パズドラZ
以下はWikipediaより引用
要約
『パズドラZ』(パズドラゼット)は、ガンホー・オンライン・エンターテイメントより2013年12月12日に発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフト。
概要
ガンホー・オンライン・エンターテイメントのニンテンドー3DS参入第1弾ソフトで、2012年にリリースされ大ヒットとなったスマートフォン用ゲーム『パズル&ドラゴンズ』(通称・パズドラ)の初のコンシューマ向けタイトルである。コンシューマ市場においても発売から約2週間後の12月29日までにパッケージ版の実売本数が100万本を越え、2013年に日本国内で発売されたゲームで6位の売り上げとなった。
オリジナルであるスマートフォン版の移植ではなく3DS用に一から開発されたものであり、課金システムは用意されていない。基本システムはスマートフォン版とほぼ同じであるが、ストーリーやキャラクターが新たに設定され、新規のモンスターが登場するほか、スマートフォン版からの登場モンスターのデザインも一新されている。また、多くのモンスターは、副属性を持たず主属性だけである。
ローカル通信で対戦やモンスターの交換が可能で、すれちがい通信にも対応しており、すれちがったプレイヤーのリーダーモンスターをゲーム内で助っ人として登場させることもでき、インターネットに接続することで、限定ダンジョンに入れるおふだや絵馬を入手できる。
主要ターゲットは小学生で、月刊コロコロコミックでの誌上コーナーや漫画連載、おはスタでの番組コーナーなどメディアミックス展開もされている。
日本国外では2015年5月に、本作と『パズル&ドラゴンズ スーパーマリオブラザーズ エディション』が同時収録された "Puzzle & Dragons Z + Super Mario Bros. Edition" として発売された。
2016年7月に後継作品として「パズドラクロス」が発売された。
ストーリー
ドラゴンと人間が共存する大陸、ドラクメシア大陸にあるゼットシティに暮らす新米ドラゴンテイマーの主人公は、ドラゴンのシロップに出会い、世界を破壊して彼らの理想郷の再構築を企む悪の組織「パラドックス」からその野望を阻止するために大陸を冒険し、パラドックスの野望を打ち砕く。
登場キャラクター
メインキャラクター
シロップ / 命天龍・ゼルクレア
主人公を導くドラゴンの子供。
空からゼットシティに落ちてしまい、主人公たちに出会った。一人称は「オイラ」。
明朗快活で気が強く、喜怒哀楽が豊かな性格。喜怒哀楽の表現は長い耳にも表れており、ポジティブな感情は上向きになり、ネガティブな感情は下向きに垂れる。"シロップ"という名前はサラから名付けられたものであり、名付けられた本人もその名前を気に入っている。ドラゴン以外の動物だと言われると「○○じゃないやいっ!」と言って怒る。
古代文字を読めたりするなど、不思議な力の持ち主。ジニアスの一員などの敵側の人物の発言によくツッコミを入れている。船とお菓子が大好き。
彼の正体は、始祖龍・エイドスによって生み出された命の天空龍「命天龍・ゼルクレア」である。命を司る天空龍であり、命のドロップを力の源とし、同じくエイドスに生み出された死天龍・アークヴェルザとは対になっている。冒険を通して本当に大切だと思うものを見極め、それを守るために力を行使するのが使命であり、その力を行使する前に正体を明かしてしまうと力が失われるため、それを危惧して主人公たちには記憶喪失のフリをして正体を隠していた。しかし、アークヴェルザの力を取り込んだエニグマが死のドロップの力を行使して主人公を動けなくしたことで、死の危機に陥った主人公を救うべく覚醒し正体を現し、命のドロップをぶつけて死のドロップを消して束縛を解除した。
パラドックス壊滅後、主人公たちの住むゼットシティに一緒に暮らすことになる。
- 高原は以前手がけた『絶対音感オトダマスター』に共通点を感じられる物としてツッコミ担当のキャラを取り入れた。その背景はダンジョンにチップを集めるために長い時間を掛けるのが多く、イベントの連続で物語を楽しませると目的を見失う事が多くなった事から、コントの積み重ねの様にお話を作るよう誕生した。
- 開発チーム内では賛否両論になったのは見た目が開発段階で決まってない状態にもかかわらず愛着があった。とある日にシナリオが実装されると、シロップが喋るようになり、チーム内から話し方や性格等の違和感を指定する意見が山のように挙がり、愛を感じつつ調整し、完成するのに苦労したキャラである。
サブキャラクター
パラドックス
世界を壊して新たに世界を作ろうと動いている組織で、主人公たちとは敵対している。
ジニアス
パラドックスの幹部たち。それぞれが各エリアで主人公を待ち受ける。天空龍を祭る神殿での対決では、そのエリアの大ボスとなる天空龍を繰り出す。
"緑の憂鬱"ジレン
"青き攻防"ムームー&ジュンジュン
"赤き破天荒"リベラ
"紫の自堕落"ひよまろ
ドラクメシア大陸のボス
神殿にいる天空龍はそれぞれが世界のピースを操る力を持ち、このためパラドックスに狙われ、それぞれがジニアスに操られていた。これらはそれぞれが勾玉を持っており、バトルで勝つことで勾玉が手に入る。これら勾玉を5つ集めたものはドラゴンマスターになるとされる。
聖天龍・シャングリラ
死天龍・アークヴェルザ
ディストピアのボス
ディストピアの5つの浮遊島にはそれぞれ天空龍のクローンである、天空龍を黒くしたような「裏天空龍」がおり、各エリアのボスとして待ち受ける。これら裏天空龍たちは浮遊島にこもっており自ら攻めてくることはないものの、ドラクメシアの天空龍と同様に世界のピースの力を扱うことができるため、もし暴走すれば世界が崩壊する虞がある。このことから主人公たちはこれら裏天空龍を討伐することになる。元々エニグマの道具でしかなかったため元の天空龍とは違って言葉は話せず、エニグマが封印されてからは力が弱まったことで怒りや憎しみといった負の感情が暴走し、攻撃性が増している模様。
その他のキャラクター
エニグマ/地龍王・アヴァロン
ドラゴンの頭蓋骨の仮面をしたドグマの側近。丁寧な口調で話す。主人公とシロップの名前を初対面のはずなのに知っているなど、シロップからはエスパーだと思われた。
その正体は1万3000年前に強大な力を以てドラゴン軍団を率い、ディストピアを制圧したエデンエリアの神山ゲネシスの頂上の村出身の竜人族の三男で、本作の真の黒幕。エデンの村を抜け出し、山の各地に歯車の神殿を建設してドロップを地中から吸い上げ、反発した村を滅ぼし、その跡地に黄金郷エデンを建設し拠点とする。ユグドラシルエリアで仲間を集めた後、神山レーラズを拠点に数百年かけてユグドラシルエリアを制圧し、「地龍王・アヴァロン」を名乗るようになった。さらに数年後ディストピア全土を制圧してからはそれぞれの浮遊島に隣接して塔を建造し、浮遊島に侵攻して天空龍を倒し、守護龍アヴァロンドレイクを従えた。その後、南方のドラクメシア大陸の侵攻を計画したが、始祖龍・エイドスの力を借りた天空龍たちによってディストピアごと封印された。
その後、禁術によって封印された肉体から精神が抜けだし、エニグマを名乗って現代まで生き延びていた。究極進化も計画していたが、当時の自身が天空龍に勝る力を持たなかったため失敗。これを現代でやり直すため、ドグマに仕える形でドグマと主人公を利用していた。魔城アヴァロンにてドグマが敗れた後、ドグマの身体に乗り移りそれを器として死天龍・アークヴェルザと融合、さらに他の天空龍の力をも取り込んで「究極生命体・エニグマ」として自ら襲い掛かってくる。
一方、ディストピアのエデンに封印されていた肉体は、かつての部下であったククロが乗り移ったことでエニグマとは別の存在として復活、地龍王・アヴァロンを名乗るようになり、エデンの最奥部にてアヴァロンドレイクを召喚し襲い掛かってくる。
始祖龍・エイドス
用語
レンジャー隊
レンジャー本部
ドラゴン研究所
ドラゴンテイマー
D-ギア
宝箱
竜石
D-エナジー
エッグ
チップ
テイマーカード
パズフレ
助っ人
Z-BOX
システム
スキル
リーダースキル
Zドロップ
ドロップコード
おふだ・絵馬
プレゼントコード
すけっとコード
トレード
モンスター
舞台
本作の舞台であるドラクメシア大陸にはたくさんのダンジョンがあり、モンスターたちが暮らしている。パラドックスを倒して一度エンディングを迎えると、ディストピアへ行けるようになり、ここにも6つのエリアに多数のダンジョンがある。これらとは別に、神社にお札や絵馬を奉納して行ける異世界ダンジョンがある。
ドラクメシア
ゼットシティ
ドラクメシア大陸の南西に位置する都市で、主人公たちレンジャー隊員の拠点。
地下古代神殿
ホウライエリア
ゼットシティのすぐ東側に位置する、樹天龍・ホウライが治めるエリア。このエリアのダンジョンはどれも闇ドロップが出現しない。最初のエリアなので難易度は低め。
ワカクサ平原
ヒスイ川
コダマの森
コンロン鉱山
木の神殿
ニライカナイエリア
ホウライエリアの東側にある、蒼天龍・ニライカナイが統治するエリア。ニライ地方とカナイ半島に分かれている。このエリアから闇ドロップが出現する。
ニライ平原
ミズチの洞窟
ミツハメの森
水鏡山
ヒョウテン回廊
水の神殿
エルドラドエリア
ドラクメシア大陸南東部にある、緋天龍・エルドラドが統治するエリア。大陸最大の火山地帯。
火影の森
ヒバシラの塔
コンガリ砂漠
マノア遺跡
アラクレ火山
火の神殿
エリュシオンエリア
大陸北東部の、夜天龍・エリュシオンが統治するエリア。
ムバタマ沼
巨石の遺跡
ラダマの廃墟
鎮魂の洞窟
腐った森
闇の神殿
シャングリラエリア
聖天龍・シャングリラが統治するエリア。
カラカル氷原
ヒカリゴケの洞窟
伯爵の館
妖精の森
水晶洞窟
光の神殿
アヴァロンエリア
大陸北西部、ゼットシティからみて北にあるパラドックスの本拠地エリアで、ドラクメシア大陸最後のエリア。周りを岩山で囲まれているため海からは侵入不可であり、陸から回り込んでシャングリラエリアから侵入するしかない。
死出の森
永眠の墓地
冥土の沼
竜の墓場
エピメニデス迷宮
魔城アヴァロン
エニグマが倒された後は出現モンスターの一部が変わる。
ディストピア
パラドックス壊滅後に訪れることができる大陸。6つのエリアのうち5つにはそれぞれ浮遊島があり、裏天空龍が身を潜めている。ユグドラシルエリアまではこれら裏天空龍の討伐を目的として探索していく。裏天空龍は倒すと一定確率で天空龍のエッグを落とす。 なお、ディストピアのエリア名はエデンエリアを除いて、アプリ版に登場した伝説龍の名前を冠している。
ヘルヘイムエリア
地龍王の闇門
オンネンダケの沼
人食いの森
ガルムの迷宮
夜天楼
邪霊島ヘルヘイム
ヴァルハラエリア
地龍王の輝門
グリムカン遺跡
妖精の里
光陰の洞窟
聖天楼
英霊島ヴァルハラ
ムスプルヘイムエリア
地龍王の灼門
セトの墓場
ゴウエン火山
番龍の巣窟
緋天楼
灼熱島ムスプルヘイム
ニブルヘイムエリア
地龍王の流門
ニドヘグ氷河
モズグズ水路
永劫の河
蒼天楼
銀白島ニブルヘイム
ユグドラシルエリア
地龍王の樹門
希望の洞窟
霊峰ウルズ
霊峰ミーミル
樹天楼
仙樹島ユグドラシル
エデンエリア
本作の真の最終エリア。地龍王・アヴァロンが地中からドロップを吸い上げるために建造した歯車の神殿が5つと、ディストピアの首都・黄金郷エデンがある。神殿のダンジョンでは対応する色のドロップが出現しない。
封水の石陣
封樹の石陣
封闇の石陣
封光の石陣
封炎の石陣
黄金郷エデン
異世界ダンジョン
ゼットシティの神社におふだや絵馬を奉納することで行けるスペシャルダンジョン。曜日ダンジョンやメタドラなどが大量に出現するダンジョン、降臨系ダンジョンなどがある。複数の難易度が設定されているものが多い。
曜日ダンジョン
「曜日のおふだ」で入れるダンジョン。使用した曜日によって入るダンジョンが異なる(祝日は問わない)。月~金曜日は各属性のチップ稼ぎダンジョン、土日はD-エナジー稼ぎダンジョン「エナジースポットの森」に入れる。
月曜ダンジョン
火曜ダンジョン
水曜ダンジョン
木曜ダンジョン
金曜ダンジョン
エナジースポットの森
メタドラ系ダンジョン
メタドラ系が多数出現する経験値稼ぎダンジョン。必要なおふだはダンジョンの宝箱やD-BOXなどから入手できる。「Z」や「ZZ」の付いたおふだはキングが出現しやすくなる。
ルビドラの火山
サファドラの水路
エメドラの森
ゴルドラの迷宮
メタドラの鉱山
カラドラの洞窟
メタゴルの聖地
キングオールスター
カラードラゴンダンジョン
これらのダンジョンにはボスとしてカラードラゴンが登場し、倒せば一定確率でエッグをドロップし入手できる。難易度は上級・超級。
隕石の火山
極光の氷河
重力の大地
稲妻の聖地
混沌の魔窟
その他のダンジョン
難易度はいずれも上級・超級の2種類。ボスを倒せば一定確率でエッグを入手できる。
ギロチン水路
うつむきの洞窟
冥界の門
炎龍火山
月替わりスペシャルダンジョン
対応する絵馬の配信期間が決まっているダンジョン。強力なモンスターがボスとして登場し、倒すことで一定確率でエッグを入手できる。難易度はいずれも地獄級・超地獄級の2種類。
アニマの聖域
邪龍の樹海
次元の迷宮
闇の裏神殿
ミミクリー・ハウス
光の裏神殿
炎聖騎龍の島
火の裏神殿
ククロの祭壇
水の裏神殿
ヴリトラの遺跡
インドラの遺跡
モズグズ雪原
ムイムイの森
木の裏神殿
黄金卿の守護龍
降臨ダンジョン
月替わりダンジョン同様に絵馬の配信期間が決まっている。やはり強力なモンスターがボスとして登場、倒せば一定確率でエッグを入手できる。
ゼウス降臨(主神の絵馬)
ヘラ降臨(女神の絵馬)
聖地 天照(天照の絵馬)
開発
企画
本作の企画は2012年の春頃に始まった。当時『パズドラ』のサービスは始まったばかりであり、ダウンロード件数も100万に満たなかったため、よりターゲットを広げるために家庭用ゲーム機で遊びやすい作品をということで、本作の企画が立てられた。
本作の開発にあたり、『パズドラ』とは異なるターゲット層が設定され、さらにハードに合ったサービスを提供するという指針が立てられ、最初にアイテム課金が廃止された。
システム構築
『パズドラ』シリーズの要となるシステムについては検討が重ねられ、基本ルールを変更することなく、それ以外のところを変えるという方針がとられた。 開発当初は、Zドロップを消すことでエッグやチップを入手しやすくするというアイデアもあったが、プレイヤーが強くなりすぎてしまうことからその案は採用されなかった。 また、コンボを苦手とするプレイヤーでも遊べるようにするため、同色ドロップをまとめて消すと攻撃力が上がるリーダースキルが採用された。
ゲームバランスの調整には注意が払われ、開発の終盤では『パズドラ』の調整チームや運営ディレクターも応援に来た。 また、無料の追加ダンジョンである「降臨ダンジョン」などはストーリークリア済みでも手応えがある難易度に調整され、長期間やり込めるようにした。
グラフィック
本作ではキャラクターのアニメーションが取り入れられた。 当初は3Dモデルによる演出も検討していたが、しっくりいかず、キャラクターの魅力を引き出すために2Dアニメーションが取り入れられた。 アニメーションを作る際にパーツ分けする必要があったことから、『パズドラ』のグラフィックを流用することが出来ず、ほぼすべのグラフィックが新規に描き起こされることとなった。小さなキャラクターのアニメーション作成には苦労しなかったものの、ドラゴンなど大型のキャラクターをアニメーションで動かすには100以上のパーツを要したため苦労したと、プロデューサーの山本大介はGame Watchとのインタビューの中で話している。
また、当時の家庭用ゲーム機向けソフトではドット絵や2Dアニメーションがあまり用いられておらず、社内にドット絵の経験者がいても3Dモデルばかりを手がけていたためドット絵の技法を忘れてしまうなど、人員集めにも苦労したと山本は前述のインタビューの中で話している。
また、オープニングやアニメーション等でドロップが宙に浮く演出は、漫画やアニメの世界観を意識して取り入れられた。
本作はパズルベースのRPGであることから、ゲームの世界観にもパズルらしさを取り入れるため、マップのデザインはジグソーパズルをモチーフにしたものが取り入れられた。 また、味方キャラクターにはジグソーパズルのピースがつく演出も取り入れられ、アニメーションも敵として登場したときとは別個のものが用いられた。
世界観の構築
本作のストーリーはディレクターを中心に構築され、いかに『パズドラ』の世界観を壊さず本作独自の世界観を構築するかに腐心し、最終的に現在の形に落ち着いた。 『パズドラ』で出てくる「ゼウス降臨」といったイベントを自然な形で出すため、神社から他のダンジョンへ向かうというシステムが出来た。
登場キャラクターのうち、『パズドラ』を初出とするキャラクターは全体の3割にとどまり、残りは新規に作成された。山本はGame Watchとのインタビューの中で、分岐による進化をやりたかったから新しいキャラクターを多く取り入れたと話している。 既出のキャラクターは2012年の時点で人気のあったキャラクターを中心に選定された。
プロモーション
2013年9月21日から9月22日まで開催された東京ゲームショウ2013のガンホーブース内にて、来場者に「限定チャレンジ版」と称した体験版ソフトの無料配布が行われた。その後、11月27日にニンテンドーeショップでゲームの序盤部分(「HERA」が使用可能になるまで)をプレイできる体験版の配信が開始された。体験版(配信版)のセーブデータはそのまま製品版に引き継がれる。
早期購入特典は特製タッチペン(ノック式となっており、スイッチ部分を押すとペン先が飛び出すようになっている)。
本作のテレビCMにはKAT-TUNが登場した。
おはスタ(テレビ東京系)にて10月3日から2014年1月30日まで毎週木曜日にパズドラZのコーナーが放送されていた。コーナーの出演者は開発者のゴールド高原で、必殺技やコンボ、ソフトの最新情報を放送する内容となっている。また、12月6日から11日までミニドラマ「プロジェクトZ イワ〜イ ドラゴンテイマーへの道」が放送され、木曜レギュラーのイワ〜イ(ハライチ・岩井勇気)が12月12日の決戦までフォレストバーンを倒すために進むというもの。
2013年11月30日から12月15日までの週末限定で全国のショッピングセンターや玩具店にて店頭体験会を実施。
オープニングアニメーションは、スタジオ雲雀による制作で、監督は別役裕之。
3D表示に対応しており、2D-3D変換はキュー・テックが行った。
主題歌
「さかさま世界」
アーケード版
『パズドラZ テイマーバトル』のタイトルで2014年6月26日に稼働。発売はマーベラスAQL。パズルゲームとアーケードカードゲームを融合させたシステムが特徴で、プレイヤーの名前が書かれた「モンスターチケット」と呼ばれる、オンデマンドで発行されたカードを専用筐体にスキャンさせるとそのモンスターがゲームに登場する。テイマーカードと呼ばれる専用ICカードを挿入するとプレイデータが記録される。
チケットには「Zボーナス」と呼ばれる特殊スキルが発動できる部分があり、チケット化などの際に特定の条件を満たすと「Zボーナス発動タイム」が発生し、ボーナススロットにチケットを挿入するとボーナスが発動、ボーナス部分のチケットは使い捨てのため筐体に内蔵されたカッターで自動的に切断される。
2014年12月18日に『パズドラZ テイマーバトル V2』、2015年4月16日に『パズドラZ テイマーバトル 覚醒』にそれぞれリニューアル。『V2』以降は体験版とも言える無料プレイモードが実装され、『覚醒』以降は無料プレイでの難易度の選択が可能となった。無料プレイは両方のボタンを長押しすると中断される。
漫画版
月刊コロコロコミック2013年9月号に付録冊子「パズドラZ スタートBOOK」内で読み切りが掲載された後、同年12月号から2015年7月号まで連載された。作者は井上桃太。
男性主人公には「ゼット」で、女性主人公には「イロハ」という名前が設定されている。主要キャラクターはゼット・シロップ・ニック・イロハの4人だが、一方で女主人公のイロハは読み切り版では男性主人公のゼットの幼馴染として登場し、連載版では老人のドラゴンテイマー・クウカイの孫娘として登場する。
単行本
VOL | 発売日 | 話数 | サブタイトル | カバー | 裏カバー |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2014-04-28 | 第1話~第5話 | 第1話「目指せ! ドラゴンテイマー!!」 第2話「悪の組織"パラドックス"の脅威!!」 第3話「伝説のドラゴン出現!!」 第4話「ゼットの修業生活スタート!!」 第5話「新たな仲間、チッチの進化!!」 特別編「『パズドラZ』新連載超予告まんが!!」 |
ゼット、シロップ | ジレン、リベラ |
2 | 2014-12-26 | 第6話~第10話 | 第6話「まさに猛獣、ドグマ襲来!!」 第7話「天空龍にうち勝て!!」 第8話「届け、魂の一撃!」 第9話「異世界ダンジョン修業!!」 第10話「ドラゴンコロシアムカップ参戦!!」 特別編「パズドラZ シロップの4コマモンスター劇場」 |
ゼット、ドグマ | ココロ、覚醒ゼウス、ゴルドラ、メタドラ |
3 | 2015-04-28 | 第11話~第15話 | 第11話「激突! 伝説の天空龍エルドラド!!」 第12話「ニック大奮闘! 友のピンチを救え!!」 第13話「ゼット、反撃開始!!」 第14話「さらわれたシロップ!!」 第15話「スカイコロシアム王者との対決!!」 特別編「パズドラZ シロップの4コマモンスター劇場」 |
ゼット | ゼット、シロップ、ニック、ひよまろ |
4 | 2015-07-24 | 第16話~最終話 | 第16話「死天龍アークヴェルザ、出現!!」 第17話「ついに激突! ドグマVSゼット!!」 第18話「革命したシロップ! 命天龍、超誕!!」 第19話「真の黒幕、エニグマの野望!!」 最終話「すべてをかけた奇跡の一撃!!」 |
ゼット、命天龍・ゼルクレア | ゼット、シロップ |