バーテンダー (漫画)
漫画
原作・原案など:城アラキ,
作画:長友健篩,
出版社:集英社,
発表期間:SJ:2004年 - 2011年GJ:2011年11月16日 - 12月21日,
巻数:全21巻,
アニメ
監督:渡辺正樹,
シリーズ構成:今川泰宏,
キャラクターデザイン:木下裕孝,
アニメーション制作:パルムスタジオ,
製作:バーテンダー製作委員会,
話数:全11話,
ドラマ
演出:片山修,
音楽:中島靖雄,
制作:ジェイ・ストーム,
製作:テレビ朝日,
放送局:テレビ朝日系,
話数:全8話,
アニメ:バーテンダー 神のグラス
監督:倉谷涼一,
シリーズ構成:國澤真理子,
キャラクターデザイン:植田羊一,
アニメーション制作:リーベル,
放送局:テレビ東京,
以下はWikipediaより引用
要約
『バーテンダー』(Bartender)は、原作:城アラキ、漫画:長友健篩による日本の漫画作品。2004年から2011年まで『スーパージャンプ』(集英社)にて連載され、同誌の休刊後に『グランドジャンプ』(同社)に移籍し、2011年1号から3号まで連載された。『グランドジャンプ』での連載は3回で終了し、翌号(2012年4号)からは作画が加治佐修に、主人公なども変更された『バーテンダー à Paris』、『バーテンダー à Tokyo』、『バーテンダー6stp』が連載された。完結編である『バーテンダー6stp』には本作の登場人物が数人登場し、「その後」が描かれている。
2006年10月14日から、同名のテレビアニメがフジテレビ、BSフジにより放送された。2011年2月よりテレビドラマがテレビ朝日系列で放送された。
バーテンダーの佐々倉溜(ささくら りゅう)を主人公とし、バーに訪れる客やバーテンダー、溜を取り巻く人々たちのエピソードが描かれる。とりわけ漫画のテーマとなるのは、もともと酒に付されていたエピソードを紹介するものであり、カクテルからウイスキーまで幅広い。漫画の物語は、溜がフランスから帰ってくるシーンから始まる。主人公がフランス帰りという点は、城アラキの代表作『ソムリエ』と共通する部分である。
2022年9月時点で単行本の累計発行部数は360万部を突破している。
登場人物
声の項はテレビアニメ版における声優。
イーデンホール R&T
佐々倉 溜(ささくら りゅう)
声 - 水島大宙
本作の主人公。初登場時26歳。学生時代に六本木のBar・風のオーナー、加瀬に弟子入りしバーテンダーを志す。一流大学に合格するも進学せず、単身フランスへ渡り、ヨーロッパ食品協会主催のカクテルコンテストに優勝し、アジア人として初めて各国VIPにカクテルをサービスした日本人青年。彼の作るカクテルの味は「神のグラス」と呼ばれている。パリのラッツホテルにてチーフバーテンダーを務めていたが、帰国。
仕事とプライベート、カウンターの中と外、オンオフの切り替えは徹底していて、バーのカウンターで見せる洗練された大人のバーテンダーの彼と、それ以外の場所で見せるおちゃらけた子供っぽい彼は同一人物とは思えないほど差が歴然としている。たとえ悩み迷いを抱えていても、それを客には決して見せない。
まだ若いが、バーテンダーの何たるかを心と身体で理解しており、作中でそれを説くこともしばしばあるが、一方で自分の未熟さを痛切に理解し、反省し、お客様に心から感謝することを忘れない勉強家でもある。
カクテルを通じてたくさんのお客様の心の問題を解決する手伝いをしていく。一度問題を解決してもらったお客様が別の問題を抱えてしまうこともしばしば。「バーテンダーにとって嫌な客はいない」と考えていることもあり、厄介な客を他の店から任されることも多い。
帰国後、いろいろなバーを見てみたいと銀座ラパン、Bar東山を経てバー「イーデンホール」の店主としてひとりで店を切り盛りし、来島泰三の強い希望でホテル・カーディナル内のホテルバー「イーデンホール」に移る。
カーディナルで初めての弟子となる翼と出会い、イーデンホールが無くなることで自分の店を持つことを決意。かつてBar・風のあった六本木の暗闇坂に「イーデンホール R&T」をオープンさせた。
亡父は、かつて「永田町の妖怪」と言われた佐々倉源一。
仕事終りには立ち飲み居酒屋か、ギョーザを食べにゆく事が多い。
続編『バーテンダー à Paris』『バーテンダー à Tokyo』の主人公・佐島 蓮(さじま れん)にも影響を与えた人物。
ホテル・カーディナル
来島 美和(くるしま みわ)
声 - 藤村歩
初登場時26歳(3巻23話より)。東京・汐留のホテル・カーディナルのホテル料飲部勤務。来島泰三の孫娘で、マンガ・アニメともに第1話で登場した神嶋の部下である(人事部以外、社内に彼女の素性を知る者はいない)。物心つく前に両親を亡くしたため、祖父である来島に育てられた。溜に逢ってからというもの、酒の問題に関しては常に彼に相談を持ちかけており、難題を解決してもらっている。祖父が過保護なせいか、普通のOLのような生活を送れない現状にいささか不満を持っている。
本人は気づいていないが、溜に気がある模様。
左の尻にほくろがあると溜に知られている。
OLだが、いつも白いソックスと運動靴を履いている。
来島 泰三(くるしま たいぞう)
声 - 石森達幸
美和の祖父。来島興産の会長兼ホテル・カーディナル代表取締役。横須賀にあった割烹旅館の4代目であったが、ビジネスマンとして優秀であった彼は、旅館を大きく発展させた。が、日本旅館の運営が難しくなりつつある時代のなかで、旅館のホテル化を提唱する息子(=美和の実父)と対立、そのまま断絶状態に入る。それから2年半が過ぎた頃、息子夫妻が事故で他界。ひとり残された幼い美和を引き取って育てる一方、来島興産を屈指のホテルグループへと成長させる。
溜のカクテルの味と観察力・旺盛なサービス心をいたく気に入り、彼をホテル・カーディナルに引き抜こうと画策していたが、その計画はついに実現することとなる。
Bar・K
葛原 隆一(くずはら りゅういち)
声 - 家弓家正
通称「ミスター・パーフェクト」。バーテンダーながら叙勲を受け、ホテル・ダイヤモンド・スターの取締役にまで就任した凄腕の持ち主。カクテルブックも上梓している。
未熟な弟子を破門したり、不完全とみなしたカクテルを捨てたり、使用した材料や技量にはストイックなまでに固執する。それは、彼が常にお客様を畏怖しているためである。ゆえに奇をてらった溜のカクテルを認めながらも、彼の技量自体は否定している。
最終的にはダイヤモンド・スターの経営悪化に関して『我々経営陣が詰め腹を切るべき』との持論からリストラの対象に挙がった白石(後述)を庇い引退の道を選ぶ。
最終話ではイーデンホールR&T店内で弟子の白石に対し父との和解も含めその行く先を示しながら、ある程度の成長を認めた溜にも最後の課題を与え、彼ら後進の成長を見届けながら一線を退く。
「Bar・K」のオーナー・バーテンダー。
Hell's Arms
上原(うえはら)
作中に登場するバーテンダー
東山 稔(ひがしやま みのる)
声 - 矢島正明
銀座のバー「Bar 東山」のオーナー・バーテンダー。「サービスの東山」と呼ばれ、「技の葛原」とともに銀座では有名なバーテンダー。その鋭い観察眼でお客様の心を癒すカクテルをつくり、チーフバーテンダーのヘルプで入った溜にお客様を心の底から見抜き、お客様に見合ったサービスを提供することの難しさと大切さを教える。
北方(きたかた)
加瀬 五朗(かせ ごろう)
赤津 慎二(あかつ しんじ)
お客
早瀬 宏昭(はやせ ひろあき)
相馬 幸司(そうま こうじ)
声 - 加藤精三
衆議院議員。父の代からの政治家であり、幼いころは童話作家を志していた。
有罪判決を受け、2年間の刑務所生活を送る。その後、再選を果たしている。溜の父親とはかつて政敵でもあった。
実母の世話をするために政治家を引退する。
書誌情報
- 本作では話数のカウントに「Glass」が用いられている(例:第1話であれば"Glass 1"と表記)。このスタイルはアニメも同様。単行本の表紙には、お酒の説明が英語で書かれている。
- 原作:城アラキ、漫画:長友健篩 『バーテンダー』 集英社〈ジャンプ・コミックス デラックス〉、全21巻
- 『優しい止まり木』2004年12月8日発売、ISBN 4-08-859454-1
- 『完璧な味』2005年5月7日発売、ISBN 4-08-859495-9
- 『バーの顔』2005年9月7日発売、ISBN 4-08-859528-9
- 『旅人のための一杯』2006年1月10日発売、ISBN 4-08-859553-X
- 『One for the Road』2006年6月7日発売、ISBN 4-08-859575-0
- 『葉巻の煙』2006年10月9日発売、ISBN 4-08-859599-8
- 『マティーニの顔』2007年1月9日発売、ISBN 978-4-08-859616-7
- 『イーデンホールの幸運』2007年5月7日発売、ISBN 978-4-08-859638-9
- 『最初の「客」』2007年9月9日発売、ISBN 978-4-08-859666-2
- 『たゆたえども沈まず』2008年2月9日発売、ISBN 978-4-08-859688-4
- 『それぞれの転機』2008年5月7日発売、ISBN 978-4-08-859707-2
- 『クロス・ロード』2008年10月8日発売、ISBN 978-4-08-859732-4
- 『失敗の優しさ』2009年2月9日発売、ISBN 978-4-08-859758-4
- 『献杯』2009年7月8日発売、ISBN 978-4-08-859786-7
- 『過去』2009年11月9日発売、ISBN 978-4-08-859799-7
- 『竹鶴・リタの物語』2010年3月4日発売、ISBN 978-4-08-859827-7
- 『明日への扉』2010年8月4日発売、ISBN 978-4-08-859844-4
- 『バーの宝物』2010年12月29日発売、ISBN 978-4-08-859866-6
- 『旅立ち』2011年3月23日発売、ISBN 978-4-08-859879-6
- 『善い人』2011年9月7日発売、ISBN 978-4-08-859894-9
- 『サヨナラの教え』2012年2月17日発売、ISBN 978-4-08-858786-8
登場するお酒
名前が登場するお酒、ボトルから銘柄が読み取れるものを対象とする。ノンアルコールカクテルも含む。説明があるお酒は、巻数を太字で記載する。
カクテル
酎ハイもカクテルとする。
- アースクエイク (1巻)
- アイ・オープナー (1巻)
- 青い珊瑚礁 (18巻)
- アバディーン・アンガス (5巻)
- アフター・ファイブ (10巻)
- アマレット・アレキサンダー (2巻)
- アムール (6巻)
- アメリカン・ビューティ (9巻) 赤いバラの品種からネーミング。
- アレキサンダー (1巻、2巻、4巻、8巻)
- アンバー・ドリーム (2巻) 琥珀の夢。
- ウーウー (10巻)
- ウォッカ・マティーニ (7巻)
- ウォーター・メロン・ボール (10巻)
- エチュード (1巻)
- エメラルド・クーラー (18巻)
- エンジェル・ティップ (3巻) エンジェル・キッス
- オールドパル (1巻)
- カーディナル (9巻)
- カイピリーニャ (4巻) 田舎のお嬢さん。ブラジル大統領が法律を定めた。
- カシスウーロン (6巻)
- カシスオレンジ (1巻、8巻)
- カンパリ・シェカラート (10巻)
- カンパリソーダ (6巻、8巻)
- キール (10巻)
- キール・ロワイヤル (10巻)
- ギムレット (6巻) レイモンド・チャンドラー、「ギムレットには早すぎる」
- クバ・リブレ (9巻)
- グラスホッパー (1巻、2巻)
- コープス・リバイバー (1巻)
- コスモポリタン (5巻、9巻)
- ゴッドファーザー (6巻)
- ゴッドマザー (2巻、6巻)
- サイドカー (1巻、4巻、7巻、9巻)
- ジャック・ター (10巻)
- ジャック・ローズ (4巻)
- シャルトリューズ・トニック(4巻)
- シャルル・ジョルダン(1巻)
- シンガポール・スリング (8巻) ラッフルズ・スタイル
- ジントニック (3巻、5巻、8巻、9巻) トニック(TONIC) =「元気づける」の意味
- ジン・バック (4巻)
- ジンフィズ (1巻、5巻) バーテンダーとしての基本技術。
- スクリュードライバー (10巻) 混ぜるのに使ったのがドライバーだった。
- スーズ・ギムレット(1巻)
- スーズ・トニック (6巻)
- スティンガー (4巻)
- スプモーニ (6巻、8巻、9巻)
- スレッジハンマー (10巻)
- スロージンフィズ (10巻)
- ソルティードッグ (1巻、9巻) 塩が半分:ハーフムーン。塩のデコレーションが無い:ブルドック、テールレスドック。
- ダイキリ (1巻)
- デス・イン・ザ・アフターヌーン (10巻) 午後の死
- トム&ジェリー (7巻)
- ナッティー・アイリッシュマン (10巻)
- ニコラシカ (4巻、8巻)
- ノーネーム (6巻)
- バーテンダー (2巻)
- ハイボール (1巻、3巻、9巻)
- パスティス・ウォーター (3巻)
- ハネムーン (1巻)
- パリジャン (6巻)
- バレンシア (6巻)
- バンブー (6巻)
- B52 (10巻)
- B&B (4巻)
- ビジュー (2巻) ジンの白がダイヤ、シャルトリューズのグリーンがエメラルド、ベルモットの赤がルビー。
- ビトウィーン・ザ・シーツ (9巻)
- ファジーネーブル (1巻)
- フェアリー・ベル (8巻)
- フェルネット・ブランカ・ソーダ (6巻)
- ブラック・ベルベット (2巻)
- ブラッディ・シーザー (4巻) クラマト
- ブラッディ・ブル (5巻)
- ブラッドレス・メアリー (4巻) 毒と薬。
- ブランデー・バック (4巻) バックとは、スピリッツにレモンとジンジャエールを加えて作るカクテル。
- ブル・ショット (5巻)
- フレンチ・コネクション (4巻、6巻)
- ブロージョブ (10巻)
- ベリーニ (1巻、3巻)
- ヘミングウェイ・ダイキリ (3巻) パパダイキリ、ワイルドダイキリ。
- ホーセズネック (8巻)
- ホット・グロッグ (9巻)
- ポーラー・ショート・カット (6巻)
- ホワイト・レディ (7巻)
- 抹茶ウーロン (1巻)
- マティーニ (1〜3巻、5巻、6巻、7巻、9巻) キング・オブ・カクテル。ベルモットのボトルを眺めながらジンを飲む、チャーチル・スタイル。
- マルガリータ (4巻) 死なせた恋人の名前。
- マンハッタン (1巻、2巻)
- ミモザ (3巻、9巻)
- ミリオンダラー (8巻)
- ムーランルージュ (3巻) 赤い風車、幻想。
- モスコミュール (3巻) モスコ=モスクワ、ミュール=騾馬(ラバ)。ジンジャー・ビア。
- モヒート (7巻) ヘミングウェイ。
- ラスティネイル (2巻)
- ラストキッス (9巻)
- レッド・アイ (1巻、6巻) リバイバー・カクテル。
- ロバート・バーンズ (5巻)
- ロブロイ (5巻)
ノンアルコール カクテル
- シンデレラ (1巻)
ウォッカ
- スピリタス (4巻) ポーランド。アルコール度数96度。世界一アルコール度数が高い。
- スミノフ (3巻、5巻、7巻、9巻)
- バルカン・ウォッカ (4巻) ブルガリア。アルコール度数88度。世界で2番目にアルコール度数が高い。
ジン
- エキュベル・ジン (3巻)
- ゴードン (3巻、7巻)
- ゴードン オレンジ・ジン(3巻)
- タンカレー (3巻、7巻、9巻)
- ノールド・ジェネヴァ (1巻)
- ビーフィーター (1巻、2巻、5巻、7巻、8巻、9巻)
- ビーフィーター クラウン・ジュエル (2巻)
- ブードルズ (7巻)
- プリマス (7巻)
- ボンベイサファイア (7巻)
テキーラ
- グサーノ・ロホ (8巻) 虫が入っている
- クルエボ1800アネホ (8巻) 1年以上熟成
- サウザー (4巻、8巻)
- ポルフィディオ テキーラ アネホ (8巻) 2年熟成。ロバート・デ・ニーロが愛飲。
ウイスキー
- アードベッグ (5巻) アイラ
- オーヘントッシャン (5巻) ローランド
- オールドパー (2巻)
- 角(サントリー) (3巻)
- カナディアンクラブ (2巻)
- カリラ (5巻) アイラ海峡
- グレンモーレンジ (5巻) ハイランド
- グレンバーギ (5巻)
- グレンフィディック (5巻) スペイサイド
- グレンリベット (5巻) スペイサイド
- ジョニー・ウォーカー (9巻) レッドラベル、グリーンラベル。
- 白札 (3巻)
- スキャパ (5巻) アイランズ
- スプリングバンク (5巻) キャンベルタウン
- タリスカー (5巻) アイランズ
- ニッカ・シングルカスク (7巻)
- ハイランドパーク (5巻) アイランズ
- バランタイン (5巻、6巻) キーモルト
- フェイマス・グラウス (5巻、8巻)
- ボウモア (5巻) アイラ
- マッカラン12年 (1巻、5巻、9巻) スペイサイド
- マッカラン50年 (2巻)
- マッカラン1946 (5巻)ピート。命の水。
- ザ・マッカラン カスク・ストレングス (9巻)
- ミルトンダフ (5巻)
- ラガヴーリン (1巻、5巻) アイラ
- ラフロイグ (5巻) アイラ
- ロバート・バーンズ (5巻)
- ロングロウ (5巻) キャンベルタウン
ブランデー
- イル・ド・レ (10巻) コニャック。
- ヴォギエ マール・ド・ブルゴーニュ (6巻)
- クルボアジェ (2巻)
- DRC マール・ド・ブルゴーニュ (6巻)
- ポール・ジロー キュベ・スペシャル75年 (6巻)
- ヘネシー (9巻)
- ヘネシー・ファーストランディング (3巻)
- ヘネシー・リシャール (3巻、8巻)
- マーテル (2巻)
- レミー・ルイ13世 (3巻)
ラム
- 小笠原ラム (9巻) 日本、小笠原。
- コルコル (9巻) 日本、南大東島。アグリコール。
- デメララ (6巻)
- バカルディ (3巻、9巻) ホワイトラム、ブラックラム。
- ハバナ・クラブ (7巻)
- ヘリオスラム (9巻) 日本、沖縄。
- ラパラン (3巻)
- ルリカケス (9巻) 日本、徳之島。
- レジェンド・オブ・キューバン・ラム (1巻)
- レモンハート(10巻)
ワイン・シャンパン
- エグリウーリエ (2巻)
- オーバーチュア (5巻)
- カヴァ (6巻)
- クロ・デュ・メニル (3巻)
- サロン (3巻)
- G.H.マム (10巻)
- シャトー・ディケム 1806年 (1巻)
- シャトー・ペトリュス (2巻)
- シャトー・ムートン 1945年 (2巻)
- シャトー・ラトゥール 1982年 (3巻)
- シャトー・ラフィット・ロートシルト 1799年 (1巻)
- モエ・エ・シャンドン (2巻)
- ロデレール・エステート・ブリュット (4巻)
- ロマネ・コンティ 1978年 (1巻)
ビール
- ギネス (1巻、2巻)
リキュール
- アブサン (3巻、10巻) ニガヨモギ。
- アマレット (2巻、6巻) アンズの核。愛のリキュール。
- エギュベル (2巻) カカオ。
- カンパリ (8巻)
- グランマルニエ (3巻) オレンジ。
- クレーム・ド・カカオ (3巻)
- クレーム・ド・カシス (6巻)
- キューゼニア (6巻) アプリコットブランデー
- コアントロー (2巻、6巻、7巻、8巻、9巻)
- サザンカンフォート (10巻)ピーチ。
- ジェット27 (2巻) ペパーミント。ボトルのスペルミス、Pippermint。
- シャルトリューズ (2巻、4巻) 薬草系。世界で最も古い時代に作られたリキュールの1つ。オリジナルは1605年。ジョーヌ(黄)、ヴェール(緑)、VEP(熟成タイプ)、EVE(エクシル・ヴェジタル、植物の霊薬)。
- スーズ (1巻) ゲンチアナの根。ピカソとスーズについて。
- スロージン (10巻) スモモ。
- チンザノ・ロッソ (2巻)
- デカイパー (8巻) アプリコットブランデー。
- トーバー 和酒リキュール 柿 (3巻)
- トーバー 和酒リキュール 栗 (3巻)
- トーバー 和酒リキュール 桜 (3巻)
- ドランブイ (2巻、5巻) 蜂蜜、ハーブ。
- パスティス (3巻) 薬草系。 ペルノ、リカール、パスティス51、パスティス、ベルジェ・ブラン。
- ヒーリング チェリー (8巻)
- ベネディクティン (4巻、8巻) ハーブ、蜂蜜。
- フェルネット・ブランカ (6巻) 薬草。ビターリキュール。
- マラスキーノ (3巻) チェリー
- モーツァルト (2巻) チョコレート。
その他(未分類)
- アプリコット・ブランデー (3巻)
- アモンティリャード (4巻) シェリー。
- オロロソ (4巻) シェリー。
- カサーシャ (4巻) ピンガ。サトウキビ。
- カルバドス (1巻、4巻) シードルを蒸留して作る、リンゴのブランデー。映画『凱旋門』、イングリッド・バーグマン。
- グラッパ (9巻)
- サンデマン (9巻) ポートワイン。
- シードル (4巻) リンゴの発泡酒。
- シャンベリー (7巻)
- ジンジャー・ビア (3巻)
- ティオ・ペペ (2巻、6巻) シェリー。
- デュボネ (2巻) ドライベルモット。
- ノイリー・プラット (2巻、7巻、9巻) ベルモット。
- 汾酒(フェンチュウ) (6巻)
- ミード (1巻)蜂蜜酒。世界最古の醸造酒。
テレビアニメ
第1作
フジテレビほかにて2006年10月から12月にかけて放送された。
スタッフ
- 監督 - 渡辺正樹
- シリーズ構成 - 今川泰宏
- キャラクターデザイン - 木下裕孝
- 色彩設計 - 村上智美
- 美術監督 - 池田繁美
- 撮影監督 - 松田範雄
- 編集 - 瀬山武司
- 音響監督 - 本山哲
- 音楽 - 大嶽香子
- ナレーション - 森本レオ
- プロデューサー - 高瀬敦也、伊藤幸弘、山本幸治、石黒達也
- アニメーションプロデューサー - 山口克巳、亀谷正博
- アニメーション制作 - パルムスタジオ
- 制作 - バーテンダー製作委員会(フジテレビ、ポニーキャニオン、FCC)
主題歌
「バーテンダー」
「始まりのヒト」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 初放送日 |
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第1話 | バーテンダー | 今川泰宏 | 渡辺正樹 | 渡辺正樹 | 杉藤さゆり 木下裕孝 渡部周 |
2006年 10月14日 |
第2話 | 心のメニュー | 白石道太 | 高乗陽子 | 10月28日 | ||
第3話 | 後悔のグラス | 鈴野貴一 | 東篠健次 | 11月4日 | ||
第4話 | 琥珀の夢 | 藤本ジ朗 | 服部憲知 | 11月11日 | ||
第5話 | バーの忘れ物 | 三原武憲 | Park Hong Keun | 11月18日 | ||
第6話 | グラスの中の物語 | 黒川文男 | 浅見松雄 | 山門郁夫 | 11月25日 | |
第7話 | バーの休日 | 小林一三 | 岡崎幸男 | 小林一三 | 12月2日 | |
第8話 | カウンターの嘘 | 康村諒 | 大久保修 | 12月9日 | ||
第9話 | バーの顔 | 三原武憲 | Park Hong Keun | 12月16日 | ||
第10話 | クリスマスの奇跡 | 渡辺正樹 | 白石道太 | Kim Jung Chul | 12月23日 | |
第11話 | 命の水 | 渡辺正樹 | 木下裕孝 | 12月30日 |
サウンドトラック
- 「バーテンダー」オリジナル・サウンドトラック(DefSTAR RECORDS、2006年11月29日発売)
収録曲(タイトル)/作曲など | ||
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M-01 | NO NAME 〜神のグラス〜 | 作曲・編曲:大嶽香子 |
M-02 | GRASSHOPPER 〜対決〜 | |
M-03 | COSMOPOLITAN 〜色っぽさ〜 | |
M-04 | MARTINE 〜精錬されたもの〜 | |
M-05 | HIGHBALL 〜きつい性格〜 | |
M-06 | MARGARITA 〜人形の家〜 | |
M-07 | MOULIN ROUGE 〜銀座の街〜 | |
M-08 | BLUEMOON 〜悲しげ〜 | |
M-09 | MANHATTAN 〜美しさ〜 | |
M-10 | SIDECAR 〜気弱〜 | |
M-11 | SONORA 〜歴史〜 | |
M-12 | RED EYE 〜重々しい〜 | |
M-13 | BLODDY CAESER 〜ケンカ〜 | |
M-14 | NIKOLASCHIKA 〜不快〜 | |
M-15 | B&B 〜落ち込み〜 | |
M-16 | GODMOTHER 〜すねる〜 | |
M-17 | ROB ROY 〜熟成〜 | |
M-18 | MILLION DOLLAR 〜感激〜 | |
M-19 | HEMMINGWAYS DAIQUIRI 〜老人と海〜 | |
M-20 | KIR ROYAL 〜悲しみ〜 | |
M-21 | GIMLET 〜対峙〜 | |
M-22 | GIN TONIC 〜オヤジ〜 | |
M-23 | CINDERELLA 〜期待感〜 | |
M-24 | RASTY NAIL 〜人間味〜 | |
M-25 | AMARETTO ALEXANDER 〜陽気〜 | |
M-26 | BLACK VELVET 〜コミカル〜 | |
M-27 | PARADISE 〜日常〜 | |
M-28 | MOSCOW MULE 〜優しさ〜 | |
M-29 | OLD PAL 〜哀愁〜 | |
M-30 | CHRISTMAS CHAMPAGNE 〜きよしこの夜〜 | |
M-31 | BARTENDER 〜バーテンダー〜(piano session KW011) |
原作との差異
- 溜は原作ではラパンやBAR東山を経てイーデンホールを任せられることになるが、アニメでははじめからイーデンホールを任されている。
- 溜と美和の出会いは、原作では美和が新規オープンするホテルのバーのスタッフを探している過程で出会うことになっているが、アニメでは第1話の時点で知り合いということになっている(出会ったのはフランスという設定)。
- アニメでは葛原と東山がかつてイーデンホールの店主を務めていたという設定がある(葛原の方が先輩)。アニメでの2人の出番は、第7話「バーの休日」と最終話「命の水」を除けば溜(時には美和も)と一緒に各話毎に紹介されるお酒にまつわるエピソードの解説をする程度に止まっている。葛原が弟子を破門したエピソードやBAR東山でのエピソードなど、2人が関わるストーリーはアニメではほとんど語られていない。
- 第9話「BARの顔」では、ラパンの斉藤チーフがBAR斉藤のオーナーとして登場している。この回に限りエピソードがイーデンホール以外で起こったものとして扱われている。また、原作ではBAR東山やラパン、ホテルなどをイーデンホール以外を舞台にした話は、アニメではイーデンホールで起こったものとして扱われている。そのためか、原作のように溜がバーテンダーの先輩や仲間の店に顔を出すこともない。
- 第11話の内容は今まで紹介できなかった原作のエピソードを東山と葛原が短く紹介し、以前のエピソードも交え、《酒》という飲み物と“バーテンダー”という職業について溜と東山と葛原の3人が語る“総集編”となっている。
第2作
2022年10月に製作を発表。『バーテンダー 神のグラス』のタイトルで、2024年4月よりテレビ東京にて放送予定。
スタッフ(第2作)
- 原作 - 城アラキ、長友健篩
- 監督 - 倉谷涼一
- シリーズ構成 - 國澤真理子
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 植田羊一
- アニメーション制作 - リーベル
テレビドラマ
2011年2月4日より4月1日まで、テレビ朝日系「金曜ナイトドラマ」枠で放送された。主演は相葉雅紀。
主演の相葉は「マイガール」以来約1年振りの連続ドラマ出演。また、「マイガール」に続き、主題歌は嵐が担当する。
概要
ドラマの放送に先駆けて、ドラマのテーマの「酒」にちなみ、相葉が様々なゲストと酒を交わしながら進行するトークバラエティー『相葉雅紀の「バーテンダー大作戦」』が1月14日に放送された。
「マイガール」以来嵐のメンバーが交代でドラマの主役を務め、その主題歌を嵐が歌ってきたが、この「バーテンダー」で終了となった。
2011年8月5日から19日まで、「バーテンダー」DVD・Blu-ray Discの発売を記念し、「バーテンダーの世界展」が東京タワーで開催した。
キャスト
佐々倉溜
主人公。
週刊東京ワンダーナイト
来島美和
雑誌「週刊東京ワンダーナイト」の記者。
五木瑤子
「週刊東京ワンダーナイト」の編集長。
バーテンダー
葛原隆一
BAR「K」のバーテンダー。
加瀬五朗
溜の師匠。
杉山薫
老舗BAR「ラパン」のバーテンダー。
三橋順次
「ラパン」のチーフ・バーテンダー。
さくら食堂
桜肇
美和の下宿先でもある定食店「さくら食堂」の主人。
桜寿
「さくら食堂」の女将。
その他
来島泰三
美和の祖父で来島グループの会長。
ゲスト
相葉雅紀の「バーテンダー大作戦」(2011年1月14日放送、視聴率10.3%)
第1話
松本潤
第2話
清水
山岸由香利
第3話
織田公彦
第4話
北方
南原亜希
第5話
諏訪早苗
諏訪マリ
佐々倉源一
菊池雄二
第6話
山之内清治
第7話
早瀬宏昭
君島瑠美
最終話
本郷勇次
スタッフ(テレビドラマ)
- 原作 - 城アラキ(原作)、長友健篩(漫画)『Bartender』(集英社『スーパージャンプ』)
- 脚本 - 高橋ナツコ、山浦雅大、日比野正和
- 音楽 - 中島靖雄
- 主題歌 - 嵐「Lotus」(ジェイ・ストーム)
- 演出 - 片山修、田村直己、二宮崇、白石和彌
- バーテンダー監修 - 酒向明浩(酒向BAR)、保志雄一(BAR 保志)
- バーテンダー指導 - 水澤泰彦(BAR Tiare)、浅倉淳(BAR ANTHEM)、亀島延昌(BAR EVITA)、八卷博和(BAR 東京)
- 協力 - 社団法人 日本バーテンダー協会
- チーフプロデューサー - 横地郁英(テレビ朝日)
- プロデューサー - 中川慎子・大江達樹(テレビ朝日)、原藤一輝(ジェイ・ストーム)、中沢晋(オフィスクレッシェンド)
- 企画・制作 - ジェイ・ストーム
- 制作協力 - オフィスクレッシェンド
- 制作著作 - テレビ朝日
放送日程
話数 | 放送日 | サブタイトル | 原作 | 脚本 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
glass1 | 2月 | 4日嵐を呼ぶ男VS伝説ホテル王… 永久にまずい酒 |
Glass1「優しい止まり木」 Glass2「古き仲間」 |
高橋ナツコ | 片山修 | 11.0% |
glass2 | 2月11日 | 危険な女子会…美しすぎる親友の秘密 | Glass6「『永』の技」 Glass8「完璧な味」 Glass14「愛のリキュール」 |
10.6% | ||
glass3 | 2月18日 | 40女結婚やめます!! モテキ到来…幻のカクテル |
Glass21「カウンターの嘘(前編)」 Glass22「カウンターの嘘(後編)」 Glass48「マティーニの顔(前編)」 Glass49「マティーニの顔(後編)」 Glass50「レモンとオリーブ」 |
日比野正和 | 10.9% | |
glass4 | 2月25日 | 涙の毒入りカクテル… 12時歌舞伎町シンデレラ |
Glass5「カクテルの魔法」 Glass24「ふたつの顔」 Glass26「旅人のための一杯」 Glass54「溜の事情(前編)」 Glass55「溜の事情(後編)」 |
山浦雅大 | 田村直己 | 9.2% |
glass5 | 3月 | 4日母と認めない!! 銀座の女帝 娘に遺す最期の一杯 |
Glass89「テネシーワルツ(前編)」 Glass90「テネシーワルツ(後編)」 |
二宮崇 | 8.9% | |
glass6 | 3月18日 | あの人に勇気をもらった…今こそ最高の一杯を | Glass29「バーの隠し味」 | 日比野正和 | 片山修 | 8.8% |
glass7 | 3月25日 | 最終章!! さよなら…ラパンの日々 | Glass9「琥珀の夢(アンバードリーム)」 Glass40「葉巻の煙(前編)」 Glass41「葉巻の煙(後編)」 Glass83「心の棘(後編)」 |
9.1% | ||
glass8 | 4月 | 1日今夜完結!! 君へ捧ぐ最後のグラス… たとえ二度と逢えなくても |
Glass62「バーテンダーの魂(前編)」 Glass65「男達に赤いバラを」 Glass135「始まりのグラス」 |
山浦雅大 | 11.7% | |
平均視聴率 10.03%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |
- 3月11日に放送予定だったglass6は『ANN緊急報道特別番組 宮城県で震度7』(同日午後に発生した東北地方太平洋沖地震〈東日本大震災〉関連の報道特別番組)放送のため当日の放送を急遽休止して翌週に順延。以後の放送も1週間ずつ繰り下げられた。
- final glassは、朝日放送では『探偵!ナイトスクープ』の後 (0時24分 - )に自社制作・松浦亜弥主演のスペシャルドラマ『サクラとさつき』が放送されたため、時差ネット時間が1時34分からに繰り下げとなった。
- final glassのゲストの錦戸亮(関ジャニ∞・NEWS(当時))は次番組の『犬を飼うということ〜スカイと我が家の180日〜』で主演を務める(役柄も同じ)。
原作との差異
- 原作では溜が諭される立場にあるエピソードも多くが立場が逆転していたり、他のバーテンダーのエピソードも溜のものに変更されている。
- 溜は加瀬から「お前は本物のバーテンダーじゃない」と言われたことで、一時的にバーテンダーを辞めてしまう。
- 美和は原作では来島興産のホテルに勤務しているが、ドラマでは雑誌記者。
- 葛原の設定年齢が若い。
- カーディナルのバーテンダーの座を賭けて溜と葛原が争う。
テレビ朝日系列 金曜ナイトドラマ | ||
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
秘密
(2010年10月15日 - 12月10日) |
バーテンダー
(2011年2月4日 - 4月1日) |
犬を飼うということ
〜スカイと我が家の180日〜 (2011年4月15日 - 6月10日) |
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