スマリシリーズ
以下はWikipediaより引用
要約
『スマリシリーズ』は、遠藤淑子による日本の漫画のシリーズ。『MELODY』(白泉社)にて1998年から2002年まで不定期で掲載された。コミックスは同社から刊行され、「スマリたち」までが『スマリの森』(花とゆめコミックス)にまとめられた。それ以降に描かれた「スプリングレイン」は『解決 浪漫倶楽部』(ジェッツコミックス)に収録されている。2011年9月、『スマリの森』収録分は同タイトルで白泉社文庫版が刊行されたが、「スプリングレイン」はこの中に収録されなかった。
概要
北海道に棲むアルビノのキタキツネ・スマリとその弟達の目を通して自然の厳しさやその中で生きる動物達の姿を描く。
シリーズタイトル一覧
コミックスにおける収録順に沿う(一部発表順と入れ替えられている)。括弧内は『メロディ』における掲載号。
- スマリの森(1998年3月号)
- シード(1998年12月号)
- ハート(2000年2月号)
- グースベリー(2000年6月号)
- ワイルドフラワー(1999年6月号)
- サマータイム(2000年8月号)
- グラスランド(2001年7月号)
- スマリたち(2001年9月号 - 11+12月号合併号)
- スプリングレイン(2002年5月号) - 番外編扱い(コミックス『解決 浪漫倶楽部』での注釈による。)
描写の特徴
主要な登場キャラクターであるキタキツネたちは多くのシーンでは擬人化されて描かれているが、人間が登場するシーンや遠くから俯瞰するシーンなどではキタキツネ本来の姿で描かれる。なお、擬人化といっても耳やシッポなどの動物的な特徴は残さず、毛皮の色が服の色になる程度で、一見すると人間と同じように描かれている。この手法は作者のかつての作品「雷鳥さんさようなら」でも用いられていた。一方、キタキツネ以外の動物は擬人化されていない。
主な登場キャラクター
キタキツネたちの名前はアイヌ語からとられている。
スマリ
丹頂鶴(たんちょうづる)
レラ
イタチ親分(イタチおやぶん)
イチロ