漫画

パトラと鉄十字


漫画

作者:真鍋譲治,

出版社:竹書房,

掲載誌:月刊キスカ,

レーベル:バンブーコミックス,

発表期間:2019年5月8日 - 2022年1月8日,

巻数:全5巻,



以下はWikipediaより引用

要約

『パトラと鉄十字』(パトラとてつじゅうじ)は、真鍋譲治による日本の漫画作品。『月刊キスカ』(竹書房)にて、2019年6月号から2022年2月号まで連載された。最終話は単行本第5巻に掲載されると発表されている。2021年5月には「竹書房×インクルーズが贈るLINE着せかえシリーズ第11弾」として、本作のLINE着せかえが発売されている。

あらすじ

紀元前30年前に永遠の眠りについたはずの女王・クレオパトラが、第二次世界大戦の戦場にタイムスリップ。イタリア軍中尉のアントニオとともに、2千年の時を経てエジプトの奪還に挑む。

登場人物

クレオパトラ

エジプトの女王。エジプト復興のために二千年の眠りから覚める。美貌と自由奔放な態度で男たちを惑わせる。
アヌビス

冥界の神。俊足の持ち主。エジプトで古来の神々への信仰が薄まった結果、神通力が弱まって子犬のような姿になってしまった。
ホルス

天空と太陽の神。登場当初から、雛鳥がそのまま大きくなったような姿をしている(本人曰く「羽毛の生え変わりの季節」とのこと)。
アムス

アヌビスの妹。兄と異なり子犬化していない。
アルシノエ

クレオパトラの妹。権力を握るために自分を含めた弟妹を殺し、性的に奔放だった姉を憎んでおり、モンティジョーク率いるイギリス軍に協力している。
オシリス

冥界の神。全身に包帯を巻いている。アルシノエに協力している。

イタリア

マーカス・アントニオ

イタリア軍中尉。パレルモの出身。偶然であったクレオパトラを保護して行動をともにするが、クレオパトラたちに振り回される。

ドイツ

エーリック・フォン・カイゼル

ドイツアフリカ軍団の将軍。禿げを帽子で隠していたが、クレオパトラから「神君ユリウス・カエサルの黄金の月桂樹冠」を戴冠される。

イギリス

モンティジョーク

イギリス中東派遣軍司令官。名前の元ネタは第2次大戦当時の英国将軍でエル・アラメインで独陸軍を撃退したバーナード・モントゴメリーおよび彼の名前をもじった有名な英BBC放送のコメディ番組「モンティパイソン」からと思われる。

過去の登場人物

ガイウス・ユリウス・カエサル・オクタビアヌス

ユリウス・カエサルの養子で、ローマの最高指導者。クレオパトラをローマに護送して見世物にしようとするが、クレオパトラは彼の眼前で自分をコブラに噛ませて自殺する。
アントニオ

クレオパトラの回想にて登場。ユリウス・カエサルの元部下。オクタビアヌスの妹(史実では姉)オクタビアと結婚しているにもかかわらず、クレオパトラのほうを気に入っている。
容姿は上記のイタリア軍中尉のマーカス・アントニオに似ているが、左頬に刀傷があり、肌の色が薄い。

史実との相違点
  • 史実のクレオパトラは4人の子供(カエサルとの間にカエサリオン(プトレマイオス15世)、アントニオ(アントニウス)との間にアレクサンドロス・ヘリオス(英語版)、クレオパトラ・セレネ、プトレマイオス・フィラデルフォス(英語版)の3人)を産んでいるが、本作中ではクレオパトラの子供については一切触れられていない。
  • ドイツ軍、イギリス軍ともに陸上戦艦を実用化、正式採用して配備している。
書誌情報
  • 真鍋譲治 『パトラと鉄十字』 竹書房〈バンブーコミックス〉、全5巻
  • 2019年12月13日発売、ISBN 978-4-8019-6786-1
  • 2020年6月12日発売、ISBN 978-4-8019-6986-5
  • 2020年12月11日発売、ISBN 978-4-8019-7143-1
  • 2021年6月10日発売、ISBN 978-4-8019-7339-8
  • 2023年4月6日発売、ISBN 978-4-8019-8028-0