スレイヤーズ
小説
著者:神坂一,
掲載誌:月刊ドラゴンマガジン,
レーベル:富士見ファンタジア文庫,
連載期間:1989年10月号 -,
巻数:既刊52巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『スレイヤーズ』(Slayers)は、神坂一による日本のライトノベル。イラストはあらいずみるい。シリーズ本編は富士見ファンタジア文庫(富士見書房)より1990年1月から刊行され、短編は月刊ドラゴンマガジン(富士見書房)にて1989年10月号から連載された後、同文庫から刊行されている。ヒロイック・ファンタジーにも分類される。第1回ファンタジア長編小説大賞〈準入選〉受賞作。2022年1月時点でシリーズ累計部数は2000万部を突破している。
概要
本作は基本的に主人公・リナ=インバースの視点で描かれる一人称小説である。ただし外伝においては、一部に別のキャラクターの視点および三人称形式のエピソードもある。ファンタジア長編小説大賞の第1回では大賞作品が出ていないため、事実上の最優秀作品。本作は1989年の同賞受賞後シリーズ化され、続編や外伝が「月刊ドラゴンマガジン」(富士見書房)で連載されたのちに、単行本として富士見ファンタジア文庫から刊行されている。
富士見ファンタジア文庫において、長編系統と短編系統を並行して発表するという手法を取り入れた作品でもある。この手法は以後の富士見ファンタジア文庫の多くの作品で踏襲されており、他レーベルのライトノベル作品や漫画作品でも同様の手法のものが発表されている。
本編自体は2000年発刊の第15巻『デモン・スレイヤーズ!』で一旦完結しているが、その後もギャグ中心の外伝『スレイヤーズすぺしゃる』が継続して連載。「月刊ドラゴンマガジン」創刊号から連載されていた『風の大陸』(竹河聖)の連載が2005年3月号をもって終了したことにより同誌掲載作品の中では『すぺしゃる』が最長となった。2008年から『スレイヤーズすまっしゅ。』に改題され継続されていたが、2011年春の連載で約20年に渡る「月刊ドラゴンマガジン」での連載が終了したことが明かされた(『スレイヤーズ すまっしゅ。』の終了という意味ではない)ため、2018年現在の時点では休止状態になっている。一方で本編は2018年の16巻『アテッサの邂逅』発刊により18年ぶりに再開され、「ドラゴンマガジン」2019年7月号にて正式に第三部の展開が開始されることが発表された。
slay の一般的な意味は「殺害する」「絶滅させる」であるが、「(冗談などで人を)笑わせる、唸らせる」の意味もある。本編は魔族を滅すると言う意味での slayers だが、外伝の『すぺしゃる』では、読者を爆笑させるという意味で slayers であると著者は短編(旧版8巻の時点)のあとがきに記している。
本編は先述のように一旦終了していたが、メディアミックスにおいて、第3部に相当する作品が展開されている。
あらすじ
原作の時間軸は、外伝『すぺしゃる』『すまっしゅ。』が本編より前の話で、本編は、第8巻『死霊都市の王』までが第一部、第9巻『ベゼルドの妖剣』以降が第二部と分けられている。また『すぺしゃる』も第8巻『恐るべき未来』を境にして第一部・第二部と便宜上分けられている。
『すぺしゃる』
『すまっしゅ。』
第1巻『スレイヤーズ!』
第一部
第二部
第三部
ルーク=シャブラニグドゥとの戦いを終え、一度実家のゼフィーリアに帰宅する事を決めたリナとガウリィ。その途中、アテッサの町にてアメリア、ゼルガディスの二人と再会し、共に「フォレストハウンド」との一件を解決しつつ、首都近くのラトカの町に到着するもそこで「ノースト」という名前の流れ者がいる事を聞き、名前から覇王グラウシェラーの腹心の一人ではないかと推測してノーストと対面。予想通り、覇王将軍だったノーストはシェーラの名前を出した途端、二人を閉鎖空間に閉じ込めるもリナの名前を聞くと戦意を喪失。二人を元の世界に戻すもそこは元のラトカの町ではなく、同じ名前ではあるが見覚えのない街並みだった。情報を整理していくとそこは結界の外の世界である事が判明。かくして二人は結界の中の世界に帰還すべく旅を開始するのだった。
主な登場キャラクター
世界観
『スレイヤーズ』の世界は、ヨーロッパを基調としており、人間以外にドラゴンやエルフ、ゴブリンなども存在する。典型的なファンタジー世界となっている。魔法も日常に当然に存在し、その発生メカニズムや個々の術の作用も、断片的ながら系統立てて語られている。
リナたちのいる世界の構造は、「『混沌の海』に立てられた杖の上に平面世界が皿のように乗っている構造となっており、この世界以外にもいくつかの他世界が存在する。それぞれの世界では、『魔王』と『神』が互いに勢力を争って抗争している。魔王はこの世界を支える杖を欲して世界を滅ぼそうとしている」という世界観が通説となっている(『杖の上の平面世界』という点に関してはリナは疑問視しているようだが)。リナたちの世界でも、「赤眼の魔王(ルビーアイ)」シャブラニグドゥと「赤の竜神(フレアドラゴン)」スィーフィードという、赤を象徴する魔王と神が争い、約5000年前に赤眼の魔王は七つに分けられて封印され、赤の竜神は分身を四体残して滅びている。宗教はスィーフィードとその分身を信仰の対象にしているのが一般的だが、魔王を信仰する邪教集団も存在する。
なお、他世界の様子の一部は、同原作者のSF小説『ロスト・ユニバース』中にて描写されている。
魔族
本作において魔族は、全ての生きとし生けるものにとって最大の脅威として描かれている。矛盾を内包した存在よりも、完全なる秩序に満ちた無を望み、世界を滅ぼしたその後は自分達をも滅ぼして、世界ごと混沌へと帰ることを目的としている。したがって、存在し続けることを望む生物とは決して相容れない存在である。魔族は怒りや不安、恐怖、悲しみといった人間の負の感情を糧としており、これらを得るために時として積極的に人間に危害を加える。 各魔族についてはスレイヤーズの超常的存在を参照。
純魔族
ただし純粋な精神生命体である魔族は、己のもつ力こそがその存在の拠り所であり、他の存在に頼ることはそれだけで自らの存在を危うくすることとなる。したがって純魔族は人間などと異なり、他者の力を借りる術を用いることができない。同様に純魔族は、単なる捕食対象にすぎない人間に対して、己の存在が揺らぐために本気の攻撃ができず、そこに人間の付け入る隙がある。
魔族は基本的に、魔王-高位魔族(ダメージを受けても人間の姿のまま)-中位魔族(ある程度のダメージで人間の姿を取れなくなる)-下位魔族(元から人間の姿を取れない)の序列に分かれている。魔族の力の目安に、「いかに人間に近い姿がとれるか」というものがあり、基本的に人の姿をとれる魔族はそうでないものに比べて強力ということになっている。下位魔族はきちんとした人間の姿をとることが出来ず、顔の半分がのっぺらぼうだったり、半透明の巨人だったりと、人間っぽい形をした化け物といった姿しか取れない。また中位魔族の場合も、ある程度力を失うと人の姿をとることが出来なくなる。
なお、魔族の死とは、大幅にダメージを負い、物理世界へ現れる力を失った状態を指す。対して、滅びとはその存在が完全に消え失せた状態を指す。そのため、たとえ死んだとしてもやがて力を回復して復活するが、滅びた魔族は二度と復活しない。
魔王の腹心をはじめとする高位魔族は一般にはその実在を確認する術がない為、実際にその力を借りる魔法を使える魔導師たちにすら概念的な物としか捉えられず実在を否定されていたが、リナによって魔竜王ガーヴと冥王フィブリゾが滅びたしばらく後、セイルーンにてガーヴの力を借りる魔法である魔竜烈火砲が使えなくなっている事が実証され、その実在と消滅が魔導師協会に知れ渡る事になった。
亜魔族
亜魔族は知能が低く、物理的な実体がある為通常の物理攻撃でもダメージを与えられる。ただし、その皮膚は三流剣士のなまくら剣などはじき返し、純魔族同様四大元素の力を借りた術も殆ど効かない。更に、咆哮1つで複数の炎の矢や槍を生み出しこれを攻撃に用いる。作中では、非常識に強いリナ達に雑魚扱いされているが、一般人から見れば亜魔族でも十分脅威の存在である。
本来自我の強い人間には憑依してもデーモンにはならないが、何らかの方法で自我を破壊して憑依すればデーモンになる。その場合元となった人間の運動能力次第では純魔族並みの力を持つデーモンを生み出すことができる。自我の強い人間に憑依すると人間がデーモンの能力を身に付ける。
なお、高位の魔族にむりやり具現させられた場合には、物理世界でも存在することができる。
魔法
この世界の魔法は、混沌の言語(カオス・ワーズ)と呼ばれる呪文によって因果律を狂わせ、精神世界面(アストラル・サイド)に干渉して引き出す力とされる。高度な術はこれに加えて特殊な身振りや道具、魔法薬を必要とする。魔力が高い種族なら呪文は必要なく、簡単な動作や声などで使うことができる。系統としては、力を借りる相手となる者によって黒魔術、精霊魔術、神聖魔法に大別されるが、用途に合わせて各系統の一部を攻撃呪文とし、それ以外と分けることが実際には多い。
また、詠唱の為のルールは全ての呪文に基本的には共通しているが、アニメ版の神聖魔術は使用言語が異なっているようではある。「破砕鞭(バルスロッド)」と「獣王牙操弾(ゼラス・ブリッド)」、「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」と「重破斬(ギガ・スレイブ)」のように、術のメイン構成文がまったく同じでも、力を借りる者が異なれば威力も現象もまったく異なる術になる。精霊魔術でもアレンジを加える事で形を変えたり、任意の地点で炸裂させるといった事が可能。「火炎球(ファイアー・ボール)」と「氷結弾(フリーズ・ブリッド)」がぶつかり合うと消滅したり、「氷窟蔦(ヴァン・レイル)」を二人同時に使うと氷の竜になったりと二つの魔法が干渉しあって強化されたり、打ち消しあう事もある。
なお、人間の間で魔法が高度に発達しているのは結界の中だけであり、結界の外では手品程度の物しか扱えない。アニメ版「TRY」での設定だったが、同じく結界の外が舞台となる原作第三部でも同様である。
黒魔術(黒魔法)
精霊魔術(精霊魔法)
白魔術が精霊魔術の一部でしかないのは、この世界では長らく魔族の結界により神の力が届かないでいたからで、奇跡や祝福に属する"それっぽい"術などが白魔術と呼ばれている。ただし、「超巨大あとがき」による作者の見解では、冥王・魔竜王が滅びて以降は魔族の結界にほころびが発生しており、理論上は一般的な意味での白魔術が使用可能とのことだが、原作中では誰もそのことに気付く描写は無い。結界の力が及んでいない外の世界では地、火、空竜王の力を借りた術なども自由に扱う事が可能。術によっては素養と訓練次第で人間の魔力容量でも使用可能。
魔族であっても必要があれば使用は出来るが、黒魔術を使えないのと同じ理由で自身にダメージを受ける。また、レッサーデーモンが使う「炎の矢」は実は精霊魔術ではなく、自らの魔力で具現させた物である(純魔族ではないので他者の力を借りた術を使ってもダメージはないが)。
神聖魔法
その他の術および補足
混沌の言語(カオス・ワーズ)
力あることば
武器・道具
光の剣
斬妖剣(ブラスト・ソード)
餓骨杖
祝福の剣(ブレス・ブレード)
宝石の護符(ジュエルズ・アミュレット)
エルメキア・ブレード
賢者の石
魔血玉(デモン・ブラッド)
レグルス盤
呪法球(ルーン・オーブ)
用語
魔道士
呪術士
魔道士協会
活動内容は魔道士になりたい者から授業料をもらって講義をする、所蔵している魔道書などの書物を閲覧させる、魔道士が行っている研究への援助などの教育・育成活動。害のない簡単な呪文を一般市民に有料で教える、旅の魔道士に仕事を仲介して仲介料を徴収する、有料で「隔幻話(ヴィジョン)」を用いたメッセージサービスを行う、神がかった魔法(白魔術)のノウハウを秘密裏に教会などの宗教団体に売り渡すなどの商業的活動。更に、各国政府が魔道士の任官を求めた際には、魔道士の推薦を行っており、アトラス・シティ魔道士協会のように一定の政治力を保持している支部もある。サイラーグにあった本部がザナッファーに潰されたため、現在は統括するところがない。そのため、基本路線は変わらないものの、細かい方針や活動内容は各地でかなりやり方が異なる。
協会は1人の評議長と2人の副評議長によって構成される評議会によって運営される。協会運営に関わる者はその大半が、必然的に一か所に留まっている事が多い研究タイプの魔道士である。
神魔戦争
降魔戦争
異界黙示録(クレアバイブル)
神聖樹(フラグーン)
『REVOLUTION』では「神聖樹(フラグーン)の種」が登場し、白銀獣(ザナッファー)の瘴気を吸収するため、ポコタによってセイルーンにある湖内に植えられた。
水霊族(ニルファ)
半魚人
ガルム
地理
スレイヤーズの舞台は、スィーフィード世界の東部に位置する大陸の北西の半島区域。この地域はヨーロッパ程の面積があり、約1000年前の降魔戦争の時に張られた神封じの結界や魔族と自然の脅威などによって外界とは完全に隔絶している。故に他地域との長距離交易は行われていないが、リナたちの時代には国家間での大きな戦争は起こっておらず、陸地の沿岸では各国の港を結ぶ交易船が行きかうなど地域内での交流は盛んなようである。 アニメで公開されたスィーフィード世界は中央の魔海と呼ばれる内海を囲む形で大陸が並んでいるが、内海側の海岸線は綺麗な円になっており、魔海を補うと全体は竜の形に見える。
国家
国家は王国・帝国・公国・連邦・共和国など様々な国家体制を持つ国が存在する。
エルメキア帝国
カルマート公国
マイン
ウェゼンディ・シティ
ベゼルド
ソラリア・シティ
カルマート・シティ
聖王国セイルーン
セイルーン・シティ
プライアム・シティ
ゼフィーリア王国
アテッサ・シティ
ディルス王国
ガイリア・シティ
ルアルド・シティ
竜たちの峰(ドラゴンズ・ピーク)
ライゼール帝国
アトラス・シティ
サイラーグ・シティ
瘴気の森
クリムゾン・タウン
テルモード・シティ
ラルティーグ王国
タイレル・シティ
フィガロ・シティ
ウィンボウ・シティ
セレンティア・シティ
ダブオン・シティ
ドライアド・シティ
デミダス・シティ
プロキアム・シティ
沿岸諸国連合
ラグド王国
フェルゴル
ルヴィナガルド共和国
イルマード公国
リハード王国
セレニアス王国
所属国不明の都市・町・村
ウランバール
カルミドール・シティ
クービック
クラウワードルン
クランドール・シティ
クルアサル・シティ
ゴドア
シュリガン・シティ
ティアギアス・シティ
テシーモ
デラザック・シティ
テューン
トルク・シティ
ニブス
バモンド・シティ
バリス
フィライ
フロネーズ
ベルナ・シティ
ベルミック
ベリーズ・シティ
マレネイド・シティ
メルカド
モンローズ
ラノーク
リェット
リシャール
レイトン
レムス
ロアドール・シティ
その他
カタート山脈
魔海
アニメオリジナル
ゾアナ王国
神聖フェミール王国
タフォーラシア王国
実際にはこの国を訪れた赤法師レゾの手により、国民はクリスタルの中で一時的な魔法の眠りに置かれた。同時にそれを人々の目から隠す為に国全体は霧で覆い隠された。
業績・作品展開
本作はライトノベルというジャンルのすそ野を広げ、ファン層を一般層にまで広げた、いわば「ライトノベルの金字塔」的作品である。
小説以外にも、漫画・アニメ・テーブルトークRPG・コンピュータRPGなど様々に展開されており、『新世紀エヴァンゲリオン』や『機動戦艦ナデシコ』と並んで角川グループが得意としたメディアミックスビジネスモデルを完成させた、日本アニメビジネスにおいても重要な位置づけを持つ作品である。
漫画版は義仲翔子による本編の漫画化『超爆魔道伝スレイヤーズ』ほか、あらいずみるい本人による短編や、トミイ大塚によるすぺしゃる、『水竜王の騎士』などが発表されている。全三部作にて終了したテレビアニメーションの新作シリーズの放送を期に放送内容のコミック、本編第二部のパラレルストーリー、原作・アニメどれにも属さない番外編ストーリーが3誌に連載された。
劇場版の公開時にも増刊コミックドラゴンスペシャルに義仲翔子による『RETURN』の漫画版、『月刊ドラゴンジュニア』にトミイ大塚による『ぷれみあむ』の漫画版が掲載されており、後者は未収録作品のショートストーリーがDVDの限定版の特典に収録されている。
あらいずみるいのみならずコミカライズ担当者のイラストもトレーディングカードゲーム1999年発売の『スレイヤーズふぁいと』のイラストにも使用された。
1994年スーパーファミコンでバンプレストよりRPGとしてゲーム化されている。その後も他機種において『スレイヤーズ ろいやる』、『スレイヤーズ ろいやる2』、『スレイヤーズわんだほ〜』と発売されていく。スーパーファミコン版の前にPC-98用ゲームも発売されている(ストーリーはスーパーファミコン版とは別)。
1995年にはテレビアニメ化・劇場アニメ化された。テレビアニメはその後『スレイヤーズNEXT』、『スレイヤーズTRY』とシリーズ化され、劇場版もシリーズ化されており、さらにOVA版も制作されている。また2008年に、第4期『スレイヤーズREVOLUTION』と第5期『スレイヤーズEVOLUTION-R』が分割2クールの形で放送された。これらの作品についてはスレイヤーズ (アニメ)の項を参照のこと。劇場版の公開はいずれも角川アニメ映画のほか作品と合同上映された。
同じく冨士見ファンタジア文庫の代表作である『魔術士オーフェン』とのコラボレーション企画『スレイヤーズVSオーフェン』では、両作品の主要キャラクターたちが共演している。彼らが亜神に異世界に召喚されて騒動を巻き起こすというもので、ドラマCD化されている。
富士見ファンタジア文庫から本編が初めて刊行された1990年から、かれこれ30周年を迎えたことを記念して、2020年には様々な催しの開催や、グッズが販売され、新型コロナウイルス感染症の流行の影響を受けて延期になった企画もあったものの、日程を振り替えたりと一部予定を変更して行われた。
制作背景
1990年代前後は現在のように多数のレーベルで新人賞が行われておらず、神坂はどうやって小説家デビューするのかを模索していた中でファンタジア小説大賞の存在を知ったことがきっかけとなり本作の執筆をスタートさせた。執筆当初は一人称でも主人公が女性でもなかったが、執筆途中に煮詰まりどうすれば上手く書けるのかを考えた結果、自身が書きやすいようにしようと選んだのが一人称であり、その流れで主人公の性別も女性に決定した。当初執筆していた作品はジャンルについても、剣と魔法の世界ではなく、化け物の跋扈している近未来の世界観であった。
また、デビューしてからは締め切りが近づくと他の作品のネタとしてストックされていた要素をつぎ込んだので、その度に世界がひとつひとつ消えていきいろんな世界を喰らってできた作品である。例えばフィリオネル王子の「平和主義者クラッシュ」も、もしかしたら別の作品として美形の使い手の必殺技になっていた可能性があると笑いを交えて述べている。
評価
批評・言説
シリーズの第1巻『スレイヤーズ!』(ただし旧版)には新人賞受賞作として、刊行レーベルの編集部の解説が巻末に掲載されている。以下、抜粋。
主人公の強烈な個性は、読者を、そして物語自体をぐいぐいと引っ張り、細かい欠点などものともせずに一気に結末まで運んでしまいます。
また、読み終わった後で、ストーリーなどは忘れてしまったとしても、個性的なキャラクターは読者の心に残ります。
類型的なヒーロー、ヒロインの作品が多かった中で、この作品の、リナ=インバースを始めとする、個性的で、なおかつそれなりの存在感と説得力のある登場人物たちは目を引きました。
また、既存のいわゆるファンタジー世界をそのまま持ち込むのではなく、それを消化し、自分の作品世界として再構築している点も評価できます。
さらに、大きな欠点や破綻がなく、きちんと独立した作品として完結しているということも、この作品が最後まで残った理由です。
もちろんこの作品にも欠点はあります。
プロの作家である選考委員が思わず目を見張るような新しいイメージをひとつでも描くことができていたら、『スレイヤーズ!』は大賞に輝いていたかもしれません。
世界設定にしても、プロットにしても、まだまだ甘いところはいくらでもあります。
それでも、それらの欠点をおぎなうだけの個性とパワーとおもしろさをこの作品は持っているのです。
とある。
評論家の石堂藍は、日本のファンタジーにとって画期となった作品であり、小説としての難点もあるが、難点自体が与えた影響も侮れないと評して、原作本編では他のメディアミックス作品に比べて殺伐とした世界観が色濃く出ており、全体としてはシリアスであるが、ギャグキャラクターとふざけた表現でユーモア別世界ファンタジーになっていると記している。
評論家でもある大森望は三村美衣との対談で、呪文のシステムのようなファミコンRPGのお約束を小説に取り込み、加えてギャグに寄った内容に着目し、極端に作品の傾向をまとめるとあかほりさとる作品に通ずるとしたが、三村はメタフィクション的なギャグではなく、後述する新城カズマが評価しているパロディ要素やズレみたいな部分以外が少なくとも本編にはあり、また文章についてはものすごく計算されていて、あかほりと通じているという発想は浮かばなかったと違った感想を述べている。その文章表現についてはふだん小説を読まない読者に読ませるための技術だとという見方を大森はしている。
作家の新城カズマは本作のコミカルな描写に対して、ただの「ギャグもの」ではなく『ロードス島戦記』や『指輪物語』『ドラゴンクエスト』といった「異世界ものの常識」を把握した上でネタを笑う「パロディ」的な愉快さに繋がっていると分析している。また、漫画やアニメ的なイラストを意識的かつ大量に駆使している「狭義のライトノベル」の確立に本作を挙げて、アニメ絵でアニメ塗な作品の代表として扱っており、イラスト表現の変動期に生まれた作品として、おおまかな意味合いではあるがエポックメイキングな作品であったと紹介している。
評論家の榎本秋は、ファンタジーについて日本人がイメージを持っているゲーム的ななじみのある世界観と、長所・短所を織り交ぜたキャッチーなキャラクターに「憧れ」と「感情移入」させそれに没入させるための会話や改行などを多用した読みやすい文章に加え、「子供だましの単純な話」ではない娯楽小説としてのストーリーとテーマがある、ライトノベルの原型的存在であるとしている。
ライトノベルを研究する団体「ライトノベル研究会」のメンバーの及川早紀によると、リナという少女の一人称による語りは、新井素子ら少女小説作家が作り出した「新口語文」の影響を受けているとされる。その語り口は、場面ごとに趣が異なり、日常はギャグ調に、戦闘時はシリアスにと、ストーリーにめりはりがついているとした。内容については、既存のTRPGの世界観に影響を受けながらも、そのアンチテーゼのように、漫才的な笑いの要素に個性あるキャラクターやアニメ・漫画風のイラストといった(当時の)既存ファンタジー作品にはあまり見られない要素を効果的に取り込み、独特な世界観を構築した点が評価されていると述べている。
ライターの前田久の記事では、主人公でかわいい女の子が始めから最強の部類に入るという、それまでのレベル1から始まるようなRPGフォーマットに当てはまらない作品性で、品行方正ではないキャラクターと、練られた設定による実力者同士の戦闘も見所の革新的作品だったと特徴をまとめ、アニメの魅力においてはリナ役を演じた林原めぐみ自身の性格とも強固に結びついていたと掲載している。記事の掲載された同じ書籍内で、ライターの多根清史は、それまでのアニメや小説におけるファンタジーの大人っぽくてリアルであるべしという暗黙の空気を(同時期の『BASTARD!!』の功績も看過できないが)本作は散らしたとも書いている。
言語学者の泉子・K・メイナードは、本作の文体の特徴は、主人公のリナ=インバースの台詞が読者に直接語り掛けるような会話文が多く使われていることであるが、ただ、前述のような会話体の文章しか使われていないということはなく作品世界の説明の際は物語調の文体に変化しており、このスタイルの変化が読者を飽きさせないと分析している。
編集者の石井ぜんじは、欧米のTRPGやRPGゲームの影響を受けていたファンタジー感が、日本風にアレンジされて、奔放で活発な女性を主人公としてくだけた一人称で語られる、短編などでみられるギャグセンスに、海外ファンタジーにないノリを形成し、「ライトノベルのファンタジー」という独自の世界観を作り上げて広めたと説明している。
人気
「月刊ドラゴンマガジン」誌上企画の人気投票ベスト・オブ・ドラゴンマガジン(2000年集計)では最優秀作品部門にて首位を獲得した。女性キャラ部門で主人公のリナが、脇役部門(および名悪役部門)で白蛇のナーガがそれぞれ1位に据えられている。
また、学習研究社の「アニメディア」や角川書店の「ニュータイプ」、徳間書店「アニメージュ」といったアニメ情報誌でも「スレイヤーズNEXT」以降、主人公のリナ・インバースがキャラクター人気投票で(時には2位に2倍以上の差をつけて)1位となったこともある。
既刊一覧
本編
『スレイヤーズ』
- 第1巻から第8巻まで第1部、第9巻から第15巻が第2部、第16巻以降が第3部。
- 第1巻のみ、表紙イラストが、初期の版の「リナが魔法を炸裂させるシーンを正面から煽り」から、途中の版より「リナとガウリイの2ショット」に差し替えられている。
- アニメ化前に発行された一部の巻のあとがきには公認ファンクラブ入会案内などが掲載されていたが、差し替えられている。
- 上記とは別に、2008年から再び表紙イラスト、巻末あとがきが差し替えられたものおよび作者による一部加筆修正された新装版が随時発売された 。
- 新装版第1巻では、ゾルフのゾロムとの誤植の訂正や、短編「るなてく・へすてばる」で生じた後付け設定の齟齬が修正されるなどしている。他の巻にもセリフなどに訂正があるものも存在している。
- 神坂一(著) / あらいずみるい(イラスト) 『スレイヤーズ』 富士見書房→KADOKAWA〈富士見ファンタジア文庫〉、既刊17巻(2019年10月19日現在)
- 「スレイヤーズ!」1990年1月25日初版発行(1月17日発売)、ISBN 4-8291-2345-1
- 「アトラスの魔道士」1990年8月25日初版発行(8月20日発売)、ISBN 4-8291-2369-9
- 「サイラーグの妖魔」1991年2月20日初版発行(2月18日発売)、ISBN 4-8291-2388-5
- 「聖王都動乱」1991年10月25日初版発行(10月17日発売)、ISBN 4-8291-2412-1
- 「白銀の魔獣」1992年7月25日初版発行(7月13日発売)、ISBN 4-8291-2454-7
- 「ヴェゼンディの闇」1993年3月25日初版発行(3月12日発売)、ISBN 4-8291-2495-4
- 「魔竜王の挑戦」1993年12月25日初版発行(12月10日発売)、ISBN 4-8291-2536-5
- 「死霊都市の王」1994年8月10日初版発行(7月28日発売)、ISBN 4-8291-2575-6
- 「ベゼルドの妖剣」1995年6月25日初版発行(6月20日発売)、ISBN 4-8291-2633-7
- 「ソラリアの謀略」1995年12月25日初版発行(12月21日発売)、ISBN 4-8291-2658-2
- 「クリムゾンの妄執」1996年7月25日初版発行(同日発売)、ISBN 4-8291-2693-0
- 「覇軍の策動」1997年4月25日初版発行(4月18日発売)、ISBN 4-8291-2740-6
- 「降魔への道標」1998年11月30日初版発行(11月27日発売)、ISBN 4-8291-2856-9
- 「セレンティアの憎悪」1999年7月30日初版発行(7月21日発売)、ISBN 4-8291-2904-2
- 「デモン・スレイヤーズ!」2000年5月15日初版発行(5月10日発売)、ISBN 4-8291-2966-2
- 「アテッサの邂逅」2018年10月20日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-072905-3
- 「遥かなる帰路」2019年10月20日初版発行(10月19日発売)、ISBN 978-4-04-073377-7
『スレイヤーズ』(新装版)
- 神坂一(著) / あらいずみるい(イラスト) 『スレイヤーズ』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、既刊15巻(2008年11月20日現在)
- 「SLAYERS」2008年5月20日発売、ISBN 978-4-8291-3288-3
- 「アトラスの魔道士」2008年5月20日発売、ISBN 978-4-8291-3289-0
- 「サイラーグの妖魔」2008年5月20日発売、ISBN 978-4-8291-3290-6
- 「聖王都動乱」2008年6月20日発売、ISBN 978-4-8291-3296-8
- 「白銀の魔獣」2008年6月20日発売、ISBN 978-4-8291-3297-5
- 「ヴェゼンディの闇」2008年6月20日発売、ISBN 978-4-8291-3298-2
- 「魔竜王の挑戦」2008年7月19日発売、ISBN 978-4-8291-3308-8
- 「死霊都市の王」2008年7月19日発売、ISBN 978-4-8291-3309-5
- 「ベゼルドの妖剣」2008年7月19日発売、ISBN 978-4-8291-3310-1
- 「ソラリアの謀略」2008年10月20日発売、ISBN 978-4-8291-3339-2
- 「クリムゾンの妄執」2008年10月20日発売、ISBN 978-4-8291-3340-8
- 「覇軍の策動」2008年10月20日発売、ISBN 978-4-8291-3341-5
- 「降魔への道標」2008年11月20日発売、ISBN 978-4-8291-3348-4
- 「セレンティアの憎悪」2008年11月20日発売、ISBN 978-4-8291-3349-1
- 「デモン・スレイヤーズ!」2008年11月20日発売、ISBN 978-4-8291-3350-7
外伝・短編集
『スレイヤーズ すぺしゃる』
- 第1巻から第7巻の書き下ろしは「スレイヤーズ えくせれんと」であり、第9巻から第30巻は「スレイヤーズ すぺりおぉる」である。また、第9巻から前編後編の2部構成となっている。13巻、18巻、21巻に本編に登場したキャラクターの外伝が掲載されている。
- 『すぺしゃる』第一部の最終巻である第8巻では、書き下ろしの代わりに「超巨大あとがき」と称して裏設定を披露する場を設けている。
- 電子書籍版には雑誌掲載版の挿絵も収録されている。
- 神坂一(著) / あらいずみるい(イラスト) 『スレイヤーズ すぺしゃる』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、全30巻
- 「白魔術都市の王子」1991年7月25日初版発行(7月17日発売)、ISBN 4-8291-2405-9
- 「リトル・プリンセス」1992年3月25日初版発行(3月16日発売)、ISBN 4-8291-2431-8
- 「ナーガの冒険」1992年10月25日初版発行(10月13日発売)、ISBN 4-8291-2464-4
- 「魔道士協会の陰謀」1993年6月25日初版発行(6月11日発売)、ISBN 4-8291-2506-3
- 「戦え! ぼくらの大神官」1993年10月25日初版発行(10月12日発売)、ISBN 4-8291-2527-6
- 「打倒! 勇者様」1994年10月25日初版発行(10月12日発売)、ISBN 4-8291-2591-8
- 「がんばれ死霊術士」1995年1月25日初版発行(1月17日発売)、ISBN 4-8291-2604-3
- 「恐るべき未来」1995年7月25日初版発行(7月20日発売)、ISBN 4-8291-2637-X
- 「イリーズの旅路」1996年4月25日初版発行(4月19日発売)、ISBN 4-8291-2681-7
- 「破壊神はつらいよ」1996年10月25日初版発行(同日発売)、ISBN 4-8291-2711-2
- 「激走! 乗合馬車!」1997年7月25日初版発行(7月18日発売)、ISBN 4-8291-2759-7
- 「家政婦は見たかもしんない」1997年12月25日初版発行(12月16日発売)、ISBN 4-8291-2789-9
- 「仰げば鬱陶し」1998年7月25日初版発行(7月17日発売)、ISBN 4-8291-2826-7
- 「ホーンテッド・ナイト?」1999年10月25日初版発行(10月13日発売)、ISBN 4-8291-2923-9
- 「エイプリルの事件簿」2000年7月25日初版発行(7月14日発売)、ISBN 4-8291-2983-2
- 「スクランブル・グリル」2000年12月25日初版発行(12月20日発売)、ISBN 4-8291-1316-2
- 「小さな濃いメロディ」2001年6月25日初版発行(6月20日発売)、ISBN 4-8291-1362-6
- 「跡継騒動 森林レンジャー」2001年12月25日初版発行(12月20日発売)、ISBN 4-8291-1398-7
- 「るなてく・へすてばる」2002年7月18日発売、ISBN 4-8291-1450-9
- 「ミッション・ポシブル」2003年2月25日初版発行(2月20日発売)、ISBN 4-8291-1498-3
- 「汝その名はスイートポテト」2003年8月25日初版発行(8月20日発売)、ISBN 4-8291-1544-0
- 「Gハンター・フォルクス」2004年2月25日初版発行(2月20日発売)、ISBN 4-8291-1589-0
- 「ブレイク・オブ・ディスティニー」2004年10月25日初版発行(同日発売)、ISBN 4-8291-1654-4
- 「地底王国の脅威」2005年4月25日初版発行(4月20日発売)、ISBN 4-8291-1710-9
- 「騎士道のススメ」2005年10月25日初版発行(10月20日発売)、ISBN 4-8291-1763-X
- 「ミッシング・セイント」2006年4月20日発売、ISBN 4-8291-1811-3
- 「スタンプ・トゥ・キル」2006年7月20日発売、ISBN 4-8291-1839-3
- 「ポーション・スクランブル」2007年1月20日発売、ISBN 978-4-8291-1893-1
- 「魔法の老女プリンシア」2007年7月25日初版発行(7月20日発売)、ISBN 978-4-8291-1944-0
- 「白銀の弾丸」2008年1月25日初版発行(1月19日発売)、ISBN 978-4-8291-3258-6
『スレイヤーズ すまっしゅ。』
- スレイヤーズREVOLUTIONが始まったのに合わせて、タイトルを『すぺしゃる』から『すまっしゅ。』に変更。『すまっしゅ。』第1巻あとがきにて、神坂一は「小説でこの巻数(短編集だけで30巻)は、新規の人は入って来にくいだろー」と理由を述べている。また、月刊ドラゴンマガジンの隔月化に伴い、2巻から1話で完結する構成になっている。第5巻で月刊ドラゴンマガジンに掲載された話は全て収録され、連載がひとまず終了したことがあとがきで述べられている。
- 神坂一(著) / あらいずみるい(イラスト) 『スレイヤーズ すまっしゅ。』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、全5巻
- 「獅子の試練を乗り越えて」2008年7月25日初版発行(7月19日発売)、ISBN 978-4-8291-3307-1
- 「アカデミーフェスタ」2009年1月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-8291-3369-9
- 「ねちゃねちゃの季節」2010年10月25日初版発行(10月20日発売)、ISBN 978-4-8291-3577-8
- 「蘇る王」2011年4月25日初版発行(4月20日発売)、ISBN 978-4-8291-3636-2
- 「恋せよオトメ」2011年11月25日初版発行(11月19日発売)、ISBN 978-4-8291-3700-0
小型本
『スレイヤーズ でりしゃす』
- 現在はすべて絶版であり、該当作品は富士見ファンタジア文庫の『すぺしゃる』に収録されている。
- あとがきの他にまえがきがあるが、どちらも『すぺしゃる』には収録されていない。
- 神坂一(著) / あらいずみるい(イラスト) 『スレイヤーズ でりしゃす』 角川書店〈角川mini文庫〉、全4巻
- 「リナちゃん♥おしゃれ大作戦」1997年3月10日初版発行(3月6日発売)、ISBN 4-04-700142-2
- 「呪術士の森」1997年7月10日初版発行(同日発売)、ISBN 4-04-700177-5
- 「巨大生物の山」1998年7月25日初版発行(7月31日発売)、ISBN 4-04-700248-8
- 「るなてく・へすてばる」1999年7月25日初版発行(7月12日発売)、ISBN 4-04-700278-X
傑作選
『スレイヤーズ せれくと』
- 『すぺしゃる』からの傑作選。3巻以降はファンからの公募によって決定。収録作品に加筆はないが、4巻に再録の超巨大あとがきのみ加筆がある。
- 神坂一(著) / あらいずみるい(イラスト) 『スレイヤーズ せれくと』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、全5巻
- 「ナーガの挑戦」2008年8月25日初版発行(8月20日発売)、ISBN 978-4-8291-3318-7
- 「家政婦は見たかもしんない」2008年9月25日初版発行(9月20日発売)、ISBN 978-4-8291-3331-6
- 「うちのジョン知りませんか?」2009年6月25日初版発行(6月20日発売)、ISBN 978-4-8291-3384-2
- 「刃の先に見えるもの」2010年2月25日初版発行(2月20日発売)、ISBN 978-4-8291-3392-7
- 「もったりとしてコクがなく」2010年3月25日初版発行(3月20日発売)、ISBN 978-4-8291-3501-3
関連書籍
- 『SLAYERS DX スレイヤーズでらっくす』1993年10月10日初版発行(10月6日発売)、ISBN 4-8291-7279-7
- ファンブック(編:ドラゴンマガジン編集部)
- 『SLAYERS あらいずみるい画集』1996年7月30日初版発行(7月25日発売)、ISBN 4-8291-9118-X
- イラスト集(著:あらいずみるい)
- 『えんさいくろぺでぃあ スレイヤーズ』1998年9月24日初版発行(同日発売)、ISBN 4-8291-7385-8
- ファンブック(編:ドラゴンマガジン編集部)
- 『SLAYERS DRA-MATA(ドラまた)』1998年8月6日初版発行(8月5日発売)、ISBN 4-8291-9120-1
- イラスト集(著:あらいずみるい)
- 『劇場版 スレイヤーズおりぢなる』1999年4月10日初版発行(3月25日発売)、ISBN 4-8291-7419-6
- 神坂一が脚本を担当した劇場版3作(『RETURN』『ぐれえと』『ごうじゃす』)のシナリオ集。
- あとがき風の神坂による解説、サムシング吉松による制作裏話漫画(ドラゴンマガジンで連載されていたコラム)スレイヤーズ日記も収録。
- 『スレイヤーズVSオーフェン』2005年7月10日初版発行(6月28日発売)、ISBN 4-8291-7584-2
- 秋田禎信との合作。ファンタジアバトルロイヤル『スレイヤーズVSオーフェン』(ドラゴンマガジン2001年4月増刊号)を加筆訂正と書き下ろし短編を加えたもの。完全受注生産の書籍で、打ち合わせ課程のチャットログを収録したCD-ROMなどが付属した。
- 『スレイヤーズりーでぃんぐ リナ=インバース大全集』2009年6月25日初版発行(6月20日発売)、ISBN 978-4-8291-3343-9
- ファンブック(編:ファンタジア文庫編集部)
- 『スレイヤーズVSオーフェン(新書版)』2013年9月25日初版発行(9月20日発売)、ISBN 978-4-0407-1035-8
- 完全受注生産された書籍の復刊。電子書籍のみ打ち合わせ課程のチャットログが特典として付属する。
- 『スレイヤーズ 25周年あんそろじー』2015年1月25日初版発行(1月20日発売)、ISBN 978-4-0407-0467-8
- 25周年を記念したアンソロジー
- 著:秋田禎信、日日日、愛七ひろ、初美陽一、橘公司、神坂一
- イラスト:あらいずみるい、Nino、パルプピロシ、深遊
ファンブック(編:ドラゴンマガジン編集部)
イラスト集(著:あらいずみるい)
ファンブック(編:ドラゴンマガジン編集部)
イラスト集(著:あらいずみるい)
神坂一が脚本を担当した劇場版3作(『RETURN』『ぐれえと』『ごうじゃす』)のシナリオ集。
あとがき風の神坂による解説、サムシング吉松による制作裏話漫画(ドラゴンマガジンで連載されていたコラム)スレイヤーズ日記も収録。
秋田禎信との合作。ファンタジアバトルロイヤル『スレイヤーズVSオーフェン』(ドラゴンマガジン2001年4月増刊号)を加筆訂正と書き下ろし短編を加えたもの。完全受注生産の書籍で、打ち合わせ課程のチャットログを収録したCD-ROMなどが付属した。
ファンブック(編:ファンタジア文庫編集部)
完全受注生産された書籍の復刊。電子書籍のみ打ち合わせ課程のチャットログが特典として付属する。
25周年を記念したアンソロジー
著:秋田禎信、日日日、愛七ひろ、初美陽一、橘公司、神坂一
イラスト:あらいずみるい、Nino、パルプピロシ、深遊
大判ムック
- 『スーパーファミコン版スレイヤーズ』(公式攻略ムック)1994年6月27日発売、ISBN 4-04-721310-1
- 神坂が寄せたコメントで、第三部と捉えられる内容であることを、一番早くから示している。
- 『劇場版 スレイヤーズ』1996年5月31日発売、ISBN 4-8291-7308-4
- 『劇場版 スレイヤーズリターン』1997年4月25日発売、ISBN 4-8291-7334-3
- 『劇場版 スレイヤーズぐれえと』1997年11月6日発売、ISBN 4-8291-7353-X
- 『スレイヤーズTRY スペシャルコレクション』全3巻
- 1997年8月8日発売、ISBN 4-8291-7355-6
- 1997年12月11日発売、ISBN 4-8291-7356-4
- 1998年2月26日発売、ISBN 4-8291-7357-2
- 『やさしいピアノソロ スレイヤーズTRY&ソングコレクション』1998年1月発売、ISBN 4-8114-2917-6
- 『やさしいピアノソロ 劇場版スレイヤーズごぅじゃす&そんぐこれくしょん』1998年12月発売、ISBN 4-8114-3895-7
- 神坂が寄せたコメントで、第三部と捉えられる内容であることを、一番早くから示している。
フィルムムック
- 『必勝!スレイヤーズ』全3巻
- 1995年8月31日発売、ISBN 4-8291-7301-7
- 1995年12月7日発売、ISBN 4-8291-7302-5
- 1996年4月3日発売、ISBN 4-8291-7303-3
- 『スレイヤーズRETURN アニメコミック』1996年10月31日発売、ISBN 4-8291-8025-0
- 『スレイヤーズNEXT アニメコミック』全6巻
- 1996年11月25日発売、ISBN 4-8291-8019-6
- 1996年11月25日発売、ISBN 4-8291-8020-X
- 1996年12月24日発売、ISBN 4-8291-8021-8
- 1996年12月24日発売、ISBN 4-8291-8022-6
- 1997年1月24日発売、ISBN 4-8291-8023-4
- 1997年1月24日発売、ISBN 4-8291-8024-2
- 『スレイヤーズNEXT フィルムブック』全7巻
- 1996年7月4日発売、ISBN 4-8291-7327-0
- 1996年7月30日発売、ISBN 4-8291-7328-9
- 1996年8月29日発売、ISBN 4-8291-7330-0
- 1996年9月24日発売、ISBN 4-8291-7331-9
- 1996年10月23日発売、ISBN 4-8291-7332-7
- 1996年11月26日発売、ISBN 4-8291-7339-4
- 1997年1月16日発売、ISBN 4-8291-7340-8
- 『スレイヤーズTRY アニメコミック』全5巻
- 1997年7月23日発売、ISBN 4-8291-8034-X
- 1997年9月2日発売、ISBN 4-8291-8036-6
- 1997年11月4日発売、ISBN 4-8291-8039-0
- 1997年11月27日発売、ISBN 4-8291-8040-4
- 1997年12月24日発売、ISBN 4-8291-8041-2
- 『スレイヤーズぐれえとアニメコミック』1997年10月13日発売、ISBN 4-8291-8038-2
- 『スレイヤーズごぅじゃすアニメコミック』1998年10月30日発売、ISBN 4-8291-7401-3
その他
- 『スレイヤーズろいやる(SS版) 公式攻略ガイドブック』1997年7月29日発売、ISBN 4-8291-7358-0
- 『電撃攻略王 スレイヤーズろいやる(SS版) 完全攻略ガイド 攻略重視になってます!!』1997年8月1日発売、ISBN 4-07-306176-3
- 『スレイヤーズろいやる(PS版) 公式攻略ガイドブック』1998年6月24日発売、ISBN 4-8291-7378-5
- 『電撃攻略王 スレイヤーズろいやる(PS版) 公式攻略ガイド PSも攻略重視!!』1998年6月25日発売、ISBN 4-07-308778-9
- 『スレイヤーズろいやる2(SS版) 公式攻略ガイドブック』1998年9月10日発売、ISBN 4-8291-7388-2
- 『電撃攻略王 スレイヤーズろいやる2(SS版) 完全攻略ガイド』1998年9月10日発売、ISBN 4-07-309861-6
- 『電撃攻略王 スレイヤーズわんだほ〜 完全攻略ガイド』1998年10月22日発売、ISBN 4-07-310077-7
- 『スレイヤーズわんだほ〜 公式攻略ガイドブック』1998年10月23日発売、ISBN 4-8291-7399-8
- 『スレイヤーズろいやる2(PS版) 公式攻略ガイドブック』1999年6月25日発売、ISBN 4-8291-7425-0
- 『スレイヤーズふぁいと 公式攻略ガイドブック』1999年7月21日発売、ISBN 4-8291-4360-6
- 『超解!スレイヤーズふぁいと』2001年8月23日発売、ISBN 4-8291-7478-1
- ふぁいとのリプレイ集。神坂一たちも対戦者として参加。巻末にはカードリスト。
- ふぁいとのリプレイ集。神坂一たちも対戦者として参加。巻末にはカードリスト。
メディアミックス展開
アニメ
1995年から2009年にかけて、テレビアニメシリーズは5作品が放映され、劇場用アニメが5作、OVAとラジオドラマがそれぞれ2作発表されている。
漫画
『スレイヤーズ』
- 月刊ドラゴンマガジン増刊『コミックドラゴン』、月刊コミックドラゴン増刊『まるごとスレイヤーズ』にて掲載。イラストレイター・あらいずみるいによるオリジナル短編集。リナとガウリイ2人での珍道中が描かれており、恋愛描写やお色気要素など、リナの「女の子」としての面も強調されている。
- 神坂一(原作) / あらいずみるい(作画) 『スレイヤーズ』 角川書店〈ドラゴンコミックス〉、全1巻
- A4版:1995年6月29日発売、ISBN 4-04-926068-9
- 新装版:2001年11月29日発売、ISBN 4-04-712287-4
- A4版:1995年6月29日発売、ISBN 4-04-926068-9
- 新装版:2001年11月29日発売、ISBN 4-04-712287-4
『超爆魔道伝スレイヤーズ』
- 『月刊コミックドラゴン』→『月刊ドラゴンジュニア』にて連載。本編1巻、3巻、5巻、7巻、8巻にオリジナル要素を加えて漫画化したもの。4巻は映画『スレイヤーズRETURN』を漫画化している(『増刊コミックドラゴン スペシャル』掲載)。原作本編第1巻同様、第1巻の表紙イラストが、初期の「リナが魔法を炸裂させるシーンを正面から煽り」から、途中の版より「リナとガウリイの2ショット」に差し替えられている。
- 開始当初のタイトルは『スレイヤーズ』であり、1話でリナとガウリイが出会ってからしばらくは、あらいずみ版同様オリジナルの一話読み切り短編の形だったが、アニメ第一期の放送中にタイトルを『超爆魔道伝スレイヤーズ』に改題し、内容も原作本編に沿った長編作品となった。
- 連載は6巻「白銀の魔獣編」で一旦終了し、約二年半後に再開された。その間、作画担当の義仲翔子は『ロスト・ユニバース 』の漫画版を執筆しており、さらに『超爆魔道伝』の完結後には漫画版『ロスト・ユニバース』の続編である『ロスト・ユニバースすぺしゃる』の連載を開始している。
- 神坂一(原作) / あらいずみるい(キャラクター原案) / 義仲翔子(作画) 『超爆魔道伝スレイヤーズ』 角川書店〈角川コミックス・ドラゴンJr.〉、全8巻
- 「闇の伝説編」1995年8月29日発売、ISBN 4-04-712108-8
- 「闇の伝説編」1996年4月1日発売、ISBN 4-04-712118-5
- 「闇の伝説編」1996年6月27日発売、ISBN 4-04-712120-7
- 「RETURN編」1997年4月7日発売、ISBN 4-04-712132-0
- 「死霊都市編」1997年7月1日発売、ISBN 4-04-712135-5
- 「白銀の魔獣編」1998年7月31日発売、ISBN 4-04-712166-5
- 「異界黙示録編」2000年11月29日発売、ISBN 4-04-712250-5
- 「死霊都市の王編」2001年8月30日発売、ISBN 4-04-712276-9
『スレイヤーズ すぺしゃる』
- 『月刊ドラゴンジュニア』にて連載。短編『すぺしゃる』にオリジナル要素を加えて漫画化したもの。オリジナルのキャラクターやエピソードも多い。原作のストーリーを簡略化して、犯人や真相をつきとめる推理小説的要素がなく、戦闘もほとんどが呪文で吹っ飛ばすだけで終わらせ呪文自体も大半が単なる爆発で表現されているなど、ストーリーよりもギャグを重視した内容になっている。
- 神坂一(原作) / あらいずみるい(キャラクター原案) / トミイ大塚(作画) 『スレイヤーズすぺしゃる』 角川書店〈角川コミックス・ドラゴンJr.〉、全4巻
- 2000年4月28日発売、ISBN 4-04-712229-7
- 2001年1月30日発売、ISBN 4-04-712261-0
- 2001年4月26日発売、ISBN 4-04-712266-1
- 2001年9月25日発売、ISBN 4-04-712279-3
『スレイヤーズ ぷれみあむ』
- 『月刊ドラゴンジュニア』にて連載。映画『スレイヤーズぷれみあむ』を漫画化したもの。本編終了後には、後日談「ぷれみあむぷらすわん」(月刊ドラゴンジュニア2002年4月号掲載)とゼルガディスが主役の短編「ぷれみあむあなざー」(月刊ドラゴンジュニア2002年5月号掲載)の計2話が掲載されたが、ともに単行本に未収録。後日談のみ映画の初回限定版の特典のひとつとして付属した。
- 神坂一(原作) / あらいずみるい(キャラクター原案) / トミイ大塚(作画) 『スレイヤーズぷれみあむ』 角川書店〈角川コミックス・ドラゴンJr.〉、全1巻
- 2002年3月25日発売、ISBN 4-04-712298-X
『スレイヤーズ 水竜王の騎士』
- 『月刊ドラゴンジュニア』→『月刊ドラゴンエイジ』にて連載。元々はゲームの原案として考えられた物語で、「コミック版正伝」と銘打たれている。原作ともアニメともパラレルワールドだが位置的には第三部にあたるという神坂一の発言がある。「神封じの結界」の外側の地域が舞台で、本編からはリナ、ガウリイ、アメリアが登場する。多くの謎や伏線が残されたまま、連載は終了している。月刊ドラゴンジュニア(2002年5月号掲載)の予告漫画ではゼルガディスも登場していたが、未登場。
- 神坂一(原作) / あらいずみるい(キャラクター原案) / トミイ大塚(作画) 『スレイヤーズ 水竜王の騎士』 角川書店〈角川コミックス・ドラゴンJr.〉、全6巻
- 2003年4月28日発売、ISBN 4-04-712328-5
- 2003年8月28日発売、ISBN 4-04-712340-4
- 2004年2月26日発売、ISBN 4-04-712350-1
- 2004年5月28日発売、ISBN 4-04-712357-9
- 2004年9月27日発売、ISBN 4-04-712372-2
- 2005年1月28日発売、ISBN 4-04-712386-2
『スレイヤーズ REVOLUTION』
- 神坂一(原作) / あらいずみるい(キャラクター原案) / 氷樹一世(作画) 『スレイヤーズ REVOLUTION』 富士見書房〈角川コミックス・ドラゴンJr.〉、全1巻
- 2008年12月5日発売、ISBN 978-4-04-712581-0
『スレイヤーズ EVOLUTION-R』
- 『月刊ドラゴンエイジ』にて連載。テレビアニメ『スレイヤーズREVOLUTION』および『スレイヤーズEVOLUTION-R』を漫画化したもの。連載はアニメ放送に先立って開始された。テレビの放送体制に合わせて、前半(『REVOLUTION』)と後半(『EVOLUTION-R』)の間で一度完結した形をとっている。『EVOLUTION-R』ではナーマが登場せずデュクリスが登場するなど、アニメとは違った展開になっており、独自の結末を迎えている。
- 神坂一(原作) / あらいずみるい(キャラクター原案) / 氷樹一世(作画) 『スレイヤーズ REVOLUTION』 富士見書房〈角川コミックス・ドラゴンJr.〉、全1巻
- 2009年6月5日発売、ISBN 978-4-04-712610-7
『新スレイヤーズ ファルシェスの砂時計』
- ドラゴンマガジン増刊『スレイヤーズ・レジェンド』にて掲載。リナ、ガウリイ、アメリア、ゼルガディスに加え、本作ではルークとミリーナの6人でパーティを組み、ゼロスも登場する。ナーガも2コマだけ出ている。ストーリーの冒頭で装備品を失ったという事情で軽装となったメインキャラクターの新コスチュームを見られるのも特徴。「原作第二部舞台の初コミック」と宣伝され、原作第二部の最重要人物であるルークとミリーナが初めてメディアミックス作品に登場。彼らのエピソードに関する伏線らしきシーンが描写されており、ストーリーも二部のテーマである「人は死ぬこともあるけど、残されたものは前を向いて生きなければならない」に準じたハードかつシリアスなものとなっているが、お色気要素も多い。メディアミックス作品では本作のみ、アメリアのリナに対する態度が原作寄りの設定となっている。
- 神坂一(原作) / あらいずみるい(キャラクター原案) / 旭(作画) 『新スレイヤーズ ファルシェスの砂時計』 富士見書房〈角川コミックス・ドラゴンJr.〉、全1巻
- 2008年11月6日発売、ISBN 978-4-04-712578-0
『スレイヤーズ ライト・マジック』
- 『月刊ケロケロエース』にて連載。魔法ではなく機械文明が発達した、異なる世界を舞台にした外伝作品。リナはガウリイと共に突如飛ばされたパラレルワールドで、主人公ライト・インバース(オリジナルキャラクター)の「先生役(?)」として登場する。本編からのレギュラー出演はリナとガウリイのみで、ゼロスは平行世界の存在として登場する。ゼルガディス、アメリア、シルフィールは最終決戦での援軍としてラストに「召喚」される。
- 神坂一(原作) / あらいずみるい(キャラクター原案) / 響天地丸(コミックシナリオ) / 氷樹一世(作画) 『スレイヤーズ REVOLUTION』 角川書店〈角川コミックス・エース〉、全2巻
- 2009年1月22日発売、ISBN 978-4-04-715168-0
- 2009年5月22日発売、ISBN 978-4-04-715246-5
児童向け小説
- 角川つばさ文庫用に本編をベースに児童向けに書き直したもの。レギュラーキャラクターが早い段階で揃う、人の死が極力避けられるなど、児童読者に配慮した改変がみられる。同様の配慮から、挿絵のナーガも露出度が控え目に。原作3巻のサイラーグのエピソードは、1巻に統合されている。巻末にミニコーナー「リナのスレイヤーズ魔法学校」が設けられ、魔法に関する知識や仕組みが紹介されている。
- 南房秀久(著) / 神坂一(原作) / 日向悠二(イラスト) / あらいずみるい(キャラクター原案) 、富士見書房〈角川つばさ文庫〉、全2巻
- 『スレイヤーズ1 リナとキメラの魔法戦士』2009年3月3日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-631010-1
- 『スレイヤーズ2 リナと怪しい魔道士たち』2009年4月15日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-631017-0
ゲーム
コンピュータゲーム
評価 | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
レビュー結果 | |
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媒体 | 結果 |
ファミ通 | (ろいやる2SS)25/40 (ろいやる2PS)25/40 (わんだほ〜)22/40 |
電撃PlayStation | (わんだほ〜)95/200 |
『ろいやる』以降の作品は、原作よりもアニメの世界観に沿って作られている。
- スレイヤーズ(バンプレスト)
- 1994年3月25日発売(PC-9800シリーズ)
- 3"5-2HD版と、5"-2HD版の2種が発売。
- 3Dダンジョンゲームで、リナ以外のキャラクターは戦闘シーンではコントロールできない。
- スレイヤーズ(バンプレスト)容量 : 12M
- 1994年6月24日発売(スーパーファミコン)
- テレビCMが放送された。リナの配役は冬馬由美、ナーガ役は川村万梨阿。
- 原作者である神坂一が制作に参加したため、原作と整合性のある、小説版スレイヤーズらしいシナリオが特徴である。当時は本作が原作の第3部で完結編とされており、そのため原作に先んじる形で斬妖剣(ブラストソード)が登場している。原作最終巻にはこの作品への伏線と思われる場面が存在する。キャラクターは原作の描写が使われておりステータス画面でのみ強調される。
- スレイヤーズ ろいやる(角川書店/ESP)
- 1997年7月25日発売(セガサターン)
- 1998年6月25日発売(PlayStation)
- 主題歌:「Touch Yourself」 作詞:MEGUMI、編曲:添田啓二
- スレイヤーズ ろいやる2(角川書店/ESP)
- 1998年9月3日発売(セガサターン)
- 1999年7月1日発売(PlayStation)
- 主題歌:「I & Myself」 作詞:有森聡美、作曲:HARRY KARKLAND、編曲:五島翔
- 『ろいやる』・『ろいやる2』のどちらも、時系列は、光の剣を失って変わるものを探している最中にある。
- スレイヤーズわんだほ〜(バンプレスト)
- 1998年10月22日発売(PlayStation)
- 電撃PlayStationDPSソフトレビューでは55、40の95点。レビュアーはスレーヤーズのゲームとしては悪くない出来だが序盤からマップが広くて迷ってしまい全体マップがなく方角もわからない、ダンジョンはキャラが背景によく隠れて視点を変更すると迷ってしまう、戦闘は他のRPG作品のようだがバランスが悪くエンカウント率が悪い今一つな出来、ストーリーはお使いがメインでサブイベントはスレイヤーズらしく楽しいがメインストーリーとは関係がなく強制的に入るといった内容でシステム面がもう少し充実していれば良かったとした。
- 1994年3月25日発売(PC-9800シリーズ)
- 3"5-2HD版と、5"-2HD版の2種が発売。
- 3Dダンジョンゲームで、リナ以外のキャラクターは戦闘シーンではコントロールできない。
- 1994年6月24日発売(スーパーファミコン)
- テレビCMが放送された。リナの配役は冬馬由美、ナーガ役は川村万梨阿。
- 原作者である神坂一が制作に参加したため、原作と整合性のある、小説版スレイヤーズらしいシナリオが特徴である。当時は本作が原作の第3部で完結編とされており、そのため原作に先んじる形で斬妖剣(ブラストソード)が登場している。原作最終巻にはこの作品への伏線と思われる場面が存在する。キャラクターは原作の描写が使われておりステータス画面でのみ強調される。
- 1997年7月25日発売(セガサターン)
- 1998年6月25日発売(PlayStation)
- 主題歌:「Touch Yourself」 作詞:MEGUMI、編曲:添田啓二
- 1998年9月3日発売(セガサターン)
- 1999年7月1日発売(PlayStation)
- 主題歌:「I & Myself」 作詞:有森聡美、作曲:HARRY KARKLAND、編曲:五島翔
- 『ろいやる』・『ろいやる2』のどちらも、時系列は、光の剣を失って変わるものを探している最中にある。
- 1998年10月22日発売(PlayStation)
- 電撃PlayStationDPSソフトレビューでは55、40の95点。レビュアーはスレーヤーズのゲームとしては悪くない出来だが序盤からマップが広くて迷ってしまい全体マップがなく方角もわからない、ダンジョンはキャラが背景によく隠れて視点を変更すると迷ってしまう、戦闘は他のRPG作品のようだがバランスが悪くエンカウント率が悪い今一つな出来、ストーリーはお使いがメインでサブイベントはスレイヤーズらしく楽しいがメインストーリーとは関係がなく強制的に入るといった内容でシステム面がもう少し充実していれば良かったとした。
トレーディングカードゲーム
- 『スレイヤーズふぁいと』(富士見書房)
- スターターBOX(1999年7月発売)
- ブースターパック(1999年7月発売)
- パワーアップカードセット 魔王たちの降臨(2000年4月発売)
- パワーアップカードセット すぺしゃるこれくしょん(2001年1月発売)
- ぷれみあむぱっくVer.A(2002年1月発売)
- ぷれみあむぱっくVer.Z(2002年1月発売)
- スレイヤーズふぁいと オリジナル カードバインダー(2000年2月発売)
- スターターBOX(1999年7月発売)
- ブースターパック(1999年7月発売)
- パワーアップカードセット 魔王たちの降臨(2000年4月発売)
- パワーアップカードセット すぺしゃるこれくしょん(2001年1月発売)
- ぷれみあむぱっくVer.A(2002年1月発売)
- ぷれみあむぱっくVer.Z(2002年1月発売)
- スレイヤーズふぁいと オリジナル カードバインダー(2000年2月発売)
テーブルトークRPG
富士見書房の『マギウス』のサプリメントとしてテーブルトークRPG化もされている(詳細は該当記事を参照)。
- 『MAGIUSシリーズ スレイヤーズRPG』 富士見書房、全6巻
- 「ナーガ様といっしょ」1995年3月13日発売、ISBN 4-8291-4293-6
- 「だんぢょん大作戦!」1995年7月25日発売、ISBN 4-8291-4301-0
- 「入門!リナの魔法教室」1996年7月30に日初版発行(7月25日発売)、ISBN 4-8291-4319-3
- 「ナーガ様がいっぱい」1996年11月30日初版発行(11月25日発売)、ISBN 4-8291-4326-6
- 「聖王都あどべんちゃあ」1997年1月24日発売、ISBN 4-8291-4329-0
- 「お宝くえすと」1998年7月30日初版発行(7月25日発売)、ISBN 4-8291-4337-1
日本では未発売であるが、日本のアニメの世界観を再現したテーブルトークRPG『Big Eyes, Small Mouth』(略称『BESM』。題名の「大きな眼・小さな口」は日本アニメのキャラクターデザインを示す)を発売しているアメリカのゲーム制作会社Guardians of Orderより、BESMでスレイヤーズを遊ぶためのサプリメント(追加ルール・データ集)と、汎用ルールであるd20システムを採用して制作されたテーブルトークRPG『The Slayers d20』(ISBN 978-1894525855)が発売されている。
リアル謎解きゲーム
- リアル謎解きゲーム in 夜の水族館 スレイヤーズなぞとき ドラグ・スレイブを取り戻せ!(主催:株式会社KADOKAWA/共催:謎解きタウン)
2018年11月30日 - 2019年2月3日(休演日含む)、追加公演:2019年4月6日・4月13日(しながわ水族館会場)
2019年1月12日 - 2月17日(休演日含む)(神戸市立須磨海浜水族園会場)
2019年2月23日 - 24日(南知多ビーチランド会場)
2019年3月23日 - 24日(マリンワールド海の中道会場)
2018年11月30日 - 2019年2月3日(休演日含む)、追加公演:2019年4月6日・4月13日(しながわ水族館会場)
2019年1月12日 - 2月17日(休演日含む)(神戸市立須磨海浜水族園会場)
2019年2月23日 - 24日(南知多ビーチランド会場)
2019年3月23日 - 24日(マリンワールド海の中道会場)
また、会場では『スレイヤーズなぞとき 謎解きシート入りクリアファイル 』(全4種(リナver、ナーガver、リナ&ナーガver、オールスターver))が先行発売された。内容が異なる持ち帰り型のリアル謎解きゲーム。
- スレイヤーズなぞとき あっとほぉむ ドラグ・スレイブを取り戻せ!(企画・制作:NAZOTOWN/監修:株式会社KADOKAWA ファンタジア文庫編集部)
前述の『リアル謎解きゲーム in 夜の水族館 スレイヤーズなぞとき ドラグ・スレイブを取り戻せ!』を自宅でオンラインで遊べるようにリメイクした作品。前述の参加キットとは、物語など、イベントの内容に変更はないものの、キット内容が異なるのでプレイの引継ぎはできない。
2020年7月1日発売。
ゲスト出演作品
コンピュータゲーム
- トキメキファンタジー ラテール(ゲームポット)
- 2008年10月29日 - 2009年4月1日の期間でキャラクターの衣装の提供やコラボクエストを開催。
- アットゲームズ(ジークレスト)
- 2009年1月6日 - 3月31日の期間でキャラクターの衣装の提供。
- ヒーローズファンタジア(バンダイナムコエンターテインメント)
- 2012年1月19日発売。アニメ9作品がクロスオーバーしたゲームソフト。
- グランブルーファンタジー(Cygames)
- 2016年1月22日 - 1月30日の期間でコラボイベントを開催。
- ヴァンパイア†ブラッド(テンダ)
- 2018年7月19日 - 7月31日の期間でコラボイベントを開催。
- ヴァルキリーアナトミア -ジ・オリジン-(スクウェア・エニックス)
- 2018年8月13日 - 9月3日の期間でコラボイベントを開催。
- 2019年6月17日 - 7月8日の期間で新たなコラボイベントを開催。
- LINE レンジャー(LINE)
- 2019年3月29日 - 5月8日の期間でコラボイベントを開催。
- パズル&ドラゴンズ(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2019年10月28日 - 11月11日の期間で「富士見ファンタジア文庫レジェンド」としてフルメタル・パニック!、魔術士オーフェンと共にコラボイベントを開催。
- 2021年1月25日 - 2月8日の期間で新要素を加えた上記の復刻コラボイベントを開催。
- MASS FOR THE DEAD(Trys)
- 2020年6月15日 - 7月15日の期間でコラボイベントを開催。
- 2021年7月2日 - 7月15日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- テイルズ オブ ザ レイズ(バンダイナムコエンターテインメント)
- 2020年11月20日 - 12月10日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年12月20日 - 2023年1月10日の期間でコラボイベント第2弾と、上記の復刻コラボイベントを開催。
- ファンタジア・リビルド(EXNOA)
- 2020年12月17日 - 2021年12月17日の期間で運営。配信開始当初から終了まで参加。ファンタジア文庫作品がクロスオーバーする。
- ラグナロク マスターズ
- 【中国版】仙境传说RO:守护永恒的爱(心动网络(中国語版))
- 2021年1月6日 - 1月31日の期間でコラボイベントを開催。
- 【日本版】(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2021年7月28日 - 8月12日の期間でコラボイベントを開催。
- ガーディアンテイルズ
- 【韓国版】가디언 테일즈(カカオゲームズ(英語版))
- 2022年2月10日 - 3月10日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年10月6日 - 10月20日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- 【英語版】Guardian Tales(カカオゲームズ)
- 2022年2月22日 - 3月8日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年10月18日 - 11月1日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- 【日本版】(Kong Studios、Yostar)
- 2022年4月27日 - 5月25日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年11月16日 - 11月30日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- トーラムオンライン(アソビモ)
- 2022年11月17日 - 12月8日の期間でコラボイベントを開催。
- エレメンタルストーリー(StudioZ)
- 2023年5月12日 - 5月31日の期間で「ファンタジア文庫コラボ第1弾」としてキミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦、甘城ブリリアントパークと共にコラボイベントを開催。
- ラングリッサー モバイル
- 【中国版】梦幻模拟战 Mobile(紫龙游戏(中国語版))
- 2023年7月6日 - 8月2日の期間でコラボイベントを開催。
- 【台湾版】夢幻模擬戰
- 2023年9月5日 - 10月2日の期間でコラボイベントを開催。
- 【英語版】Langrisser Mobile
- 2023年11月16日 - 12月13日の期間でコラボイベントを開催。
- テイルズウィーバー
- 2023年11月21日 - 12月20日の期間でコラボイベントを開催。
- 2008年10月29日 - 2009年4月1日の期間でキャラクターの衣装の提供やコラボクエストを開催。
- 2009年1月6日 - 3月31日の期間でキャラクターの衣装の提供。
- 2012年1月19日発売。アニメ9作品がクロスオーバーしたゲームソフト。
- 2016年1月22日 - 1月30日の期間でコラボイベントを開催。
- 2018年7月19日 - 7月31日の期間でコラボイベントを開催。
- 2018年8月13日 - 9月3日の期間でコラボイベントを開催。
- 2019年6月17日 - 7月8日の期間で新たなコラボイベントを開催。
- 2019年3月29日 - 5月8日の期間でコラボイベントを開催。
- 2019年10月28日 - 11月11日の期間で「富士見ファンタジア文庫レジェンド」としてフルメタル・パニック!、魔術士オーフェンと共にコラボイベントを開催。
- 2021年1月25日 - 2月8日の期間で新要素を加えた上記の復刻コラボイベントを開催。
- 2020年6月15日 - 7月15日の期間でコラボイベントを開催。
- 2021年7月2日 - 7月15日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- 2020年11月20日 - 12月10日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年12月20日 - 2023年1月10日の期間でコラボイベント第2弾と、上記の復刻コラボイベントを開催。
- 2020年12月17日 - 2021年12月17日の期間で運営。配信開始当初から終了まで参加。ファンタジア文庫作品がクロスオーバーする。
- 【中国版】仙境传说RO:守护永恒的爱(心动网络(中国語版))
- 2021年1月6日 - 1月31日の期間でコラボイベントを開催。
- 【日本版】(ガンホー・オンライン・エンターテイメント)
- 2021年7月28日 - 8月12日の期間でコラボイベントを開催。
- 2021年1月6日 - 1月31日の期間でコラボイベントを開催。
- 2021年7月28日 - 8月12日の期間でコラボイベントを開催。
- 【韓国版】가디언 테일즈(カカオゲームズ(英語版))
- 2022年2月10日 - 3月10日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年10月6日 - 10月20日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- 【英語版】Guardian Tales(カカオゲームズ)
- 2022年2月22日 - 3月8日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年10月18日 - 11月1日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- 【日本版】(Kong Studios、Yostar)
- 2022年4月27日 - 5月25日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年11月16日 - 11月30日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- 2022年2月10日 - 3月10日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年10月6日 - 10月20日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- 2022年2月22日 - 3月8日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年10月18日 - 11月1日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- 2022年4月27日 - 5月25日の期間でコラボイベントを開催。
- 2022年11月16日 - 11月30日の期間で復刻コラボイベントを開催。
- 2022年11月17日 - 12月8日の期間でコラボイベントを開催。
- 2023年5月12日 - 5月31日の期間で「ファンタジア文庫コラボ第1弾」としてキミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦、甘城ブリリアントパークと共にコラボイベントを開催。
- 【中国版】梦幻模拟战 Mobile(紫龙游戏(中国語版))
- 2023年7月6日 - 8月2日の期間でコラボイベントを開催。
- 【台湾版】夢幻模擬戰
- 2023年9月5日 - 10月2日の期間でコラボイベントを開催。
- 【英語版】Langrisser Mobile
- 2023年11月16日 - 12月13日の期間でコラボイベントを開催。
- 2023年7月6日 - 8月2日の期間でコラボイベントを開催。
- 2023年9月5日 - 10月2日の期間でコラボイベントを開催。
- 2023年11月16日 - 12月13日の期間でコラボイベントを開催。
- 2023年11月21日 - 12月20日の期間でコラボイベントを開催。
トレーディングカードゲーム
- 『ドラゴン☆オールスターズ』(富士見書房、角川書店)
- 『プロジェクト レヴォリューション』(ブロッコリー、富士見書房)
- 『ヴァイスシュヴァルツ』(ブロッコリー)
デスクトップアクセサリー集
- 『スレイヤーズでぢたるコレクションシリーズ』全6巻(角川書店・キングレコード) Windows用
- スレイヤーズはいぱあ 〜リナちゃんと遊ぼう〜(1997年4月発売)
- スレイヤーズはいぱあTV 〜リナと無敵のご一行 でえたぁふぁいる〜(1997年5月発売)
- スレイヤーズはいぱあNEXT 〜それ行け なかよし4人組〜(1997年6月発売)
- スレイヤーズTRY 〜DAILY SELECTION〜(1997年12月発売)
- スレイヤーズはいぱあTRY 〜世界をすくえ! リナとゆかいな仲間たち〜(1998年1月発売)
- スレイヤーズはいぱあRETURNS(1998年11月発売)
- スレイヤーズはいぱあ 〜リナちゃんと遊ぼう〜(1997年4月発売)
- スレイヤーズはいぱあTV 〜リナと無敵のご一行 でえたぁふぁいる〜(1997年5月発売)
- スレイヤーズはいぱあNEXT 〜それ行け なかよし4人組〜(1997年6月発売)
- スレイヤーズTRY 〜DAILY SELECTION〜(1997年12月発売)
- スレイヤーズはいぱあTRY 〜世界をすくえ! リナとゆかいな仲間たち〜(1998年1月発売)
- スレイヤーズはいぱあRETURNS(1998年11月発売)
オーディオブック
森なな子による朗読で、2018年よりAudibleから、2019年7月時点で第15巻までがデータ配信でオーディオブック化されている。
イベント映像ソフト
スレイヤーズ30周年に関連するコンテンツを収録したBlu-rayおよびDVD「スレイヤーズつめあわせ 30周年さんきゅ〜」がカドカワストアにて2021年10月30日から11月30日が予約締切で、年末に発送された。
翻訳
韓国語
- 1997年に大元 C.I.のNT Novelから13巻まで刊行。
- 2004年に上記と同じ出版社から、翻訳者を変えて全15巻が刊行。こちらは2020年にリマスター版として再刊行され、続編の16巻以降も翻訳され刊行。
英語
- 2004年にTOKYOPOPから8巻までが刊行。
- 2020年に出版社および翻訳者が変わりJ-Novel Club(英語版)から電子書籍として刊行。2021年からシリーズを3冊ずつ合本にしたハードカバー版が刊行。翻訳版のオーディオブックが、アニメのリナ役の吹き替えを担当したリサ・オルティス(英語版)の朗読で配信。
中国語
- 2009年に繁体字中文訳が奇幻基地から全15巻までが刊行。