スピリットサークル
ジャンル:ファンタジー,輪廻転生ファンタジー,
題材:転生,
漫画
作者:水上悟志,
出版社:少年画報社,
掲載誌:ヤングキングアワーズ,
レーベル:ヤングキングコミックス,
巻数:全6巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『スピリットサークル』は、水上悟志による日本の漫画作品。『ヤングキングアワーズ』(少年画報社)において、2012年7月号から2016年5月号まで連載された。
あらすじ
中学2年生の桶屋 風太のクラスに転入生がやってきた。霊が視える風太は、転入生・石神 鉱子にイーストという背後霊が憑いていることに気づく。風太はイーストに話しかけないようにしていたが、その日の放課後、鉱子と別れる際にイーストに話しかけられ、つい返事をしてしまう。風太にイーストが視えていることに気づいた鉱子はそれまでと態度を一変、スピリットサークルで風太を殴りつけ、風太に過去生を見せる。
過去生
自身の過去生(いわゆる前世)を視ることができる道具「スピリットサークル」を使い、風太と鉱子はいくつもの過去生を視る。過去生の順序は時代順ではなく、また、視る過去生の順序は風太と鉱子で異なる。以下の過去生の順序は、風太が視た順序である。
第二章「フォン」
第三章「ヴァン」
第四章「フロウ」
第五章「方太朗」
第六章「ラファル」
「寝台」に勤めて3年程経った頃、ラファルとラピスは所長・クラーロから2つの質問をされる。
第七章「風子」
風太たちの「現代」のパラレルワールドのような過去生(フルトゥナいわく「(風太の主観順序では)座標の時空値がほぼ一致、可能性値のズレだけ」)。
第一章「フルトゥナ」
他者の生死に対してあまりにも頓着の無いフルトゥナにコーコはサークルを奪い取って別行動をする。その後もフルトゥナの行動は変わることは無く、学術都市ひとつを死霊兵に換えて居座り「死霊王」と呼ばれるようになる。10年が過ぎ、成長したコーコに殺されそうになったことで漸くレイの言葉の意味に気づいたフルトゥナだったが、今生ではもう手遅れだと考え、コーコと相討ちとなった。
登場人物
現代
桶屋 風太(おけや ふうた)
石神 鉱子(いしがみ こうこ)
スパスシフィカ
第二章「フォン」
フォン
ストナ
第三章「ヴァン」
ヴァン=フランティア
黒髪の魔女
ヴァンの弟
第四章「フロウ」
フロウ
ロカ
クティノス
アルボル
第五章「方太朗」
梶間 方太朗(かじま ほうたろう)
岩菜(いわな)
大林雷太(おおばやし らいた)
第六章「ラファル」
第七章「風子」
石神井 (しゃくじい)
第一章「フルトゥナ」
フルトゥナ
風太の過去生。スピリットサークルを創り出した当人であり霊学の天才だが、同時に他人の命の大切さといったものを全く理解できない精神的欠落を持つ。
イーストを救うためにスピリットサークルで街の霊力をかき集め、霊力炉の爆発を引き起こして指名手配されるが、死霊兵を操り逆に都市を壊滅させて死霊王と呼ばれるようになる。
コーコと相討ちとなって死亡するが、転生せずに未来生である風太の身体を乗っ取る。鉱子との戦いの最中サークルを奪い返して宇宙との一体化を成し遂げようとするが、宇宙人からもらった虫取り網「ソウルキャッチャー」と風太を含めた過去生(フルトゥナにとっては「未来生」)によって封じられる。転生ではなく、「自身によるやり直し」に拘泥していたが輪廻に還り、風太へと続く魂の旅に出る。
用語
スピリットサークル
フルトゥナによると完全無属性の万能霊素によって出来た「次元干渉環」。霊素を吸収する事で霊体を切り裂く武器から、死霊兵の生成、宇宙の全てをエネルギーに変換して自身に集めること(宇宙との同一化)も可能。
転生(てんせい)
作中ではラファルが、死なずに眠り続ける亜生者の存在が魂を縛り付けて生まれてくる者を減らしていると考えていたが、これもフルトゥナに言わせると単に転生する魂たちにとって「人気のない時代」というだけだった。
書籍情報
- 水上悟志 『スピリットサークル』 少年画報社〈ヤングキングコミックス〉、全6巻
- 2012年12月24日初版発行(2012年12月10日発売)、ISBN 978-4-7859-3983-0
- 2013年8月13日初版発行(2013年7月30日発売)、ISBN 978-4-7859-5097-2
- 2014年4月17日初版発行(2014年4月3日発売)、ISBN 978-4-7859-5255-6
- 2014年12月13日初版発行(2014年11月29日発売)、ISBN 978-4-7859-5433-8
- 2015年9月12日初版発行(2015年8月29日発売)、ISBN 978-4-7859-5433-8
- 2016年6月24日初版発行(2016年6月10日発売)、ISBN 978-4-7859-5793-3