ハムスターの研究レポート
以下はWikipediaより引用
要約
『ハムスターの研究レポート』(ハムスターのけんきゅうレポート)は、大雪師走作の漫画。単行本の発売は当初は偕成社、後に白泉社。全8巻。通称「ハム研」。
概要
1988年12月、偕成社『コミック・モエNo.6』で連載を開始した。1998年に偕成社が漫画事業より撤退してからは白泉社に移り、『MELODY』、『Silky』を始めとした様々な雑誌に連載。『silky』では2006年12月号より連載(偶数号に掲載。奇数号は『はりはりハリ太郎』)したが、2008年10月号より連載が途絶えていた。
その後長らく続報がない状況となったが、2017年12月に13年ぶりの文庫本新刊が発売され、単行本7~8巻の内容に加え単行本8巻までに未収録の話、さらに書き下ろし新作も収録。これで「完結」と銘打たれた。
作者自身が自宅で飼っているハムスター達と作者の日常を書いた4コマ漫画で、動物観察漫画の嚆矢とされる。漫画の中ではハムスターのことだけではなく、作者宅を訪れる他の動物達や作者自身の身の回りの出来事も描かれている。素朴な視点に立った飄々とした作風が人気を博し、ハムスターブームを呼ぶ一端となった。1990年(平成2年)11月に出版された第一巻にはますむらひろしが解説を寄せており、『はじめてこの作品を読んだ時、これは《観察マンガ》という新しいジャンルだと思ったのだが、やがて(中略)それに続く者達は大雪さんを《観察マンガの母》と呼ぶであろうことを僕は予言する』と記している。
当時ペットとして飼われる種類はジャンガリアンハムスターが主流であったが、作者が飼っているハムスターの種類はゴールデンハムスターであった。現在はゴールデンハムスターが一般的である。
単行本の帯のマンガは毎回描き下ろしである。また、カバーをめくると「おまけマンガ」を見ることができる(7巻はおばあちゃんすごろく)。
巻ごとに注目されるハムスター
- 1巻……チビすけ・チョコ
- 2巻……チビすけ・てんちゃん
- 3巻……てんちゃん・チビっち・まめ太郎
- 4巻……チビっち・まめ太郎
- 5巻……チビっち・子供達(6匹)・プー
- 6巻……おチビくん
- 7巻……まめ太郎・みそちゃん
- 8巻……チビすけ・まめ太郎
登場ハムスター&人物
作者のハムスター
チビすけ(オス)
てんてん(てんちゃん)(メス)
チビ(オス)
花子(メス)
チビっち(メス)
まめ太郎(オス)
おチビくん(メス)
チビビ (オス)
花子の父で、チビの義理父。1巻のハムスター物語で登場し、耳に模様があることが特徴。妻も登場しているが、名前は不明。2巻以降は一切紹介されておらず、小屋もないため、もう亡くなっているとみなされている。
チビビンバ (オス)
チビ・花子の祖父にあたる。プーと同様耳が少し欠けている。
作者のハムスターの家族
プー
チビ子・坊ちゃ
みそちゃん
ちゃー坊
ポッケ
チビ太
プクプク
マリ
なお、おチビくんの兄弟として登場したハムスターは7匹いるが、実際のおチビくんの兄弟は5匹という矛盾が生じる。その為、他にもマリの様に後に改名したハムスターがいる可能性が高い。
ちいちい
チビン
助清
チビ太郎(後記述)
他のハムスター・動物
ゴンちゃん
モルちゃん
ハエ太郎
ブッチ
信頼関係まるで無しのネコ
ボスネコ
インコ
アライグマ
マコ
チョコちゃん
ポチ
ニコ丸
まめ三郎
チーピー
ドブネズミ
サボちゃん
番外編に登場するハムスター
チビまろ
頑丈野郎チビお
カルビ
しま次郎
思い込みからオスだと思って名前をつけたが、ハムスターを飼っている姉の友人(髪型と服が作者と同じ)により、実はメスであったことが判明。話の最後でペットショップで高値で売られているウリ坊のような珍しい柄のオスが夫になる事が示唆されている。
チビ太郎
父親が「チビ」という名前であることが語られているので、元の飼い主である某ハムスター愛好家とは作者の大雪師走のことであり、チビすけとは兄弟である。
チビ坊(ヘラクレス)
ぼん太郎
コロちゃん
チビ玉
人間の登場人物
基本的に人間は後ろ姿、もしくは髪で目が隠れた姿、線で描写された目で描かれている。メガネをかけた人物については普通に描かれていることも多い。ただし、初期は目が描かれたカットも多い。
大雪師走
作者の母
おばあちゃん
大家さん
お向かいさん(ゴンちゃんの飼い主)
先生
ご近所の人々