改装中。職人たちが連日忙しく立ち働き、家中が騒々しくて皆がいらつき気味だった。母アミーリアも、新しいじゅうたんや壁紙が欲しい、という自分の言葉が発端とはいえ騒音と埃に悩まされる毎日にはいささか辟易していた。そんな折、『ラークライト』 に一通の招待状が届く。「ご一家を小惑星『スタークロス』 にご招待します。」差出人の名はモティマー・ティトファー。両親とも心当たりのない名前だ。しかし招待状には、「改装業者に悩まされていることをウェイバリー卿から聞いた」とある。ウェブスターの一件の際に世話になった卿の友人なら間違いはないだろう。「一流の設備、最高の海水浴をお楽しみください。」招待状を見て心躍らせるアーサーとマートル。アミーリアも親切な申し出に大乗り気だ。1週間後、仕事の都合であとから合流する父エドワードを残し、3人は月のジョージ空港から一路『スタークロス』へと旅立った。
登場人物