スパイダーマン
アニメ
原作:スパイダーマン,
監督:ボブ・リチャードソン,
シリーズ構成:ジョン・センパー,
キャラクターデザイン:デル・バーラスデヴィッド・ブロックウェイン・シュルツジェフ・スノー,
アニメーション制作:東京ムービー新社,キョクイチ東京ムービー,
製作:マーベル・フィルムズ・アニメーション,
話数:全65話,
以下はWikipediaより引用
要約
スパイダーマン(英: Spider-Man)は、マーベル・コミックが出版するアメリカンコミックおよび、作品内に登場するスーパーヒーローの名称。考案者はスタン・リー(原作)とスティーヴ・ディッコ(作画)。
概要
クモをモチーフにしたヒーローで、スタン・リー原作、スティーブ・ディッコ作画の『Amazing Fantasy』#15(1962年8月)にて初登場。「Spidey(スパイディ)」、「Friendly Neighborhood(親愛なる隣人)」、「Web head(ウェブヘッド)」、「Web slinger(ウェブスリンガー)」などのニックネームを持つ。キャッチフレーズは「Your Friendly Neighborhood Spider-Man(あなたの親愛なる隣人スパイダーマン)」。
リーとディッコは制作にあたり、主人公を幼い頃に両親を失った孤児として設定。それとともにコスチュームを着て犯罪者と戦うスーパーヒーローでありながら、ティーンエイジャーならではの悩みを抱える普遍的な若者として描写されていることがスパイダーマンの特徴であった。1960年代のスーパーヒーローコミックにおいて、ティーンエイジャーの役割はあくまでヒーローのサイドキックであったが、スパイダーマンシリーズはこの風潮を破りティーンエイジャーを主人公とすることによって、スパイダーマン=ピーター・パーカーという高校生の背後にある正体と拒絶・過ち・孤独・自己強迫観念などを描き、特に若い読者の共感を得ることとなった。
また、バッキーやロビンなどヒーローのサイドキックを担った従来のティーンエイジャーのキャラクターとは異なり、ヒーロー活動におけるメンター(指導者、助言者)を持たないことも特徴となる。スパイダーマンは、自らの過ちによって伯父の死を招いたことをきっかけにスーパーヒーローとして人生を歩むこととなり、「With great power comes great responsibility.(大いなる力には、大いなる責任が伴う)」という言葉を教訓に成長していく。
商業的に成功し高い人気を獲得したスーパーヒーローであり、マーベルの主力キャラクターであると同時に、同社のマスコットとして様々なメディアにも登場。アニメーションや実写映画版、テレビシリーズ、新聞のコミックストリップなど様々なメディア展開がされている。2011年5月にIGNが発表した「Top 100 Comic Book Heroes」ではスーパーマン、バットマンに次ぐ第3位となった。
キャラクター
主人公
ピーター・ベンジャミン・パーカー / スパイダーマン(Peter Benjamin Parker / Spider-Man)
ミッドタウンに住む青年。幼い頃に両親を失い、父方の伯父夫婦であるベンとメイに育てられる。ベンが亡くなった後はメイと2人で暮らしていた。
高校生の時、研究所に見学で訪れたピーターはそこで放射能を浴びたクモに刺されてしまい、壁に貼り付くなどクモ由来の超能力を得る。ピーターはクモ糸を発射する機械「ウェブ・シューター」とクモをイメージした赤と青のコスチュームを作り、それを身につけて自ら「スパイダーマン」と名乗りテレビに出演して人気者となった。
ある日、テレビ出演を終えたピーターの前に強盗が現れるも、疲れていたピーターはそれを見逃す。憤り問い詰める警察官に対し、ピーターは「自分の仕事じゃない」と突き放すのだった。だがその後、家に押し入った強盗にベンが殺害され、復讐を誓って犯人を追うも犯人の正体はかつてピーターが見逃した強盗であったことが明らかになる。自身の驕りこそがベンの死を招いたと思い知らされたピーターは「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を胸に、自分の力を人々の為に使う事を誓う。
ミッドタウンに住む青年。幼い頃に両親を失い、父方の伯父夫婦であるベンとメイに育てられる。ベンが亡くなった後はメイと2人で暮らしていた。
高校生の時、研究所に見学で訪れたピーターはそこで放射能を浴びたクモに刺されてしまい、壁に貼り付くなどクモ由来の超能力を得る。ピーターはクモ糸を発射する機械「ウェブ・シューター」とクモをイメージした赤と青のコスチュームを作り、それを身につけて自ら「スパイダーマン」と名乗りテレビに出演して人気者となった。
ある日、テレビ出演を終えたピーターの前に強盗が現れるも、疲れていたピーターはそれを見逃す。憤り問い詰める警察官に対し、ピーターは「自分の仕事じゃない」と突き放すのだった。だがその後、家に押し入った強盗にベンが殺害され、復讐を誓って犯人を追うも犯人の正体はかつてピーターが見逃した強盗であったことが明らかになる。自身の驕りこそがベンの死を招いたと思い知らされたピーターは「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を胸に、自分の力を人々の為に使う事を誓う。
ミッドタウンに住む青年。幼い頃に両親を失い、父方の伯父夫婦であるベンとメイに育てられる。ベンが亡くなった後はメイと2人で暮らしていた。
高校生の時、研究所に見学で訪れたピーターはそこで放射能を浴びたクモに刺されてしまい、壁に貼り付くなどクモ由来の超能力を得る。ピーターはクモ糸を発射する機械「ウェブ・シューター」とクモをイメージした赤と青のコスチュームを作り、それを身につけて自ら「スパイダーマン」と名乗りテレビに出演して人気者となった。
ある日、テレビ出演を終えたピーターの前に強盗が現れるも、疲れていたピーターはそれを見逃す。憤り問い詰める警察官に対し、ピーターは「自分の仕事じゃない」と突き放すのだった。だがその後、家に押し入った強盗にベンが殺害され、復讐を誓って犯人を追うも犯人の正体はかつてピーターが見逃した強盗であったことが明らかになる。自身の驕りこそがベンの死を招いたと思い知らされたピーターは「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という言葉を胸に、自分の力を人々の為に使う事を誓う。
ピーターの家族・知人
グウェンドリン・“グウェン”・ステーシー(Gwendolyn "Gwen" Stacy)
ピーターの初めての女性で、3人目のガールフレンド。グリーン・ゴブリンによって殺されてしまい、彼女の死はピーターの心に深い傷を残すことになった。
原作者のスタン・リーは当初、彼女をピーターのパートナーにするつもりだったが、休暇中に脚本の代役を頼んだゲリー・コンウェイが殺してしまい、内外に大きな衝撃を与えた。
2015年のクロスオーバー『スパイダーバース』では、多数のパラレルワールドから参戦するスパイダーマンの中に「ピーター・パーカーではなくグウェン・ステーシーが蜘蛛のパワーを得てスパイダーウーマンになった世界」のグウェンが登場。一度限りの使い捨てキャラクターではなく、その後も独立誌「スパイダーグウェン」が創刊されるほどの人気を得て定着している。
『アルティメット スパイダーマン』では、カーネイジに殺されている。
映画『スパイダーマン3』では、エディ・ブロックのガールフレンドとして登場、彼女がピーターに靡いたことがエディをヴェノムへ導くきっかけの1つとなった。
映画『アメイジング・スパイダーマン』ではメインヒロインとして登場。ピーターのガールフレンドで、オズコープ社のチーフインターン。
アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』では「スパイダーグウェン」として登場。
ユージン・“フラッシュ”・トンプソン / エージェント・ヴェノム(Flash Thompson / Agent Venom)
ケニー・マクファーレン(Kenny McFarlane)
ベン・パーカー(Ben Parker)
メイデイ・パーカー / スパイダーガール(Mayday Parker / Spider-Girl)
ノーマン・オズボーン / グリーンゴブリン(Norman Osborn / Green Goblin)
ジョージ・ステーシー(George Stacy)
ジョー・“ロビー”・ロバートソン(Joe'Robbie'Robertson)
J・ジョナ・ジェイムソン(J. Jonah Jameson)
マイルズ・モラレス(Miles Morales)
ピーターと同様に蜘蛛に噛まれて力を得たもう一人のスパイダーマン。ヒスパニック系の少年。元は、通常のマーベル世界(Earth-616)とはパラレルとなるアルティメット・マーベル世界(Earth-1610)の住人で、自分の世界のピーターが敵との戦いで戦死した時にその場にいたにもかかわらず見過ごしたため、自分が加勢すれば彼を救えたのではないかと思い悩み、ピーターが同様に自分の叔父の死に責任を感じてヒーローをしていたことを知って、黒地に赤い蜘蛛糸の模様のスーツを纏って二代目スパイダーマンとなる(Ultimate Comics Spider-Man#1、2011年)。
Earth-616のピーターとは2012年のクロスオーバー『スパイダーメン』でEarth-1610を訪れた彼と共闘し友好関係を築く。その後、2015年のクロスオーバー『シークレットウォーズ』を経て、Earth-616の住人となっている。
アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』では主人公として登場、ピーターはそれを導くサブキャラクターとなっている。
スーパーヒーロー
ファンタスティック・フォー(Fantastic Four)
ベン・ライリー(Ben Reilly)
エゼキエル(Ezekiel)
ウルヴァリン(Wolverine)
スーパーヴィラン
グリーンゴブリン(Green Goblin)
正体:ノーマン・オズボーン、ハリー・オズボーンなど
緑の「ゴブリン」を模したコスチューム(戦闘用コスチューム)を着ている。マシンガン付きの無人機である蝙蝠型の飛行メカで機関砲やミサイルなどの武装も搭載している「グライダー」に乗り、幻覚ガスやカボチャ(ジャック・オー・ランタン)型の爆弾で手榴弾や幻覚ガスなどの化学剤を噴き出すタイプもある「パンプキン・ボム」やコウモリを模した手裏剣「レイザーバット」で戦う。薬品で知能・筋肉・運動神経などが強化されているが、副作用によって精神が蝕まれている。
アニメ『スパイダーマン』ではホブゴブリンの方が先に登場しており、グリーンゴブリンの装備はホブゴブリンの物が薬品により変質したものとされる。
アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』ではウィルソン・フィスク/キングピンの手下として登場。
ドクター・オクトパス(Doctor Octopus)
正体:オットー・ギュンター・オクタヴィアス
4本の機械腕のアダマンチウム合金製触手型金属アームを操るマッド・サイエンティスト。グリーンゴブリンと並んで有名。スパイダーマンを倒すことを目的とした犯罪組織「シニスター・シックス」のリーダー。
『アルティメット スパイダーマン』ではジャスティン・ハマー配下の産業スパイであり、オズボーン社に潜り込んでいた。ノーマンが人体実験を行った際に研究室が爆発し、金属アームを装着して実験に立ち会っていたオクタヴィウスはアームと身体が融合してしまう。この事故によって狂気に取りつかれた彼は、産業スパイとして自分を雇っていたハマーにすべての責任があると考えハマーを襲撃する。金属アームの形を自由に変えられ、金属アームから電撃を放出することも出来る。コミック内の『スパイダーマン2』撮影現場に乱入し、スパイダーマンと一騒動起こしたこともある。後にクローン・サーガの黒幕として登場し、念動力で金属を自在に操るという能力が明らかにされた。
映画『スパイダーマン2』ではメインヴィランとして登場する。また、映画ではシニスター・シックスは結成されていない。
映画『アメイジング・スパイダーマン2』ではドクター・オクトパス自身の登場はないものの、オズコープの極秘施設に機械アームのみ保存された状態で登場している(同様にライノのアーマーやゴブリンのスーツ、グライダーも保存されている)。
アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』ではウィルソン・フィスク/キングピンの手下として登場。性別が女性に変更され、本名はオリヴィア・オクタビアスとなっている。
『アメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン』では、犯罪組織シニスター・シンジケートを結成し、その頭脳を生かしリーダーとして、自身が発明した、どんなものでも浮かせられる奇妙な緑色の浮遊光線を放つ武器の反重力砲を使ってマンハッタンとニューヨークの街を包囲し、自由の女神を盗む大事件を発生させ、降伏しない場合は、破壊すると脅した。エレクトロ、ホブゴブリン、ハイドロマン、スクリームの自身が率いるシニスター・シンジケートのメンバーらと共にゲストが乗車した取材用車両「スクープ」に襲い掛かる。自らを「オクトパス博士」と名乗っている。
ゲストが乗車した取材用車両「スクープ」に襲い掛かる際は、自身の金属アームから火を吹かしている。
オットー・ギュンター・オクタヴィアスが殺されたときに二代目ドクター・オクトパスとなった。現在はレディ・オクトパス(Lady Octopus)と名乗っている。
ヴェノム(Venom)
正体:エドワード・チャールズ・アラン・ブロック(エディ・ブロック)
スパイダーマンに寄生していた地球外生命体のシンビオートがエディ・ブロックを新しい宿主にしたことで誕生した。一人称は「We(俺たち)」。
エディはスパイダーマンによって連続殺人鬼の誤報記事を暴かれて職と妻を失っているため、スパイダーマンを逆恨みしており、ヴェノムになった後は彼を付け狙うようになる。
シンビオートと融合したエディがボディビルダーでもあるためヴェノムは体が大きく、エディのパワーが40倍にまで跳ね上がっている。また、スパイダーマンの能力を学習しているため、スパイダーマンの能力を使えるだけでなく、スパイダー・センスを回避してスパイダーマンに不意打ちを食らわせることができる。弱点は高熱と高周波。
カーネイジ(Carnage)
正体:クレタス・キャサディ
ヴェノムのシンビオートの一部がサイコキラーで連続殺人鬼のクレタスを宿主にしたことで誕生した。
ヴェノム同様スパイダーマンの能力を受け継いでいる。ヴェノムよりシンビオートとの融合が進んでいるため、一人称が「I(オレ)」になっている。
シンビオートの一部を槍などに変化させたり、擬態もできる。弱点はヴェノム同様、高熱と高周波。
クレタス・キャサディは子供の頃から残虐な性格で、祖母や飼い犬を殺し、自身を虐待した孤児院の院長を殺害して孤児院にも火を放った。人生の無意味さや法律が言葉だけのものに過ぎない事を知ったキャサディは、自分が死ぬ事を恐れるようになり、他人を殺し続ける事で自分の死を遠ざけようと決め、「自分を殺そう」とする社会への報復として殺戮を繰り返して警察に捕まり、ライカーズ島の刑務所に投獄される。その際にエディと同じ独房になったが、非常に仲が悪かった。エディがヴェノムになって脱獄した時に残ったシンビオートの一部がキャサディに寄生しカーネイジになった。
『アルティメット スパイダーマン』ではコナーズ教授(後述)によってピーターの血液とコナーズ教授の血液からヴェノムのスーツのデータを基に作り出された人造生命体。身体構造を安定させるために人を殺害、吸収し続け、ピーターを狙う最中にグウェン・ステーシーを殺害した。
カメレオン(Chameleon)
サンドマン(Sandman)
正体:ウィリアム・ベイカー(フリント・マルコは少年時代に使っていた偽名)
体を自在に砂に変化させることのできる。ドクター・オクトパス率いる「シニスター・シックス」の一員。「フライトフル・フォー」の一員でもある。
もともと犯罪者であり、脱獄中に砂浜で核実験の爆発に巻き込まれ、肉体を砂状にすることができるようになった。腕をハンマーなどの武器に変えて攻撃し、自らの体を巨大化させることもできる。弱点は水。
ハイドロマン(後述)と融合してしまい、マッド・シングという泥の怪物になって大暴れしたことがある。
映画『スパイダーマン3』ではスーパーヴィランの1人として登場し、ベン殺しの犯人となっている。サム・ライミ監督による映画(実写映画版)シリーズでは、唯一命を落とすことの無かったスーパーヴィラン。
リザード(Lizard)
正体:Dr.カーティス(カート)・コナーズ
優秀な科学者だったが、実験に失敗して片腕を無くした。爬虫類の再生能力に目をつけ、自分の腕を再生させる実験を行ったが失敗に終わり、血清の副作用によって蜥蜴人間となった。解毒剤を服用して人間に戻ったが、極度のストレスが加わると怪物化してしまう。
コナーズ博士とスパイダーマンは多くの作品で協力関係にある。また映画版(実写映画版)やアニメ版ではピーターの通う大学の教授でもある。
『東映版スパイダーマン』の第1話に登場するマシーンベム「暴君竜」のモデルとされる。
映画『スパイダーマン2』ではカート・コナーズとしては登場しており、オットー・ギュンター・オクタヴィアスの親友という設定。
映画『スパイダーマン3』ではピーターの依頼を受け、シンビオートを調査した。小説版では続編で彼がリザードに変貌する事を仄めかす描写がある。ゲーム版ではリザードとなって登場している。
映画『アメイジング・スパイダーマン』では、メインヴィランとして登場する。
エレクトロ(Electro)
正体:マックスウェル・ディロン
電気工事中の落雷事故によって「人間発電機」と化した。両手から高圧電流を放つ。地球の磁場に乗って飛行もできる。空中に留まっていれば、彼の電撃は無効化される。1964年(連載2年目)に登場した古参のスーパーヴィランで「シニスター・シックス」の一員。
1990年代のアニメ『スパイダーマン』には一度(2話に渡ってだが)しか登場していない。
2003年制作の『スパイダーマン 新アニメシリーズ』では、マックス・ディロンとして登場。ピーター達の級友で、彼と同じく冴えないいじめられっ子だった。何とかクラブのパーティに参加しようとしたが、ダグを初めとするメンバーに逆に馬鹿にされて追い返され、失意の中でネオンへの落雷に遭遇し感電して電気が人型に集まった「電気人間」となる。復讐心に染まって暴れまわった挙句ダグを感電死させるが、スパイダーマンと戦った末にアース線を刺されて、電気となり街の送電網へと拡散した。シリーズ終盤になって復活し、ひそかに想いを寄せていた女性を自らと同じ電気人間にしようと暗躍するが、これもスパイダーマンに阻止される。最期にはバッテリーの中に閉じ込められた末に海に投げ込まれ、ショートを起こして爆発し、海中に飛散して死亡した。
映画『アメイジング・スパイダーマン2』ではメインヴィランとして登場する。
『アメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン』では、ドクター・オクトパス、ホブゴブリン、ハイドロマン、スクリームのシニスター・シンジケートのメンバーらと共にゲストが乗車した取材用車両「スクープ」に襲い掛かる。
ミステリオ(Mysterio)
マッド・ジャック(Mad Jack)
ホブゴブリン(Hobgoblin)
正体:ロデリック・キングスレー、ネッド・リーズ、ジェイソン・フィリップ・マッケンデールJr.など
グリーンゴブリンの基地を見つけた男の仲間であるロデリック・キングスレーが、その名声を奪おうとゴブリンの装備を改良して誕生した。薬の改良によって、グリーンゴブリンとは違い狂気に陥っていない。幾度となく代替わりしており、当代のホブゴブリンの正体はフィル・ユーリック・フィリップ・マッキンデイルJr.となっている。
アニメ『スパイダーマン』ではグリーンゴブリンよりも先に登場しており(シーズン1第11話から)、ここで登場するのは原作では四代目ホブゴブリンにあたるジェイソン・フィリップ・マッキンデイルJr.である。ジェイソン・フィリップスと名乗り、ハーディ財団の令嬢フェリシア・ハーディに近づいた。
『アルティメット スパイダーマン』におけるホブゴブリンの正体はハリー・オズボーンである。グリーンゴブリン(ノーマン・オズボーン)と死闘を繰り広げた末に殺される。
映画『スパイダーマン:ホームカミング』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』では、三代目ホブゴブリンのネッド・リーズがピーターの親友であり同級生で、アベンジャーズ関係者以外では唯一スパイダーマンの正体を知る相棒(自称「イスの男」)として登場している。
『アメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン』では、ドクター・オクトパス、エレクトロ、ハイドロマン、スクリームのシニスター・シンジケートのメンバーらと共にゲストが乗車した取材用車両「スクープ」に襲い掛かる。
スクリーム(Scream)
モルテンマン(Molten Man)
正体:マーク・ラクストン
元は科学者であり、スパイダー・スレイヤーの作成者スペンサーの協力者だった。後にリズ・アランの義理の兄であることが判明。スパイダー・スレイヤーを強化するため液体合金を発明したが、スペンサーは利益のために試験が行われていない液体合金が入ったビンを売り払おうとしたために奪い合い、誤ってビンを割ってしまったことにより、全身に液体金属を浴びてしまった。結果的に、触れた物質を高熱化することの出来る能力と金色の肉体、超人的な体力を得た。
アニメ『スペクタキュラー・スパイダーマン』では、リズ・アランの実兄マーク・アランとして登場。ギャンブルの借金を理由に車の強盗をはたらいたために入所していた少年院から出所後、金銭を稼ぐためにグリーン・ゴブリンと協力関係にあったジャッカルの実験を受け、能力に覚醒した。
モールン(Morlun)
プラウラー(Prowler)
正体:ホビー・ブラウン、リック・ローソン、アーロン・デイビス
優れた多彩なガジェットを装備するヴィラン。鋼鉄製の爪のついたガントレット、手首と足首には各種ガスや爆薬などを仕込んだフレシェット及びグラップラーフックを装備。その他にも衝撃吸収ゴムが使用されているブーツ、硬化して滑空可能なマントも身に着けている。
映画『スパイダーマン:ホームカミング』では、バルチャーの一味と武器の取引を行う。コスチュームには身を包まない。
アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』では、キングピンの部下として登場。
ゲーム『Marvel's Spider-Man:Miles Morales』では、マイルズを守るために彼の前に立ちはだかる。
スポット(Spot)
タランチュラ(Tarantula)
ミスター・ネガティヴ(Mister Negative)
漫画
原書
Amazing Fantasy #15
『Amazing Fantasy』自体は不人気のためこの号で打ち切りとなったが、「どうせ打ち切りなら、好きなことをしよう」と、スタン・リーがスパイダーマンを登場させたところ、その反響が大きくスパイダーマンは独立誌を持った(連載化された)。
アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man)
(Vol.1) 1963年~1998年。
(Vol.2) 1999年~2003年。
(Vol.3) 2014年~2015年。
(Vol.4) 2015年~2017年。
(Vol.5) 2018年~
Marvel Team-Up(マーベル・チームアップ)
(Vol.2) 1997年~1998年。全11号。
(Vol.3) 2005年~2006年。全25号。
The Spectacular Spider-Man
(Vol.2) 2003年~2005年。全27号。
Web of Spider-Man
(Vol.2) 2009年~2010年。全12号。
Peter Parker: Spider-Man
(Vol.2) 1999年~2003年。全57号。
アルティメット スパイダーマン(Ultimate Spider-Man)
2011年6月の第160号でUltimate世界のピーターパーカーは戦死。新シリーズ「Ultimate Comics: Spider-Man」ではヒスパニック系の黒人の少年マイルズ・モラレス(Miles Morales)が新スパイダーマンになった。
Avenging Spider-Man
The Superior Spider-Man
Superior Spider-Man Team-Up
スパイダーバース
翻訳
スパイダーマン
ポップコーン
スパイダーマン
マーヴルクロス
エイジ・オブ・アポカリプス
オンスロート
DC vs マーベル
『アメコミ&ムービー・スーパーガイド』
アルティメット スパイダーマン
翻案
スパイダーマン
毎号100頁で連載された。マーベルの正式な許諾を受けての翻案であるため、コスチュームは米国版(オリジナル版)と同じである。内容は、日本の社会情勢に合わせたために独特の(一般に「暗い」「救いがない」と言われる)世界観であった。おばさんと二人暮しの日本の高校生、小森ユウがスパイダーマンになる。初期の設定は原作にごく近い。
前半は、アメリカンコミックスに造詣の深い映画評論家の小野耕世がストーリー・ライターを務め、リザードやエレクトロ、ミステリオなど、米国版通りのヴィランが登場した。コスチュームや外見は同じだが、顛末などが異なる(上記の通り、暗い)。
後半は、平井和正をストーリー・ライターに迎え、さらに独自性を増した。平井は、自らの短編小説(作家デビュー前に書いたノンSF作品1篇を含む)を「冬の女」「ストレンジャース」に転用した。その一方で、主人公の輸血を受けた人間が超能力を持つ「スパイダーマンの影」や、超能力者の残留思念が人を襲う「虎を飼う女」を、代表作の1つである小説『アダルト・ウルフガイ』シリーズに転用している。また、「金色の目の魔女」はヒーローものの要素を排した短編小説「魔女の標的」に改作している。
スパイダーマンJ
蜘蛛の特殊能力を発揮できる小学生天野翔がスパイダーマンJとして活躍する王道的な活劇。ピーターと思わしき人物が登場している他、単行本の書き下ろしページで、アメリカのスパイダーマンと会話している。本編中では、ブレイドやファンタスティック・フォーと共演している。
スパイダーマン/偽りの赤
「ピーター・パーカーがスパイダーマンとして活躍する21世紀のニューヨーク」を舞台に、偶然からスパイダースーツを手にしてしまった高校生、尾ノ前侑がやむを得ない事情でスパイダーマンに扮してヴィランたちと戦うストーリー。マーベルが監修している。
スパイダーマン:絆
『最強ジャンプ』2022年9月号に読み切りとして掲載後、2023年11月号より連載開始。日本を舞台に、ユウとスパイダーマンが融合するストーリー。
スパイダーマン:オクトパスガール
スペアボディに移るはずのドクター・オクトパスの思考パターンがなぜか日本の少女・奥田宮乙葉の体に入ってしまい、その本人と協力して元に戻ろうとするというストーリー。
小説
原書
『THE AMAZING SPIDER-MAN IN MAYHEM IN MANHATTAN』
ノベライズではなく、オリジナル小説。シリーズ第1巻。ドクター・オクトパスが登場する。
『CRIME CAMPAIGN』
シリーズ第8巻。キングピン、シルヴァーメインが登場する(2~7巻は、他のマーベルヒーローが主人公)。
『MURDERMOON』
ハルクとの共演作。
翻訳
『驚異のスパイダーマン』
解説では、スパイダーマンについての簡単な説明がある。
『驚異のスパイダーマン2』
解説では、ガールフレンドについての説明がある。「本文中に、グウェン・ステイシーの名が出てこないのは、その死が、ピーターの心に重くのしかかっているからではないか?」と解説者が推測している。
『超人ハルク対スパイダーマン』
解説では、ハルクについての簡単な説明がある。
実写映画
スパイダーマンの設定は「実写では再現不可能」と言われていたが、映画『スパイダーマン』は当時のCG技術を結集させ、再現に成功した。このシリーズは3作で完結する予定であったところ、好評のため4作目以降の制作が発表された。しかし制作会社のソニー・ピクチャーズは「学生期を描く作品にするため」としてリブート作品『アメイジング・スパイダーマン』を制作。同作以降は3D映画として公開されている。
続編2作品とスピンオフ作品の制作が予定されていた『アメイジング・スパイダーマン』であったが、2作目の興行収入が配給側の予想を大きく下回った影響もあり、ソニー・ピクチャーズは当初の予定を変更してマーベル・スタジオ(ウォルト・ディズニー・スタジオ)とのパートナーシップを締結し、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」に含まれる新シリーズとして再リブートすることが決定。『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは事実上の打ち切りとなったが、新シリーズの単独映画の配給はソニーが引き続き担当する。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)がスパイダーマンのMCUデビュー作となり、2017年には新シリーズ第1作となる『スパイダーマン:ホームカミング』が公開され、その後『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)以降はアベンジャーズの一員として活躍。また、MCUではスパイダーマンの登場に合わせて『アイアンマン2』(2010年)や『アベンジャーズ』(2012年)といったMCU過去作品の展開を基にした新設定が加えられた。
『スパイダーマン』シリーズ
- スパイダーマン(Spider-Man、2002年)
- スパイダーマン2(Spider-Man 2、2004年)
- スパイダーマン3(Spider-Man 3、2007年)
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ
- アメイジング・スパイダーマン(The Amazing Spider-Man、2012年)
- アメイジング・スパイダーマン2(The Amazing Spider-Man 2、2014年)
MCUシリーズ
- スパイダーマン:ホームカミング(Spider-Man: Homecoming、2017年)
- スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(Spider-Man: Far From Home、2019年)
- スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(Spider-Man: No Way Home、2021年)
サム・ライミ版
サム・ライミが監督したスパイダーマン3部作 では、トビー・マグワイアが演じ、猪野学が日本語吹替を担当した。このバージョンのピーター / スパイダーマンは、『マーベル・シネマティック・ユニバース』の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも登場し、本作で共演した他のピーター / スパイダーマンとの区別と意思の伝達のため、ピーター2の愛称でも呼ばれるようになる。
キャラクター像
“アース96283”のピーター・パーカー/スパイダーマン。
大人しく気弱で垢抜けず、科学好きで、写真撮影を趣味とするカメラマン志望の、平凡で何処か孤独な様子も垣間見せる心優しい青年。伯父のベン・パーカーと伯母のメイ・パーカーのもとで育ち、長年の隣人でもあるメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)に恋し、彼女と距離を縮めようとあれこれ努力しているが、彼女が自分の親友のハリーと付き合いはじめたと知ると気持ちを押し殺してしまうこともあるなど報われていない。また、高校卒業後はコロンビア大学に進学し、フリーのカメラマンとしても働き始めるが、被写体がスパイダーマンであるものをはじめとする写真を“デイリー・ビューグル”へ何度持ち込んでも思うような値段では買い取ってもらえず、カメラマンとして雇うことも認められないなど、編集長のJ・ジョナ・ジェイムソンにしばしば丸め込まれてこき使われている。
ある日、科学の授業でコロンビア大学の自然科学部に見学に赴いた際、遺伝子操作された末に飼育箱から逃げ出した“スーパースパイダー”のうちの1匹に右手の甲を噛まれ、その結果、常人を大きく上回るスーパーパワーを身につけた超人となる。
一度は賞金目当てのアマチュアレスリングにその力を使うが、ベンの死をきっかけに、彼の言葉を心に刻んで、人助けのために自分の力を使うと決心。独立生活をはじめたニューヨークの街で以前レスリングで名付けられたリングネーム“スパイダーマン”を名乗って、自警活動を開始し、時には誹謗中傷に晒されながらも、危険に陥った市民たちを何度も救っていく。
能力
もとは貧弱な体形で眼鏡をかけなければ視点がぼやけるほどの近視だったが、スーパースパイダーに噛まれると、身長はそのままに、筋肉質な体格に変貌し、クモに基づく特殊能力を身につけた。そのため、脅威的な身軽さと腕力、反射神経、硬い鈍器による連続殴打に耐えられる強靱性、眼鏡が不要になるだけでなく常人をも上回る動体視力に加え、クモの脚のような無数のトゲが生えた両掌と両足の裏を物壁に貼り付けてよじ登り、天井を這って動き回る能力などを発揮し、自警活動では人命救助からヴィランとの戦闘まで、これらの能力全般をフルに活かし、特に怪力が強調されたシンプルかつ豪快な戦法や活躍を披露する。
また、ノーマン・オズボーンやオットー・オクタビアスといった天才科学者や、大学の講師であるカート・コナーズからも一目置かれるほど、科学の知識技能に優れており、“アース616”に転移した際には、ほかの並行世界のピーター/スパイダーマンと協力して、ヴィラン一同の治療用の薬品やデバイスを完成させている。
スパイダー・センス
オーガニック・ウェブ
また、これらの能力の強弱はピーター自身の精神状態で大きく変化し、ピーターが意気消沈しているとウェブを出すことも脅威的な身体能力全般を発揮できなくなるだけでなく、近眼に戻ってしまうほど視力も落ちてしまう。
スーツ
スパイダーマン・スーツ
スパイダーマンの正体を隠すためのコスチュームでもあり、作られて以降、ピーターは常にこのスーツを普段着の下に着用しているが、彼が一度自警活動を中断してしまった際に、ごみ集積場に捨てられた挙句、デイリー・ビューグルに渡り、ジェイムソンの編集長室の壁面に一時飾られたこともあった。また、他の衣類と一緒に洗濯機に入れて洗濯すると、他の衣類にスーツカラーが色移りしてしまったり、ある程度の攻撃を受けたり着用中のピーター自身の筋肉が膨らむと張り裂けるなど、染料と強度に難がある。
ブラック・スーツ
各作品での活躍
『スパイダーマン』
ある日学校の社会科見学で訪れた大学の研究所で、スーパースパイダーに噛まれると、体調が悪化して自宅で意識を失い、その翌朝目を覚ますと、向上した視力と筋肉質に変化した自身の体格を目の当たりにし、学校でも転んだMJを彼女が持っていたトレイを食器ごと器用にキャッチするだけでなく、殴りかかってきたフラッシュのパンチを全て交わして相手を数メートル先まで突き飛ばしてしまい、更に路地裏で目の前にあった壁をよじ登り、ビルの屋上で手からウェブを伸ばしてと、屋上からスイングと着地に成功して有頂天になる。
それからMJの気を引くための自動車の購入資金の調達目当てに、3000ドルの賞金を得ようと“NYWL”主催のアマチュアレスリングへの参戦を決めるが、試合当日に最近心配しはじめていたベンに会場近くに車で送られて説教されるが、増長していたことから反抗的になって心無い一言を返して別れてしまった。レスリングでは、対戦相手のボーン・ソー・マッグローに勝利したが、100ドルしか賞金を受け取れず、その仕返しに自分の目の前でレスリングのオーナーから金を強奪した強盗犯のデニス・キャラディンを逃がしてしまう。しかし、帰りにベンとの待ち合わせ場所に行くと、銃で撃たれて倒れていたベンの最期を看取る結果となり、警察無線から聞きとった連絡でベンを撃ったと思しき犯人を追い詰めると、その正体がキャラディンだったことに衝撃を受け、彼を廃墟から突き落とした。
高校卒業後、ノーマンによって彼の息子であり、自身の親友でもあるハリー・オズボーンとの同居も始まると、ベンの最後の言葉を噛みしめ、ニューヨークの平和を守るために力を使うことを決意し、自警活動を開始。犯罪や災害を見つけると解決に次々と貢献し、住民からの賛否両論の批評を浴びる中、私生活ではMJと仲が進展しない交流が続くが、オズコープ社調和の祭典の会場に現れたグリーン・ゴブリンと初対決で、苦戦の末に撃退すると、デイリー・ビューグルで再び現れたゴブリンに眠らされて連れ去れられ、「仲間にならないか?」と持ちかけられた。
後日、ゴブリンが引き起こした火災現場のマンションで住民を助けた直後に、遭遇したゴブリンに先日の交渉を拒否して、負傷しつつも撃退。だが、その直後に行われたパーティーで滴り落ちてしまった一滴の血や傷口をゴブリンであるノーマンに見られたことからスパイダーマンの正体に気づかれ、ゴブリンにメイを襲われてしまった。メイの証言で正体がゴブリンに確信されたこととMJにも危険が迫っていると悟ると、彼女にかけた電話に出たゴブリンからの連絡を受け、スパイダーマンとしてジョージ・ワシントン・ブリッジに急行。そこで川に落とされる直前のMJと、偶然近くを運行していたゴンドラの乗客達のどちらかを救うかの二者択一をゴブリンから迫られ、窮地に陥りつつも、橋の上に居た市民たちや船で駆けつけた人々の助力を受けて両方とも救うことに成功した。
そしてゴブリンに決闘を挑まれ、ほぼ一方的に叩きのめされるも、相手の挑発に激怒して反撃し、ゴブリンを追い詰めた。そして自身の正体を明かしつつノーマンの人格に戻ったフリとグライダーを使った相手の騙し討ちを直前で察知・回避したが、これによって致命傷を負って自我を取り戻したノーマンの「ハリーには言うな」という頼みを聞き、絶命したノーマンの遺体をオズボーン邸に運び込むが、その様子を目撃したハリーに「スパイダーマンが父を殺した」という誤解を与えてしまうこととなった。
ラストシーンでは、ノーマンの葬儀で父を亡くし落ち込むハリーを慰めるが、彼の父の仇としてスパイダーマンを討つという激しい敵意を聞き、同時にMJから愛を伝えられるが、「どんなに必死に戦ってもいつも自分の愛する人たちが代償を払わされる」という考えに至ったことから「今は無理だ、今は友達として君の側にいる」と伝えて去り、自警活動を再開する。
『スパイダーマン2』
『スパイダーマン3』
マーク・ウェブ版
マーク・ウェブが監督した『アメイジング・スパイダーマンシリーズ』では、アンドリュー・ガーフィールドが演じ、前野智昭が日本語吹替を担当した。このバージョンのピーター / スパイダーマンは、『マーベル・シネマティック・ユニバース』の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも登場し、本作で共演した他のピーター / スパイダーマンとの区別と意思の伝達のため、ピーター3の愛称でも呼ばれるようになる。
キャラクター像
“アース120703”のピーター・パーカー/スパイダーマン。
“ミッドタウン・サイエンス・ハイスクール”に通う科学者志望の高校生。周囲から嘲笑の対象とされてしまう側面もあるが、いじめられてる学生を見つけると率先して助けに行くほど、正義感はヒーローになる前から強く、科学の話題になるとすぐ早口になるくらいに高い探究心も持ち合わせるなど、明るく前向きな優しい青年で、写真撮影とスケートボーディングを嗜好するため、いつも愛用のカメラとスケボーを携行している。同級生のグウェン・ステイシーには彼女の写真をディスプレイの壁紙にあてているほど想いを寄せているが、彼女へ上手くアプローチできないことも度々あるほどシャイで不器用な性格でもある。
幼少期にオズコープ社の科学者だった父リチャード・パーカーと母メアリー・パーカーが行方不明となったことから伯父のベン・パーカーと伯母のメイ・パーカーに育てられたが、現在でも覚えている両親との別れ際の出来事が心の傷となっている。
そして現代、高校で平凡なスクールライフを過ごしていたある日、自宅で見つけた両親の極秘資料に目を通してオズコープ社に赴き、そこで飼育・遺伝子組み換えされていたクモに首の後ろを噛まれたことから超人的な能力が身に付いた。当初は自身の身体の変化に戸惑ったものの、ベンを手にかけた強盗と思われる犯罪者を捕まえていく活動をきっかけに自警活動を開始。警察からは危険人物と見做されたり、父との因縁が浮き彫りとなったオズコープの陰謀に巻き込まれるなどの苦難が続くも、ニューヨークのヒーロー“スパイダーマン”として活躍する日々を送る。
能力
遺伝子組み換えされたクモに噛まれたことで、ドアノブを砕く握力や、自動車も容易くひっくり返す腕力、背景の雷すらも一瞬だけ止まって見える速さで手足を動かせる俊敏性、脅威的な身軽さ、反射神経、平衡感覚、肉体の強度など、身体能力全般が常人を大きく上回るものとなっており、両手の指先を物体に吸着させる能力も有し、これを元にクモの如く壁に貼り付いて登り、天井を這って動き回る。これにより、アクロバティックでスピーディーなアクションや戦法を多用して活動する。
また、科学分野に秀でた才能を持っており、カート・コナーズと異種間遺伝子交配の研究を進めたほか、ウェブ・シューターの開発・改良や、“アース616”に転移した際のほかの並行世界のピーター/スパイダーマンとの共同作業でヴィラン一同の治療用の薬品やデバイスを完成させるなど、エンジニアとしても優れている。
スパイダー・センス
ツール
スパイダーマン・スーツ
マスクはピーターが最初の強盗探しの末に辿り着いたプロレス会場で見た大きなレスラーマスクをヒントにして作られ、市販のサングラスのレンズを両目のフィルターにあてた。スーツ本体部分は、スパンデックス素材の全身タイツとして完成した。しかし、激戦で破損することも少なくないほど、耐久性は高くない。
完成以降、ピーターがスパイダーマンとして自警活動を行う際に着用するようになる。
ウェブ・シューター
最初のシューターは、ウェブを発射する際に赤く発光する特徴があったが、水没すると壊れてしまうほど水に弱いという難点もあった。
各作品での活躍
MCU版
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)では、トム・ホランドが演じる。日本語吹替は榎木淳弥が担当。
本項は、“アース616”(正史の宇宙)におけるピーター/スパイダーマンを主軸に表記する。
キャラクター像
“アース616”のピーター・パーカー/スパイダーマン。“ミッドタウン高校”に通い、ニューヨーク・クイーンズのアパートで伯母のメイ・パーカーと同居している少年。
一見すると目立たず、時にはやや頼りないところも見せるため、他者から見下されることもあるが、好奇心旺盛かつおしゃべり好きで天真爛漫なお調子者。戦闘中も無駄口が多く、敵味方双方から呆れられる場面もある。『スター・ウォーズ』をはじめとするSF映画やニューヨーク・メッツのファンである。そのため、まだ未成年であることも手伝って他のヒーローたち以上に人生経験が浅く、年相応に短慮かつ精神的にも未熟であり幼稚な振る舞いが目立つ。憧れのトニー・スターク/アイアンマンからは期待を寄せられると同時に「坊や」と呼ばれることも少なくない。
トニーと出会う前から、自らの特殊能力と自作のウェブ(クモ糸)を射出する“ウェブ・シューター”と正体を隠すための“ホームメイド・スーツ”を用いてクイーンズの困った人を助ける“親愛なる隣人 スパイダーマン”として自警活動をしていた。活動中も市民への軽快な挨拶や道案内などを忘れない肩書き通りの親しみ易さも持ち、そして徐々にではあるが、さまざまな経験を通して真のヒーローへと成長していく。
変異体
ピーター・パーカー / スパイダーマン(アース89521)
日本語吹替 - 榎木淳弥
“アース89521”におけるピーター/スパイダーマン。正史のピーターと同様のキャラクターとして描写される。
ピーター・パーカー / スパイダーマン(アース96283)
ピーター・パーカー / スパイダーマン(アース120703)
能力
劇中で詳細は語られないが、放射能を浴びた特殊なクモに噛まれた影響から、常人の何倍もの耐久力や怪力と俊敏性、壁を自由によじ登り、天井を這って移動できるほどの吸着能力など、クモと同等の能力を有しており、ウェブ・シューターを合わせたトリッキーな戦闘スタイルで戦う。また、頭脳面でも、講師の唐突な質問にも完璧に答えることができ、全米学力コンテストチームのエースとしても期待されているほど元来の学力は非常に優秀で、メイの影響でイタリア語も堪能であり、科学や数学といった理学各種や、映画を中心としたサブカルチャーの造詣が深く、ウェブ・シューターを含む自身の装備の開発から独創的な作戦の考案まで、ヒーローとしての活動においても培ってきた知識を最大限に活かして戦っている。
スパイダー・センス(Spider-Sense)
劇中ではこの感覚でニューヨーク上空に飛来した“Qシップ”や、ロンドンでの戦いにおけるクエンティン・ベック/ミステリオの不意打ち、自身に協力していたノーマン・オズボーンのグリーン・ゴブリン化などを察知している。また、この力はピーターの肉体に直接付随する力であるらしく、スティーブン・ストレンジ/ドクター・ストレンジの“アストラル投射”で“アストラル体”と肉体が分離した状態でも、肉体の方が独自に動いてストレンジに抵抗している。
ツール
スパイダーマン・スーツ(Spider-Man Suit)
ハイテク・スーツ(High-tech Suit)
これに加えて、トニーによって施されていた機能制限プログラム“補助輪モード(Training Wheels Protocol)”を外すとサポートAIの“カレン”が起動する。それと同時に、スパイダー・ドローンの操作、右腕に搭載された敵の居場所を追跡・盗聴できるクモ型のGPS追跡装置(Spider-Tracer)、強化戦闘モード(Enhanced Combat Mode)、スーツ装着中に撮影した全映像の再生機能、視点に捉えた対象のX線スキャン、両脇の下からムササビのように展開することで、短時間滑空と落下中の方向転換を可能とする“ウェブ・ウィング(Web Wings)”、尋問用のボイスチェンジャー、ウェブ・シューターの各発射機能を練習するためのトレーニングコースまで、“アイアンマン・アーマー”に比肩するほどの、より多数の機能が使用可能となる。
ライプツィヒ・ハレ空港での戦いでは、トニーからの貸与という形で提供されたが、その際の成果から正式に譲り受けた。以降ピーターはこのスーツを着用して自警活動を行うものの、フェリーで一般市民を巻き込む事故を起こしたことでトニーに一時没収されてしまった。だが、ピーターは独力でエイドリアン・トゥームス/バルチャーに勝利したことを認められたことにより、再びこのスーツを託されて自警活動を再開する。
ピーターはニューヨークに現れた“ブラック・オーダー”との戦いでも着用し、科学史ツアーの事前準備時には、このスーツを敢えて自室に残したが、彼を心配したメイがピーターの鞄へメモ書きと共に忍ばせ、後に邂逅したニック・フューリー(擬態)のチームに赴く際にも着用した。その後ピーターが、後述のステルス・スーツやアップグレード・スーツを着用し、ニューヨークへの帰郷時にも持参していなかった様子であるため、このスーツの現状は不明。
アース89521におけるピーターもこのスーツを着用して活躍する。
アップグレード・スーツ(Upgraded Suit)
基本的な意匠はハイテク・スーツと共通であるが、カラーリングは赤と黒のツートンカラーに変更されている他、パラシュートを放出する背中のスパイダーマークが胸のスパイダーマークと共通のデザインかつ白色となった。機能面では、ウェブ・シューターがピーター自身の発明により最小化され、スーツ内蔵式となり、ウェブ・カートリッジも省略されている。また、ベックが駆使するドローン対策としてテイザー・ウェブの電圧が引き上げられている。その一方で、サポートAIやスパイダー・ドローンなどの機能は簡略化されており、ピーターは全ての機能をマニュアル操作で使用している。
前述のとおり、ベックとの決戦の際に着用し、激戦で所々が破損したが、事後には完全に修復され、ミシェル・ジョーンズ(MJ)とのデートの際に再着用する。
スパイダーマンの正体が世間にバレてしまった際、ミステリオを崇拝するファンによってぶつけられたカラーボールの塗料が胸元に付着したことで後述のとおり、裏返してブラック&ゴールド・スーツを使用するが、その後メイに洗濯してもらったことで再着用する。
ブラック&ゴールド・スーツ(Black and Gold Suit)
送電施設でマックス・ディロン/エレクトロとフリント・マルコ/サンドマンを捕獲する際に着用し、マックスとの戦闘で固定していたスマートフォンを落としてしまったことで、液晶のガラス面が割れてしまった他、電気を帯びたことでステッチの一部が縮れてしまったが、マックスとフリントの捕獲に成功する。
インテグレート・スーツ(Integrated Suit)
ゲームの「Marvel's Spider-Man」ではハイブリッドスーツという名称で登場している。
ウェブ・シューター(Web-Shooters)
トニー・スターク製
アース89521におけるピーターも装備する。
ピーター・パーカー製
ピーターのほか、ネッドもこれを使ってハーマン・シュルツ/ショッカー(二代目)を牽制し、ピーターを救う。
マジック・シューター(Magic Enchanted Web-Shooter)
スパイダー・ドローン(Spider-Drone)
ハイテク・ケース(High-tech Case)
スパイダーマンの装備各種を安全に携帯・運用するために開発されたが、ピーターはこのケースをその用途に用いることはなかった。
このほかにもピーター/スパイダーマンは、空港での戦いの際にスティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカから彼のトレードマークである“キャプテン・アメリカの盾”を奪って一時的に装備したほか、ヴェネツィアで“水のエレメンタル”と対峙した際には、手元にスパイダーマン・スーツが1着も無かったため、落ちていた仮面を被って挑んだ。ロンドンでの戦いでは、“コンバット・ドローン”の衝撃波砲やアームも奪い取って使用し、更にドローン本体も盾代わりとして利用した。グリーン・ゴブリンとの決戦では、相手の“パンプキン・ボム”を逆利用したり、機能不全となった“ゴブリン・グライダー”も凶器として持ち上げ、振り下ろしている。
各作品での活躍
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
物語のおよそ半年前頃からスパイダーマンとして自警活動を行なっており、それらの活躍をネット映像で見てアパートを訪ねてきたトニーからスカウトを受け、ライプツィヒ・ハレ空港での大乱戦に臨んだ。戦いでは、バッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャーとサム・ウィルソン/ファルコンを同時に相手どっても互角以上に渡り合い、スティーブから「根性がある」と評されるほど善戦し、さらにジャイアントマンへと巨大化したスコットの両足を縛り付けるなど大活躍したが、倒れこんで来たスコットの右手に勢い余って激突して疲弊。トニーから帰宅するように促された。
アパートに帰ると、メイに戦いで受けた怪我をごまかしながら、トニーから貰ったウェブ・シューターのスパイダー・シグナル照射を試す。
『スパイダーマン:ホームカミング』
空港での戦いの成果からハイテク・スーツを貰えたことで大きな自信を付けて上機嫌になり、私生活との両立に奮闘しながらも自警活動を行っていたが、トニーに認められず、彼との一応の連絡役であるハッピーにも相手にされない日々に次第に不満を募らせていく。
そんなある日、ネッドにスパイダーマンであることを知られてしまうと共に、武器密売を行うバルチャーの一味の存在を知り、彼らによるアーロン・デイヴィスとの取引及びダメージ・コントロール局のトラックからの物資強奪を阻止したが、代わりに思いを寄せる上級生のリズ・トゥームスのホームパーティーや、ワシントンD.C.での合宿を途中で抜け出して皆に迷惑をかけることになってしまう。
それにもかかわらず、ワシントン記念塔での事故からネッドやリズたちを救って校内でのスパイダーマンの人気を上げたことで増長してしまい、デイヴィスから得た情報で乗り込んだフェリーで、バルチャーの一味が行っていた取引の現場を抑えるも、功を焦るあまりトニーからの忠告も聞かず、フェリーを真っ二つにしてしまう事故を起こし、トニーに尻拭いをさせて叱責を受ける大失態を犯してしまった。これにより、ハイテク・スーツを没収され、自警活動を一度中止して普通の高校生活を送るも、リズの父親であるエイドリアン・トゥームスがバルチャーであると知り、リズとのホームカミング・パーティーの約束を反故にすることを覚悟でトゥームスに挑むことを決意。ホームメイド・スーツを手にし、ネッドと共に不意打ちしてきたシュルツを捕縛すると、アベンジャーズ・タワーからの物資を強奪しようとするトゥームスと対峙。一味の拠点や飛行中の輸送機双方で危機に陥りながらも、トゥームスを捕らえることに成功した。
後日、パーティーでの出来事と父親の逮捕で傷心のまま転校することになったリズと別れることになるも、ハッピーやトニーから今回の活躍を認められ、アベンジャーズの一員として正式にスカウトされる。だが、ヒーローとしての責任や覚悟に目覚めたことから今まで通りの“親愛なる隣人”として活動を続けていく旨を伝え、一時的に断った。帰宅後、トニーから返上されたハイテク・スーツに身を包んだところをメイに目撃されてしまう。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』
『エイリアン2』を見て得た知識を取り入れた戦法でマウを倒し、ストレンジ救出にも繋げるとトニーに評価され、正式にアベンジャーズ入りを認められる。辿り着いた惑星“タイタン”で、最初に遭遇した“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”と交戦するも、サノス打倒のために手を組み、タイタンに現れたサノスとの戦いにおいても、周囲と連携をとりながら相手を翻弄する。しかし、“インフィニティ・ストーン”を複数持つサノスには及ばず、気絶したドラックスとマンティスを相手の猛攻から救いながら立ち回るも、サノスが地球で引き起こした“デシメーション”により、トニーに抱かれながら塵と化して消滅してしまう。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
トニーによってサノスの群勢が消滅し、戦いが終わると、瀕死のトニーに駆け寄って「スタークさん勝ったよ、あなたが勝ったんです」と声を掛けるも、応えることができなかったトニーの最期を看取ることになり、後日にはミッドタウン高校にてネッドとの再会を喜び、トニーの葬儀にメイと共に参列する。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
物語冒頭で、メイのボランティア活動にスパイダーマンとして参加し、その際に受けたマスコミからのインタビューで、人々に崇拝されるほどの存在となったトニー/アイアンマンの意志を継ぐのかどうかと問われて困惑するも、MJやネッドたちとツアーへ出かける。しかし、行きの飛行機内からヨーロッパ各地までスクールメイトのブラッド・デイヴィスの介入もあってMJと真っ当に触れ合えず、自分たちのチームへの協力を依頼してきたフューリー(擬態)に、トニーに認められた者という理由で譲渡された高性能AI“E.D.I.T.H.”の誤操作でデイヴィスを射殺しかけて叱責されるなど、自分の都合ばかり優先したことで失態を繰り返してしまう。その挙げ句に騙されたとは言え、ヴェネツィアやプラハで“エレメンタルズ”に対して共闘したベックに惹かれ、ヒーローとしての不甲斐無さを痛感した心境を打ち明けて、トニーの自身に対する意思を曲解し、彼にE.D.I.T.H.を譲渡してしまう。
その後漸くMJと2人きりで歩けた時に、彼女にスパイダーマンの正体であることを確信されると共に、“火のエレメンタル”から落ちたホログラムのプロジェクターを拾ったことを知らされて、ベックがペテンであることに気付き、それをフューリー(擬態)に伝えようとベルリンに向かった。だが、ベックのドローンとホログラムを使った罠に嵌まり、プロジェクター奪還に加え、MJとネッドにミステリオの素性を話したと白状するよう誘導され、列車に撥ねられてオランダに流れ着いてしまった。
目覚めた留置場を脱出するとハッピーへ連絡し、ジェット機で駆け付けた彼に弱音を吐露するが、ハッピーから励ましを受けて奮起し、友達を救いベックを倒す決意を固めた。ジェット機内で完成させたアップグレード・スーツに身を包むと、到着したロンドン上空からハッピーのサポートを受けてベックに感知されることなく降下し、“合体エレメンタルズ”に擬装していたドローン群に戦いを挑んだ。ベックが操るドローン群と激闘を繰り広げ、遂にベック本人と対峙。相手のホログラムや残ったドローンの総攻撃と不意打ちを凌いで戦いを制するとE.D.I.T.H.を奪還し、全ドローンを撤退させた。そして捨て台詞を遺したベックの最期を見届けると、難を逃れて駆け付けたMJと再会。彼女にプレゼントしようとしていたブラックダリアのネックレスが割れてしまっていたことに落ち込むが、互いに不器用なやりとりをしながらキスを交わし、晴れてカップルとなった。
アメリカに帰国し、旅行で仲睦まじくしていたネッドとベティ・ブラントがあっさり別れたことや、メイとハッピーの噛み合わない関係に呆れるも、自身はスーツ姿でMJと2人でニューヨーク市街を豪快なスイングするデートを楽しむ。だが一区切りついたところで街頭スクリーンにベックの同胞らによる捏造映像が放送され、そこに映った今際の際のベックがスパイダーマンの正体を公開したことにパニックになりかける。
『ホワット・イフ...?』第5話
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース作品の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』にもポストクレジットシーンに登場。エディとヴェノムの転移先の部屋のテレビにて放送していたデイリー・ビューグルのニュース内の映像に映っていた。
アニメ映画
- スパイダーマン:スパイダーバース(Spider-Man: Into the Spider-Verse、2019年)
- スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(Spider-Man: Across the Spider-Verse、2023年)
- スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース (仮題) (Spider-Man: Beyond the Spider-Verse、2024年)
テレビ
- The Amazing Spider-Man(1977年 - 1979年、米CBS)
製作は実写映画シリーズと同じColumbia Pictures。1977年から1979年にかけてアメリカで放映された。全15話。
ヴィランを含む主要キャラがほとんど登場しないなど原作とは大幅な改変が行われている。日本では枠の長い3作がビデオ発売され、第1作は劇場公開もされた。主演はニコラス・ハモンド(吹:大塚芳忠)。
- スパイダーマン(1978年 - 1979年)
東映がマーベル・コミックのキャラクターを借りて日本向けに完全新作として制作した特撮テレビドラマシリーズ。1978年5月17日から1979年3月14日にかけて東京12チャンネル(後のテレビ東京)で放送され、1978年7月22日には劇場版も公開された。巨大変形ロボット「レオパルドン」も登場する。
2005年12月9日にはDVD-BOXが発売され、2009年3月5日から2013年までマーベル・コミック公式サイトにて無料配信されていた。
アニメ
- スパイダーマン(Spider-Man)(1967年 - 1970年)
- アメリカではグラントレーが製作したが倒産してシーズン2以降はラルフ・バクシが担当。日本でも過去に富山敬の吹替版(1971年頃)と田中秀幸(1981年頃)と森川智之(2002年頃、CS放送)が放送されていた。
- スパイダーマン(Spider-Man)(1981年)
- 日本でも放送されたかは不明(森川智之版は2002年)、こちらは東映アニメーションが下儲けとして担当している。
- スパイダーマン&アメイジング・フレンズ(Spider-Man and His Amazing Friends)(1981年 - 1983年)
- 日本ではトゥーン・ディズニーで放送、OVAはディズニーXDで放送。
- スパイダーマン(Spider-Man: the Animated Series)(1994年 - 1998年)
- 日本ではカートゥーン ネットワークで放送、後からこの作品以降ディズニーXDで放送した(2003年版を除く)。
- スパイダーマン・アンリミテッド(Spider-Man Unlimited)(1999年 - 2001年)
- スパイダーマン 新アニメシリーズ(Spider-Man: The New Animated Series)(2003年)
- 日本では日本テレビで放送、TOKYO MXでも放送された。
- スペクタキュラー・スパイダーマン(The Spectacular Spider-Man)(2008年 - 2009年)
- アルティメット・スパイダーマン(Ultimate Spider-Man)(2012年 - 2017年)
- アメリカ合衆国のディズニーXDと同時にテレビ東京系列で放送した。6局ネットでは初めてのアニメシリーズ。(日本のディズニーXDは遅れ放送)
- マーベル スパイダーマン(2017年 - )
- 日本のDlifeで日本最速放送していたが閉局し、ディズニーXDは遅れて放送されていたが、その後はディズニー・チャンネルで放送されている。
- アメリカではグラントレーが製作したが倒産してシーズン2以降はラルフ・バクシが担当。日本でも過去に富山敬の吹替版(1971年頃)と田中秀幸(1981年頃)と森川智之(2002年頃、CS放送)が放送されていた。
- 日本でも放送されたかは不明(森川智之版は2002年)、こちらは東映アニメーションが下儲けとして担当している。
- 日本ではトゥーン・ディズニーで放送、OVAはディズニーXDで放送。
- 日本ではカートゥーン ネットワークで放送、後からこの作品以降ディズニーXDで放送した(2003年版を除く)。
- 日本では日本テレビで放送、TOKYO MXでも放送された。
- アメリカ合衆国のディズニーXDと同時にテレビ東京系列で放送した。6局ネットでは初めてのアニメシリーズ。(日本のディズニーXDは遅れ放送)
- 日本のDlifeで日本最速放送していたが閉局し、ディズニーXDは遅れて放送されていたが、その後はディズニー・チャンネルで放送されている。
ミニアニメ
- マーベル おしえて!スパイダーマン(Marvel Super Hero Adventures)(2017年 - )
- 日本では2018年5月7日からディズニーXD、同年7月30日からDlifeで放送されていたが、2021年2月からはディズニー・チャンネルで放送されている。
- LEGO マーベル スパイダーマン/ヴェノムの野望(Lego Marvel Spider-Man: Vexed by Venom)(2019年 - )
- 日本ではディズニーデラックスで2020年3月29日から配信されていたが、現在はディズニープラスで配信されている。
- よろしく!スパイディとすごいなかまたち(Marvel's Spidey and His Amazing Friends)(2021年 - )
- 日本では2021年8月1日よりディズニー・チャンネルで放送されている。この番組は子供になったスパイダーマンたちを描いた作品。
- 吹替版では子役タレントが多く採用されており、スパイダーマンの声優は上野黎也、ゴーストスパイダーの声優は吉澤梨里花が担当している。
- 日本では2018年5月7日からディズニーXD、同年7月30日からDlifeで放送されていたが、2021年2月からはディズニー・チャンネルで放送されている。
- 日本ではディズニーデラックスで2020年3月29日から配信されていたが、現在はディズニープラスで配信されている。
- 日本では2021年8月1日よりディズニー・チャンネルで放送されている。この番組は子供になったスパイダーマンたちを描いた作品。
- 吹替版では子役タレントが多く採用されており、スパイダーマンの声優は上野黎也、ゴーストスパイダーの声優は吉澤梨里花が担当している。
ゲーム
- スパイダーマン MD(1991年10月18日)
セガから発売された。天井や壁に張り付くことができる。ただし、張り付いている間、プレイヤーはボタンを押し続けている必要がある(ボタンから指を離すと、スパイダーマンも地面に降りる)。
最高の難易度である「ナイトメア」に設定すると、常にヴェノムが登場し、邪魔をしてくる。ヴェノムのHPは高く、強敵である。
悪く言えば単調なゲーム性であるが、それでも良く言えば原作の再現度が高いオーソドックスなアクションゲームであり、スパイダーマンの正体がカメラマンであることから着想を得たミニゲーム要素もあってゲームとしての評価は決して低くはない。
- スパイダーマン ザ ビデオゲーム セガ・システム32(1991年)
スパイダーマンの他に操作キャラクターとしてサブマリナー、ブラックキャット、ホークアイが用意されており、4人までの同時プレイが可能。
通常のベルトスクロールアクションゲームと同じように操作キャラクターが大きく表示されるモードと操作キャラクターが縮小して表示され広い画面内を動き回るモードが、シーンによって切り替わるという特色がある。
- スパイダーマン リーサルフォーズ SFC(1995年3月17日)
エポックから発売された。壁をよじ登ったり、天井に張り付いたり、ウェブにぶら下がって高速移動したりできる。ウェブを飛ばして攻撃することも出来る。
- MAXIMUM CARNAGE スパイダーマン&ベノム カーネイジの逆襲 MD(1995年5月26日)
アクレイムジャパンから発売された。スパイダーマンとヴェノムを操作してカーネイジを倒すベルトスクロールアクションである。難易度はかなり高い。MD末期に登場したためか流通量が非常に少なく、現在入手は非常に困難である。
- スパイダーマン PS(2001年4月26日)、廉価版 PS(2002年10月31日)
サクセスから発売されたTPS視点のアクションアドベンチャーゲーム。廉価版も『SuperLite 1500シリーズ SPIDER-MAN』というタイトルで発売。
- スパイダーマン GBC(2001年4月27日)
サクセスから発売された。多少の変更はあるものの、上記PS版と本筋は変わらない。
- スパイダーマン ミステリオの脅威 GBA(2002年4月26日)
サクセスから発売された。複数のヴィランを従えたミステリオとの対決を描いている。
- スパイダーマン2 エンターエレクトロ PS(2002年10月31日)
サクセスから発売された。2001年4月26日発売のスパイダーマン(PS)の続編。複数のヴィランを従えたエレクトロとの対決を描いている。
- SPIDER-MAN PS2・GC・Xbox(2003年2月13日)
カプコンより発売された映画版を基にした作品。映画には登場しないヴィランも登場する。
- スパイダーマン2 PS2(2004年9月30日)、DS(2005年1月6日)、PSP(2006年10月31日)
タイトーより発売された映画版を基にした作品。映画には登場しないヴィランも登場する。
- アルティメット スパイダーマン DS(2006年5月25日)、GC(2006年6月29日)、PS2(2006年8月24日)
タイトーより発売された。ヴェノムと化したエディ・ブロックとの戦いをメインとして描いている。
- スパイダーマン3 PS2、PS3(2007年10月17日)、DS、Wii(2008年3月19日)
アクティビジョンより発売された映画版を基にした作品。映画には登場しないヴィランも多数登場する。
- アメイジング・スパイダーマン iOS、Android(2012年6月28日)
ゲームロフト、Beenoxが開発に手がけたスマートフォン・タブレット向けゲーム。原題「アメイジング・スパイダーマン」の映画をコンセプトにしている。
- アメイジング・スパイダーマン2 PS3、PS4(2014年9月4日)
映画版を基にしたスクウェア・エニックス発売のオープンワールド作品。海外ではXbox 360・Xbox Oneでも発売した。
- Marvel's Spider-Man PS4(2018年9月7日)
インソムニアックゲームズ開発、SIE発売のオープンワールド作品。街中をウェブ・スイングによって自由に駆け回ることができる。
- Marvel's Spider-Man Remastered PS5(2020年11月12日)、Windows(2022年8月12日)
Marvel's Spider-ManのPS5向けリマスター版。DLC「摩天楼は眠らない」を収録。2022年8月12日にグラフィックの最適化やウルトラワイドディスプレイなどに対応したWindows版が発売された。
- Marvel's Spider-Man:Miles Morales PS4、PS5(2020年11月12日)
SIEから発売された。2018年9月7日発売のMarvel's Spider-Manの続編。本作では新人スパイダーマンのマイルズ・モラレスが主人公。
- 以下はスパイダーマンが登場するマーベルのゲームなど。
- ザ・スーパー忍 MD(1989年12月2日)
- セガから発売されたアクションゲーム。珍しいことに敵ボスとして登場。初期版では著作権を侵害しそうな「そっくりさん」であったが、後期版ではセガがほかのゲームのためにマーベル社から版権を取得したので「本物」として登場。
- MARVEL SUPER HEROES アーケードゲーム(1995年11月)、SS(1997年8月8日)、PS(1997年9月25日)
- マーヴル側から「これまでのメディアで一番スパイダーマンらしい動き」と評価された。
- MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER アーケードゲーム(1997年3月)、SS(1998年10月22日)、PS(1999年2月25日)
- MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES アーケードゲーム(1998年2月)、DC(1999年3月25日)、PS(1999年11月11日)
- MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES アーケードゲーム(2000年3月)、DC(2000年03月30日)、PS2、Xbox(2002年9月19日)
- 上記2作はヴェノムも登場する。
- MARVEL ULTIMATE ALLIANCE Wii(2007年5月17日)、PS3(2007年6月28日)
- 海外ではPS2・Xbox・PSP・Xbox 360・GBAでも発売した。
- MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds PS3、Xbox 360(2011年2月17日)
- ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 PS3、Xbox 360(2011年11月17日)、PS Vita(2011年12月17日)、PS4(2016年12月3日)、Xbox One、Windows(2017年3月7日)
- Marvel's Avengers PS4(2020年9月4日)、PS5(2021年3月18日)
- PS4・PS5版のみ登場。専用イベント「スパイダーマン:大いなる力で」が追加されている。
- Marvel's Midnight Suns(英語版) PS4(発売日未定)、PS5(2022年12月2日)、Xbox One(発売日未定)、Xbox Series X/S、Windows(2022年12月2日)、Nintendo Switch(発売日未定)
- 以下は日本で未発売のゲーム
- en:Spider-Man: Battle for New York GBA・DS
- en:Spider-Man: Friend or Foe PS2・PSP・Xbox 360・Wii・DS・PC
- en:Spider-Man: Web of Shadows PS2・PSP・Xbox 360・Wii・DS・PS3・PC
- en:Spider-Man: Shattered Dimensions Xbox 360・Wii・DS・PS3・PC
- en:Spider-Man: Edge of Time Xbox 360・Wii・DS・PS3・3DS
- en:Marvel Nemesis: Rise of the Imperfects PS2・PSP・DS・Xbox・GC
- en:Marvel: Ultimate Alliance 2 PS2・PSP・DS・Xbox 360・PS3・Wii
- en:Marvel Super Hero Squad PS2・PSP・DS・Wii
- en:Marvel Super Hero Squad: The Infinity Gauntlet Xbox 360・PS3・DS・3DS
- en:The Amazing Spider-Man Xbox 360・PS3・PS Vita
- ザ・スーパー忍 MD(1989年12月2日)
- セガから発売されたアクションゲーム。珍しいことに敵ボスとして登場。初期版では著作権を侵害しそうな「そっくりさん」であったが、後期版ではセガがほかのゲームのためにマーベル社から版権を取得したので「本物」として登場。
- MARVEL SUPER HEROES アーケードゲーム(1995年11月)、SS(1997年8月8日)、PS(1997年9月25日)
- マーヴル側から「これまでのメディアで一番スパイダーマンらしい動き」と評価された。
- MARVEL SUPER HEROES VS. STREET FIGHTER アーケードゲーム(1997年3月)、SS(1998年10月22日)、PS(1999年2月25日)
- MARVEL VS. CAPCOM CLASH OF SUPER HEROES アーケードゲーム(1998年2月)、DC(1999年3月25日)、PS(1999年11月11日)
- MARVEL VS. CAPCOM 2 NEW AGE OF HEROES アーケードゲーム(2000年3月)、DC(2000年03月30日)、PS2、Xbox(2002年9月19日)
- 上記2作はヴェノムも登場する。
- MARVEL ULTIMATE ALLIANCE Wii(2007年5月17日)、PS3(2007年6月28日)
- 海外ではPS2・Xbox・PSP・Xbox 360・GBAでも発売した。
- MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds PS3、Xbox 360(2011年2月17日)
- ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 PS3、Xbox 360(2011年11月17日)、PS Vita(2011年12月17日)、PS4(2016年12月3日)、Xbox One、Windows(2017年3月7日)
- Marvel's Avengers PS4(2020年9月4日)、PS5(2021年3月18日)
- PS4・PS5版のみ登場。専用イベント「スパイダーマン:大いなる力で」が追加されている。
- Marvel's Midnight Suns(英語版) PS4(発売日未定)、PS5(2022年12月2日)、Xbox One(発売日未定)、Xbox Series X/S、Windows(2022年12月2日)、Nintendo Switch(発売日未定)
- セガから発売されたアクションゲーム。珍しいことに敵ボスとして登場。初期版では著作権を侵害しそうな「そっくりさん」であったが、後期版ではセガがほかのゲームのためにマーベル社から版権を取得したので「本物」として登場。
- マーヴル側から「これまでのメディアで一番スパイダーマンらしい動き」と評価された。
- 上記2作はヴェノムも登場する。
- 海外ではPS2・Xbox・PSP・Xbox 360・GBAでも発売した。
- PS4・PS5版のみ登場。専用イベント「スパイダーマン:大いなる力で」が追加されている。
- en:Spider-Man: Battle for New York GBA・DS
- en:Spider-Man: Friend or Foe PS2・PSP・Xbox 360・Wii・DS・PC
- en:Spider-Man: Web of Shadows PS2・PSP・Xbox 360・Wii・DS・PS3・PC
- en:Spider-Man: Shattered Dimensions Xbox 360・Wii・DS・PS3・PC
- en:Spider-Man: Edge of Time Xbox 360・Wii・DS・PS3・3DS
- en:Marvel Nemesis: Rise of the Imperfects PS2・PSP・DS・Xbox・GC
- en:Marvel: Ultimate Alliance 2 PS2・PSP・DS・Xbox 360・PS3・Wii
- en:Marvel Super Hero Squad PS2・PSP・DS・Wii
- en:Marvel Super Hero Squad: The Infinity Gauntlet Xbox 360・PS3・DS・3DS
- en:The Amazing Spider-Man Xbox 360・PS3・PS Vita
文化的影響
- フリークライマーのアラン・ロベールは、高層ビルに命綱無しで登ることから「スパイダーマン」と呼ばれている。
- レーシングドライバーのガブリエル・タルキーニはスパイダーマンのファンで、白地に蜘蛛の巣をデザインしたヘルメットを使用している。
- レーシングドライバーのエリオ・カストロネベスは、レースに優勝するとよく観客席の金網によじ登るパフォーマンスを見せることから、ファンや関係者から「スパイダーマン」と呼ばれている。
- 歌舞伎役者の中村獅童はスパイダーマンのファンで、映画のプロモーションの際、スパイダースーツを着て協力し、『アメイジング・スパイダーマン2』の日本語吹替え版ではエレクトロの声を担当した。また舞台のカーテンコールで、蜘蛛糸を投げスパイダーマン・パフォーマンスすることもある。
- DJ OZMAは2007年9月にユーロビートソング「Spiderman」を発表している(マーク・フォスターのカバー曲。原曲は『VIP MEGA EUROSTAR 3rd Stage』などに収録されている)。
- 小林よしのりの漫画『おぼっちゃまくん』の「シンパイダーマン」というキャラクターは、スパイダーマンのパロディである。
- アメリカでは、スパイダーマンに似たカラーリングのレッドヘッドロックアガマというトカゲがペットとして人気である。
- オーストラリアの学生によって『Italian Spiderman』というパロディ動画が作られ、動画共有サイトで人気を集めている。
- 『スパ淫ダーマン』(原題:Spiderbabe)は、スパイダーマンをパロディにしたポルノ映画である。
テーマパークのアトラクション
- ウェブスリンガーズ:スパイダーマン・アドベンチャー - 世界のディズニーパークにあるスパイダーマンのアトラクション。
- アメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン - 世界のユニバーサル・パークス&リゾーツにあるスパイダーマンのアトラクション。
参考文献
- 『マーベル・スタジオ・ビジュアル・ディクショナリー』デアゴスティーニ・ジャパン、2019年。ISBN 978-4-8135-2270-6。
- 『アベンジャーズ マーベルヒーロー超全集 (てれびくんデラックス愛蔵版)』小学館、2019年。ISBN 978-4-09-227211-8。
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