ドラゴンボール
以下はWikipediaより引用
要約
『ドラゴンボール』(DRAGON BALL)は、鳥山明による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年51号から1995年25号まで連載された。略称は「DB」。
概要
世界中に散らばった七つの球をすべて集めると、どんな願いも一つだけ叶えられるという秘宝・ドラゴンボールと主人公・孫悟空(そん・ごくう)を中心に展開する「冒険」「夢」「バトル」「友情」などを描いた長編漫画作品。
1986年から1996年までフジテレビ系列で『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』が放送され、11年間のシリーズ放送期間中、平均視聴率20%以上を記録した。また、全世界80か国以上で放送されるなど、世界中で絶大な人気を誇る日本の漫画・アニメを代表する作品である。
連載終了後もテレビアニメ・映画・ゲームなどが展開しており、映画『ドラゴンボール超 ブロリー』が全世界興行収入135億円を記録し、各国で大ヒットした。
1991年に『週刊少年ジャンプ21・22合併号』で行われた読者アンケートで同誌のアンケート史上最大得票となる1000通中815票を獲得し、1995年3・4合併号で同誌の発行部数は653万部を記録。本作の連載終了後は同誌の部数が急速に減少していくなど、連載作品の中でも特に影響は大きかった。
単行本の発行部数は完全版(2000万部)を含み国内で1億6000万部以上、全世界累計で2億6000万部を記録。
ゲームソフトは現在までにミリオンセラーを10本以上輩出し、シリーズ累計販売本数は全世界5000万本に達する。
『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は2023年2月時点で、5000億円の収益を記録し、バンダイナムコエンターテインメントの収益を牽引する存在となっている。『スーパードラゴンボールヒーローズ』はカード累計出荷枚数10億枚、登録ユーザー数は400万人を突破し、デジタルキッズカードゲーム市場でNo.1の人気タイトルである。
2019年時点で、漫画・アニメシリーズ・ゲーム作品などを含めた総売上は230億ドル(約2兆5000億円)に達する。
あらすじ
孫悟空少年編
地球の人里離れた山奥に住む尻尾の生えた少年・孫悟空はある日、西の都からやって来た少女・ブルマと出会う。そこで7つ集めると神龍(シェンロン)が現れ、どんな願いでも一つだけ叶えてくれるというドラゴンボールの存在を、さらに育ての親である孫悟飯の形見として大切に持っていた球がその1つ「四星球(スーシンチュウ)」であることを知り、ブルマと共に残りのドラゴンボールを探す旅に出る。人さらいのウーロンや盗賊のヤムチャらを巻き込んだドラゴンボール探しの末、世界征服を企むピラフ一味にボールを奪われ神龍を呼び出されるが、ウーロンがとっさに言い放った下らない願いを叶えてもらうことで一味の野望を阻止する。
その後、悟空は旅の途中に知り合った武術の達人・亀仙人の下で、後に親友となるクリリンと共に8か月間にわたる修行を積み、その成果を確かめるために世界一の武術の達人を決める天下一武道会に出場し、変装して出場していた亀仙人に敗れるも準優勝を果たす。悟空は再び修行の旅へと出発し、ドラゴンボールの悪用を企むレッドリボン軍との闘いや、仙猫カリンの修行、孫悟飯との再会などを経てさらに強さを増していく。さらに3年後の天下一武道会では、亀仙流のライバルである鶴仙流の天津飯(テンシンハン)と闘うが、あと一歩のところで敗れ、前回と同じく準優勝に終わる。
ピッコロ大魔王編
天下一武道会終了後、ピラフ一味によって復活したピッコロ大魔王によって、クリリンや亀仙人など悟空の仲間たちや多くの武道家たちが殺される。悟空は仇を討つため、道中に出会ったヤジロベーやカリンの協力を得て命を賭して潜在する力を引き出し、ピッコロ大魔王に闘いを挑み勝利する。闘いの後、悟空はピッコロ大魔王に殺された神龍や仲間たちの復活のため天界へ向かい、ドラゴンボールの創造者である神様に会う。そこで神龍復活の条件として、神の下、天界で修行することとなった。
その約3年後、少年から青年へと成長した悟空は、天下一武道会の会場で仲間たちと再会。試合では、少年時代に出会った際に「嫁にもらう」と約束していた牛魔王の娘・チチと再会しその場で結婚。そして武道会に出場していたピッコロ大魔王の生まれ変わりであるマジュニアと決勝戦で激突、悟空はこれに勝利し初の天下一武道会優勝を飾る。
サイヤ人編
ピッコロ(マジュニア)との闘いから約5年後、息子の孫悟飯を儲けて平和な日々を過ごしていた悟空のもとに、実兄・ラディッツが宇宙より来襲し、自分が惑星ベジータの戦闘民族・サイヤ人であることを知らされる。さらわれた孫悟飯を助けるため悟空は宿敵ピッコロと手を組み、自らの命と引き換えにラディッツを倒すが、約1年後にはさらに強力なサイヤ人たちがドラゴンボールを求めて地球に来襲することを知る。
悟空はドラゴンボールによって生き返るまでの間、あの世の界王の下で修業し、仲間と共に地球に強襲したサイヤ人の戦士・ナッパとベジータを迎え撃つ。悟空は修行により増した力でナッパを一蹴し、ベジータと決闘。仲間の協力もあり、何とか辛勝し撤退させるが、多くの仲間を失うとともに、ピッコロの戦死により彼と一心同体であった神も死亡し、地球のドラゴンボールも消滅する。
フリーザ編
地球の神と殺された仲間たちを甦らせるため、重傷で入院中の悟空に代わり、悟飯、クリリン、ブルマの3人が神とピッコロの故郷であるナメック星へ向かう。だが、そこには地球で闘ったベジータや、界王すら畏怖する宇宙の帝王・フリーザとその一味が不老不死を求めて来襲し、ナメック星人を虐殺しながらドラゴンボールを略奪していた。悟飯たちはベジータ、フリーザ一味とのドラゴンボールをめぐる三つ巴の攻防の末、後から到着した悟空とナメック星人たちの協力を得てナメック星の神龍・ポルンガを呼び出し、ピッコロと地球のドラゴンボールを復活させる。
出し抜かれて願いが叶えられなかったフリーザは激怒し、一行は対決を強いられる。フリーザの持つ圧倒的な力の前にはベジータやピッコロ、悟空すら歯が立たず仲間たちが次々と命を落としていった。怒りを爆発させた悟空は伝説の戦士・超(スーパー)サイヤ人へと覚醒。フルパワーを解放したフリーザに勝利する。ポルンガによって地球に帰還した悟飯たちは復活したドラゴンボールによりサイヤ人やフリーザ一味に殺された人々を蘇生させた。一方の悟空も爆発するナメック星を辛くも脱出、ヤードラット星に漂着し一命を取り留めた。
人造人間・セル編
ナメック星での闘いから約1年後、密かに生き延びていたフリーザとその一味が地球を襲撃するが、謎の超サイヤ人によって撃退される。トランクスと名乗るその青年は、自分は未来からやってきたブルマとベジータの息子であることを悟空にだけ明かすと同時に、悟空は心臓病によって命を落とすこと、3年後に現れる2体の人造人間が絶望の未来をもたらすことを告げる。その後本当に心臓病によって危篤状態になるも、トランクスから渡された特効薬によって生還、来るべき日に備えて3年間各々に修行してその日を迎える悟空たちであったが、事態はトランクスが知っている歴史とは大きく違うものとなり、彼さえ知らなかった人造人間たちまで現れ、さらに究極の人造人間・セルが未来から出現。悟空らの想定を遥かに超えた戦士が続々と現れた。
人造人間17号と人造人間18号を吸収することで完全体となったセルは地球の命運を賭けた武道会「セルゲーム」の開催を全世界に宣言する。悟空らは天界にある1日で1年の修行が行えるも過酷な環境に晒される「精神と時の部屋」で修行し、強さを増してセルゲームに臨むが、悟空はセルとの激闘の末降参する。その意思を継いだ悟飯が怒りをきっかけに超サイヤ人2へと覚醒、勝つことを断念したセルは地球ごと爆破させる自爆を図るが、悟空の命と引き換えの咄嗟の機転により地球の爆破は免れる。しかしセルは生きており悟飯と再び闘うことになる。セルもパワーアップしているため闘いは苦戦を強いられたが悟空の幻影と共にかめはめ波を放ちセルを撃破。セルゲームを制した悟飯たちは、ドラゴンボールによりセルに殺された人々を蘇生させるが、悟空は自分が悪人を引き寄せているという理由で生き返りを拒否し、あの世に残ることを選ぶ。
魔人ブウ編
セルゲームより約7年後、高校生に成長した悟飯が天下一武道会に出場することを知った悟空は、自らも出場するために占いババの力によって1日だけこの世に戻る。天下一武道会の最中、悟空たちは界王よりもさらに高位の存在である界王神から恐ろしい力を持つ魔人ブウの封印が解かれようとしていることを知らされる。復活した魔人ブウにより悟飯やベジータが倒され、悟空はあの世に帰ったため、地球の命運は悟空の次男・孫悟天と少年トランクスの幼い2人に託される。
一方、魔人ブウは様々な人間との出会いからより邪悪で強力な魔人(魔人ブウ〈悪〉)へと変貌。悟天とトランクスが「フュージョン(融合)」して誕生した戦士・ゴテンクスや、潜在能力を解放し、パワーアップを遂げて帰ってきた悟飯らが応戦するが、戦士たちを次々と吸収し姿を変えていく魔人ブウに苦戦を強いられる。危機に陥った悟飯らを救うため現世に舞い戻った悟空とベジータは、界王神界で真の姿となった魔人ブウとの最終決戦に臨む。ドラゴンボールの協力もあり、地球・ナメック星・あの世の人々のエネルギーによって作り上げられた超特大の元気玉によって魔人ブウは完全に消滅する。
それから10年後、悟空は孫のパンと共に天下一武道会に久しぶりに出場し、魔人ブウの生まれ変わりである少年・ウーブと出会う。悟空はウーブと共に見果てぬ強さを追い求めて修行に旅立ち、物語は幕を閉じる。
登場人物
以下は、主人公と主要キャラクターである。
孫悟空
ベジータ
トランクス
ピッコロ(マジュニア)
クリリン
ミスター・サタン
フリーザ
セル
魔人ブウ
歴史
連載開始までの経緯
1984 | 11月 『週刊少年ジャンプ』51号より連載開始 |
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1985 | 9月 コミックス第1巻発売 |
1986 | 2月 アニメ『ドラゴンボール』放送開始 |
11月 ファミリーコンピュータゲーム『ドラゴンボール 神龍の謎』発売 | |
12月 初の劇場版アニメ『ドラゴンボール 神龍の伝説』公開 | |
1987 | アニメ『ドラゴンボール』第47話で最高視聴率29.5%を記録 |
1988 | 11月 カードダス ドラゴンボールシリーズ発売開始 |
1989 | 4月 アニメ『ドラゴンボールZ』放送開始 |
1990 | 10月 TVスペシャル『たったひとりの最終決戦』放送 |
1991 | 『週刊少年ジャンプ』の読者アンケート史上最大得票となる815票を獲得 |
1992 | 劇場版『ドラゴンボールZ 極限バトル!!三大超サイヤ人』が400万人の動員を記録 |
1993 | 2月 TVスペシャル『絶望への反抗!!』放送 |
1994 | アニメ『ドラゴンボールZ』第218話で最高視聴率27.5%を記録 |
1995 | 5月 『週刊少年ジャンプ』25号に最終回「バイバイドラゴンワールド」掲載 |
8月 コミックス最終巻となる42巻発売 | |
1996 | 2月 アニメ『ドラゴンボールGT』放送開始 |
1997 | |
1998 | |
1999 | 9月 米国カートゥーン ネットワークの局の視聴率記録を樹立 |
2000 | |
2001 | |
2002 | 12月 完全版コミックス発売 |
2003 | 2月 PlayStation 2ソフト『ドラゴンボールZ』が300万本以上の出荷を記録 |
2004 | 7月 アニメ『ドラゴンボール』のDVD-BOX「DRAGON BOX」が発売 |
2005 | 3月 『データカードダス ドラゴンボールZ』稼働開始 |
2006 | 9月 『超こち亀』に秋本治との共作『こちらナメック星ドラゴン公園前派出所』を掲載 |
2007 | 『週刊少年ジャンプ』4・5合併号で尾田栄一郎との共作『CROSS EPOCH』を掲載 |
2008 | |
2009 | 4月 アニメ『ドラゴンボール改』放送開始 |
2010 | 11月 アーケードゲーム『ドラゴンボールヒーローズ』稼働開始 |
12月 オオイシナホによるスピンオフ漫画『ドラゴンボールSD』連載開始 | |
2011 | |
2012 | |
2013 | 3月 17年ぶりとなる劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』が公開 |
2014 | 4月 アニメ『ドラゴンボール改』第二期放送開始 |
2015 | 4月 劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が公開 |
7月 アニメ『ドラゴンボール超』放送開始 | |
8月 とよたろうによる漫画『ドラゴンボール超』が連載開始 | |
2016 | 6月 集英社に「ドラゴンボール室」新設 |
11月 アーケードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』稼働開始 | |
2017 | 5月 バンナムの売上で『機動戦士ガンダム』を抜き1位となる |
2018 | 4月 東映に「ドラゴンボール部署」新設 |
12月 劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』公開 | |
2019 | |
2020 | |
2021 | |
2022 | 6月 劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』公開 |
2023 | |
2024 | 秋 アニメ『ドラゴンボールDAIMA』放送開始(予定) |
本作は、連載が始まるまでにさまざまな紆余曲折があった。鳥山と担当編集者の鳥嶋和彦は、当時連載中であった『Dr.スランプ』のアイデアが尽きかけていたため連載を終了させたがっていたが、そう簡単に人気作品を終わらせるわけにもいかず、連載終了3か月後に新連載を始めるなら辞めてもいいという条件を受け、『Dr.スランプ』の連載と平行して描いた読み切り作品『騎竜少年(ドラゴンボーイ)』、『トンプー大冒険』(両作品とも『鳥山明○作劇場VOL.2』に収録)を基に、『ドラゴンボール』のネタを固めていった。
プロット段階においては『西遊記』の要素も取り入れると共に、「ボールを集める」というアイデアは『南総里見八犬伝』から取られたが、「『八犬伝』が8つの球なので、同じじゃ悔しいから」とボールの数は7個にされ、タイトルは映画『燃えよドラゴン』から取られた。こうして本作の初期の構想がまとまった。
当初は鳥山版『西遊記』を目指しストーリーを進めようとしていたが、担当の鳥嶋の反応は「西遊記そのものではないか」と冷たかった。そのため、第二稿(SF要素が取り入れられ、服装が現代風)、第三稿(現行の『ドラゴンボール』にかなり近い設定)と変更が加えられ、最終的には『西遊記』の要素は主人公の名前やキャラクターデザインのほか、初期のいくつかのエピソードやアイテムなどにその名残を留めるのみとなった。
連載開始から連載終了までの経緯
5週連続カラーという大々的な扱いで連載開始されるも当初はあまり人気がなく、開始当初は前作『Dr.スランプ』の影響による期待票や編集部のバックアップもあり良かったものの、徐々に人気は下降し、アンケート結果における順位が15位になることもあった。担当の鳥嶋に「主人公が地味だ。だから人気がないんだ」と指摘された鳥山は、以後「強さを追い求める主人公」というテーマを作品に持たせることになる。その発想から一旦サブキャラクターを下げて修行編を作り、武術の師匠としての亀仙人、最初のライバルとしてクリリンを登場させ、悟空と違ってズル賢い性格のクリリンを描くことで、悟空の愚直なキャラクターが際立つようになる。修行の成果を見せるために天下一武道会の本編が始まり、主人公である孫悟空のキャラクターも確立され、人気も急激に上昇する。同じ頃にフジテレビから集英社に話があり、アニメ化に繋がった。
1990年発売の『週刊少年ジャンプ45号』にて本作と『こちら葛飾区亀有公園前派出所』が共に5000万部突破(ドラゴンボール50977000部、こちら葛飾区亀有公園前派出所50122000部)した事が発表され、本誌に各方面から祝電がよせられた。
フリーザ編が佳境に入る頃にはその人気はピークに達し、1991年に行われた『週刊少年ジャンプ』の1000票アンケートで815票を獲得。ジャンプにおける地位を不動のものとする。
天下一武道会編で読者アンケート1位を獲得し、その後、連載終了まで不動の1位となる。その人気は漫画の枠を越え、アニメ『ドラゴンボール』第47話で最高視聴率29.5%を記録。ファミコンソフト『ドラゴンボール 神龍の謎』は120万本の出荷を記録した。
担当を近藤から武田に変更。武田にはそれまでの担当と異なり鳥山のネームに口を出さずにそのまま掲載させるよう指示を出す。このため、ブウ編開始後は人気が急落し、本誌においてトップの座を『SLAM DUNK』に譲り渡すこととなった。
1995年の連載終了については、鳥山の強い要望によるものであったとはいえ、最終的には関係各社のトップ級会議などの調整や各社の上層部による経営判断を必要とし、関連企業の株価・業績への影響を最小限に抑えるべく様々な配慮や下準備を行った上でようやく実現できたという、前代未聞の事態となった。後に鳥山はブウ編について「漫画を描いている自分でさえイヤになるほど激しくくどい闘いの連続。血圧高めで薄味好きのオジサンになってしまった今では、もうこんな闘いは描けない。というか、これ以降、闘いの漫画を描く気がなくなってしまった」と告白している。前述のように、ブウ編開始前において鳥山は鳥嶋と連載終了の約束を取り付けていたが、当時の編集長であった堀江信彦はその事実を途中まで知らされていなかったという。
こうした背景もあって、本作は延べ10年半に及ぶ長期連載となった。最終話は巻頭カラーであり、これはジャンプにおいては『リングにかけろ』に続いて2度目であった。最終話もまだ悟空の冒険が続くようなシーンで終了している。
かつての週刊少年ジャンプ編集長であった西村繁男によると、それまで守っていた600万部の発行部数が、ドラゴンボール終了直後に割れこみ、あっという間に部数が急落したことである。
連載終了後の展開
連載終了後の『週刊少年ジャンプ』1995年26号から35号にかけて、10週連続特別企画として原作や各メディアでの展開を振り返る「HISTORY OF DRAGON BALL」が掲載された。
鳥山は連載終了直後のメッセージで「やりたいっすよ、次(の新しい作品)を。そのために(ドラゴンボールの連載を)やめたいと思ったってのもあるし。不器用だから他をやりながらってのがダメなんです。この作品をやって純粋にストーリー漫画の面白さってのもわかりましたし、自分では動きのある絵もやっと描けるようになってきたなあと思い始めた」とコメントした。
連載が終了した翌年の1996年2月、アニメ『ドラゴンボールGT』の放送が開始された。完全オリジナルストーリーで描かれたこの作品に、鳥山はキャラクターデザインや設定画を書き下ろす形で参加した。全64話と番外編1話が放送され、第2話で視聴率19.7%を記録する人気アニメとなった。この当時を鳥山は2013年のインタビューで「その頃、連載はもう終わっていたので、僕の頭は次の仕事に向いていました。だから…正直に言うと、そこでまた『DB(GT)』のデザインというのは、ちょっとだけ抵抗がありました(笑)。続けていただけるのは、本当にありがたいと思いましたが」と語っている。
リバイバルブーム到来
2002年12月4日から完全版コミックスが発売され、累計発行部数2000万部を超えるベストセラーとなった。また、完全版の発売を皮切りに2003年3月には『ドラゴンボールZ』を収録したDVDBOX『DRAGON BOX VOL.1』が発売。10万円を超える高額商品にもかかわらず驚異的な売上を記録し、その後もアニメ『ドラゴンボール』シリーズのDVDが立て続けにリリースされた。同じく2003年には家庭用ゲームソフト『ドラゴンボールZ』がリリースされ、人気キャラクターが総登場するこの作品から、現在に続くDBゲームの流れが出来上がった。
コミックス完全版の描き下ろしカバーイラストを描く仕事のため鳥山は初めて本作をまともに読み、完全版では最終話の最後も修正されたが、鳥山は「何年もたって完全版が出ましたが、その時最後を少し描き足しました。何だか最後がシャキッとしない気がしたんだと思います。悟空の闘いは終わって、世代交代というか、そういう意図を明確にしたかったんです」と語っている。
シリーズ累計1億5000万部突破したことを記念して、2005年7月16日の読売新聞朝刊に特別広告が掲載された。
新展開へ
2009年からは『ドラゴンボールZ』のデジタルリマスター再編集版である『ドラゴンボール改』第一期が放送スタート。2014年には第2期「魔人ブウ編」が放送され、どちらも高視聴率を獲得。こうしてアニメ『ドラゴンボール』シリーズは世代を超えて愛される国民的人気作品へと発展を遂げた。
2013年3月30日には、劇場版アニメとしては17年ぶりとなる新作『ドラゴンボールZ 神と神』が公開された。鳥山は破壊神ビルスなどの新キャラクターのデザインを手がけ、初めて劇場版のストーリー制作にも参加した。続いて、2015年4月18日に公開された劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』では、脚本を書き下ろしている。2つの劇場版の物語はその後、2015年7月5日から放送開始した『ドラゴンボール超』で再構成され、鳥山はテレビアニメ初となる原案に携わっている。また、とよたろうによる漫画版が『Vジャンプ』2015年8月号から連載が開始されている。
『週刊少年ジャンプ』創刊45周年記念として2013年33号 - 44号まで、『銀河パトロール ジャコ』が短期連載された。その内容はDBの前日譚として、悟空が地球に送り込まれる前の話が描かれており、主人公のジャコは劇場版やテレビアニメにも登場し、『ドラゴンボール』においても主要キャラクターの1人となっている。また、単行本には『DRAGON BALL- 放たれた運命の子供』が収録されている。
2015年5月9日、日本記念日協会は5月9日を「悟空の日」に認定した。
2016年10月12日、集英社は都内で行われた新刊企画発表会で、同年6月21日付で社内に単独作品の部署としては初の試みとなる「ドラゴンボール室」を新設したことを発表した。担当者は「単独作品の部署は新しい試み。ライツ(権利)と漫画の両方を備え、世界的な人気を誇るビッグコンテンツをさらに大きく展開することを目指していく」と説明。鳥山も「ずいぶん昔の作品を、集英社さんの優秀なスタッフの力を借りて、現代でも盛り上げていただこう、なんていうボクにとっては実にありがたくも頼もしいチームです。これでボクは何もしなくてもいいということになればホントに最高です」とコメントを寄せた。
2018年3月23日、東映アニメーションは同年4月1日付で、従来のテレビ企画部を第一映像企画部、映像企画部を第二映像企画部とそれぞれ改称し、そして新たに『ドラゴンボール』を主に担当する第三映像企画部を新設することを発表した。『ドラゴンボール』は東映アニメーションのなかでも最もビジネスが大きな作品であり、独立させることで、さらに積極的にビジネス開発を進めることになる模様である。
2018年3月にテレビアニメ『ドラゴンボール超』が終了したあとも2018年12月14日に劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』、2022年6月11日には劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』が公開された。
設定
各話数の通し番号は「其之○○」となっており、数字は漢数字で表される。
本作の主な舞台は太陽系の惑星「地球」である。文明については、一瞬で物体を実体化させる「ホイポイカプセル」やドラゴンボールを探知する「ドラゴンレーダー」など、現実の地球よりも高度なメカが登場する。ただし今日の現実世界に見られる携帯電話やインターネットの類は、連載当時にはまだ普及していなかったこともあり、登場していない。交通手段には自動車やバイクのほかエアカーや飛行機などがあり、前述のホイポイカプセルで持ち運んで使用される。鉄道は作中では登場しないが、ランチは「列車強盗」というセリフを述べている。鳥山明は「ドラゴンボールはいつの時代のどんな場所でのお話なのか、というような設定は決めてはいません。自由に何を描いてもいいわけですから」と語っている。
宇宙には地球以外にも人型の知的生命体の住む惑星が多く存在している(ナメック星、ヤードラットなど)。これらの惑星には地球よりもさらに高度な文明を持つ星も存在する。宇宙では無数の星が集まり星雲を作り、星雲が無数に集まり銀河系を形成しており、宇宙空間に無限と言えるほどに存在している銀河系を統括するための行政単位として宇宙は東西南北4エリアの銀河に区分けされている。地球はそのうちの「北銀河」に存在しており、宇宙全体は不思議な文様の刻まれた壁により密閉されている。また、生前の人類が暮らす「この世」に対し、死後の世界「あの世」が存在し、宇宙人を含め死んだ者は原則として魂があの世へと移る。人造人間・セル編では歴史の分岐により枝分かれした時間軸の世界、「並行世界」が存在することが明らかにされている。
アニメ版の詳細な設定は以下の個別記事を参照。
『ドラゴンボールGT』
『ドラゴンボール超』
2015年7月に放送が始まったアニメ『ドラゴンボール超』では新たな世界観などが追加された。本作の世界では全12の宇宙が存在し、それぞれの宇宙にはこの宇宙とそこに住む生命を生み出す創造神である界王神と対をなす破壊の神にして、宇宙全体のバランスを保つための存在である破壊神と付き人の天使が存在している。さらに全12の宇宙の神々の頂点に立つ存在である「全王」が存在する。
用語
気
気の容量はそのまま実力と結びついているが、技術や技量など他の要素も関係してくるので、力量を測る指針にはなるが絶対的な基準ではない。
ゼニー
エイジ
戦闘力
スカウターは気を感じることのできなかったフリーザ一味をはじめ、サイヤ人などが使用していた。劇中で、初めて計測した農夫の戦闘力は5、宇宙最強の存在であるフリーザの変身前の戦闘力は53万。これは敵味方とも数千から数万前後であった当時としては、フリーザがいかに強いかを読者に示すこととなった。なお、フリーザの変身後はスカウターによって戦闘力を計ることができず、トランクスの戦闘力を計測したのを最後に、作中に数値は出てきてはいない。連載終了後に発行された『ドラゴンボール 大全集7巻』によると、フリーザの最終形態の戦闘力は1億2000万、超サイヤ人となった悟空の戦闘力は通常の50倍の1億5000万にまで達しているとされるが、後に鳥山は「50倍の強さとされていたがちょっと大袈裟で、作者の気持ちとしては今までの10倍ぐらいの変化という感じで描いていたと思う」と語っている。以降の戦闘力は、物語中では特別な単位は語られていないが、魔人ブウ編において魔導士バビディは、エネルギーの量を「キリ」という単位を用いて測定しており、それによると超サイヤ人1の悟空は3000キリ以上。ただし、この単位は物語上ではほとんど使われていない。
戦闘力やスカウターの設定は、悟空たちがあまりにも強くなりすぎたため、2代目編集担当の近藤裕が「強い者同士、どっちが強いかもうわからない」と言ったことに対し、鳥山が数値化した方がいいのではないかとアイデアを出したのがきっかけとなっている。
魔族
制作背景
ストーリー作り
鳥山は「かなり多くの裏設定が頭の中にあったが説明っぽくなるから、ほとんど漫画にしなかった」、「サイヤ人の特徴とかバックボーンみたいな裏設定をつくるのも、わりと好き。僕の頭の中にしかないし話の展開の中で出す機会がなく作品に反映される率はそんなに高くなく、されないほうが多い。考えるときは、人造人間編のレッドリボン軍とか過去の何でもないようなものをほじくり返してつくるのが好き。最初にちょっと緩めに考えているから後で応用を利かせやすい。最初にきっちり展開を作り込んでしまうと横道に入ったときに修正が効かなくなってしまう。如意棒の使い方もいいかげんにやってたのに、みんな「そうだったのか!」と思ってくれた」、「18号とクリリン、ブルマとベジータなどの恋愛劇なども頭の中には出来上がっているが恥ずかしいという理由で作品にはしなかった」、と多くの設定を頭の中に描いていたことを明らかにしている。また鳥山がアニメオリジナルエピソード用に描いたサイヤ人とツフル人の歴史や、あの世の設定、漫画で描かれなかったサイヤ人襲来までの1年間のキャラクターの生活などのメモや資料が存在する。また、当時のストーリーや設定などについて鳥山は「仕事嫌いの僕は進んで描くというわけではなく、たくさん描かされたというべきで、僕は過去にはほとんど興味がなく、先しか見ないという性格なので、ドラゴンボールでも思い出せないことがいっぱいある」という趣旨の発言をしている。
アニメへの関与
『ドラゴンボールZ』においては鳥山が書いた裏設定などアイデアメモを基にしたアニメ独自のシーンやエピソードは制作されているが、『元祖』と『Z』どちらも原作者の鳥山は基本的にストーリーには関わっておらず、鳥山は「ノータッチ」と発言している。また『ドラゴンボールGT』についても鳥山は、東映アニメーションから挙がってきた当初の大まかな脚本やストーリーをチェックして、少しアドバイスを行ったが 物語自体には「ノータッチ」と発言している。
映画への関与
ゲームへの関与
作風
歴代担当編集者
初代担当 鳥嶋和彦(とりしま かずひこ)
鳥嶋は、鳥山と大きな話の流れは決めていたが次週の話はネームが届くまでは分からず、読者視点で最初に感じたことを作家に伝えるのが大事であり、ストーリーを作るのは作家の仕事、編集は整理をするだけだと語っている。一方で自身はメディアミックスに対して絶対的な自信を持っており、アニメ『ドラゴンボール』の出来、特にピッコロ大魔王を倒すシーンに強い不満を持ったことから、フジテレビ幹部と直談判してプロデューサーを降板させ『ドラゴンボールZ』の立ち上げにつながったという逸話がある。また、連載終了後にバンダイが数億円を費やして企画したゲームを「これさぁ、悪いんだけど、捨ててくれる?」の一言で没にした逸話もある。
副編集長昇格に伴い担当を外れたが、その後もことあるごとに鳥山の自宅に電話をしており、人造人間19号と人造人間20号が登場した際は「やっと敵が出てきたと思ったらジジイとデブじゃないですか」と言い、仕方なく鳥山が人造人間17号と人造人間18号を出したところ「今度はガキですか」と言い放ち、これがセル登場につながった。上述の通り、『週刊少年ジャンプ』編集長代理時代に連載終了を決定したが、終了当時は『Vジャンプ』編集長であり、『週刊少年ジャンプ』には関与していなかった。
二代目担当 近藤裕(こんどう ゆう)
三代目担当 武田冬門(たけだ ふゆと)
鳥嶋はピッコロ大魔王、近藤はフリーザ、武田は魔人ブウのモデルであるという説もあるが、鳥山自身は「あまり意識した覚えは無い。根本にはあるかもしれないけど、無意識に反映させていたのかもしれない」と語っている。
社会的評価
日本
テレビアニメは11年間平均視聴率20%以上を維持し続け、主題歌『CHA-LA HEAD-CHA-LA』を収録したCDは170万枚を売り上げた。
人気は非常に高く、『週刊少年ジャンプ』連載中の頃は「フリーザ編」で行った少年ジャンプ1000票アンケートで815票という圧倒的人気を獲得。『週刊少年ジャンプ』1995年3-4号でギネス世界記録にも登録された653万部の大記録の達成に2枚看板である『SLAM DUNK』と共に牽引役となった。
連載終了後も本作が連載・放映されていた時期には生まれていない世代にも知名度が高く、2002年に再放送された『ドラゴンボールZ』は平日夕方の時間帯にもかかわらず高視聴率を獲得し、完全版コミックス、ゲーム、DVDなどが大ヒットするなど子供たちの間でも大人気となっている。2007年に漫画全巻セットの販売サイト「全巻読破.com」が発表した最も全巻読破された人気コミックランキングで『ドラゴンボール』(全42巻)が1位になり、2位は『ドラゴンボール』完全版(全34巻)となった。2009年4月から始まった『ドラゴンボール改』は親世代の知名度が抜群であり、小学生の間でも男子・女子ともに高い平均視聴率を記録した。
2013年3月にライフネット生命保険が全国の15歳〜49歳の男女1000名に本作に関する調査をしたところ、本作のテレビアニメを観た経験があると答えたのは10代が86.8%、20代が97.6%、30代が98.0%、40代が96.4%、全体で94.7%が観た経験があると回答し、世代を越えて愛されている国民的アニメと言える結果となった。連載終了20年が経過してなおも小学生や子供たちにも『ドラゴンボール』の知名度は高く2015年7月から放送の『ドラゴンボール超』でその人気はさらに高まっており、2017年8月26日にフジテレビ系で放送された『昭和vs平成 アニメ&特撮&マンガヒーロー・ヒロイントップ20〜1億2千万人が選んだ永久保存版ランキング〜』の番組で昭和生まれ、平成生まれがそれぞれ選んだヒーロー・ヒロインのランキングが発表され、ヒーロー部門で昭和、平成共に孫悟空が1位に選ばれて世代を超えた人気となった。
売上
バンダイナムコホールディングス
年度
売上高(円)
出典
2008年3月期(2007年4月1日 - 2008年3月31日)
178億
2009年3月期(2008年4月1日 - 2009年3月31日)
158億
2010年3月期(2009年4月1日 - 2010年3月31日)
125億
2011年3月期(2010年4月1日 - 2011年3月31日)
83億
2012年3月期(2011年4月1日 - 2012年3月31日)
118億
2013年3月期(2012年4月1日 - 2013年3月31日)
89億
2014年3月期(2013年4月1日 - 2014年3月31日)
114億
2015年3月期(2014年4月1日 - 2015年3月31日)
194億
2016年3月期(2015年4月1日 - 2016年3月31日)
349億
2017年3月期(2016年4月1日 - 2017年3月31日)
611億
2018年3月期(2017年4月1日 - 2018年3月31日)
979億
2019年3月期(2018年4月1日 - 2019年3月31日)
1290億
2020年3月期(2019年4月1日 - 2020年3月31日)
1349億
2021年3月期(2020年4月1日 - 2021年3月31日)
1274億
2022年3月期(2021年4月1日 - 2022年3月31日)
1276億
2023年3月期(2022年4月1日 - 2023年3月31日)
1445億
東映アニメーション
売上高(円)
年度
国内版権
海外映像
海外版権
出典
2015年度
19億4700万
16億6600万
14億7800万
2016年度
35億8900万
22億1500万
33億6600万
2017年度
65億6600万
27億3900万
52億3100万
2018年度
85億4800万
35億1800万
78億7600万
2019年度
76億5600万
34億5100万
87億6300万
2020年度
64億7900万
28億4700万
77億5100万
2021年度
54億8700万
24億7400万
93億2800万
2022年度
61億4900万
54億300万
115億9000万
漫画
単行本の国内累計発行部数は完全版を含めて1億6000万部以上(2015年時点)、全世界累計発行部数は2億6000万部以上を記録(2020年時点)。
全世界累計発行部数推移
出典
2006年時点
2億部
2012年時点
2億3000万部
2016年時点
2億4000万部
2018年時点
2億5000万部
2020年時点
2億6000万部
各国の出版社の部数一覧
国名
出版社
部数
備考
出典
日本
集英社
1億6000万部以上
2015年時点、完全版込み
フランス
グレナ
3000万部
2017年時点
韓国
ソウル文化社
2000万部以上
2013年時点
スペイン
Planeta deAgostini
2000万部
2013年時点(2500万部との報道も)
イタリア
スターコミックス
1600万部
2021年時点
中国
中国少年児童出版社
1000万部以上
2013年時点
台湾
東立出版社
1000万部以上
2009年時点
香港
文化傳信
840万部
(各巻20万部の売上、全42巻)
ドイツ
カールセン出版社
800万部以上
(2015年時点、ペーパーバック版)
ブラジル
Conrad Editora
600万部
2002年時点
アメリカ
ビズメディア
218万5千部以上
(2016年時点、無印版16冊 Z版26冊 全42冊)
デンマーク
Forlaget Carlsen
150万部以上
2007年時点
スウェーデン
Bonnier Carlsen
130万部
2006年時点
フィンランド
Sangatsu Manga
約50万部
(2009年時点、全42巻の売上)
ポーランド
JPF社
42万部以上
2001年から2002年頃(各巻の初版1万部以上 数万部との見方も)
イギリス
Gollancz / Viz Media
約7万8千部
2005年から2010年までの数字
ベトナム
キムドン出版社
年6万部
2009年頃
ゲーム
本作のゲームソフトの累計販売本数は『ドラゴンボール ゼノバース』シリーズの1500万本を初め、全世界累計販売本数5000万本を越える。日本国外での累計出荷本数は2015年12月時点で2400万本を記録している。また、2013年には「世界で最もビデオゲーム化されたコミック」としてギネス世界記録に認定されている。
タイトル
発売日
開発元
本数
出典
ドラゴンボール ファイターズ
2018年2月1日
アークシステムワークス
1000万本
ドラゴンボール ゼノバース2
2016年11月2日
ディンプス
1000万本
ドラゴンボール ゼノバース
2015年2月5日
500万本
ドラゴンボールZ カカロット
2020年1月26日
サイバーコネクトツー
500万本
ドラゴンボールZ
2003年2月13日
ディンプス
350万本以上
ドラゴンボールZ2
2004年2月7日
350万本以上
ドラゴンボールZ3
2005年2月10日
350万本以上
ドラゴンボールZ 超武闘伝
1993年3月20日
トーセ
141万本
ドラゴンボールZ Sparking!
2005年10月6日
スパイク
136万7千本
ドラゴンボールZ 超武闘伝2
1993年12月17日
トーセ
120万本
ドラゴンボール 神龍の謎
1986年11月27日
120万本
ドラゴンボールZ Sparking! NEO
2006年10月5日
スパイク
117万5千本
ドラゴンボールZ Sparking! METEOR
2007年10月4日
104万本
ドラゴンボールZ 超武闘伝3
1994年9月29日
トーセ
91万本
ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人
1990年10月27日
90万本
カードゲーム
1988年にバンダイから初の自動販売機で販売するカードダスが登場し、中でも最大のヒットを飛ばしたのが「カードダス ドラゴンボールシリーズ」。1988年11月に第一弾が発売され、この本弾の人気を受けて「スーパーバトル」、「ジャンボカードダス」など様々な形・シリーズへと展開され大ブームを起こし、1995年に20億枚を突破するなど大きな売り上げを記録した。 デジタルキッズカードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』は2020年11月時点でシリーズ累計カード出荷数10億枚を突破。また、メルカリが発表した「メルカリトレンドワード2019上半期」で『スーパードラゴンボールヒーローズ』が1位に選ばれた。
スマートフォンゲーム
『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は2021年9月時点で全世界3億5000万DLを記録。『ドラゴンボール レジェンズ』は2023年8月時点で全世界8000万DLを突破している。
アンケートランキング
年
調査機関
調査概要
対象名
順位
出典
2006年
日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合
「心に残るマイベストムービー」・TVアニメ部門
ドラゴンボール
1位
2007年
オリコン
「1000人が選んだ!漫画史上“最強”キャラクターランキング!」
孫悟空
「ヒーローの必殺技といえば何か?」
かめはめ波
2008年
「実際にアニメ主人公になれるなら誰に?」
孫悟空
「今までで最も面白かったテレビアニメは?」
ドラゴンボール
gooランキング
「宇宙最強だと思うアニメ・コミックキャラクター」
孫悟空
2009年
ライフネット生命保険
「好きだったマンガは?」
ドラゴンボール
オリコン
「漫画の名脇役ランキング」
クリリン
2010年
東京工芸大学
「クールジャパンとして世界に紹介したい日本文化は何ですか?」アニメ・漫画部門
ドラゴンボール
2013年
聞く技術研究所
「マンガの魅力度比較調査」認知率、購読経験率、選好度
ドラゴンボール
2014年
ダ・ヴィンチニュース
「あなたが思う最強のジャンプマンガは?」
ドラゴンボール
2015年
立教大学
「クールジャパンだと思うアニメ作品は?」「クールジャパンだと思うマンガ作品は?」
ドラゴンボール
2017年
gooランキング
「マジで絶望感を与えられたジャンプの敵キャラといえば?」
フリーザ
「最強に魅力的だった!ジャンプのラスボスランキング」
魔人ブウ
2018年
オリコン
「子どもの頃に好きだったTVアニメ番組」
ドラゴンボール
2019年
アニメ!アニメ!
「アニメに登場する最強の老人キャラといえば?」
亀仙人
gooランキング
「圧倒的カリスマ性のあるジャンプ主人公ランキング」
孫悟空
「これぞ「真の国民的漫画」と思う漫画ランキング」
ドラゴンボール
「せりふ回しが天才的なジャンプ作品ランキング」
ドラゴンボール
「ジャンプ史上最強の悪のカリスマランキング」
フリーザ
2020年
文春オンライン
「あなたが選ぶ『少年マンガ』ベスト1は?」
ドラゴンボール
受賞歴
セレモニー
回数・年
部門・賞
受賞対象
出典
PlayStation Awards
2003年
ゴールドプライズ賞
ドラゴンボールZ
2004年
ゴールドプライズ賞
ドラゴンボールZ2
2005年
ゴールドプライズ賞
ドラゴンボールZ3
2006年
ゴールドプライズ賞
ドラゴンボールZ Sparking!
ビデオ・オブ・ザ・イヤー
2006年
最優秀アニメ賞
ドラゴンボールZ・DVD
DVD・オブ・ザ・イヤー
2006年
TVアニメ・OVA部門3位
ドラゴンボールZ・DVD
第39回日本アカデミー賞
2016年
優秀アニメーション作品賞
ドラゴンボールZ 復活の「F」
ゴールデングロス賞
第9回
日本映画部門・優秀銀賞
ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空ドラゴンボールZ とびっきりの最強対最強
第10回
日本映画部門・優秀銀賞
ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち
第11回
日本映画部門・優秀銀賞
ドラゴンボールZ 燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦
第12回
日本映画部門・優秀銀賞
ドラゴンボールZ 危険なふたり!超戦士はねむれない
第13回
日本映画部門・優秀銀賞
ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ
第33回
日本映画部門・優秀銀賞
ドラゴンボールZ 復活の「F」
モバイルプロジェクト・アワード
2016年
モバイルコンテンツ部門・優秀賞
ドラゴンボールZ ドッカンバトル
日本おもちゃ大賞
2017年
イノベイティブ・トイ部門 優秀賞
BotsNew Characters VR DRAGONBALL Z
日本ゲーム大賞
2017年
フューチャー部門
ドラゴンボール ファイターズ
日本商品化権大賞
2017年
国内部門
ドラゴンボールシリーズ(集英社・東映アニメーション)
JASRAC賞
2003年度
銀賞
ドラゴンボールZ BGM
2007年度
国際賞
2014年度
国際賞
2017年度
国際賞
2018年度
国際賞
PlayStation Developers Choice Awards
2018年
ベストビジュアルアーツ部門
ドラゴンボール ファイターズ
Google Play ベスト オブ 2018
2018年
ベストゲーム2018
ドラゴンボール レジェンズ
第42回日本アカデミー賞
2019年
優秀アニメーション作品賞
ドラゴンボール超 ブロリー
Crunchyrollアニメアワード
2019年
ベストアニメシリーズ賞・1位
ドラゴンボール超
CEDEC AWARDS
2019年
ゲームデザイン部門・優秀賞
ドラゴンボール ファイターズ
日本商品化権大賞2019
2020年
グローバル部門
ドラゴンボール超 ブロリー
日本国外での展開
コミックスは40カ国以上で発売され、アニメは80カ国以上の国と地域で放送された。テレビ朝日放送の『決定!これが日本のベスト』での「世界に進出した日本の人気アニメ ベスト100」のアンケートで本作が1位を獲得し、オリコンが行った「世界に通用していると思う日本のアニメ」、「世界に通用しているマンガ&アニメランキング」のアンケートで、いずれも『ドラゴンボール』が圧倒的な得票数で1位に選ばれるなど、日本国外でも高い人気と知名度を誇っており、その人気は世界規模である。2019年の世界市場規模は約2500億円を記録しグローバルな市場を創出するなど商品化権ビジネスの発展に貢献した。2019年時点で全世界市場規模は230億ドル(約2兆5000億円)を記録している。
北米
アメリカ合衆国
2000年以降も高い人気を誇っており2001年9月26日の放送で『ドラゴンボールZ』は約275万の家庭で視聴され、カートゥーン ネットワーク史上「最も見られた番組」となった。2002年9月16日 - 9月22日の週間ランキングで全米大手ケーブル局の中で『ザ・シンプソンズ』などの番組を上回る1位の視聴者数を獲得。2003年10月3日に放送が開始された『ドラゴンボールGT』も高視聴率を獲得し、『ドラゴンボール』シリーズはアメリカで成功を収めた。
その人気の高さから米LYCOSの検索ランキングで「"dragon ball"」 のキーワードが2001年、2002年と「2年連続第1位を獲得」。2003年6月には米LYCOSトップ50の最も多く検索された検索ワードランキングで全米トップ10以内に「200週間連続でランクイン」する快挙を達成した。これは『ドラゴンボール』がアメリカで絶え間ない人気であることを証明しており、2005年にLYCOSが発表した過去10年間の検索数ランキングでも『ドラゴンボール』は総合2位、米Yahoo!の検索ランキングでも3位となる快挙を成し遂げ、人気と知名度の高さをあらためて印象づける結果となった。放送終了後も新作アニメを上回るほどの高い人気を維持し続けており、再放送もされるなど『ドラゴンボール』シリーズはファニメーションにとって最も有力なアニメ作品となっている。
ビデオゲームは2000年にINFOGRAMES(現ATARI)社が北米および国際市場でのビデオゲームの制作と販売のライセンスを獲得し、北米開発のソフトが発売され、ATARIは2005年度に本作関連で8500万ドルの売上を記録し、本作関連商品が収益の柱となっていた。2009年にATARIとの契約満了に伴いバンダイナムコゲームス(現バンダイナムコエンターテインメント)が北米でのライセンスを取得して以降は同社より本作関連のゲームが発売されており、2014年までにアメリカで『ドラゴンボール』シリーズのビデオゲームの販売本数は1500万本以上を記録した。
トレーディングカードゲームは2000年にScore Entertainment社から販売され、『ドラゴンボールZ』のトレーディングカードは全米でトップの売上を誇っている。2017年7月28日からはBANDAI Americaより『ドラゴンボール超』のトレーディングカードゲームがリリース され、全米各地で『ドラゴンボール超』のカードゲーム大会やイベントが何度も行われるほど人気を得ている。
アニメ『ドラゴンボール』シリーズのビデオとDVDの売上は2006年時点で2500万本の販売数を記録している。これはアメリカで発売されたアニメシリーズでは1位であり、日本国外の公式サイトである「Dragonballz.com」には1か月あたり100万人以上のアクセスがある。米ニールセン・ビデオスキャンの分析データによるとアニメ版『ドラゴンボールZ・シーズン1』は2007年のアニメDVDの販売数で全米でトップを記録。同社の社長は「ドラゴンボールZは絶え間なく増え続けるファンをベースに持つ非常に人気の作品です。根強いファンと次世代のファンのおかげでドラゴンボールZはアメリカで最も人気のある作品の一つとして君臨し続けます。」と感想を述べた。ファニメーションの社員はAnime News Networkのポッドキャストで「2011年に一番売れた日本のアニメDVD」は『ドラゴンボールZ』だと語った。DVDとBlu-ray Discの販売数は2017年時点で3000万本を超える。
2009年に20世紀フォックス制作のハリウッド映画『DRAGONBALL EVOLUTION』が世界で公開された。
2010年5月24日から米アニメ専門チャンネルのニックトゥーン(Nicktoons)で放送が始まった『ドラゴンボール改』(米タイトルは『DRAGON BALL Z KAI』)が好調なスタートを切った。9歳〜14歳、12歳〜17歳、9歳〜14歳(男)、12歳〜17歳(男)の4カテゴリで第1話の視聴率が同局の開局以来の最高視聴率を記録した。
2014年8月5日 - 9日の4日間限定で劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』が公開され、興行収入は220万1569ドルを記録。また近年米国で増えている日本アニメの短期集中イベント型の上映では最高金額となり、『ドラゴンボール』の米国での人気を感じさせる結果となった。
2015年4月11日に劇場版『ドラゴンボールZ 復活の「F」』のロサンゼルスプレミアがハリウッドの名門劇場「エジプシャンシアター」で行われ、当日は500人を超える熱狂的なファンをはじめ世界各国からマスコミが詰めかけた。同年8月4日より公開され、興行収入約800万ドルを記録した。
2019年1月16日に劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開され、公開初日に興行収入700万ドルを記録して「全米初登場1位」を達成。21世紀以降公開の作品では初の快挙となった。公開5日間で興収2000万ドルを突破し、日本アニメ専門のファニメーションによる1200館の中規模配給であったことからヴァラエティ誌、ハリウッドレポーター誌などの米国有力メディアも『ドラゴンボール超 ブロリー』をサプライズなヒットとして取り上げた。
カナダ
中南米
中南米でも『ドラゴンボール』は絶大な人気を誇っており、アニメはスペイン語やポルトガル語に翻訳されて繰り返し放送されている。中南米で公開された『ドラゴンボールZ 神と神』は最初の週末だけで約8億5000万円の興行収入を達成し、最終的な興行収入は中南米全体で1558万ドル以上(約17億3000万円)、全世界では約5000万ドル(54億円以上)を記録した。
メキシコ
メキシコでの本作の人気は極めて高く、ファンの数は数百万人に上るとされる。鳥山明はメキシコで最も有名な日本人1位に2018年9月8日にテレビ朝日で放送された『陸海空 地球征服するなんて』の「地球アンケート〜世界で一番有名な日本人は誰だ!?〜」で選ばれた。また違法なコンテンツも出回っておりPornhub2017年のレポートでは昨年メキシコの本サイトでの「Dragon Ball Z」の検索数が2016年と比較して964%増加し、2017年にメキシコで最も検索されたトレンドはDragon Ball Zだったと明かした。
2018年3月17日(現地時間)に『ドラゴンボール超』第130話がメキシコ全土の広場やイベント会場などで放送された。一部の自治体には東映アニメーションと在メキシコ日本国大使館から著作権の都合上放送しないようにとの手紙が送られたが、伝達が行われた場所も含めてケレタロ、ミチョアカン州、サン・ルイス・ポトシ、イダルゴ州、サカテカス、グアナフアト、ソノラ州、タマウリパス州などの多くの都市や州で放送されてその盛り上がりは全国のプロサッカーの試合を上回るほどであった。チワワ州シウダー・フアレスの広場で行われた放送には1万人以上が集まり、市長のArmando Cabadaは「Crunchyrollと東映アニメーションと交渉の末、許可を貰っての放送。」とのこと。歴史地区のケレタロのゲレーロ庭園には3500人以上が訪れ、モレロスのアルマス広場でも大勢の人たちが集まった。ベラクルスでは元気玉の元気を集めるように会場の人たちが手を上げており、『ドラゴンボール』がメキシコ国民に愛されているといえる結果となった。
2013年9月27日に公開された劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』は累計興行収入446万5917万ドルを記録、2019年1月10日に公開された劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』は公開3日間で観客動員数230万人以上、興行収入Mex$1億2360万(約7億円)を記録した。
エクアドル
エルサルバドル
アルゼンチン
コミックスは2008年にIvrea社から出版されている。Ivrea社のライセンスマネージャーのハビエル・ヘレディアは「ドラゴンボールはもっとも売れているタイトルの一つで、再版の売上が現在の新作漫画の売上を凌駕するほどです」と語った。
コロンビア
ベネズエラ
チリ
ペルー
2019年1月10日に劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開され、封切りとなった水曜深夜の上映で3万4000枚以上のチケットを売上げ、これまで最高だった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を超え、「ペルー史上最も成功した深夜上映」を達成。公開初日の観客動員数は25万7420人を記録し、『アスマーレ2』などを抜き、ペルー史上二番目に多い観客動員数となった。
ブラジル
コミックスは2000年にConrad Editora社から出版が開始し、2011年5月にConrad Editora社は集英社との取引をキャンセルし『ドラゴンボール』や『ONE PIECE』などの出版が終了となった。2003年当時15日ごとに出版されている新刊は各巻6万部が市場に供給されており、最大の売れ筋となっている。同社から発売されたコミックスの売上は60冊刊行時点で累計約600万部を記録した。2012年からはPanini Comics社より、コミックスが出版されている。
パラグアイ
コスタリカ
ドミニカ共和国
ヨーロッパ
フランス
1993年5月17日から、グレナ社よりフランス語版コミックスが出版され、1996年にテレビアニメの放送終了後にマンガの人気に火をつけた。テレビでアニメを見ることができなくなった子供たちの一部はマンガに流れ、それまで日本のアニメを見る層は必ずしもマンガを読む層ではなかったが、『クラブ・ドロテ』の終焉により、視聴率65%を支えていた視聴者の一部はマンガを読むようになった。中でも『ドラゴンボール』は大人気となり、『AKIRA』はマニア受けする作品であったが、マンガをフランスの大衆に根付かせたのは『ドラゴンボール』であり、こうしてビッグタイトルを得たグレナ社は、フランスのマンガ出版をリードする会社となった。
フランス語版コミックス売上推移
出典
2005年、年間売上部数
151万6259部
2007年、年間売上部数
92万249部
2008年、年間売上部数
87万8807部
2009年、年間売上部数
73万4320部
2010年、年間売上部数
57万4965部
2011年、年間売上部数
35万4901部
2017年、年間売上部数
44万5000部
2021年、年間売上部数
186万7934部
2004年時点累計発行部数
1000万部
2012年時点累計発行部数
2000万部
2022年時点累計発行部数
2600万部
2023年時点累計発行部数
2800万部
※ジャック・グレナによると、2017年時点で3000万部、2019年時点で約3500万部との事だが、グレナ社によると上記の2800万部が現在の部数。
2017年4月にグレナ社より発売された『ドラゴンボール超』コミックス第1巻は『ONE PIECE』、『ワンパンマン』などの作品を上回る、新作タイトルとしては異例の10万部以上を売上げ、2017年のフランスのコミックス売上ランキングで2位を記録した。2018年1月に発売された『ドラゴンボール超』コミックス第3巻も10万部以上を売上げ、『ワンパンマン』や『約束のネバーランド』を上回り、日本の漫画では1番の売上を記録した。
在フランス日本国大使館が毎年行っている「フランスで最も有名な日本人」の調査で鳥山明が選ばれた年もあって、2004年当時、文化庁主催の特別講演で浜野保樹は「(選ばれているのは)ずっと鳥山明」と証言していた。フランス・アングレームで2013年1月31日から2月3日まで開かれていた国際漫画祭で、鳥山は「40周年特別賞」を受賞した。2019年5月30日にフランス文化省から、芸術・文学の領域での創造をフランスや世界での普及に傑出した功績のあった人物として、鳥山明はフランスの名誉勲章「芸術文化勲章・シュヴァリエ」を受章した。
フランス・カンヌで2013年4月に開かれた世界最大級の国際テレビ番組見本市「MIPTV」50周年記念では、世界中の過去50年に放送されたテレビ番組の中から、世界のテレビ史に功績を残し影響を与えた番組として毎年1作ずつ選ぶ方式により、主催者側が選んだ「世界のテレビを変えた50作」として日本から『鉄腕アトム』『UFOロボ グレンダイザー』『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』『ドラゴンボールGT』の4作が選ばれており、『ドラゴンボールGT』は1996年における世界中の番組から功績を残し影響を与えた作品として選ばれている。
2013年8月21日 - 8月23日の期間中、パシフィコ横浜にて開催されたCEDEC2013で、セッションが事前にフランスのゲームサイトで募集したアンケートの結果が公開され、実に6400人から回答があり「一番最初に見た日本のアニメ/戦隊もの/映画は?」では圧倒的な票数で『ドラゴンボール』が1位を獲得し、「好きな日本のマンガは?」、「好きな日本のアニメは?」の調査でも、いずれも『ドラゴンボール』が1位を獲得した。
2018年2月25日にパルク・デ・プランスで行われたリーグ・アン第27節、パリ・サンジェルマンFC対オリンピック・マルセイユとの試合で、PSGサポーターがゴール裏に巨大な孫悟空の絵(コレオグラフィー)を掲げたことが話題となっている。観客席には、6つのドラゴンボールをかたどった円形のフラッグも揃えられ、それぞれに「1986、1994、2013、2014、2015、2016」という数字も添えられている。数字はPSGがこれまでリーグアンで6回優勝した年を表し、7つの「ドラゴンボール」を集めれば願いが叶うという『ドラゴンボール』のストーリーに沿って、今季7度目のリーグ制覇を成し遂げたとすれば、チャンピオンズリーグ(CL)初優勝という悲願も叶うという意味が込められている。
2019年7月4日から7月7日にかけて、パリ近郊で開催されたJapan Expoが今回で20回目の開催となったことに合わせてフランスの日刊紙ル・モンドが「日本の傑作漫画20選」を独自に選んで発表し、本作もその一つに選ばれた。
ドイツ
コミックスは1997年にCarlsen Verlag社からドイツ語版のコミックスを刊行開始し、売上げは爆発的な伸びを見せ、2007年までに650万部を記録し、ドイツで日本漫画ブームの火つけ役となった。2015年時点で800万部以上を記録し、「ドイツで最も人気のある漫画」である。また、第1巻の売上は2021年5月時点で、38万6000部を記録。この数字は1冊の売上としてはドイツで販売されている漫画の中で最も売れている数字である。
ポーランド
イタリア
2016年12月23日から、「Italia1」で『ドラゴンボール超』の放送が開始され、12月23日放送のエピソード1で、147万人の視聴者と8.8%のシェアを獲得、12月30日放送のエピソード8は、175万1000人の視聴者と9.9%のシェアを獲得、2017年1月5日放送のエピソード14では、193万1000人の視聴者と10.21%のシェアを獲得し、その後も高い視聴者数とシェアを獲得しており、平均視聴者数は132万人に達する。イタリアのみならず『ドラゴンボール超』はフランス、スペイン、ポルトガルなど、ヨーロッパ各国でも高い視聴率を記録しており、東映アニメーションヨーロッパ社長のRyuji Kochiは「ドラゴンボールは、ヨーロッパ各地で絶賛され評価されており、ドラゴンボールシリーズは、3世代におよぶファンによって受け入れられている文化的な定番作品です。2017年の国際テレビ番組見本市「MIPTV」に参加する際には新しい放送パートナーシップを創り出すことを楽しみにしています」と語った。
コミックスは1995年にスターコミックス社からページ数を少なくした分冊版が1995年から1997年にかけて全62巻出版された。1998年からはDragon Ball Deluxe(豪華版)が2001年までに全42巻出版された。このシリーズは1990年代後半から2000年代前半までの間に、各巻ごとに15万部以上を売り上げ、ベストセラーとなった。スターコミックス社から出版されている単行本は2021年時点で1600万部の売上を記録。
パニーニ社からも出版されており、パニーニ社のキオスク版は2002年当時、毎月50万部を売り上げ、2007年2月時点でイタリアにおける売れ筋漫画ランキングで『ドラゴンボール』が1位となった。
スペイン
コミックスは、1992年5月にプラネタ・デアゴスティーニ社から、カタルーニャ語とスペイン語に翻訳された毎週刊行のホワイトシリーズ(分冊版)が発売開始し、第1巻の発行部数はカタルーニャ語版10万部、スペイン語版5万部を記録し、爆発的な成功を収め、その大きな成功は他の出版社を勇気づけ、数多くの新しい日本の作品がリリースされることとなった。隔週で刊行されたレッドシリーズは1冊あたり10万部以上の売上げを記録し、このシリーズはスペインの漫画記録をすべて破り、「スペイン出版史上60年ぶりの大ヒット」となった。2013年時点での累計発行部数は2000万部を記録した。
2017年から、Planeta Cómic社よりカタルーニャ語とスペイン語に翻訳された漫画『ドラゴンボール超』の2つのバージョンが出版されている。日本と同様の通常版と過去に出版されたレッドシリーズの続編として、1話ごとに単行本化したものが発売されている。
2017年11月1日 - 5日の期間中、スペインで『ドラゴンボール』のコミックス出版25周年を記念して、コミック、アニメ、ゲームの本作に関するイベントが開催された。
ヨーロッパのプロサッカーリーグでも反響を呼んでおり、2016年9月13日にFCバルセロナのネイマールは自身のTwitterにリオネル・メッシとの2ショット写真とともに「FUSAO」(ポルトガル語でフュージョンを意味する)に炎マークに指を向かい合わせる絵文字を添え、さらに「Sayajin」(サイヤ人)のハッシュタグを添えて投稿し話題を呼んだ。2017年9月16日にリーガ・エスパニョーラ公式SNSに柴崎岳と孫悟空のコラージュ画像が投稿され、大きな反響を呼んだ。2018年6月1日にレアル・ベティスは、サッカー日本代表乾貴士の獲得を発表し、ベティスがSNSに公開した公式動画は、『ドラゴンボール』などを用いたものであり、公開から14時間ほどですでに140万回視聴され、世界的に著名な日本アニメだけにスペインだけに留まらず、イタリアのメディアも報じるなど、ヨーロッパ各国でも話題となっている。
ポルトガル
イギリス
2019年1月23日に劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー』が公開され、観客動員数約10万人、興行収入約100万ポンドを記録した。Manga Entertainment社によると「日本の劇場用アニメ作品の興行収益としては『千と千尋の神隠し』に次ぐ歴代2位の収益」である。
家庭用ゲームソフト『ドラゴンボール ファイターズ』はイギリスのUKチャート2018年1/21〜27のランキングで、『ドラゴンボール』シリーズ最高となる2位を獲得した。2020年1月17日に英国で発売された『ドラゴンボールZ カカロット』は2020年1月18日付けの販売チャートで1位を獲得した。
デンマーク
スウェーデン
フィンランド
ハンガリー
中東・アフリカ
中東やアラブ世界では、アラブ首長国連邦のドバイに拠点を構えるアニメ専門チャンネルSpacetoonでテレビアニメが放送されており、各国で人気を博している。
アフリカにおいては、北アフリカなどで「Spacetoon」でアニメが放送された。南アフリカでも『ドラゴンボール』や『ポケットモンスター』は有名であり、カメルーンの首都ヤウンデで開催された日本文化祭では、青年協力隊有志による『ドラゴンボール』の主題歌が演奏され会場全体が大盛り上がりであった。ベナンではフランス語版の単行本が出版されている。
2020年3月16日から、カートゥーン ネットワーク アフリカのキッズチャンネルでアニメ『ドラゴンボール超』の放送が開始している。キッズコンテンツディレクターのアリアン・スベッグは「ドラゴンボール超の世界的な人気は、アフリカの家庭やアニメファンにまっちするのに最適です」と語り、「ドラゴンボール超はまったく新しいドラゴンボール時代の幕開けであり、まったく新しい世代の子供たちのグループが今や友達と一緒にスーパーサイヤンを見ようとしていることを知っています」と語った。
イスラエル
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の上映イベントで、かめはめ波を1度に放つ人数記録に会場に集まった974人のファンにより、かめはめ波が披露され、従来の記録であった2019年にアメリカ・サンディエゴで達成された784人を上回り、ギネス世界記録を更新した。
アジア
日本以外のアジアにおいては、中国や韓国などアジア各国で海賊版が多数出回り、タイでは20社に及ぶ出版社が海賊版を発行するという「タイのドラゴンボール争奪戦」というものが起こるなど、版権元を悩ませている。アジアでの本作の呼び名は、中国本土では「龍珠」、または「七龍珠」、香港では「龍珠」、台湾では「七龍珠」、マレーシアでは「Mutiara Naga」(龍の真珠)と呼ばれている。
中国
2014年7月に来日した映画監督のチャウ・シンチーは会見で、中国香港合作映画『西遊記〜はじまりのはじまり〜』を制作する上で『ドラゴンボール』から大いに影響を受けたと語っており、同映画を絶賛した鳥山がポスターを描き下ろしている。2017年には中国のメディアで2020年東京オリンピックの公式マスコットに孫悟空が選ばれたと報じられ、ネット上を賑わしているなど、中国でも『ドラゴンボール』やその登場人物を愛する人が少なくないことが改めて浮き彫りになった。
2019年11月5日に中国テンセント社より、新作スマートフォンゲーム『龍珠最強之戦(ドラゴンボール最強バトル)』のサービスが開始された。事前登録者数は1300万アカウントを突破するなど大きな期待を集めている。
香港
中華民国
韓国
2008年2月14日にバンダイコリアは、ソウル市内のホテルでプレスカンファレンスを行い、日韓共同で開発中の『ドラゴンボールオンライン』の内容をマスコミ向けに公開し、会場には世界的な人気を誇る『ドラゴンボール』で初となるMMORPGの発表会とあって韓国国内から約40社のメディアが集まり、本作に対する期待の高さを印象付けた。原作側を代表して集英社取締役の鳥嶋和彦は「韓国はドラゴンボールが日本以外で初めて出版され、そこから世界中に人気が広がるきっかけとなった国。その韓国でドラゴンボールオンラインを始められることをうれしく思います」とコメントした。
北朝鮮
ベトナム
インドネシア
タイ
フィリピン
オーストラリア
東映アニメーションはABC Australiaとの契約を結び、2018年11月3日からABC MEネットワークで『ドラゴンボール超』の放送が開始されている。
- 上記で紹介した国々の他にロシア、ホンジュラス、ベネズエラ、グアテマラ、エルサルバドル、ニカラグア、コスタリカ、パナマ、エクアドル、パラグアイ、ボリビア、ウルグアイ、バチカン市国、スイス、トルコ、ギニア、キプロス、ベトナム、インドネシア、シンガポール、マレーシア、タイ、カンボジア、アフガニスタン、パプアニューギニア、アイスランド、東ティモール、ドミニカ共和国、中国、韓国、香港などの国と地域でテレビアニメが放送された。
書誌情報
単行本
- 鳥山明 『ドラゴンボール』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全42巻
- 「孫悟空と仲間たち」1985年9月10日発売、ISBN 4-08-851831-4
- 「ドラゴンボール危機一髪」1986年1月10日発売、ISBN 4-08-851832-2
- 「天下一武道会はじまる!!」1986年6月10日発売、ISBN 4-08-851833-0
- 「大決勝戦」1986年10月9日発売、ISBN 4-08-851834-9
- 「マッスルタワーの恐怖」1987年1月9日発売、ISBN 4-08-851835-7
- 「ブルマの大失敗!!」1987年3月10日発売、ISBN 4-08-851836-5
- 「追跡!!ブルー将軍」1987年5月8日発売、ISBN 4-08-851837-3
- 「孫悟空突撃」1987年7月10日発売、ISBN 4-08-851838-1
- 「こまったときの占いババ」1987年9月10日発売、ISBN 4-08-851839-X
- 「第22回天下一武道会」1987年11月10日発売、ISBN 4-08-851840-3
- 「天下一のスーパーバトル!!」1988年2月10日発売、ISBN 4-08-851608-7
- 「ピッコロ大魔王の恐怖!」1988年4月8日発売、ISBN 4-08-851609-5
- 「孫悟空の逆襲!?」1988年6月10日発売、ISBN 4-08-851610-9
- 「さらなる飛躍」1988年8月10日発売、ISBN 4-08-851611-7
- 「群雄割拠!」1988年12月6日発売、ISBN 4-08-851612-5
- 「龍虎相討つ!」1989年2月10日発売、ISBN 4-08-851613-3
- 「かつてない恐怖」1989年5月10日発売、ISBN 4-08-851614-1
- 「孫悟飯とピッコロ大魔王」1989年7月10日発売、ISBN 4-08-851615-X
- 「いそげ!孫悟空」1989年11月10日発売、ISBN 4-08-851616-8
- 「天下分け目の超決戦!!」1990年1月10日発売、ISBN 4-08-851617-6
- 「めざせ!ナメックの星」1990年4月10日発売、ISBN 4-08-851618-4
- 「ナメック星人の抵抗」1990年7月10日発売、ISBN 4-08-851619-2
- 「恐怖のギニュー特戦隊」1990年10月8日発売、ISBN 4-08-851620-6
- 「悟空か!?ギニューか!?」1991年1月10日発売、ISBN 4-08-851414-9
- 「フリーザ超変身!!」1991年3月8日発売、ISBN 4-08-851415-7
- 「孫悟空…復活!!」1991年6月10日発売、ISBN 4-08-851416-5
- 「伝説の超サイヤ人」1991年8月7日発売、ISBN 4-08-851417-3
- 「未来から来た少年」1991年11月8日発売、ISBN 4-08-851418-1
- 「悟空、敗れる!」1992年3月10日発売、ISBN 4-08-851419-X
- 「邪悪な予感」1992年6月10日発売、ISBN 4-08-851420-3
- 「忍びよるセル」1992年8月4日発売、ISBN 4-08-851686-9
- 「セルの完全体 完成!!」1992年10月2日発売、ISBN 4-08-851687-7
- 「セルゲーム始まる」1992年12月26日発売、ISBN 4-08-851688-5
- 「悟空を超えた戦士」1993年6月4日発売、ISBN 4-08-851689-3
- 「さようなら戦士たち」1993年9月3日発売、ISBN 4-08-851700-8
- 「ニューヒーロー誕生!!」1993年11月4日発売、ISBN 4-08-851495-5
- 「動き始めた作戦」1994年4月4日発売、ISBN 4-08-851496-3
- 「宿命の対決 孫悟空対ベジータ」1994年8月4日発売、ISBN 4-08-851497-1
- 「さらば誇り高き戦士」1994年12月2日発売、ISBN 4-08-851498-X
- 「地球軍、最後の秘密兵器!!」1995年3月3日発売、ISBN 4-08-851499-8
- 「がんばれ超ゴテンクスくん」1995年6月2日発売、ISBN 4-08-851500-5
- 「バイバイ ドラゴンワールド」1995年8月4日発売、ISBN 4-08-851090-9
- 非売品
- 鳥山明描き下ろし脚本完全収録 巻『F』2015年4月18日発行、映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』入場者特典
- 鳥山明描き下ろし脚本完全収録 巻『F』2015年4月18日発行、映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』入場者特典
当初は43巻まで発売する予定だったが、「早く読んでもらいたい」という鳥山の意向により42冊で完結することになり、41巻と42巻は通常より約50ページ厚いものになった。
完全版
- 鳥山明 『DRAGON BALL 完全版』 集英社〈完全版コミックス〉、全34巻
- 2002年12月4日発売、ISBN 4-08-873444-0
- 2002年12月4日発売、ISBN 4-08-873445-9
- 2002年12月28日発売、ISBN 4-08-873446-7
- 2002年12月28日発売、ISBN 4-08-873447-5
- 2003年2月4日発売、ISBN 4-08-873448-3
- 2003年2月4日発売、ISBN 4-08-873449-1
- 2003年3月4日発売、ISBN 4-08-873450-5
- 2003年3月4日発売、ISBN 4-08-873451-3
- 2003年4月4日発売、ISBN 4-08-873452-1
- 2003年4月4日発売、ISBN 4-08-873453-X
- 2003年5月1日発売、ISBN 4-08-873454-8
- 2003年5月1日発売、ISBN 4-08-873455-6
- 2003年6月4日発売、ISBN 4-08-873456-4
- 2003年6月4日発売、ISBN 4-08-873457-2
- 2003年7月4日発売、ISBN 4-08-873458-0
- 2003年7月4日発売、ISBN 4-08-873459-9
- 2003年8月4日発売、ISBN 4-08-873460-2
- 2003年8月4日発売、ISBN 4-08-873461-0
- 2003年9月4日発売、ISBN 4-08-873462-9
- 2003年9月4日発売、ISBN 4-08-873463-7
- 2003年10月3日発売、ISBN 4-08-873464-5
- 2003年10月3日発売、ISBN 4-08-873465-3
- 2003年11月4日発売、ISBN 4-08-873466-1
- 2003年11月4日発売、ISBN 4-08-873467-X
- 2003年12月4日発売、ISBN 4-08-873468-8
- 2003年12月4日発売、ISBN 4-08-873469-6
- 2004年1月5日発売、ISBN 4-08-873470-X
- 2004年1月5日発売、ISBN 4-08-873471-8
- 2004年2月4日発売、ISBN 4-08-873472-6
- 2004年2月4日発売、ISBN 4-08-873473-4
- 2004年3月4日発売、ISBN 4-08-873474-2
- 2004年3月4日発売、ISBN 4-08-873475-0
- 2004年4月2日発売、ISBN 4-08-873476-9
- 2004年4月2日発売、ISBN 4-08-873477-7
完全版の最終巻では、魔人ブウとの最終決戦における決着シーンと、最終話の悟空とウーブの旅立ちのシーンの数か所に鳥山が4ページ分加筆している。そのため、先に発売されている通常版と完全版とでは最終話のニュアンスが変わっており、鳥山が本来込めた意図が完全版ではより明確になっている。連載終了までの経緯で触れた、通常のコミックスの最終話にあった作者による完結の経緯の説明は、完全版では削除されている。
完全版第34巻の追加部分
- 183頁1コマ目:魔人ブウのカット。
- 184頁6コマ目:ベジータの表情とセリフ変更。
- 185頁:悟空のコマ拡大、ベジータのカット追加。
- 229-231頁:悟空とウーブのやり取り変更。
- 232頁:作者の挨拶がベジータのカットに変更。
その他の変更点
- 原画の紛失により2色カラーの扉絵が一部CGで塗り直されている(其之五、其之八十六)。
- 其之五の扉絵のブルマのくわえタバコが削除。
- 巻末に掲載されている扉絵のアオリ文の削除(ただし、紛失した白黒ページのトビラ絵は『週刊少年ジャンプ』掲載時のものを使っているため線が荒く、アオリ文がそのまま掲載されている)。
- ピラフ一味のシュウ(ソバ)の名前を初期設定のソバに統一。これにより関連したセリフも差し替えられた(其之百十)。
- 完全版第25巻91頁3コマ目のセリフが「オレ」から「オラ」に修正。
- セルゲームの日付が「Mの17日」から「5の26日」に変更。
外国語版
フルカラーコミックス
- 鳥山明 『ドラゴンボール フルカラー』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全32巻
- 『ドラゴンボール フルカラー サイヤ人編』
- 2013年2月4日発売、ISBN 978-4-08-870707-5
- 2013年2月4日発売、ISBN 978-4-08-870708-2
- 2013年2月4日発売、ISBN 978-4-08-870709-9
- 『ドラゴンボール フルカラー フリーザ編』
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870712-9
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870713-6
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870714-3
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870715-0
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870716-7
- 『ドラゴンボール フルカラー 人造人間・セル編』
- 2014年4月4日発売、ISBN 978-4-08-880101-8
- 2014年4月4日発売、ISBN 978-4-08-880102-5
- 2014年4月4日発売、ISBN 978-4-08-880103-2
- 2014年5月2日発売、ISBN 978-4-08-880104-9
- 2014年5月2日発売、ISBN 978-4-08-880105-6
- 2014年5月2日発売、ISBN 978-4-08-880106-3
- 『ドラゴンボール フルカラー 魔人ブウ編』
- 2014年6月4日発売、ISBN 978-4-08-880107-0
- 2014年6月4日発売、ISBN 978-4-08-880108-7
- 2014年6月4日発売、ISBN 978-4-08-880109-4
- 2014年7月4日発売、ISBN 978-4-08-880110-0
- 2014年7月4日発売、ISBN 978-4-08-880111-7
- 2014年7月4日発売、ISBN 978-4-08-880112-4
- 『ドラゴンボール フルカラー 少年編』
- 2016年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880571-9
- 2016年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880572-6
- 2016年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880573-3
- 2016年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880599-3
- 2016年2月4日発売、ISBN 978-4-08-880601-3
- 2016年2月4日発売、ISBN 978-4-08-880602-0
- 2016年2月4日発売、ISBN 978-4-08-880603-7
- 2016年2月4日発売、ISBN 978-4-08-880620-4
- 『ドラゴンボール フルカラー ピッコロ大魔王編』
- 2016年3月4日発売、ISBN 978-4-08-880621-1
- 2016年3月4日発売、ISBN 978-4-08-880622-8
- 2016年3月4日発売、ISBN 978-4-08-880644-0
- 2016年3月4日発売、ISBN 978-4-08-880645-7
- 『ドラゴンボール フルカラー サイヤ人編』
- 2013年2月4日発売、ISBN 978-4-08-870707-5
- 2013年2月4日発売、ISBN 978-4-08-870708-2
- 2013年2月4日発売、ISBN 978-4-08-870709-9
- 『ドラゴンボール フルカラー フリーザ編』
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870712-9
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870713-6
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870714-3
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870715-0
- 2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-870716-7
- 『ドラゴンボール フルカラー 人造人間・セル編』
- 2014年4月4日発売、ISBN 978-4-08-880101-8
- 2014年4月4日発売、ISBN 978-4-08-880102-5
- 2014年4月4日発売、ISBN 978-4-08-880103-2
- 2014年5月2日発売、ISBN 978-4-08-880104-9
- 2014年5月2日発売、ISBN 978-4-08-880105-6
- 2014年5月2日発売、ISBN 978-4-08-880106-3
- 『ドラゴンボール フルカラー 魔人ブウ編』
- 2014年6月4日発売、ISBN 978-4-08-880107-0
- 2014年6月4日発売、ISBN 978-4-08-880108-7
- 2014年6月4日発売、ISBN 978-4-08-880109-4
- 2014年7月4日発売、ISBN 978-4-08-880110-0
- 2014年7月4日発売、ISBN 978-4-08-880111-7
- 2014年7月4日発売、ISBN 978-4-08-880112-4
- 『ドラゴンボール フルカラー 少年編』
- 2016年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880571-9
- 2016年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880572-6
- 2016年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880573-3
- 2016年1月4日発売、ISBN 978-4-08-880599-3
- 2016年2月4日発売、ISBN 978-4-08-880601-3
- 2016年2月4日発売、ISBN 978-4-08-880602-0
- 2016年2月4日発売、ISBN 978-4-08-880603-7
- 2016年2月4日発売、ISBN 978-4-08-880620-4
- 『ドラゴンボール フルカラー ピッコロ大魔王編』
- 2016年3月4日発売、ISBN 978-4-08-880621-1
- 2016年3月4日発売、ISBN 978-4-08-880622-8
- 2016年3月4日発売、ISBN 978-4-08-880644-0
- 2016年3月4日発売、ISBN 978-4-08-880645-7
フルカラー版は、かつて集英社公式ウェブサイトジャンプランドでフラッシュアニメ形式で毎週公開され、週刊少年ジャンプ公式サイトのマンガオンラインでも期間限定で其之二十三まで公開されていたほか、Yahoo!JAPAN週刊少年ジャンプ特集「ドラゴンボールスペシャル」では、2010年4月から5月までの期間限定で、原作の登場キャラクター名や、すべての台詞、全4万語以上が収録され、検索結果では最大5コマ分のフルカラー原作漫画が表示される検索エンジン「マンガ検索」が公開されていた。
彩色した原作コミックスは「DRAGON BALL カラー版」のタイトルで電子書籍としても刊行されており、YouTubeの公式チャンネル「MANGAPOLO」でも無料配信されている。また、カラー版の電子書籍では、ジャンプ・コミックスの第1巻 - 第4巻が「孫悟空修行編」、第5巻 - 第9巻が「レッドリボン軍編」、第10巻 - 第16巻が「ピッコロ大魔王編」、第17巻 - 第20巻が「サイヤ人編」、第21巻 - 第27巻が「フリーザ編」、第28巻 - 第35巻が「人造人間・セル編」、第36巻 - 第42巻が「魔人ブウ編」のシリーズで章分けされている。
コミックスのコーナー
とりやまさんのDRAGON BALLコーナー
扉ページ大特集
背表紙イラスト
ドラゴンボール大全集
本作の連載終了を記念して出版された全7巻と補足版3巻からなる全集で、表紙は補巻を除き鳥山の描き下ろしである。内容はイラストレーションや世界観などである。『ドラゴンボール』ファンである著名人の寄稿文、各スタッフ座談会、鳥山明のコラムなどが付いた付属冊子の神龍通信付き。
- 鳥山明『ドラゴンボール大全集』集英社、全7巻
- 「COMPLETE ILLUSTRATIONS」1995年6月25日第1刷発行、ISBN 4-08-782751-8
- 「STORY GUIDE」1995年8月9日第1刷発行、ISBN 4-08-782752-6
- 「TV ANIMATION PART1」1995年9月9日第1刷発行、ISBN 4-08-782753-4
- 「WORLD GUIDE」1995年10月9日第1刷発行、ISBN 4-08-782754-2
- 「TV ANIMATION PART2」1995年11月7日第1刷発行、ISBN 4-08-782755-0
- 「MOVIES & TV SPECIAL」1995年12月9日第1刷発行、ISBN 4-08-782756-9
- 「DRAGON BALL 大事典」1996年2月25日第1刷発行、ISBN 4-08-782757-7
- 補足版全3巻
- 「大全集別巻 DBカードダス パーフェクトファイル PART1」1996年2月18日第1刷発行、ISBN 4-08-102016-7
- 「大全集別巻 DBカードダス パーフェクトファイル PART2」1996年4月19日第1刷発行、ISBN 4-08-102017-5
- 「大全集補巻 TV ANIMATION PART3」1996年8月18日第1刷発行、ISBN 4-08-102019-1
ドラゴンボール超全集
- 鳥山明『ドラゴンボール超全集』集英社、全4巻
- 「STORY & WORLD GUIDE」2013年2月4日発売、ISBN 978-4-08-782496-4
- 「ANIMATION GUIDE PART1」2013年3月5日発売、ISBN 978-4-08-782497-1
- 「ANIMATION GUIDE PART2」2013年4月4日発売、ISBN 978-4-08-782498-8
- 「超事典」2013年5月9日発売、ISBN 978-4-08-782499-5
DRAGON BALL総集編
週刊少年ジャンプ掲載時を再現した全18巻からなる総集編。各巻には巻頭特大ポスター付き。
- 鳥山明 『DRAGON BALL総集編 超悟空伝』 集英社〈集英社マンガ総集編シリーズ〉、全18巻
- 2016年5月13日発売、ISBN 978-4-08-111165-7
- 2016年5月13日発売、ISBN 978-4-08-111166-4
- 2016年5月27日発売、ISBN 978-4-08-111167-1
- 2016年6月10日発売、ISBN 978-4-08-111168-8
- 2016年6月24日発売、ISBN 978-4-08-111169-5
- 2016年7月8日発売、ISBN 978-4-08-111170-1
- 2016年7月22日発売、ISBN 978-4-08-111171-8
- 2016年8月5日発売、ISBN 978-4-08-111172-5
- 2016年8月26日発売、ISBN 978-4-08-111173-2
- 2016年9月9日発売、ISBN 978-4-08-111174-9
- 2016年9月23日発売、ISBN 978-4-08-111175-6
- 2016年10月14日発売、ISBN 978-4-08-111176-3
- 2016年10月28日発売、ISBN 978-4-08-111177-0
- 2016年11月11日発売、ISBN 978-4-08-111178-7
- 2016年11月25日発売、ISBN 978-4-08-111179-4
- 2016年12月9日発売、ISBN 978-4-08-111180-0
- 2016年12月23日発売、ISBN 978-4-08-111181-7
- 2017年1月13日発売、ISBN 978-4-08-111182-4
その他の関連書籍
ガイドブック
- 『テレビアニメ完全ガイド ドラゴンボール 天下一伝説』集英社、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9
- 『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball LANDMARK 少年編〜フリーザ編』集英社、2003年12月19日、ISBN 4-08-873478-5
- 『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER 人造人間編〜魔人ブウ編』集英社、2004年4月30日、ISBN 4-08-873702-4
- 『ドラゴンボール 超エキサイティングガイド ストーリー編』集英社、2009年3月4日、ISBN 978-4-08-874803-0
- 『ドラゴンボール 超エキサイティングガイド キャラクター編』集英社、2009年4月3日、ISBN 978-4-08-874804-7
- 『ドラゴンボール極限バトルコレクション ラウンド01 少年編〜フリーザ編』集英社、2010年7月2日、ISBN 978-4-08-874840-5
- 『ドラゴンボール極限バトルコレクション ラウンド02 セル編〜魔人ブウ編』集英社、2010年8月4日、ISBN 978-4-08-874841-2
- 『30th ANNIVERSARY ドラゴンボール 超史集 -SUPER HISTORY BOOK-』集英社、2016年1月21日、ISBN 978-4-08-792505-0
画集
- 『ドラゴンボール アニメイラスト集 金色の戦士』発行:ホーム社、販売:集英社、2010年4月16日、ISBN 978-4-83-428413-3
- 『ドラゴンボール 超画集』集英社、2013年5月9日、ISBN 978-4-08-782520-6
ムック
- 『カラーランド ドラゴンボール ブルマと孫悟空の巻』 集英社、1986年4月
- 『ドラゴンボール 冒険SPECIAL』集英社、1987年12月1日
- 『Vジャンプ増刊号 ドラゴンボール超 超スタートガイド』集英社、2015年7月3日
- 『DRAGON BALL ジャンプ ベストシーンTOP10』集英社、2018年11月2日発売、ISBN 978-4-08-102271-7
絵本
- 『DRAGON BALL シールえほん おはなしブック』ホーム社、2010年7月23日、ISBN 978-4-83-424017-7
- 『DRAGON BALL シールえほん キャラブック』ホーム社、2010年8月20日、ISBN 978-4-83-424018-4
- 『DRAGON BALL シールえほん クイズブック』ホーム社、2010年8月20日、ISBN 978-4-83-424019-1
フランスでの書籍
- 『AKIRA TORIYAMA et DRAGON BALL - L'homme derrière le manga』Pix'n Love、2019年4月4日ISBN 978-2-37-188065-8
- 『LES RECETTES LÉGENDAIRES DE DRAGON BALL』fr:Glénat Manga、2019年10月2日、ISBN 978-2-344-02795-0
その他の書籍
- 『ドラゴンボール占い 〜占いババにおまかせ〜』発行:ホーム社、販売:集英社、2010年3月31日、ISBN 978-4-8342-8410-2
- 『ドラゴンボール公式クイズブック DRAGON BALL 590 QUIZ BOOK』集英社、2015年5月1日、ISBN 978-4-08-880405-7
関連漫画
ドラゴンボールSD
ドラゴンボールSD | |
---|---|
ジャンル | コメディ |
漫画 | |
原作・原案など | 鳥山明 |
作画 | オオイシナホ |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 最強ジャンプ |
発表期間 | 2010年12月 - 連載中 |
巻数 | 既刊9巻(2023年3月現在) |
テンプレート - ノート |
『ドラゴンボールSD』(ドラゴンボールエスディー)は、原作・監修/鳥山明、漫画/オオイシナホによるスピンオフ作品。『最強ジャンプ』第1号(2010年12月3日)から連載開始。『最強ジャンプ』は当初は季刊ペースで刊行していたが、2012年1月号(2011年12月3日発売)から月刊化、2014年11月号(2014年10月3日発売)から隔月刊化、2021年9月号(2021年8月4日発売)から再び月刊化した。
原作のキャラクターをSD化したリメイク作品。ストーリーは原作に沿って展開されているが、一部キャラクターの設定が異なっていたり、原作時では使われていなかった、ニートやおネエやイケメンといった現代の言葉も登場するなどアレンジされている。毎回のページ数は20ページに満たないが、原作のシーンが丸まるカットされていたり省力されていたりするため、ハイテンポで話が進んでいる。原作よりもコミカルになっており、原作ではシリアスな場面もコミカル風に描かれている。
ドラゴンボール超
ドラゴンボール超 | |
---|---|
ジャンル | バトル・SF |
漫画 | |
原作・原案など | 鳥山明 |
作画 | とよたろう |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | Vジャンプ |
発表期間 | 2015年8月号 - 連載中 |
巻数 | 既刊22巻(2023年12月現在) |
テンプレート - ノート |
『ドラゴンボール超』(ドラゴンボールスーパー)は、原作/鳥山明、漫画/とよたろうによる、TVアニメ『ドラゴンボール超』に先駆けて始まった公式コミカライズ作品。『Vジャンプ』2015年8月号から連載中。2019年5月時点で発行部数は510万部を記録している。
鳥山明のプロットを基に、とよたろうが話を膨らませて描いている。その際、毎回ネームを鳥山明がチェックしている。其之四十二話まではテレビアニメと共通ストーリーだが、2018年3月にテレビアニメが終了した後も連載が続いており、2024年2月特大号で連載が100話に到達した。
番外編
TRUNKS THE STORY -たった一人の戦士-
『Dr.スランプ』
ネコマジンZ
こちらナメック星ドラゴン公園前派出所
CROSS EPOCH
DRAGON BALL- 放たれた運命の子供
スピンオフ
ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!
ドラゴンボール エピソード オブ バーダック
ドラゴンボールヒーローズ
ドラゴンボールヒーローズ Victory Mission(ビクトリーミッション)
ドラゴンボールヒーローズ 超(スーパー)カリスマミッション!
スーパードラゴンボールヒーローズ
ドラゴンボールZ 復活の「F」
ドラゴンボールディスクロス 神力ゴッドMAX!!
ドラゴンボールフュージョンズ the MANGA!!
ドラゴンボール ゼノバース2 THE MANGA
DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件
1.2017年11月2日発売、ISBN 978-4-08-881261-8
DeスポファイターZ
1.2019年12月4日発売、ISBN 978-4-08-882153-5
2.2020年10月2日発売、ISBN 978-4-08-882447-5
アニメ
アニメの製作は東映動画→東映アニメーションが行い、放送局はフジテレビ系列、放映時刻は『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』が毎週水曜日 19:00 - 19:30(JST)、『ドラゴンボール改』、『ドラゴンボール超』が毎週日曜日 9:00 - 9:30(JST・関東地方の場合)となっている。原作部分のアニメ化作品である『ドラゴンボール』と『ドラゴンボールZ』は11年に渡り、平均視聴率は20%超を記録。
次回予告は、悟空役の野沢雅子による「オッス、オラ悟空!」のセリフで始まるのが基本。予告の最後は、『初代』、『超』は悟空の「絶対見てくれよな」、『Z』は悟飯のコメントでしめていた。ナレーターは一貫して八奈見乗児が務めていたが、『超』の途中からは八奈見の病気療養に伴い龍田直樹が担当している。
アニメシリーズ一覧
作品名 | 放送期間 | 話数 | 通算話数 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1 | ドラゴンボール | 1986年2月26日 - 1989年4月19日 | 153話 | 153話 | 原作其之一話から其之百九十四話までのアニメ化に当たる。 後に『Z』などとの区別のため、略称は『元祖』と呼ばれている。 |
2 | ドラゴンボールZ | 1989年4月26日 - 1996年1月31日 | 291話 | 444話 | 原作其之百九十五話から最終話其之五百十九話までアニメ化。 タイトルの『Z』には鳥山の「これで最後にしたい」という思いが込められている。 |
3 | ドラゴンボールGT | 1996年2月7日 - 1997年11月19日 | 64話 | 508話 | 前作『Z』の最終話から5年後の世界が舞台のアニメオリジナル作品。 |
4 | ドラゴンボール改 第1期 | 2009年4月5日 - 2011年3月27日 | 98話 | 606話 | 『Z』のデジタルリマスター版。 ストーリーを原作漫画の構成に近づけて再構成している。 |
5 | ドラゴンボール改 第2期 | 2014年4月6日 - 2015年6月28日 | 61話 | 667話 | 『Z』の「魔人ブウ編」のアニメ化。 |
6 | ドラゴンボール超 | 2015年7月5日 - 2018年3月25日 | 131話 | 798話 | 『GT』以来18年ぶりの完全新作アニメ。 鳥山明が原案を手掛けている。 |
7 | ドラゴンボールDAIMA | 2024年秋開始予定 | 『超』以来6年ぶりの完全新作アニメ。 鳥山明がストーリーや設定、デザインの多くを手掛けている。 |
特別編・OVA
ドラゴンボール オッス!帰ってきた孫悟空と仲間たち!!
上映時間は35分、主題歌はjealkbが担当。2008年9月21日-11月23日。
ドラゴンボール エピソード オブ バーダック
後にフォースプロジェクト公式サイトで配信、『最強ジャンプ』2012年3月号の付録でDVDソフト化した。
トリコ×ONE PIECE×ドラゴンボールZ 超コラボスペシャル!!
前編「走れ最強軍団! トリコとルフィと悟空!」後編「史上最強コラボVS海の大食漢」が『ドリーム9』枠で2013年4月7日に放送。
スーパードラゴンボールヒーローズ プロモーションアニメ
「宇宙争乱編」:2019年1月10日 - 2020年1月9日。全13話 + 特別編1話。
「宇宙創成編」:2020年3月5日 - 2021年2月25日。全12話
「新時空大戦編」:2021年3月17日 - 2021年12月18日。全8話
「時の界王神編」:2022年2月23日 -
デジタルキッズカードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』をアニメ化。2018年7月1日から、イベント会場や公式サイトで配信中。
ドラゴンボール 悟空の消防隊
ドラゴンボール 悟空の交通安全
ドラゴンボールZ あつまれ!悟空ワールド
公式ビジュアルガイド ドラゴンボールZ外伝 サイヤ人絶滅計画
ドラゴンボール 超サイヤ人絶滅計画
アニメ映画
映画は東映が配給・制作、東映アニメーション、集英社、バンダイ、バンダイナムコグループ、バンダイナムコエンターテイメント、バードスタジオ〈現:バード・スタジオ〉、読売広告社、フジテレビジョン、ソニー・ミュージックエンタテインメント、BANDAI SPIRITS、エイベックス、ライジングプロダクションが一部の作品を除き制作および制作参加に関わる。また、事業再編や持株会社化に伴い、以下のように制作参加が承継、または制作サイドが変更されている事例もある。
- フジテレビジョン:『最強への道』までは宣伝協力、『神と神』からは制作に関与。
- バンダイナムコエンターテイメント:『神と神』まではバンダイナムコゲームス、『復活の「F」』・『ブロリー』はバンダイナムコグループ、『スーパーヒーロー』からはバンダイナムコエンターテイメント
東映まんがまつり、東映アニメフェアのメイン作品として上映された。第17作『最強への道』までの総動員数は4900万人を記録している。1995年7月公開『悟空がやらねば誰がやる』までの劇場版シリーズ16作の累計記録は、劇場版ビデオ50万本以上、上映館数8000館以上、劇場版パンフレット800万部以上、延べ制作スタッフ3000人以上、興行収入400億円以上と、それぞれ1996年初頭時点におけるアニメ映画史上1位を記録しており、1991年からの5年連続日本映画収入ベスト10入りを果たしている。
メディア
テレビ番組
放送日 | 番組名 | 放送局 | 備考 |
---|---|---|---|
1990年頃 | 『なるほど!ザ・ワールド』 | フジテレビ | 現地でのフランス語版の吹き替えの様子や、日本のスタジオでフランス語版悟空の声を務めるBrigitte Lecordierと野沢雅子が共演した。 |
1990年7月18日 | 『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』 | フジテレビ | 「アニメ実写版劇場」悟空と山田邦子の共演。 |
1993年12月31日 | 『FNS大感謝祭'93』 | フジテレビ | 孫一家が一年の放送をダイジェストで振り返る年末スペシャル。 |
1994年1月1日 | 『第31回新春かくし芸大会』 | フジテレビ | 白組(この年は紅白対抗)の出し物として「DRACON BALL XYZ」というパロディドラマを放送。 悟空役は近藤真彦だが、冒頭では実写悟空のパートを野沢雅子が声を当てていた。ナレーションはアニメと同じく八奈見乗児。 |
1994年1月2日 | 『'94新春アニメスペシャル』 | フジテレビ | 悟空と『ちびまる子ちゃん』まる子(声:TARAKO)が映画を紹介するオリジナルアニメ。 |
2005年4月9日 | 『世界クイズビジネス』 | フジテレビ | 『マニアッQ』のコーナーで、DBマニアが本作に関するマニアックな問題を出し合うクイズ対決。 |
2006年3月25日 | 『脳内エステ IQサプリ』 | フジテレビ | 鏡像による間違い探し「IQミラーまちがい7」用オリジナルアニメ。 |
2007年4月7日 | 『日本偉人大賞2007 歴史を変えた超エライ人SP「伝説の最強偉人賞」』 | フジテレビ | 聖徳太子、卑弥呼、武蔵坊弁慶、天草四郎の4人の偉人が日本一を賭け戦う『ドラゴンボール』のパロディアニメ。 |
2007年9月20日・9月27日 | 『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』 「アメトーーーーーーク!ゴールデン3時間SP」 |
テレビ朝日 | ゴールデンSPの回にドラゴンボール芸人が出演。 |
2013年1月3日 | 『サイエンスファンタジー カガクる!』 「ドラゴンボールの“かめはめ波”でホントに月は破壊できるのか!?」 |
フジテレビ | 新春SP番組。 |
2013年3月1日 | 『MAG・ネット』 | NHK総合テレビ | 『MAG・ネット〜マンガ・アニメ・ゲームのゲンバ〜』での特集。 |
2013年3月24日 | 『ほこ×たて「ドラゴンボール編集者・アニメ制作者 VS ドラゴンボールマニア軍団」』 | フジテレビ | 『マニア VS 本人』でのドラゴンボールクイズ対決。 |
2013年4月27日 | 『漫道コバヤシ「〜映画「ドラゴンボールZ神と神」公開記念!出でよ神龍!!鳥山明先生、アンケート答えておくれーーーっ!!!!!SP〜」』 | フジテレビONE | ドラゴンボール特集回。鳥山明のスペシャルアンケートも実施。 |
2015年4月24日 | 『漫道コバヤシ「地上波特別編 ドラゴンボールZ復活の「F」公開記念スペシャル」』 | フジテレビONE | 『漫道コバヤシ』第15回のドラゴンボール関連部分をメインに再編集した地上波特別版。地上波版のみ鳥山明スペシャルアンケートを追加 |
2015年7月19日 | 『ドラゴンボールで科学する!夏休み!!摩訶不思議スペシャル』 | 関西テレビ放送 | ナレーションは鶴ひろみが務め、アニメの名シーンとともにアトラクションや展示を紹介。 |
2018年2月28日 | 『10万円でできるかな「10万円分スクラッチくじ買ったら元取れるかな?」』 | テレビ朝日 | ドラゴンボールスクラッチの特集にDB芸人が出演。 |
2018年12月9日 | 『映画「ドラゴンボール超 ブロリー」公開記念 オラたちのドラゴンボール講座』 | アニマックス | ドラゴンボールの魅力に迫る1時間特番。 |
2019年5月25日 | 『ミュージックフェア』 | フジテレビ | 氷川きよし、宮野真守、山田涼介、乃木坂46によるドラゴンボール名曲メドレーが披露された。 |
2019年12月31日 | 『第70回NHK紅白歌合戦』 | NHK総合テレビジョン | 映画『ドラゴンボール超 ブロリー』の主題歌「Blizzard」を三浦大知が披露。 氷川きよしは神龍に乗ってアニメ『ドラゴンボール超』の主題歌「限界突破×サバイバー」を披露した。 |
2021年5月15日 | 『超逆境クイズバトル!! 99人の壁』 | フジテレビ | クイズ99人の壁SPに俳優の山田孝之とフィギュア原型師軍団が出演し、本作のクイズバトルが放送された。 |
2021年7月19日 | 『教えてもらう前と後』 | TBS系列 | DB芸人がDB大ファンの自宅に訪問する企画。 |
CM
- ロート製薬・「ロート子どもソフト」
- 目薬のCMに『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』が登場。(1986年 - 1997年)
- バンダイ
- 「ドラゴンボール ドンジャラ」(1980年代後半)
- 「ドンジャラ パーフェクト20」(1993年)
- 「ドラゴンボール きゃらかーんシリーズ」(1990年代前半)
- 「カードダスステーション システムファイル」(1995年)
- 「グミカシリーズ ドラゴンボールグミ」(2003年)
- エスビー食品
- 「S&B」の5/8チップのCMに『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』が登場。(1988年 - 1989年頃)
- 小泉産業
- 「コイズミ」の学習机に『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』が登場。(1990年代前半 - 1997年)
- 日清食品・カップヌードル
- 『ベジータスーパーヤサイ人になろう』編。(2015年)
- フォード・モーター
- 「フォード・フォーカスSE」。(2016年)
- ACN
- 「フリーザの驚き」篇(2016年 - )
- ドラゴンボールスクラッチ
- 新登場篇。(2017年)
- 天下一運だめし「悟空」篇、「フリーザ」篇、「ベジータ」篇。(2018年)
- 花王
- 『ベジータの新たなる戦い』編。(2018年)
- 資生堂
- 男性用化粧品ブランド uno。(2018年)
- 東芝ライフスタイル
- 東芝冷蔵庫「VEGETA」とのコラボ企画。「新鮮★5つ星ベジータキャンペーン」が東芝生活家電チャンネルなどで配信。(2018年)
- 目薬のCMに『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』が登場。(1986年 - 1997年)
- 「ドラゴンボール ドンジャラ」(1980年代後半)
- 「ドンジャラ パーフェクト20」(1993年)
- 「ドラゴンボール きゃらかーんシリーズ」(1990年代前半)
- 「カードダスステーション システムファイル」(1995年)
- 「グミカシリーズ ドラゴンボールグミ」(2003年)
- 「S&B」の5/8チップのCMに『ドラゴンボール』、『ドラゴンボールZ』が登場。(1988年 - 1989年頃)
- 「コイズミ」の学習机に『ドラゴンボールZ』、『ドラゴンボールGT』が登場。(1990年代前半 - 1997年)
- 『ベジータスーパーヤサイ人になろう』編。(2015年)
- 「フォード・フォーカスSE」。(2016年)
- 「フリーザの驚き」篇(2016年 - )
- 新登場篇。(2017年)
- 天下一運だめし「悟空」篇、「フリーザ」篇、「ベジータ」篇。(2018年)
- 『ベジータの新たなる戦い』編。(2018年)
- 男性用化粧品ブランド uno。(2018年)
- 東芝冷蔵庫「VEGETA」とのコラボ企画。「新鮮★5つ星ベジータキャンペーン」が東芝生活家電チャンネルなどで配信。(2018年)
その他、アニメ、グッズ、ゲーム、カードダスなど、数多くの本作のCMが製作されている。
実写映画
ドキュメンタリー映画
タイトル | 公開日 | 制作国 | 監督 | 備考 |
---|---|---|---|---|
SONGOKUMANIA: EL BIG BANG DEL MANGA | 2016年 | スペイン・カタルーニャ州 | Oriol Estrada Rangil | 1990年代初頭にカタルーニャにドラゴンボールが進出し空前の人気が始まり、国の歴史上最も売れている日本の漫画になった。 映画ではアニメの放送と漫画の出版に携わった人々とファンにインタビューをした長編ドキュメンタリー。 2016年シッチェス・カタロニア国際映画祭上映作品。 |
ゲームシリーズ一覧
1986年にエポック社からシリーズ第1作目となる『ドラゴンボール ドラゴン大秘境』が発売して以降、現在までに数多くの作品が発売され、テレビゲーム、携帯型ゲーム、アーケードゲーム、ソーシャルゲーム、オンラインゲームなど多様なジャンルが扱われている。また、日本国外限定で発売されたソフトのほか、本作の登場キャラクターと『週刊少年ジャンプ』作品とのクロスオーバー作品などもある。それらの外部出演作品については『週刊少年ジャンプ#関連ゲーム』の項目を参照。
家庭用ゲーム機向けソフト
携帯ゲーム機向けソフト
タイトル | 対応機種 | 発売日 | 発売元 |
---|---|---|---|
ドラゴンボールZ 悟空飛翔伝 | ゲームボーイ | 1994年11月25日 | バンダイ |
ドラゴンボールZ 悟空激闘伝 | 1995年8月25日 | ||
ドラゴンボールZ 伝説の超戦士たち | ゲームボーイカラー | 2002年8月9日 | バンプレスト |
ドラゴンボール | ワンダースワンカラー | 2003年11月20日 | バンダイ |
ドラゴンボールZ 舞空闘劇 | ゲームボーイアドバンス | 2004年3月26日 | バンプレスト |
ドラゴンボール アドバンスアドベンチャー | 2004年11月18日 | ||
ドラゴンボールZ 舞空烈戦 | ニンテンドーDS | 2005年12月1日 | バンナム |
ドラゴンボールZ 真武道会 | PlayStation Portable | 2006年4月20日 | |
ドラゴンボールZ 遥かなる悟空伝説 | ニンテンドーDS | 2007年3月21日 | |
ドラゴンボールZ 真武道会2 | PlayStation Portable | 2007年6月7日 | |
ドラゴンボールDS | ニンテンドーDS | 2008年9月18日 | |
DRAGONBALL EVOLUTION | PlayStation Portable | 2009年3月19日 | |
ドラゴンボール改 サイヤ人来襲 | ニンテンドーDS | 2009年4月29日 | |
ドラゴンボールDS2 突撃!レッドリボン軍 | 2010年2月11日 | ||
ドラゴンボール タッグバーサス | PlayStation Portable | 2010年9月30日 | |
ドラゴンボール改 アルティメット武闘伝 | ニンテンドーDS | 2011年2月3日 | |
ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション | ニンテンドー3DS | 2013年2月28日 | |
ドラゴンボールZ BATTLE OF Z | PlayStation Vita | 2014年1月23日 | |
ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッション2 | ニンテンドー3DS | 2014年8月7日 | |
ドラゴンボールZ 超究極武闘伝 | 2015年6月11日 | ||
ドラゴンボールフュージョンズ | 2016年8月4日 | ||
ドラゴンボールヒーローズ アルティメットミッションX | 2017年4月27日 |
日本国外向けゲームソフト
タイトル | 対応機種 | 発売日 | 開発 |
---|---|---|---|
DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU | ゲームボーイアドバンス | 2002年5月14日 | ATARI |
Dragon Ball Z Collectible Card Game | 2002年5月29日 | ||
en:Dragon Ball Z: Taiketsu | 2003年11月24日 | ||
DRAGONBALL Z THE LEGACY OF GOKU II | 2004年7月23日 | ||
DRAGONBALL Z Buu's Fury | 2004年9月14日 | ||
en:Dragon Ball Z: Sagas | PlayStation 2 | 2005年3月22日 | |
ニンテンドーゲームキューブ | |||
Xbox | |||
DRAGONBALL GT Transformation | ゲームボーイアドバンス | 2005年8月9日 | |
en:Dragon Ball Z: For Kinect | Xbox 360 | 2012年10月2日 | スパイク・チュンソフト |
アーケードゲーム
タイトル | ジャンル | 稼働開始日 | 発売元 |
---|---|---|---|
ドラゴンボールZ V.R.V.S | 対戦型格闘ゲーム | 1994年 | セガ |
ドラゴンボールZ | 1993年 | バンプレスト | |
ドラゴンボールZ2 Super Battle | 1994年 | ||
超ドラゴンボールZ | 3D対戦型格闘ゲーム | 2005年12月22日 | |
キャラメダルアイランド ドラゴンボールZ ぶっちぎりの超決戦 | メダルゲーム | 2006年12月21日 | |
データカードダス ドラゴンボールZ | データカードダス | 2005年3月 | バンダイ |
データカードダス ドラゴンボールZ2 | 2006年5月 | ||
データカードダス ドラゴンボールZ 爆烈IMPACT | 2007年3月 | ||
データカードダス ドラゴンボールZ W爆烈IMPACT | 2008年5月14日 | ||
データカードダス ドラゴンボール改 ドラゴンバトラーズ | 2009年6月4日 | ||
ドラゴンボールヒーローズ | トレーディングカードアーケードゲーム | 2010年11月11日 | バンダイナムコ |
ドラゴンボール ZENKAIバトルロイヤル | 3D対戦型格闘ゲーム | 2011年5月25日 | |
ドラゴンボール ディスクロス | ガシャポン | 2014年11月20日 | |
スーパードラゴンボールヒーローズ | トレーディングカードアーケードゲーム | 2016年11月17日 |
スマートフォン向けゲーム
タイトル | 配信開始日 | 配信元 |
---|---|---|
ドラゴンボール タップバトル | 2013年3月25日 | バンダイナムコゲームス |
ドラゴンボール アルティメットスワイプ | 2014年4月9日 | |
ドラゴンボールZ ドッカンバトル | 2015年1月30日 | バンダイナムコエンターテインメント |
ドラゴンボール レジェンズ | 2018年5月24日 | |
ドラゴンボールZ ブッチギリマッチ | 2018年7月25日 | BXD |
龙珠 觉醒(龍珠Z 覚醒) ※中国国内での配信 |
2019年2月28日 | バンダイナムコ上海 |
龙珠 最强之战(龍珠 最强之战) ※中国国内での配信 |
2019年11月5日 |
電子ゲーム
タイトル | 発売日 | 発売元 |
---|---|---|
ドラゴンボール ピラフの逆襲 | 1986年 | エポック社 |
ドラゴンボール 対決孫悟空 | ||
ドラゴンボール たおせ!ピッコロ大魔王 | 1988年 | バンダイ |
LSI GAME ポケットクラブ P-1 ドラゴンボール 勝抜け!!天下一武道会 | 1989年 | |
ポケットクラブ P-1 ドラゴンボールZ ガンバレ!孫悟飯 | 1989年9月 | |
ドラゴンボールZ LSIシミュレーション ドラゴン大決戦 | 1990年4月 | |
ポケットクラブ P-1 ドラゴンボールZ 怒りの界王拳! | 1990年5月 | |
ポケットクラブ P-1 ミニ ドラゴンボールZ サイヤ人の猛攻 | 1990年 | |
ドラゴンボールZ 出現!ギニュー特戦隊 | 1990年 | |
ドラゴンボールZ バトルスカウター | ||
ポケットクラブ P-1 ドラゴンボールZ スカウターバトル | 1991年2月 | |
ドラゴンボールZ 兇悪フリーザ襲来! | 1991年3月 | |
ポケットクラブ P-1 ミニ ドラゴンボールZ ナメック星超決戦 | 1991年 | |
LSI バーコードウォーズ ドラゴンボールZ | 1991年8月 | |
ポケットクラブ P-1 ミニ ドラゴンボールZ 超サイヤ人登場 | 1991年10月 | |
スーパーバーコードウォーズドラゴンボールZ | 1992年8月 | |
ポケットクラブ P-1 ワイドスクリーン ドラゴンボールZ 倒せ!ガーリックJr. | 1992年 | |
ポケットクラブ P-1 ワイドスクリーン ドラゴンボールZ 対決人造人間 | ||
ドラゴンボールZ 最強対決!セルvs悟空 | ||
ドラゴンボールZ Z戦士大修業! | 1993年9月 | |
ドラゴンボールZ 戦慄!生物戦士 | 1993年 | |
ドラゴンボールZ クイズワールド | ||
ドラゴンボールZ パワー炸裂孫悟飯! | ||
ドラゴンボールZ 修行だ悟飯!めざせ天下一 | ||
ドラゴンボールZ TOUCH PANEL GAME | 1994年 | |
DRAGON BALL Z P-1 MINI 2 |
パソコンゲーム
タイトル | 対応機種 | サービス開始日 | 運営元 |
---|---|---|---|
アニメデザイナー ドラゴンボールZ | ピピンアットマーク | 1996年 | バンダイ |
ドラゴンボールオンライン | パソコン | 2010年1月14日 | バンダイコリア |
ドラゴンボールZ クロスキーパーズ | 2018年3月20日 | Yahoo!ゲーム |
体感ゲーム
タイトル | 発売日 | 発売元 |
---|---|---|
ドラゴンボールZ バトル体感かめはめ波〜おめぇとフュージョン〜 | 2005年11月12日 | バンダイ |
ドラゴンボールZ バトル体感かめはめ波2〜オッスおめぇ悟空 天下一武道会〜 | 2006年10月28日 | |
ドラゴンボールZ スカウターバトル体感かめはめ波〜おらとおめぇとスカウター〜 | 2007年11月10日 | |
ドラゴンボールZ×ONE PIECE バトル体感ゴムゴムのかめはめ波〜おめぇの声でおらを呼ぶ〜 | 2008年11月15日 |
イベント・企画
ジャンプマルチワールド
ジャンプランド
ケータイJUMPLANDとジャンプランドの詳細についてはアトラクションおよびミニゲームの項目を参照。
ケータイJUMPLANDとジャンプランドの詳細についてはアトラクションおよびミニゲームの項目を参照。
ドラゴンボール立佞武多
J-WORLD TOKYO
ドラゴンボールで科学する!
所在地
開催地
期間
愛知県名古屋市
名古屋市科学館
2014年7月16日 - 8月31日
中華民国台北市
松山文創園区
2015年1月24日 - 4月6日
東京都港区
フジテレビ22階フォーラム
2015年4月29日 - 5月10日
大阪府大阪市
グランフロント大阪
2015年7月18日 - 8月31日
鹿児島県鹿児島市
山形屋文化ホール2号館6階
2017年7月22日 - 8月30日
さっぽろ雪まつり2016
放て!元気玉チャレンジ!
JR東日本 そうさ今こそ! DRAGON BALLスタンプラリー
ドラゴンボール/Dr.スランプ アラレちゃん STORE at ISETAN
ドラゴンボールVR 秘伝かめはめ波
DRAGON BALL バトル・オブ・サイヤン〜みんなでつくる元気玉〜
ドラゴンボール天下一武道祭2017
ドラゴンボールラン
力を合わせてドラゴンボールを集め神龍を降臨させよ!
ドラゴンボール 超悟空伝
ドラゴンボール ゲームスバトルアワー
ドラゴンボール ゲームスバトルアワー 2022
ドラゴンボール ゲームスバトルアワー 2023
ドラゴンボール ゲームスバトルアワー 2024
日本国外でのイベント
かめはめ波コンテスト
ドラゴンボールのキャラクターに最多人数で扮する
小雲x悟空のMCP夏日祭(アラレと悟空のMCP夏の祭典)
Scream Like Goku(悟空みたいに叫ぼう)
ドラゴンボール シンフォニックアドベンチャー
開催国
開催都市
劇場名
開催日
フランス
パリ
グランド・レックス劇場
2017年5月6日
スペイン
バルセロナ
バルセロナ・インタナショナルコンベンションセンター
2018年3月3日
フランス
パリ
グランド・レックス劇場
2018年10月27日
ベルギー
ブリュッセル
Palais 12
2018年10月30日
ドイツ
デュッセルドルフ
Mitsubishi Electric Hall
2018年11月1日
スイス
ローザンヌ
ボーリュ劇場
2018年11月3日
スペイン
バルセロナ
Auditori Forum
2019年5月11日
アメリカ合衆国
イリノイ州シカゴ
Rosemont Theatre
中止
CAPSULE CON
kameha con
DRAGON BALL NORTH AMERICA TOUR 2018(ドラゴンボール北米ツアー2018)
開催地
会場
開催日
サンディエゴ
コミコン・インターナショナル
2018年7月19日 - 7月22日
ワシントンD.C.
オタコン
2018年8月10日 - 8月12日
トロント
FAN EXPO CANADA
2018年8月30日 - 9月2日
ポートランド
ROSE CITY COMIC CON
2018年9月7日 - 9月9日
ニューヨーク
ニューヨーク・コミコン
2018年10月4日 - 10月7日
ダラス
Dallas FanDays
2018年10月19日 - 10月21日
ロサンゼルス
グローマンズ・チャイニーズ・シアター
2018年12月13日
メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレード
イベント名
開催日
備考
Macy's Thanksgiving Day Parade 2018
2018年11月22日
孫悟空のバルーンが登場。漫画が原作のキャラクターとしては日本から初めての登場である。
Macy's Thanksgiving Day Parade 2019
2019年11月28日
孫悟空のバルーンが登場。日本のキャラクターとしては『ポケットモンスター』のピカチュウと共に選ばれた。
Macy's Thanksgiving Day Parade 2021
2021年11月25日
2年ぶりの開催となったメイシーズ主催の感謝祭パレードに本作から孫悟空のバルーンが登場。
DRAGONBALL WORLD ADVENTURE
開催地
会場
開催日
サンディエゴ
コミコン・インターナショナル
2019年7月18日 - 7月21日
上海
上海新国際博覧センター
2019年8月2日 - 8月5日
メキシコシティ
Centro Citibanamex
2019年8月2日 - 8月4日
香港
香港時代廣場
2019年8月8日 - 9月1日
ケルン
kolenmesse
2019年8月20日 - 8月24日
ニューヨーク
ニューヨーク・コミコン
2019年10月3日 - 10月6日
バルセロナ
Fira Barcelona
2019年10月31日 - 11月3日
日本
幕張メッセ
2019年12月21日・22日
SaiyaCon UK
ニューヨーク・コミコン
展覧会
鳥山明の世界
- 開催場所は鳥山明個展開催歴の項目を参照。
鳥山明 The World 8of DRAGON BALL
開催地
期間
日本橋髙島屋
2013年3月27日 - 4月15日
阪神百貨店梅田本店
2013年4月17日 - 23日
名古屋松坂屋美術館
2013年7月27日 - 9月1日
週刊少年ジャンプ展 VOL.2 -1990年代、発行部数653万部の衝撃
The Citi exhibition Manga
カフェ・レストラン
ドラゴンボール×TOWER RECORDS
店舗名
期間
TOWER RECORDS CAFE 表参道店
2016年11月1日 - 11月30日
TOWER RECORDS CAFE 梅田 NU 茶屋町店
2016年11月1日 - 11月30日
TOWER RECORDS CAFE 渋谷店
2016年11月8日 - 11月30日
ドラゴンボールメニュー大集合
施設名
期間
グランスタ
2017年1月10日 - 2月27日
グランスタ 丸の内
2017年1月10日 - 2月27日
グランルーフ
2017年1月10日 - 2月27日
グランルーフ フロント
2017年1月10日 - 2月27日
ドラゴンボールカフェ&ダイナー
店舗名
期間
中国料理 桃谷樓 ヒルトンプラザWEST店
2017年12月8日 - 2018年1月31日
ナチュラルキッチン表参道
2018年1月15日 - 2018年2月28日
ショップ店舗名
期間
KIDDY LAND 吉祥寺店
2017年12月8日 - 2018年1月31日
KIDDY LAND 大阪梅田店
2017年12月8日 - 2018年2月28日
KIDDY LAND 原宿店
2017年12月8日 - 2018年3月22日
Soupa Sayen
DRAGON BALL超 CAFE
関連商品
玩具
アニメが開始した1986年春からエポック社とバンダイの2社がそれぞれ玩具を発売していたが、翌年にはエポック社が撤退しバンダイ単独で玩具展開がなされた。しかし、無印では想定ほどの成績を上げられず、中盤以降は新たな玩具展開を見込んでいた。その後ゲームソフト販売による穴埋めや累計20億枚の販売枚数を記録したカードダスのヒットがきっかけとなり、カードダスと連動したスカウターの玩具を皮切りに数年ぶりに玩具が店頭に並ぶことになった。「カードダス ドラゴンボールシリーズ」のヒットを皮切りに、「エンスカイ ドラゴンボールカードシリーズ」、「ドラゴンボールカードゲーム」、「ドラゴンボール超カードゲーム」、「ミラクルバトルカードダス」、「データカードダス ドラゴンボールシリーズ」、「ドラゴンボールヒーローズ」、「ICカードダス ドラゴンボール」、「スーパードラゴンボールヒーローズ」へとカードゲームは進化しながら登場している。
昭和の頃のDB玩具の代表作は、シンプルな携帯液晶ゲームのLSIゲームや、ボードゲームなどである。また、生活用品の玩具など、今では珍しいタイプの玩具もあった。フィギュアは、テレビアニメ放送開始の初期の頃はミニフィギュアなど、集めやすいおもちゃが中心で、『ドラゴンボールZ』以降は頭身が高く動かして遊べるアクションフィギュアが人気を博した。2003年以降はクオリティが上昇し、ミニフィギュアは価格が安くコンビニなどで手に取りやすい環境だったため、幅広い年齢層にヒットした。2000年代は技術が上がり、デジタルも進化した分、より精巧で洗練されたおもちゃが登場し、子供たちに人気を博した。
タイアップ
ドラゴンボール☆ANiMO
ドラゴンボールモバイル
ポッカコーヒー
日経エンタテインメント!
パズル&ドラゴンズ
第1弾(2014年6月2日から6月15日)
第2弾(2014年9月22日から10月5日)
第3弾(2014年12月29日から2015年1月11日)
第4弾(2015年3月16日から3月29日)
タニタ
丸美屋食品工業
栗山米菓
BotsNew Characters VR DRAGONBALL Z
ビックリマン
「ドラゴンボールマンチョコZ」(2018年10月23日西日本(静岡除く)先行発売、2018年12月18日東日本(静岡含む)発売)
「ドラゴンボールマンチョコ超」(2018年10月23日東日本(静岡含む)先行発売、2018年12月18日西日本発売)
「ドラゴンボールマンZ特別セット」(2018年12月18日)
「ドラゴンボールマン超特別セット」(2018年12月18日)
「ドラゴンボールマンチョコ超」第2弾(2022年5月24日東日本(静岡含む)先行発売、2022年7月12日西日本発売)
ニューエラ・キャップ・カンパニー
CONVERSE STARS
DAM
ユニクロ
「ドラゴンボール UT」(2019年11月22日発売)
フォートナイト
第1弾(2022年8月16日から2022年9月18日)
第2弾(2023年1月31日から開催中)
PUBG
マクドナルド
バンダイ キャンディ