タッコク!!!
以下はWikipediaより引用
要約
『タッコク!!!』は『週刊少年サンデー超』で2009年4月号から2011年2月号まで連載された福地翼による漫画作品。
概要
タイトルの通り、「卓球」や「(愛の)告白」を取り入れた異色のスポーツ漫画である。話数のカウントは「●告目」。週刊少年サンデー2008年13号に読み切りとして掲載され、一部の設定を変更して連載化された。
ストーリー
幼馴染のカコとの約束を守るべく、日本に帰って来たガク。しかし、そこには「卓球告白法」という法律の壁が存在し……!?
用語
卓球告白法(タッコク)
10歳から18歳に適用され、「好きな人に卓球の試合を申し込み、それに勝つと強制的にその相手と付き合うことができる」というもの。タッコクを介した付き合いでなければ、好きな人に触れることすら禁じられている(触れるとジャッジマンのおしおきがある。)。また、国内に居る人であれば外国人にも適用される。同じ相手に30連敗すると以後半年その相手には卓球を申し込めないが、「卓球追試験」を突破することで回避できる。
実は地球侵略を宣言した宇宙人への対抗策として設立した法案でもある。
略奪卓球
卓球追試験(タッコクエスト)
略奪卓球
卓球追試験(タッコクエスト)
ジャッジマン
ポストマン
ポストマン
登場人物
主要人物
丸の内ガク
轟ムーコ
堂島ヒカリ
菅原ギガ
中学2年生。「別れさせ屋」のグループ「ネスト」の元No2。
天涯孤独の身で、この世に本物の愛が存在しないことを証明するため一人で別れさせ屋をやっていた。略奪卓球というルールと「テーブルの上でボールが相手のラケット及び身体の一部に当たると自分の得点になる」というルール(進路妨害/オブストラクション)を利用し、相手の前歯や鼻、頬骨を狙って打って甚振り、降参させカップルを自然消滅させ続けた。不良達と出会ってからは勢力を拡大した。
アースを外すと「雷獣戯画(らいじゅうモード)」となり、身体から電気を発する。その状態で拳を使ってボールを打ち返し、相手を電撃で痺れさせる(「手首から先に当たって跳ね返り、相手のコートに入った場合返球が認められる」のは、実際のルールに則っている)。「愛」を毛嫌いしていたがガクに敗れ、ガクに「愛」を教えてもらうため流星中2-Bに転校、ガクの弟子となる。
シュヴァルツ・グロス
流星中学校
宮崎サチ
影の薄さにコンプレックスを持つ少女。2-D所属。物理が得意で、「ベルヌーイの定理」や「ドップラー効果」などを取り入れた技を使う。その影の薄さは、相手にぶつかられても気がつかれなかったり、目の前に立っていても気がつかれなかったりするほど。
「自分の存在する理由」が分からずに途方に暮れていたところ、ガクだけは自分を見つけてくれて接してもらったことで、「ガクと一緒にいることが自分がここに存在する理由」だと思い、ガクにタッコクを申し込む。「霧の情熱(ミストパッション)」という技でガクを追い詰めるが、トリックを見破られ敗北。しかしその直後同級生達に見直され、ガクへの思いから身を退いた。その後はガクを応援したり、悲しみに暮れていたカコを後押ししたりした。
社モモコ
2-E所属。人間の観察能力に優れていて、人より洞察力が優れている。また、人の悩みを見抜く才能がある。誰かが悩んでいると放って置けないお人よしな性格なため、悩んでいる人を見ると一番その人のためとなるアドバイスをしていたが、一蹴され続けていた。そこで友達のリコに勧められてもんもこ口寄せと称して人の悩みを聞いていた(実際は霊を降ろしたり口寄せをしたりということは全て嘘だった)。だがこれが発覚してから後も、真剣に悩み相談を受けていたことは認められて、悩み相談を受け続けることとなった。
巫女の芝居をしているうちに芝居にハマり、ハリウッド女優を志す。世界中を回ったガクが自分に相応しいと考えタッコクを申し込んだ。飛んできた球を巫女装束の袖に入れると同時に袖口からネズミ(チュー太郎)を放ち、相手のコートで高速で走らせボールに見せかける「モンモコクリ」という技を使ったが、ガクに見破られ反則負けした。
サチとは違いガクを諦めたわけではなかったが、「未来の夫を助けるため」と言ってガクに必殺技を持つようアドバイスし、後悔した。
タッコククエスト
学園 AAA
その他の登場人物
雲柳寺サイゾー
日本のアイドルグループ「シャイズ」のリーダー。かなりのナルシスト。
昔は太めの体形をしたいじめられっ子で、「ダサイゾー」と呼ばれていた。数年前にカコとのタッコクで負けた事により、彼女にリベンジするために日々特訓に明け暮れていたある日、痩せた自分がイケメンだということに気が付く。それからは自分を磨き続け、さらなる注目を浴びるには国民的アイドルとなったカコを利用しようと考えるがフラれ、ガクに交換条件を提示し勝負するも敗れる。その後、ガクにカコの「秘密」を教えようとしたが、カコのスマッシュを受け吹っ飛ばされた。
肩に、カコと最初に勝負した時についた独特のボール傷がある。超眼力を持ち、美麗時間(イッツ ア ビューティフル アワーズ)という技を使う。