パラダイスウォー
以下はWikipediaより引用
要約
『パラダイスウォー』は、梶島正樹原作、水樹尋著、エナミカツミイラスト担当の日本のファンタジー小説。講談社ラノベ文庫より刊行されている。
『真・天地無用! 魎皇鬼外伝 天地無用! GXP』の世界観を引き継ぎ、山田西南により銀河内の上位百強の海賊ギルドが壊滅および機能停止してから約10年後の物語。
OVA『天地無用! 魎皇鬼』第伍期の一部として関連エピソードがアニメ化された。「パラダイスウォー」につながるエピソードを、天地無用!シリーズ30周年記念作品「天地無用!GXP~パラダイス始動編~」として2022年12月23日にアニメ化の制作発表が行われている。
あらすじ
母親が友人からもらってきた1枚のパンフレットが少年の運命を変えた。南の島・盤上島での楽園のような生活が待っているはずが、手続きのミスから、サバイバル生活を余儀なくされる。不慣れな生活に不安を覚えるも、知り合った少女たちの手助けで、どうにか島での生活を始める。1週間して島での生活が軌道に乗り始めたとき、銀河を揺るがす盤上島のもう一つの顔を知ることになる。それは山田西南により銀河内で海賊ギルドが崩壊した後の宇宙での領宙権の獲得順位を決めるために、各ギルドが代表の少年・少女を地球・日本の盤上島に送り、彼ら少年・少女による代理戦争「楽園の戦争(パラダイスウォー)」であった。
登場人物
本作には、固有名称こそ登場しないが、『GXP』の設定が舞台背景として引き継がれている。
主要人物
駆駒 将(くこま しょう)
(声 - 成家義哉:OVA『天地無用! 魎皇鬼』第伍期/OVA『天地無用!GXP〜パラダイス始動編〜』)
本作の主人公。高校1年生。天上姫子の父が経営する大会社に勤める平社員の息子。特性相性値:100パーセントを誇り、ジャンケンで負けたことがない。代理戦争を止めるために、「楽園の戦争」に参加する。自分の得意である「ジャンケン」を代理戦争のルールの代案として申請するが、主催者が面白がって「野球拳(脱衣ジャンケン)」をルールとした。優勝するも、将が勝利者となることを良しとしないギルドのテロリストに地球を侵略されそうになるが、優勝賞品の樹雷の第四世代艦「盤上島」とダードたちの活躍により、彼らを捕縛する。新国家(地球を含む小さな連合国家)の代表となる。
ダード・シャンク(Dird Shank)
アーレア・バルタ(Alea Varta)
アプエスタ・ダ・ルマー(Apuesta da Rumah)
パルティー・ジュライ(Palty July)
(声 - ブリドカットセーラ恵美:OVA『天地無用! 魎皇鬼』第伍期/OVA『天地無用!GXP〜パラダイス始動編〜』)
樹雷(ジュライ・ギルド)からの代表。皇位継承順位は3399番。ヒロイン中では最年長の18歳。閉所恐怖症。違法な方法で樹雷皇族の精子を取り寄せて生まれた人工授精児。幼少時の母親による殺人を保育器の中から見たことでトラウマになり、過剰防衛反応を起こすことがある。高レベルの生体強化を受けている。権力闘争に負けて追放された樹雷・皇族の子孫。母親の性格に問題があり、姫と呼ばれるのが嫌で、追放された皇族の作ったジュライ・ギルドの一般構成員と名乗っている。結局、母は遺伝子使用法違反、人権保護法違反、殺人容疑により逮捕される。遺伝子上の父親一族が樹雷皇族として迎える意思があることを南田から伝えられる。
ミロン・ファム(Miron Pham)
南田(みなみだ)
(声 - 野島裕史:OVA『天地無用! 魎皇鬼』第伍期/OVA『天地無用!GXP〜パラダイス始動編〜』)
銀河連盟側の監視者。その正体は『GXP』の主人公である山田西南(やまだ せいな)本人。20代半ばであるが、簾座での時間経過速度の差や偽装により多少老けて見える。「楽園の戦争」の監視者である都合上、ギルド代表者である生徒たちに海賊ギルドを壊滅させたという正体を明かしていない。将はギルド関係者外のため、本名以外のことは教えられている(ミロンがばらした)。しかし、実はパルティー以下全員に正体を知られており、その功績に敬意を表した彼女たちの気遣いによって知らんふりをされている。ダードにとってはシャンクギルドを潰した仇敵にあたるが、彼女自身はタラントの支配から解放してくれたとして恨んではいない。ZINVを盤上島のブルーホールという洞窟に隠していた。詳細は「天地無用! GXP#登場人物」を参照
盤上島関係者
マイク・クラウン
道家 一郎(みちいえ いちろう)
トミさん
ルレッタ・バルタ
その他
勝(まさる)、克(すぐる)
ニセミロン
既刊一覧
初版発行日 | ISBN | |
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1 | 2013年5月2日 | ISBN 978-4-06-375294-6 |
2 | 2013年11月1日 | ISBN 978-4-06-375342-4 |
3 | 2014年5月30日 | ISBN 978-4-06-375381-3 |