ナニワ銭道
漫画:ナニワ銭道 ― もうひとつの「ナニワ金融道」
原作・原案など:青木雄二プロダクション原案協力:西田真二郎,
作画:及川コオ,
出版社:徳間書店,
掲載誌:週刊アサヒ芸能,
レーベル:トクマコミックス,
発表期間:2009年,2013年,
巻数:全16巻,
映画:ナニワ銭道
原作:青木雄二プロダクション,及川コオ,西田真二郎,
監督:萩庭貞明,
製作:読売テレビ,楽映舎,
以下はWikipediaより引用
要約
『ナニワ銭道 - もうひとつの「ナニワ金融道」』(ナニワぜにどう もうひとつのナニワきんゆうどう)は、及川コオおよび青木雄二プロダクションによる日本の漫画。『ナニワ金融道』のスピンオフ作品である。徳間書店の『週刊アサヒ芸能』に2009年から2013年まで連載された。
2014年に映画化されている。
概要
登場人物
青威 雄一郎(あおい ゆういちろう)
小藪 蛙次(こやぶ けいじ)
もう一人の主人公。通称「コヤブ」。登場初期は40歳。青威の上司にして相棒で彼を「青ちゃん」と呼ぶ。彼の誠実さを買い仲間に勧誘した。元々はとあるリサーチ(金融)会社に勤めており、忠犬として社内の不満分子たちをスパイし弱みを握って罠に掛けリストラに追い込んでいた。また裏金作りの中心にもいた。社長がなくなったため、その跡を継いで会社を興そうとするが脇賀たちに裏切られ金を持ち逃げされてしまう。闇金から借りた5000万の借金だけが残り、追ってから逃げていたところ潜伏先を何者かによって密告され、逃げる最中にわき見運転していたトラックと衝突しコヤブは重体。同乗していた妻は死亡した。この保険金で闇金の借金は完遂するも復讐心は失われず、妻を死に追いやった当時の闇金の関係者を社会的に抹殺。かつての仲間たちや正体不明の密告者の行方を捜している。
仕事では青威に指示したり標的を挫くための作戦などを提案することが多い。
下品 銀三(げしな ぎんぞう)
下品 真季(げしな まき)
コヤブの関係者
比留山 為吉(ひるやま ためきち)
「ヒルヤマ経済研究所」の所長を自称しているが、正体は指名手配されている詐欺師。ただしそうなった経緯にはコヤブが大きく関係している。元々は彼と同じ会社に勤める後輩であり、勝手に5000万の借金の保証人にされてしまったためヤクザに捕まってしまった。以後はすっかり落ちぶれ、詐欺に手を出してその日の糊口を凌ぎながらコヤブへの復讐を目論んでいた。手始めに青威に「コヤブの友人」を名乗って近づき、スパイを依頼するが逆に裏切られ激怒。コヤブもろとも彼らを轢き殺そうとしたが失敗。その後、コヤブの反撃により警察に通報され、やむなく逃亡。しばらく身を隠していたが再び活動を開始。今度は元ヤクザだった殺し屋にコヤブの殺害を依頼する。しかし殺し屋が返り討ちに遭い警察に捕まったため、いつか復讐を果たすことを誓いながら姿を消した。再登場はせず、最終的な決着は描かれることはなかった。
我目津 一郎(がめつ いちろう)
単坪 計介(たんつぼ けいすけ)
下呂 吐夫(げろ はきお)
その他の人物
映画
2014年7月12日から東京・シネマート六本木にて2週間限定、同月19日から大阪・シネマート心斎橋にて1週間限定で公開された。R15+指定。
映画スタッフ
- 監督:萩庭貞明
- 製作:小石川伸哉
- 企画:藤門浩之、前田茂司、尾川匠
- プロデューサー:三好順作、小松俊喜
- 原作:青木雄二プロダクション、及川コオ(作画)、西田真二郎(原案協力)
- 脚本:池谷雅夫
- 撮影:田中一成
- 照明:田辺浩
- 美術:安藤篤
- 録音:福田伸
- 音楽:元倉宏
- 助監督:高明
- 制作担当:酒井元舟
- 法律監修:本村健太郎
映画キャスト
- 青威雄一郎 - 窪田正孝
- 小籔蛙次 - 的場浩司
- 臼井敦 - 駿河太郎
- 我目津金太郎 - 森本亮治
- 我目津一郎 - 升毅
- 桃黒瞳 - 谷村美月
- 下品銀三 - 大杉漣