ヒトミ先生の保健室
以下はWikipediaより引用
要約
『ヒトミ先生の保健室』(ヒトミせんせいのほけんしつ)は、鮭夫による日本の漫画。『月刊COMICリュウ』(徳間書店)にて2013年11月号より連載、ニコニコ静画でも配信されている。『月刊COMICリュウ』が主催する新人賞、第12回龍神賞、銅龍賞を『ジェネレーション・オブ・ザ・(リビング)デッド』で獲得した同作者による本格的なデビュー作である。
あらすじ
人の二次性徴が個人によって様々な変化を遂げる世界。その世界にある端元中学校で保健室の先生を務める真中一美が、保健室にやってくる生徒たちの「他人とは違う悩み」に向き合う、ファンタジー漫画。
登場人物
保健室の教諭
真中一美(まなか ひとみ)
単眼系養護教諭。端元中学校に勤務する本作の主人公の女性。養護教諭。愛称は「ヒトミ先生」。身長は160センチメートル。
大きな一つの目をもち、生徒たちの体調や変化を見抜いて体調不良や悩みを解決したり助言を出したりする。ケガをした生徒には真摯に向き合う。
単眼であるため、物の立体視ができず、一日三回は壁に激突する。その代わり視力は人並み外れている。また、ドジっ娘で、ご飯粒を瞼につけるなど、ある意味器用なこともやってしまう。
かなりの巨乳で、樹による推定だとGカップあるらしい。いまだに成長中。
真中家三人姉弟の長女で、十年前、母が蒸発した際に率先して母の代わりをやろうとしていたが、ドジっ娘が災いし、うまくいかなかった。
酒に弱く、一杯飲んだだけで酔ってしまう。また、酔うと毎回「目からビィーーーム」と言って他人に迷惑をかけている。目から実際にビームが出るのではないかとわずかに信じており、たまに脳内イメージによるトレーニングをしている。
幼少の頃は、作中に登場するアニメ「777(ラッキーセブン) ピュア☆キュア」に登場する単眼のピュアサイクロンに憧れていたため、今でもビームを出すトレーニングをしている一因となっている。
ほかの人よりも二次性徴が早かったため、小学生のころの一時期は人見知りだった。
ホラー映画が苦手。
猫アレルギーだが猫が好きで、一度マスクなどで完全に防備した姿で猫カフェに行っている。
過去の恋愛には苦い思い出しかない。
得意料理は目玉焼き。学校での昼食は三美のお手製弁当。
新聞部の取材を受けた際に個性的な絵を披露し、ヒトミ画伯と称された。
たいした用もないのに弟の二美夫に連絡をとろうとして、彼に無視されている。
単眼であるため、元々乗り物酔いしやすいが、林間学校前日は楽しみにするあまり寝不足になり、それもたたってバスの中で誰よりも早く乗り物酔いしていた。
月刊コミックリュウで連載しているクミカのミカク2巻の背景の一コマにモブの一人として登場している。
樹翠(いつき みどり)
2年A組の生徒
教員・多々良拳四郎が担任するクラス。
設楽伸子(したら のぶこ)
留居静流(とめい しずる)
埴生大助(はにゅう だいすけ)
田部つくし(たべ つくし)
二林景人(ふたばやし かげと)
金子吐夢(かねこ とむ)
2年B組の生徒
教員・門司勇輝が担任するクラス。
鳶田陽菜(とびた ひな)
安蒜里知(あびる りち)
奥藤八純(おくとう はすみ)
2年D組の生徒
教員・神永乙女が担任するクラス
富士見ヨミ(ふじみ ヨミ)
大木京子(おおき きょうこ)
小山内千沙(おさない ちさ)
日蔭彩魅(ひかげ あやみ)
宇吹紙織(うすい しおり)
間尻煌姫(まじり きらめき)
若月成貴(わかつき なるき)
生徒会執行部の生徒
その他の生徒
教員
多々良拳四郎(たたら けんしろう)
2年A組の担任。多腕系理科教諭。男性。身長は180センチメートル。二対四本の腕を持つ。すべてが利き腕で関節も柔らかく、異なる動作も器用にこなす。煙草を二本もっているが、ニコチン接種より手遊びの意味合いが大きい。
ヒトミ先生の幼馴染で実家が隣同士。ツンデレ。貧乳派。ヒトミ先生より一つ年上。
他人から見ると、ヒトミ先生とは微妙な関係。また、彼女に対して嫌味もよく言うが、最後にはフォローしたりしている。
ヒトミ先生たちの母親がどうなったか知る唯一の人物で、彼女から三美と二美夫のことを託され、兄のように接している。
喧嘩慣れしている様子がある。
後ろの1対2本の腕は中学2年生の頃に生えた。
モンスター娘のいる日常の第39話でゾンビーナが持っていた同人誌の登場人物として登場している。
門司勇輝(もじ ゆうき)
神永乙女(かみなが おとめ)
校長先生
その他の登場人物
真中二美夫(まなか ふみお)
多々良先生の父親
九郎明川サキ(くろめがわ さき)
書誌情報
- 鮭夫 『ヒトミ先生の保健室』 徳間書店〈リュウコミックス〉、既刊17巻(2023年5月12日現在)
- 2014年3月13日発売、ISBN 978-4-19-950385-6
- 2014年9月13日発売、ISBN 978-4-19-950413-6
- 2015年3月13日発売、ISBN 978-4-19-950442-6
- 2015年9月12日発売、ISBN 978-4-19-950470-9
- 2016年4月13日発売、ISBN 978-4-19-950502-7
- 2016年10月13日発売、ISBN 978-4-19-950532-4
- 2017年4月13日発売、ISBN 978-4-19-950561-4
- 2017年10月13日発売、ISBN 978-4-19-950591-1
- 2018年4月13日発売、ISBN 978-4-19-950616-1
- 2018年11月13日発売、ISBN 978-4-19-950654-3
- 2019年6月13日発売、ISBN 978-4-19-950680-2
- 2020年1月12日発売、ISBN 978-4-19-950695-6
- 2020年9月12日発売、ISBN 978-4-19-950716-8
- 2021年6月11日発売、ISBN 978-4-19-950743-4 - 『ジェネレーション・オブ・ザ・(リビング)デッド』収録
- 2022年1月12日発売、ISBN 978-4-19-950766-3
- 2022年10月13日発売、ISBN 978-4-19-950795-3
- 2023年5月12日発売、ISBN 978-4-19-950815-8
受賞歴
ダ・ヴィンチとniconicoが運営する 「第2回次にくるマンガ大賞」にノミネート。第14位にランクイン。