チョコレートコスモス (小説)
題材:演劇,
以下はWikipediaより引用
要約
『チョコレートコスモス』は、恩田陸の長編青春小説。
概要
演劇のオーディションを舞台とする群像劇であり、『ガラスの仮面』へのオマージュであることが語られている。「サンデー毎日」に2004年6月27日号から2005年8月7日号まで連載された。
あらすじ
東響子は華やかな容姿と確かな演劇力を備え、「天才」の名をほしいままにしている若手女優。しかしながら「芝居の本当の面白さを知らない」という悩みがあり、一度そこへ足を踏み入れたら後には引けないと考えていた。そんな響子のもとに、伝説の映画プロデューサー、芹澤泰次郎が20年ぶりに演劇界へ復帰し、大規模なオーディションを開催するという話が届く。響子は芹澤のオーディションに参加したいと望むが、残念ながら彼女が呼ばれることはなかった。響子は芹澤に直談判すべく、会場へ向かう。
一方、佐々木飛鳥はある日公園で練習していた劇団に飛び入り参加し、同劇団の旗揚げ公演で初舞台を踏む。常人離れした才能は演劇関係者たちを驚かせ、飛鳥は自分が本当に芝居がしたいのかどうかもわからないまま、芹澤のオーディションを受けることになる。
登場人物
書籍情報
- 単行本:2006年3月、毎日新聞出版、ISBN 978-4-62-010700-4
- 文庫本:2011年6月、角川文庫、ISBN 978-4-04-371003-4