アニメ

スパイダーマン (1967年のテレビアニメ)


アニメ

原作:スタン・リー,

製作:グラントレー=ロレンス社クランツ・フィルム社,

放送局:ABC,東京12チャンネル⇒テレビ東京,



以下はWikipediaより引用

要約

スパイダーマン(Spider-Man: 1967 TV series)は、1967年(昭和42年)9月9日から1970年(昭和45年)6月14日までアメリカ合衆国のABCネットワークで放送されたマーベル・コミックのテレビアニメシリーズ。

概要

本作はカナダとの共同制作によって、1967年(昭和42年)9月9日から1970年(昭和45年)6月14日までアメリカ合衆国のABCで全3シーズン全52話が放送された。この番組では1963年(昭和38年)の漫画(コミカルタッチ)を元に作られている。後に何度もシリーズ作品が作られているため、ここでは旧アニメシリーズとして扱う。現在の配給はウォルト・ディズニー・テレビジョンが行っており、ライセンスはディズニー・エンタプライズが所有している。1994年にはTAS版が製作された(日本では2004年7月にカートゥーンネットワークで放送)。ただし、本作の著作権であるマーベルが2010年代まで本作と東映版を配信していた。

日本での展開

東京12チャンネル版・北海道テレビ放送版

この吹き替え版は東京12チャンネル⇒テレビ東京(現在)で1974年7月23日から新番組ロゴをつけないまま放送が始まっており、同年8月30日を以って一旦終わるが、同年10月10日に再放送された後、同年11月30日から続きが放送されるも、1975年3月29日を以って放送は終わる。これはザッツTVグラフィティにも載っている。1976年7月6日から8月31日までは北海道テレビ放送で全40話分ぐらいまで月曜~金曜 17時00分 - 17時30分で「スパイダーマン誕生」から放送されたようであり、朝日新聞によるとエピソードタイトルもあったが書かれないこともあったどころか再放送もあった、再放送回の最終話では「命令光線」で終了した模様。この吹き替えに関しては放送話数がアメリカのときと異なっており、先にラルフ・バクシ製作版から放送していた。ピーターの担当声優は富山敬。翻訳は滝沢ふじおが担当。日本語版制作はトランスグローバル。30分版では来週予告があるが、15分版には無い可能性あり。

ローカル局版

日本ではローカル局で1980年代から1990年代まで放送され(放送局を参照)、テレビ東京では『アニメランド』で1986年6月30日から11月20日まで15分番組として再放送された。こちらの吹き替え版からオリジナル版主題歌を起用するようになった。ピーターの声は田中秀幸、ベティは横尾まり。BGMとSEは異なる。来週予告は存在しなかった。普段ならこの時期は二か国語に対応しているはずだが、関東・関西の朝日新聞によると二か国語表記の掲載は無かった。

他にも日本語吹き替え版があったと思われたが、地上波放送(公共放送、民間放送)・BS放送・CS放送・ケーブルテレビともに全局では一切放送されておらず、日本語吹き替え版も存在しないことが確認された。動画共有サイト(Youtube、ニコニコ動画)で森川智之版を見たと名乗る人物がいるが、実際に存在しないようである。

本作による製作事情

適当な台本や演技、そして極端な低予算で知られる。低予算であったため、予算を倹約するためスパイダーマンのコスチュームの蜘蛛の巣柄は顔、腕とブーツだけになり、残りは無地になっていたが、胸と背中のクモは残された。また、前の放送分で使った一枚の絵を別の回で使い回すのを多用しており、ニューヨーク市上空を飛ぶシーン、ピーターが白いシャツを脱ぎ捨て下に着ていたスパイダースーツに着替えるところ、マスクを着用して変身するところなどは、すべて使い回しだった。登場人物の動きも最小限とされた。第1期は初回放送予定の日にちの3か月前の時点で完成しておらず、たとえば、"Farewell Performance"という回は1967年(昭和42年)8月の時点ではまだ収録中で、 アメリカ合衆国のリンドン・ジョンソン大統領(当時)の59歳の誕生日を新聞が報じている場面までしかできてなかった。シーズン1の制作元であるグラントレー=ロレンス社が倒産した後、シーズン2以降はラルフ・バクシ監督のもとクランツ社で制作されたが、予算はさらに劇的に減らされ、シーズン3に入るも予算の削減が激しくなり、このうち2話分(シーズン2 第8話『Phantom from the Depths of Time』とシーズン3 第10話『Revolt in the Fifth Dimension』)は『ロケット・ロビンフッド』2話分(『From Menace to Menace』『Dementia Five』)の動画をまるまる再利用し、登場人物のロビンフッドをスパイダーマンに差し替えただけで制作された。また、放映済みの分を最小限の変更だけ加えて再利用することも行われた。

この時期の幾つかのエピソードには、有名なSF/ファンタジー作家のリン・カーターが脚本を担当。

スパイダーマンのコスチュームには基本的な部分が抜けていた。コスチュームのクモの足が8本ではなく6本になっており、これをシーズン1を通してそのまま放送されてしまった。シーズン2では8本足のクモが描かれていたが、シーズン1の映像が再利用されている。

シーズン2とシーズン3のエピソードでは、原色調、色の濃さ、サイケデリックな映像、雰囲気のある音楽で構成されていた。バクシ氏は平凡な高校生のピーターの日常を描くが、「Criminals in the Clouds」ではフットボール・チームに参加させず、「Diamond Dust」では野球チームのスター投手に選ばれることもあった。いろんな女性とデートしているピーターだが、自分がヒーローであることを隠したり(Home)、スパイダーマンになって街を救っており(Swing City)、彼を待っている女性たちはカンカンになっていた。ピーターが長い間つきあっていたデート相手は「Criminals in the Clouds」に登場したスーザン・ショーで、エピソードごとに姿が異なるがシーズン3まで登場し続けた。

バクシ氏は、ピーターがスパイダーマンになるまでの経緯を描いた「スパイダーマンの誕生」を提供。この回では1968年7月に出版された「The Spectacular Spider-Man」第1号の「in the Beginning」を基に製作されている。放送される数ヶ月前、この本のエピソードにあるスタン・リーのセリフの一部をこの回に採用している。

テーマソング

本作のテーマソング『スパイダーマンのテーマ』は映画でも使われ、カバーもされた人気曲である。歌詞はアカデミー賞受賞者ポール・フランシス・ウェブスターによるもので、作曲はボブ・ハリスである。オリジナル版はトロントのRCAスタジオ(動画の制作と同じ場所)でカナダ放送協会所属の歌手12人(ビリー・ヴァン・シンガーズとローリー・ボウワー)を使って収録された。音楽はニューヨークのRCAスタジオで別撮りのものを合成した。歌手には収録分だけが支払われ、それ以降の再放送出演料は支払われていなかった。

サウンドトラック

シーズン1ではレイ・エリス作曲による「オリジナル・サウンドトラック」が使用されたが、シーズン2以降ではKPM(NFL等)、Capitol、Conroy、Josef Weinbergerといった音楽ライブラリを使用している。また、『マーベル・スーパーヒーローズ(邦題:まんがスーパー大集合)』のBGMも一部流用している。

スパイダーバース
コミック

2014年から2015年にかけて発表されたコミック『スパイダーバース』で、『アルティメット・スパイダーマン』のピーターとマイルスがアース67の世界で本作のスパイダーマンに会うシーンがある、そこではエレクトロ、グリーン・ゴブリン、バルチャー、ドクター・ノア・バディーとの戦いが見られた。この場面には、本作のエピソード『To Catch a Spider』が再現されていた。なお、本作の舞台であるアース-6799は旧世界と設定されている。

映画

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームでは、本作のエピソードをパロディに製作された場面が2つ存在する。1つ目はネッド・リーズがピーター・パーカーに話しかける場面、2つ目は3人のピーター・パーカーが混乱してどっちがスパイダーマンか見極めるという場面だった。前者は製作チームがどんなミームにしようかと考えているときにアンドリュー・ガーフィールドの名案で完成したもので、後者は映画の撮影中で自然に成功したものだった。

アニメ映画

2018年公開の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』に本作の偽スパイダーマンが登場し、こちらは本作のエピソード『Double Identity』の本物のスパイダーマンが倉庫の前にいる詐欺師を止めにやってくる前の場面を流用している。アース67の声はヨーマ・タコンヌが担当。また、この作品はミームとして有名だった。日本語吹き替え版は稲田徹(ノンクレジット)。2023年公開の映画スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースでも再びこのパロディが流れており、ミゲルから「スパイダーマンを捕まえろ!」と命令されると、全種のスパイダーマンたちは「君か?」と混乱してしまう。スパイダー・ソサエティと一緒にマイルズ・モラレスを追っているとき、彼はパンチをした直後に筋肉をつってしまう。

ネットミーム

ネットの時代により、この作品のネットミームは数多く知られている。英語で書かれているものは、本編の台詞にはないこともある。上記でも伝えたように、映画でも使われている。この「Walloping Web Snappers!("ウォロピング・ウェブ・スナッパーズ"と発音する)」というセリフは海外では有名なほどで、スパイダーマン/ピーター・パーカー役のポール・ソールズが自身のホームページのフラッシュでそのセリフを引用していた。現在は運営しておらず、削除されている。

登場人物

日本語版については、検証可能な吹き替え版のみ掲載。

メイン

スパイダーマン/ピーターパーカー

声 - ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 富山敬(初代)、田中秀幸(2代目)
フリーカメラマンの青年。既にミッドタウン高校を卒業しており、ニューヨーク州立大学エンパイヤ・ステート校に通っている。
スパイダーマンに着替える前、場合によっては手腕に付けているクモ糸発射装置「ウェブ・シューター」を調整チェックをすることがある。
スパイダーセンスについては音は鳴らず、視聴者では分からないような自分で感じるものだった。

ジェイ・ジョナ・ジェイムソン

声:ポール・クリグマン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、北村弘一(2代目)
ピーターの上司であり、デイリービューグルの社長、通称JJJ。

ベティ・ブラント

声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、横尾まり(2代目)
デイリービューグルの女性秘書だが、スパイダーマンのこともピーターのことも信頼しており、(彼女にとっても)良い上司とは言えないジェームソン社長といつも対立している。

ニューヨーク市警察

オマリー

声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ニューヨーク市警察に勤務している警備員
オブライエン

声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ニューヨーク市警察に勤務している巡査
ネッド・ステイシー

声:レン・カールソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
コミックではジョージ・ステイシー
ニューヨーク市警察に勤務している警部、シーズン2の最終話に登場。

ピーター・パーカーの家族

メイ・パーカー

声:トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ピーターのおばあさん。通称では、メイおばさん。いつもピーターの面倒をみている。
ベン・パーカー

声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 松岡文雄(初代)、不明(2代目)
ピーターの叔父であり、メイの夫でもある。通称では、ベンおじさん。
甥であるピーターに心優しくしており、ピーターにとっては両親みたいな存在だったが、映画スタジオから逃げてきた銀行強盗に殺されてしまう。

コナーズ博士の家族

グレース・コナーズ

声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
コナーズ博士の妻
ビリー・コナーズ

声:ビリー・メイ・リチャーズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
コナーズ博士とグレースの息子

ピーターの関係者

リザード / コナーズ博士

声:ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
スマーター博士

声:ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、矢田稔(2代目)
ロボットとロケットを開発している博士。
メリー・ジェーン・ワトソン

声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ピーターのガールフレンド、シーズン3から登場。
本作の設定では、ネッド・ステイシーの姪とされている。

キャッスル・シアター

ブラックウェル

声:、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
キャッスル・シアターで活躍している大物マジシャン。
エミリー・ソーンダイク

声:、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
キャッスル・シアターの舞台女優。
ジェームス・ブース

声:、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
キャッスル・シアターの舞台俳優。

ヴィラン

ドクター・オクトパス

声:バーン・チャップマン→トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 南利明(初代)、田中康郎(2代目)
ミステリオ

声:クリス・ウィギンス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
エレクトロ

声:トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、広瀬正志(2代目)
ヴァルチャー

声:ポール・ソール→ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、加藤治(2代目)
グリーン・ゴブリン

声:カール・バナス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、西村知道(2代目)
ライノ

声:ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、加藤治(2代目)
サンドマン

声:トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
スコーピオン

声:カール・バナス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
キングピン

声:ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、加藤治(2代目)
マグニートー

声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ヘンリー・スマイス

声:ヘンリー・レイマー、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
コミックとそれ以降のシリーズではスペンサー・スマイス。

プロッター

コミック版とそれ以降のシリーズではエンフォーサーズ

ボス

声:ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
プロッターのリーダー、名前は語られなかった。
カウボーイ

声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
プロッターの手下、ロープを使う極悪人。
オックス

声:ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
プロッターの手下、いつも腹ぺこな極悪人。

オリジナル・ヴィラン

ノア・バディー

声:ヘンリー・ラマー、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
透明人間のように透明になれる装置を発明した極悪人。
ファントム

声:マックス・ファーガソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
5番街の何処かに隠れている謎の極悪人。
ミス・トラブル

声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
本屋のオーナーで、パンドラの箱を持つ極悪人。
ドクター・フォン・シュリック

声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
スタン・パターソン

声:アルフィー・スコップ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
1人目のハエ男、リーとは仲の良き悪い弟。
リー・パターソン

声:ポール・キングマン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
2人目のハエ男、スタンとは仲の良き悪い兄。
ファンタスティック・ファキール

声:ポール・ソール(英)、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
アラビア人。魔法のフルートで動物などを動かしたりできる。
パラフィーノ

声:レン・カールソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
『パラフィーノの蝋人形館(Parafino's Wax Museum)』を経営している極悪人。
ハーレイ・クリブドン

声:クリス・ウィギンス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
オーストラリア人のハンター。
チャールズ・カメオ

声:クロード・レイ→カール・バナス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
元々は俳優だったが、あまり評判にならないので犯罪の世界へと飛び込んだ。
コテップ

声:カール・バナス、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ファラオの地から誕生した魔術師。
コガ

声:ギリー・フェンウィック、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
魔法でニューヨークを乗っ取ろうとした中国人のヴィラン。
クライブ

声:トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
元映画プロデューサー。スピリットスコープという武器でブロットという黒い生き物を作って蘇らせた。
デスペラード

声:バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、広瀬正志(2代目)
カウボーイの青年。ニューヨーク市内で強盗を何度か連続して罪を犯した。
キャロル

声:ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ニューヨーク州に住んでいたエイリアン、本名は不明。キャロルの両親は、キャロルの父だけ登場している。どちらもウェブシューターが使える能力がある。
インフィナータ

声 - クリス・ウィギンス、日本語吹き替え版 - 加藤清三(初代)、不明(2代目)
「宇宙の図書館を追え」に登場する赤い骨のような怪物。
ヴェスパシアン

声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
透明の薬を発明した科学者、ブルータスという犬を飼っている。日本放送時の名称ではヴェスパシアン博士とドクター・ヴェスパシアンで2種類存在する。
ドクター・ザップ

声 - トム・ハーヴェイ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
アーヴィング・コールドウェルが発明した反重力機能を搭載のアストロヘルメットの秘密を知りたがる悪者。
スカーフ

声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
スカーフ集団のリーダー。ブロードウェイで集団の仲間たちと一緒に現金を強奪したり、観客に笑いガスを仕込ませて高級アクセサリーを盗んで逃走したこともあったが、無事に脱出するも警官に囲まれてスパイダーマンに殴られた後に現行犯で逮捕された。

その他

スカイボーイ/ヤン・コールドウェル

声 - レン・カールソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ドクター・ザップに連れ去られた父を探すため、アストロヘルメットを着けてスカイボーイに変身する。
アーヴィング・コールドウェル

声:ポール・ソールズ、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
アストロヘルメットを発明した科学者、ヤンの父。ドクター・ザップに攫われているところをスパイダーマンに助けられた。
スロート

声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
銀行家の男性
スーザン

声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ポリー

声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
ソーニャ

声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
船長

声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
幽霊船のエピソードに登場。
アソム

声 - ペグ・ディクソン、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
「宇宙の図書館を追え」に登場。惑星ゴ―ス(富山敬版ではカマサ遊星)がインフィナータに攻撃され、スパイダーマンにゴ―ス惑星の図書館のディスクを渡した後、死亡している。
パルド

声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
「パルドからのおくりもの」に登場。ニューヨーク市に劇場で市民を洗脳させ、街に巨大ネコを出現させて住民たちに恐怖を浴びせていた。
サブゼロ

声 - ?、日本語吹き替え版 - 不明(初代)、不明(2代目)
氷の宇宙人、冥王星在住。故郷に帰れなくて困っているため、スマーター博士に頼んで修理してもらい、ダイヤのロケット(元々は氷山)で冥王星に帰還した。
ナレーション

声 - バーナード・コワン、日本語吹き替え版 - 石井敏郎(初代)、不明(2代目)

主題歌

オープニング・エンディング『スパイダーマンのテーマ』
歌:カナダ放送協会所属の歌手12人(ビリー・ヴァン・シンガーズとローリー・ボウワー)
日本初上陸当初は「くも人間」という歌詞になっていたが、1980年代に入ってからは英語オリジナル版を流用している。
当初はカタカナの「スパイダーマン」が躍る場面が見られたが、1980年代の放送以降では「SPIDER-MAN」になっている。
近代映画社が発行しているスクリーンのアメコミ特集(1978年頃、何月号かは不明)で、本作の日本語版オープニング映像の終盤部分を確認することができる模様。

各話リスト

シーズン話数放送期間
初回放送最終回放送
1全20話(38回)1967年9月9日 (1967-09-09)1968年1月20日 (1968-1-20)
2全19話(19回)1968年9月14日 (1968-09-14)1969年1月18日 (1969-1-18)
3全13話(20回)1970年3月22日 (1970-03-22)1970年6月14日 (1970-6-14)

初代吹き替え版と2代目吹き替え版の出典

シーズン1
シーズン2
シーズン3

話数不明もしくは原題不明のエピソード(初代吹き替え版)

  • 第52話「ジェイムスン編集長ついに勝つ」

原題不明のエピソード(2代目吹き替え版)

  • 1985年5月11日放送「赤鬼に金棒」
HTB放映分

1976年放映分(全41話)の完全版をここに書き写す。2話編成の回はAパートしか掲載されていなかったため、当時の視聴者が頼りとなる(原題も含めておく)。一部回については既に台本にて判明しているが(No.1「スパイダーマンの誕生(仮題:快傑くも人間の誕生)」、No.16「マイナス280度」、No.21「博士を襲った異常な結末/ブロードウェイ作戦」、No.26「宇宙の図書館を追え」)、以下の通り再放送のせいでNo.26がズレている。

話数 サブタイトル 原題 放送日
1 スパイダーマン誕生 the origin of spider-man 1976年
7月6日
2 キングピンをたおせ King pinned 7月7日
3 黒雲にひそむもの Criminal in the Clouds 7月8日
4 地底の世界 Menace From the Bottom of the World 7月9日
5 7月12日
6 五次元映画の恐怖 Blotto 7月13日
7 7月14日
8 よみがえった魔王 The Evil Sorcerer 7月15日
9 南の島に土人がいた Cloud City of Gold 7月16日
10 怪獣ドンドロ S2EP? 7月19日
11 レッツゴータイムマシーン! 7月20日
12 幻のインカ帝国 不明(シーズン2) 7月21日
13 世界を破滅せよ 不明(シーズン2) 7月22日
14 続・地底の世界 Spider-man Battles the Molemen 7月23日
15 宇宙の雷鳴 不明 シーズン2? 7月26日
16 マイナス280度 Cold Storage 7月27日
17 強敵!スカイボーイ Spiderman meets Skyboy 7月28日
18 スパイダーマンをあばけ/? 不明(恐らく2話編成) 7月29日
19 鳥人はげたか
???
第1期もしくは第3期 7月30日
20 スカイハーバー Sky Harbor
The Big Brainwasher
8月2日
21 博士を襲った異常な結末
ブロードウェイ作戦
The Vanishing Dr. Vespasian
Scourge of the Scarf
8月3日
22 巨人植物襲来 Vine 8月4日
23 雪だるまの怪
?
The Trouble Snow
Spider-Man vs. Desperado
8月5日
24 真夏の吹雪 不明(シーズン2か3にあったと思われる) 8月6日
25 不明 8月9日
26 コナー博士の失踪
???
Where Crawls the Lizard
Electro, the Human Lightning Bolt
8月10日(再)
27 悪党スパイダーマン
???
8月11日
28 不明 8月12日
29 サソリに近づくな!
???
Sting of the Scorpion
???
8月13日
30 不明 8月16日
31 ブライトアゲン 8月17日(再)
32 ダイヤモンドと豪速球 Diamopnd Dust 8月18日
33 オクトパスマン大あばれ The Power of Dr. Octopus
Sub-Zero for Spidey
8月19日
34 宇宙の図書館を追え Revolt in the Fifth Dimension 8月20日
35 ヨロイをつけた怪盗 シーズン3にある白騎士の決闘回 8月23日
36 ナゾの流星襲来! 8月24日(再)
37 強烈サイ男 Horn of The Rhino 8月25日
38 鉄を食うロボット Diet of destruction 8月26日
39 脱獄した電撃男
???
killowatt kaper
???
8月27日
40 またまた突進!サイ男
???
Rhino
???
8月30日
41 恐怖の命令光線 8月31日(再・終)

放送局

放送局 放送期間 放送時間 放送回数 備考
東京12チャンネル版
東京12チャンネル 1974年7月23日 - 8月30日 火曜 - 金曜 9時30分 - 9時50分 24回分 以下、42話分の放送
1974年10月10日 木曜 11時00分 - 11時15分 1回分 夏休みに放送したエピソードを1話だけ選んで再放送されたと思われる。
1974年11月30日 - 1975年3月29日 土曜 18時00分 - 18時15分 18回分
関西テレビ 1975年1月11日 -6月14日 土曜7時15分 - 7時30分 全23話
北海道テレビ放送 1976年7月6日 - 8月31日 月曜 - 金曜 17時00分 - 17時30分 全40回ぐらい
中国放送 1970年代後半 金曜 17時15分 - 18時00分 42回分? 東映版とセットで放送
ローカル局版
サンテレビ 1981年4月27日 - 11月23日 月曜 - 金曜 18時15分 - 18時30分 全104話
1987年4月6日 - 1988年2月1日 月曜 - 金曜 18時15分 - 18時30分
三重テレビ 1982年12月13日 - 1983年3月2日 月曜 - 土曜 18時15分 - 18時30分 全43話
福井テレビ 1983年頃 月曜 - 金曜 17時10分 - 17時25分 全104話
KBS京都 1985年4月2日 - 8月23日 毎日 17時55分 - 18時10分
奈良テレビ 1980年代 火曜 18時00分 - 18時15分 確認中
テレビ埼玉 1989年4月28日 - 1991年6月7日 金曜 10時30分 -10時45分 全104話
岐阜放送テレビ 1989年4月24日 - 1991年1月14日 月曜 18時30分 - 18時45分 全89話
テレビ東京 1986年6月30日 - 11月20日 月曜 - 金曜 8時00分 - 8時15分 全104話 15分番組、テレビ東京系列4局での放送。
テレビ愛知
テレビ大阪
テレビせとうち

東京12チャンネル 土曜18:00 - 18:15
前番組 番組名 次番組
スパイダーマン
(1974年11月30日 - 1975年3月29日)

ホームメディア

アメリカでは過去にVHSビデオを1980年代・1990年代・2000年代に発売したことがあり、中でも1981年のアニメ版(カナダのみ)と平成アニメ版のDVDに映像特典として収録されたこともある。2008年と2009年に、カナダのモーニングスター・エンターテインメントからDVDがリリースされているが、こちらはVHSとベータマックスからコピーされた物だった。2004年にはブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント(5年後にウォルト・ディズニー・カンパニーがマーベルを買収)から『Spider-Man: 67 Classic Collection』のタイトルでDVD-BOXがリリースされた(リージョン1のため日本での視聴には対応の再生機器やDVD-ROMドライブ用のパソコンが必要)。これは全52話の本編を完全収録しているが、CM宣伝用や次回予告のバンパーは1回分のみ収録、しかし前52話の本編はVHS及びDVDでも無修正のまま収録しているために映像と音声が同期されていない回が存在する。因みにシーズン2放送時のオープニング映像は収録されておらず、シーズン1のものが使われている。 2008年11月10日にはイギリスの販売会社『リベレーション・エンターテインメント』が最初のシーズンを収録したリージョン2のDVDをリリース。その後、同国の販売会社『ClearVision(クリアビジョン)』もリージョン2の権利を取っている。

ネット配信

アメリカでは過去にNetflixで配信されていたが、Disney+では配信されていない。日本のディズニープラスでの配信も未定。