ノンちゃん雲に乗る
以下はWikipediaより引用
要約
『ノンちゃん雲に乗る』(ノンちゃんくもにのる)は、1951年に出版された石井桃子の児童文学作品。
1955年に鰐淵晴子の主演で映画化され、翌1956年にはテレビ化された。また、2008年12月24日には作品をモチーフにオリジナル楽曲として大橋のぞみのCDアルバム『ノンちゃん雲に乗る』が発売された。
あらすじ
8歳の女の子、田代信子(ノンちゃん)は、ある春の朝、お母さんと兄ちゃんが自分に黙って出かけたので、悲しくて泣いていた。木の上からひょうたん池に映る空を覗いているうちに、誤って池に落ちてしまう。気がつくとそこは水の中の空の上。雲の上には白いひげを生やしたおじいさんがいて、熊手ですくって助けてくれた。ノンちゃんはおじいさんに、自分や家族の身の上を打ち明ける。
映画作品
雲の上の世界の描写にはアニメーション合成技術が使用されている。
前年から病気療養していた原節子の復帰作として注目された。
スタッフ
- 監督:倉田文人
- 製作:熊谷久虎、中田博二
- 原作:石井桃子
- 脚本:倉田文人、村山節子
- 撮影:小原譲治
- 美術:山手健
- 音楽:飯田信夫
- バレエ振付:谷桃子
- 後援:雪印乳業
キャスト
- 鰐淵晴子 - ノンちゃん(田代信子)
- 原節子 - お母さん
- 藤田進 - お父さん
- 徳川夢声 - 雲のおじいさん
- 臼井正明 - 山口先生
- 石井秀明 - 長吉
- 小沢路子 - おばさん
- 名古屋章
- 大泉滉
- 高崎淳生
- 倉田マユミ
- 谷桃子バレエ団
- 阿里道子 - ナレーター
映像ソフト
- 2000年11月24日に発売イマジカ・販売エスモックよりDVDが発売された。
リバイバル
- 本作はその後1960年5月21日に、『希望の青空』と改題してリバイバル上映された。同時上映は『女と命をかけてブッ飛ばせ』・
テレビ番組
単行本
- 『ノンちゃん雲に乗る』 - 角川文庫、1973年5月。ISBN 978-4041342015
- 『ノンちゃん雲に乗る(福音館創作童話シリーズ)』 - 福音館書店、1967年1月。ISBN 978-4834000795