ネコマジン
主人公の属性:ネコ,
以下はWikipediaより引用
要約
『ネコマジン』は、鳥山明による日本の漫画作品のシリーズ、および作品内に登場する架空の生物。
概要
ネコのような奇妙な生き物・ネコマジンが活躍するギャグ漫画シリーズ。『週刊少年ジャンプ』および『月刊少年ジャンプ』(共に集英社)にて1999年より2005年にかけて不定期掲載された後、『最強ジャンプ』2014年7月号から再録新連載として掲載された。
『ドラゴンボール』のセルフパロディ的な要素を含む作品でもあり、特に『ネコマジンZ』では孫悟空をはじめとする『ドラゴンボール』のキャラクターが話に関わってくる。『ドラゴンボール超全集』では「本作の舞台は『ドラゴンボール』と同じ時代、同じ地球にある未開の世界だが、時代検証が困難なパラレルワールド」と解説されている。
元々は1話限りの読み切りであり、鳥山としては何話も続ける予定はなかった。鳥山は本作について「掟破りでやっちゃいけないことなんだけど、どうもアイデアが浮かばず自己作品のパロディ的なことでうまくお茶を濁して終わらせようという感じだった」「『COWA!』『SAND LAND』とともに、最初の『ネコマジンがいる』は比較的楽しく描けた」「はじめの2話のネコマジンは自分が好きで描いたものですが、ネコマジンZは頼まれて描いたもので、あまり乗り気じゃなかったかも」と述べている。
ネコマジン
少しだけ魔法が使えるネコのような生物。世界中に100マジン(ネコマジンを数える単位は「マジン」。人間で言う「人」に値する)ぐらいおり、そのうち28マジンが確認されている。ネコの品種に対応しているらしい。
その生態は不明だが、ほとんどは田舎で呑気に明るく暮らしている。魔法が使えると言ってもあまり大したことはなく、「Z」と「ミックス」はむしろ格闘技術に優れている。「Z」は特にその傾向が強く、ウサマジンによればネコマジンの中で一番強いという。
多くのネコマジンは軽い性格だが、中にはネガティブな者や静かで知的な者もいる。また、ネコマジン種全体が強い力を持っている。もともと人間より古くから地球にいた種族で、中にはその頃から生き続けている者もいるほど長命。
『Vジャンプ』連載のとよたろうの漫画『ドラゴンボールヒーローズ Victory Mission』では「ネコマジンV」が登場する。大抵は魔法や格闘技術に優れていることが多い中、そのどちらでもなく『ドラゴンボールヒーローズ』を得意としている珍しいネコマジンとなっている。
各編のあらすじ・登場人物
ネコマジンがいる
あらすじ
ネコマジンがいる
登場人物
ネコマジン(ミックス)
小林ピート
ネコマジンみけ
あらすじ
『週刊少年ジャンプ』2003年37-38合併号に掲載。
31年ぶりにうたた寝から目覚めたネコマジンみけは、教師になった旧知の仲のコジローからもらった食べ物の礼に、教師の代役になってほしいという願いを聞く。生徒になめられているというコジローの話を聞いたネコマジンみけは、村を荒らす凶悪なアガリザメを倒した後、コジローに自信をつけさせるため一計を案じる。コジローに化けて生徒たちと電車ごっこに興じるネコマジンみけは道中、自信がつきすぎて悪人の喧嘩を買ってしまうコジローの姿を目撃する。ネコマジンみけは仕方なくコジローに乗り移り、悪人を退治する。
ネコマジンZ
あらすじ
ネコマジンZ
ネコマジンZ2
ネコマジンZ3
ネコマジンZ4
登場人物
ネコマジンZ
戦闘力がとても強いと言われるネコマジン。3マジンの中で一番体毛の色が濃い。ミックスと同じく舞空術やねこはめ波を使える。強い者と闘うことが大好き。孫悟空の弟子でもあり、同じデザインの道着を着ているが、胸には「ネ」、背中には「Z」と書かれている。タマネギ岩近辺に住んでいて、観光客が来るとコアラに扮して写真撮影をして8ドルをせびる。宝物は悟空のフィギュア。
サイヤ人にとってのスーパーサイヤ人に相当する「スーパーネコマジン」に変身することができるほか、クリーザの変身をまねて一重まぶたから二重まぶたに変身した。次々に襲来する宇宙人をはるかに上回る戦闘能力を持つ一方で、マジン玉を吐き出すと力が抜ける、ねこじゃらしに反応するといった弱点がある。
ニンテンドーDS用ソフト『ドラゴンボールZ 舞空烈戦』に隠しキャラクターとして登場する。
オニオ
クリーザ
ベジータ
魔人ブウ(ミスター・ブウ)
ウサマジン
孫悟空
書誌情報
- 鳥山明 『ネコマジン 完全版』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉 2005年4月4日発売、ISBN 4-08-873825-X
- 本の装丁は意図的に『ドラゴンボール 完全版』と似せられている。
- 本の装丁は意図的に『ドラゴンボール 完全版』と似せられている。