ティーンズブルース
以下はWikipediaより引用
要約
『ティーンズブルース』は、コージィ城倉による日本の漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて2002年16号から2004年6・7合併号まで連載された。単行本は7巻が刊行されている(小学館)。
概要
平凡な女子高校生が、あるきっかけでホストにのめりこみ堕ちていく姿を描いた作品。作者自身も『絶対上がりめになることはない』『落ちるだけ』『サクセスしない』『下がり続けるだけのベクトル』と公言している程救いのない内容だが、中途半端な形で第一部が終了し、第二部の開始は未定となっている。
年齢確認をせずにホストが未成年者を客引きして酒を飲ませたり、主人公がキャバクラで働こうとした際に店側がきちんとした年齢確認をしないまま雇用したりする等、表現的に問題のあるシーンも存在している。
あらすじ
17歳の高校生、麻美は母と弟と3人で暮らしている。苦しい生活にもかかわらずプライドが高く、世間体ばかり気にする母に反発した麻美はクラスメイトの美香に誘われ、それまでの自分を変えようとする。だが、それは転落の始まりであった・・・。
主な登場人物
久我 麻美(くが あさみ)
本作の主人公。元々は眼鏡に三つ編みの目立たない地味な女子高校生であったが、実はスタイル抜群の美少女で、一部の生徒はその魅力に気づいていた。
母子家庭で苦しい生活なのにもかかわらず、世間体ばかり気にする母親から、家事のために学校を休んだことを厳しく叱られ、その反発からクラスメイトの里香に誘われ、派手な格好をするようになり、里香と街を歩いていた際、客引きで声を掛けられたホストの高士と知り合い、のめりこみ、遊ぶ金欲しさにいかがわしいアルバイトをするようになり、高校にも行かなくなり、最後には実家からも逃げ出し家出と、どんどん堕ちていく。だが、どんなに堕ちても最後の一線は越えず処女のままでいる。
自分の不注意から吉本国彦の家を火事にしてしまい、逃げ出した後、年齢を偽りキャバクラで働くようになる。店の客である作家や雑誌編集者に気に入られ、素顔を隠した仮面のグラビアアイドルとして売り出され、徐々に人気が出てきているが、嫉妬した里香か恨みを持つ国彦と思われる人物からの妨害を受け始めている。
喜多見 高士(きたみ たかし)
吉本 国彦(よしもと くにひこ)
藤沢 里香(ふじさわ りか)
単行本
コージィ城倉『ティーンズブルース』小学館ビッグコミックス 全7巻