バニパルウィット 突然!猫の国
以下はWikipediaより引用
要約
『バニパルウィット 突然!猫の国』(バニパルウィット とつぜん ねこのくに)は、なかむらたかし(原作・絵)と佐藤和治(文)による日本のファンタジー小説。1995年7月1日にキネマ旬報社より発売された。また同日になかむらたかし(原作)と三枝あ希子(文)による絵本版も発売された。
1998年5月30日に小説を原作としたアニメーション映画『とつぜん!猫の国 バニパルウィット』が公開された。
ストーリー
小学5年生のトリヤスの家から、飼い犬のパパドールが突然いなくなってしまった。しかし、パパドールのことを心配する妹のミーコとは対照的に、トリヤスはパパドールのことに何の関心も抱いていなかった。
パパドールがいなくなってから一週間が過ぎた日の夜。トリヤスとミーコの家に、人の言葉を話す3匹の猫がやってきた。2人は猫たちによって、猫たちの暮らす国バニパルウィットに連れて来られ、その影響で猫になってしまった。戸惑うトリヤスに対し、猫たちは2人に「パパドールが巨大な怪物となって暴れているから、元の世界に連れ帰って欲しい」と頼み込んだ。パパドールは、バニパルウィットを支配しようとしているブブリーナによって怪物にされてしまっていたのだ。しかも、2日目の朝を迎えると、2人も怪物になってしまうという。そんな時、パパドールが街に現れ、ミーコがブブリーナの城に連れ去られてしまった。トリヤスはミーコとパパドールを取り戻すため、猫たちと協力してブブリーナに立ち向かうことになる。
登場キャラクター
トリヤス
パパドール
ブブリーナ
既刊一覧
小説
- なかむらたかし(原作・絵)、佐藤和治(文)『バニパルウィット 突然!猫の国』(キネマ旬報社、1995年7月1日発売)ISBN 978-4-873-76133-6
絵本
- なかむらたかし(原作)、三枝あ希子(文)『バニパルウィット 突然!猫の国 絵本版』(キネマ旬報社、1995年7月1日発売)ISBN 978-4-873-76134-3
劇場アニメ
1995年7月25日に『バニパルウィット』として広島県の劇場で初公開。 その後『とつぜん!ネコの国 バニパルウィット』(とつぜん ネコのくに バニパルウィット)のタイトルで製作され、1998年5月30日に全国公開された。
キャスト
- トリヤス - 堀裕晶
- ミーコ - 佐々木未来
- ブブリーナ - 日髙のり子
- チュチュ - 飯塚雅弓
- サンダダ - 山内雅人
- ヘノジィ - 永井一郎
- ホイホイ - 八奈見乗児
- スットボケ - 亀山助清
- ドウドウ - 岩田光央
- パパドール - 立木文彦
- 王様 - 島香裕
- 王妃 - 柊美冬
- レムラム - 松尾貴司
- リリー - 池田優こ
- トオル - 中崎達也
- カズマ - 舟越圭佑
- タクマ - 内大輔
- 兵士A(猫市民A) - 川中子雅人
- 兵士B(猫市民B) - 伊崎寿克
- 兵士C(猫市民C) - 斎藤周
- 兵士D(猫市民D) - 早矢仕裕之
スタッフ
- 原作 - なかむらたかし(キネマ旬報社刊)
- 監督 - なかむらたかし
- 脚本 - なかむらたかし、小中千昭
- キャラクターデザイン、作画監督 - なかむらたかし
- 作画監督補佐 - 黒沢守
- 美術、背景 - 木村真二
- 色彩設定、色設定 - 村田恵里子
- 音響監督、音楽監督 - 三枝成彰
- 音楽 - 三枝成彰プロジェクト(三枝成彰、佐藤直紀、野村教祐、石川洋光、田垣内孝治)
- 音響効果 - 佐藤一俊
- 録音監督 - 斯波重治
- 録音調整 - 井上秀司
- 録音制作 - オムニバスプロモーション
- 音響プロデュース - ACクリエイト
- 撮影監督 - 長谷川肇
- 演出 - 矢吹勉
- 編集 - 瀬山武
- 編集助手 - 水田経子
- 特殊効果 - 干場豊
- アニメーション制作 - トライアングルスタッフ
- 制作プロデュース - パイオニアLDC
- 製作 - バンダイビジュアル、ACクリエイト
主題歌
エンディングテーマ「夢への扉」
映像作品
VHS
- 『とつぜん!ネコの国 バニパルウィット』(バンダイビジュアル、1998年9月25日発売)
- 『たのしいえいがシリーズ「とつぜん!ネコの国 バニパルウィット」【劇場版】〜ばっちしVシリーズ』(バンダイビジュアル、1998年12月18日発売)
LD
- 『とつぜん!ネコの国 バニパルウィット』(バンダイビジュアル、1998年9月25日発売)