ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
以下はWikipediaより引用
要約
『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(英語表記:Negative Happy Chainsaw Edge)は、滝本竜彦による日本のライトノベル。イラストは安倍吉俊が担当している。単行本が角川書店より2001年11月に刊行された。第5回角川学園小説大賞特別賞受賞作。
2002年にラジオドラマ化、2007年に漫画化、2008年に映画化された。
あらすじ
平凡な高校生の山本陽介は、買い物の帰り道にチェーンソーを持った男と戦う女子高生の雪崎絵理と出会う。絵里は、チェーンソー男と遭遇した時から突如常人離れした身体能力が発現し、それ以来不死身のチェーンソー男と互角の死闘を繰り広げているという。いくら攻撃をしても全く倒せないチェーンソー男をめぐり、陽介の日常が大きく変わろうとしている。
登場人物
雪崎 絵理(ゆきざき えり)
能登 弘一(のと ひろかず)
既刊一覧
小説
- 滝本竜彦(著) / 安倍吉俊(イラスト) 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』 角川書店、2001年11月28日発売、ISBN 4-04-873338-9
- 「文庫版」2004年6月25日発売、ISBN 4-04-374701-2
- 「文庫版」2004年6月25日発売、ISBN 4-04-374701-2
漫画
- 滝本竜彦(原作) / 佐伯淳一(作画) 『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』 角川書店〈角川コミックス・エース〉、全2巻
- 2008年1月23日発売、ISBN 978-4-04-715019-5
- 2008年6月24日発売、ISBN 978-4-04-715067-6
ラジオドラマ
2002年、NHK青春アドベンチャーによりラジオドラマ化され、全10回で放送された。
声の出演
- 山本陽介:原田篤
- 雪崎絵理:占部房子
- 渡辺:新田亮
- 能登弘一:眞島秀和
- 加藤先生:モロ師岡
- 下宿のお姉さん:佐藤真弓
- 校長:大槻修治
- ファミレス店員・生徒:美月沙織
映画
北村監督の長編第一作。監督曰く「(この作品は)娯楽映画だが、テーマは真逆のところに隠れている。そのテーマが何なのかを考えながら観ていただければ楽しめると思うし、その答えらしきものがわかればこのチェーンソー男が何だろうという答えにもつながっていくと思う」と述べている。
なお、劇中挿入歌「根性なし」は、劇中で結成されるバンド”俺さまーズ”(市原隼人・三浦春馬・浅利陽介)で歌唱している。
キャスト
- 山本陽介:市原隼人
- 雪崎絵里:関めぐみ(少女時代:赤嶺星奈)
- 渡辺:浅利陽介
- 能登:三浦春馬
- 裕美:野波麻帆
- 加藤先生:板尾創路
- C組の港:堀井茶渡
- D組の鳥越:坂田直貴
- 市場の肉屋・店長:佐藤佐吉
- ファミレスのウェイトレス:木口亜矢
- チェーンソー男:新上博巳
スタッフ
- 原作 - 滝本竜彦
- 監督:北村拓司
- 脚本:小林弘利
- 音楽:高橋哲也
- 撮影:小林元
- 編集:伊藤伸行
- 美術:川村泰代
- 録音:横野一氏工
- 衣裳:小里幸子
- ヘアメイク:本田真理子
- アクション監督:小池達朗
- 主題歌:GReeeeN「BE FREE」
- プロデューサー:松村傑、廣瀬和宏、山本章
- 製作プロダクション:日活撮影所、デジタル・フロンティア
- 配給:日活
- 製作:「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」製作委員会(デジタル・フロンティア、日活、インデックス、ユニバーサルミュージック、ティー・ワイ・オー、モンスターフィルムス)
評価
第4回日本映画エンジェル大賞佳作入賞。第20回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」上映作品。