スージー・ズー
アニメ:Suzy's Zoo だいすき! ウィッツィー
原作:スージー・スパッフォード,
監督:小原秀一,
シリーズ構成:喜多香織,
音楽:前口渉,
アニメーション制作:デジタル・メディア・ラボ,
製作:TBS,
放送局:TBS,
話数:全25話,
以下はWikipediaより引用
要約
『スージー・ズー』(Suzy's Zoo)は、スージー・スパッフォード(Suzy Spafford)によるアメリカ合衆国のグリーティングカード・絵本・アニメの作品である。
概要
1967年にグリーティングカードとして、小さな赤ちゃんアヒルのキャラクターが生み出される。そこから約30年後の1995年、作者が幼少期に遊んでいた、おもちゃのぬいぐるみを元に「リトル・スージー・ズー」として作られたのが現在の『スージー・ズー』の絵本の始まりである。
グリーティングカードのキャラクターとして誕生して以後、スパッフォードの出身国、アメリカのサンディエゴを中心に世界中で40年以上愛され続けており、アメリカでは主にベビー向けのアニメとして親しまれている。
日本での人気・展開
日本では輸入物のグリーティングカードなどが一部で販売されていたが、1989年に兵庫県姫路市に出来た姫路リバーシティのマスコットキャラクターとしてイオングループがライセンス契約をしてイリュージョンミュージカルという形態のキャラクターショーを展開。サンテレビなどでショーのステージを番組として放送。その後2006年、プラザスタイルカンパニーが日本でのライセンスビジネスの展開を開始し、同年6月にはソニープラザで本格的な商品展開が開始された。日本においてはまずキャラクター商品が販売され、次いで絵本が翻訳・出版されるという経緯を辿った。
そして2011年4月には、「スージー・ズーの世界展〜いつまでもともだち Friends Forever〜」として、日本では初となる同作の原画が公開され、展覧会が開催された。
若い年代の女性を中心に浸透した要因については、モデルの梨花が自身のブログや雑誌などで同作のキャラクター「ブーフ」のグッズを写真で載せたことから口コミなどで話題となった。このことから、「ブーフ」が同作の主人公だと思われがちだが、実際はアヒルの「ウィッツィー」が主人公で「ブーフ」はその友達という設定である。
ストーリー
ウィッツィーとその友達のぬいぐるみたちが巻き起こす、大好きな裏庭での大冒険。
物語の舞台となるウィッツィーの裏庭の一部は、作者が幼い頃に過ごした家の庭が元となっている。
登場キャラクター
ウィッツィー(Witzy)
ララ(Lulla)
エリーファント(Ellie Funt)
書籍
絵本
BL出版、訳:三原泉
- あひるのウィッツィー(2007年7月、ISBN 978-4-7764-0243-5)
- ウィッツィーとブーフ(2008年8月、ISBN 978-4-7764-0313-5)
- スージー・ズー いつまでもともだち(2010年3月、ISBN 978-4-7764-0408-8)
- スージー・ズー ブーフはどこ?(2010年3月、ISBN 978-4-7764-0409-5)
- スージー・ズー あきをあつめたよ!(2010年9月、ISBN 978-4-7764-0426-2)
- スージー・ズー もうすぐハロウィーン(2010年9月、ISBN 978-4-7764-0427-9)
- スージー・ズー ふゆってたのしいね!(2010年11月、ISBN 978-4-7764-0432-3)
- スージー・ズー エリーファントのティーパーティー(2011年4月、ISBN 978-4-7764-0438-5)
- スージー・ズー ウィッツィーのおはなばたけ(2011年4月、ISBN 978-4-7764-0439-2)
- スージー・ズー わらってるのはだあれ?(2011年6月、ISBN 978-4-7764-0440-8)
- スージー・ズー あめがふってきたよ!(2011年6月、ISBN 978-4-7764-0441-5)
- 「スージー・ズーのたのしいまいにち」シリーズ
- いやいやウィッツィー(2012年4月、ISBN 978-4-7764-0506-1)
- おふろだいすき(2012年4月、ISBN 978-4-7764-0505-4)
- おやすみウィッツィー(2012年4月、ISBN 978-4-7764-0504-7)
- はみがきだいすき(2012年4月、ISBN 978-4-7764-0507-8)
- いやいやウィッツィー(2012年4月、ISBN 978-4-7764-0506-1)
- おふろだいすき(2012年4月、ISBN 978-4-7764-0505-4)
- おやすみウィッツィー(2012年4月、ISBN 978-4-7764-0504-7)
- はみがきだいすき(2012年4月、ISBN 978-4-7764-0507-8)
関連書籍
- スージー・ズー ポストカードブック(ゴマブックス、2008年10月31日、ISBN 978-4777109838)
- スージー・ズーのマタニティダイアリー(主婦と生活社、2010年12月、ISBN 978-4-391-13967-9)
- スージー・ズーの赤ちゃんダイアリー(主婦と生活社、2010年12月、ISBN 978-4-391-13966-2)
- Suzy's Zoo まるごと1冊スージー・ズー♥(宝島社、2009年12月26日、ISBN 978-4-7966-7517-8)
- Suzy's Zoo まるごと1冊スージー・ズー♥2011(宝島社、2010年12月11日、ISBN 978-4-7966-7836-0)
- スージー・ズーのHAPPYキャラ弁当BOOK(集英社、2011年4月15日、ISBN 978-4-08-102099-7)
- スージー・ズー ハッピーラブダイアリー(イースト・プレス、2011年6月29日、ISBN 978-4-7816-0600-2)
- スージー・ズー シャドーボックス・コレクション(New York Art、2011年10月、ISBN 978-4-9024-3749-2)
- 月刊MOE 12月号 スージー・ズーのやさしい庭へ(白泉社、2011年11月3日)
- Suzy's Zoo まるごと1冊スージー・ズー♥2012(宝島社、2012年4月21日、ISBN 978-4-7966-9706-4)
- 『げんき』(講談社、「スージー・ズー」という題名で連載中。ストーリーは児童文学作家の柏葉幸子)
テレビアニメ
日本では2011年4月3日から9月25日まで、TBSにて『Suzy's Zoo だいすき! ウィッツィー』として放送された。全25話。TBS製作の全日帯アニメは、『ラブ★コン』(2007年)以来4年ぶりで、放送終了後『カミワザ・ワンダ』(2016年)まで5年間存在しなかった。アニメーション製作は、デジタル・メディア・ラボ。黄色の声はウィッツィー、水色の声はブーフ、緑色の声はララ。白の声はそれ以外のキャラクター。
声の出演
- ウィッツィー(中原麻衣)
- ブーフ(白石涼子)
- ララ(竹達彩奈)
- パッチズ(斉賀みつき)
- エリーファント(後藤沙緒里)
- ティッター&トッター(優香)
- ナレーション(坂本真綾)
サブタイトル
以下は日本で放送されたアニメのサブタイトル。
その他
- ドレッシー・ジェシーはTBS番組の『ひるおび!』や『Nスタ』の天気予報コーナーのキャラクターとして活躍している。その日の天候により、ファッションを替えているドレッシーを見ることができる。