ピカ☆イチ
以下はWikipediaより引用
要約
『ピカ☆イチ』は、原作・持田あき、作画・槙ようこによる日本の漫画作品。漫画雑誌『ARIA』(講談社)にて2010年9月号(創刊号)から2013年3月号まで連載された。単行本は全7巻。前述の通り本編の作画は槙であるが、単行本の巻末おまけページの作画は持田が担当している。
概説
制作の背景
持田と槙は実の姉妹であり、両名ともデビュー以来、集英社『りぼん』で活躍してきた。講談社『ARIA』創刊に先立って、編集部が姉の槙に新連載の依頼を持ちかけたところ、槙から「できれば妹(持田)と一緒に」という要望を付けられ、編集部はその場で姉妹合作による連載を快諾した。本作以降は『Cookie』(集英社)でも持田原作、槙作画の合作「zen zen」が連載されている。
制作過程
ストーリーやキャラクター設定は持田が考える。ストーリーの案を大まかに槙に伝え、2人で打ち合わせをし、大体固まったら担当者も交えて、打ち合わせが行われる。ネームも持田が担当し、そのネームを基に槙が下絵からペン入れ、仕上げまでの作画を槙が行う。
あらすじ
一、常に人のために 一、友を大切にする 一、正々堂々とする
名門校・愛種高校の校訓にいたく感激し、入学を決めた生徒が2人いた。勉強もスポーツも至って「普通」の成績、空気なみに存在感の薄い普通すぎる鈴木花子と鈴木太郎だ。念願の学園生活は相変わらず地味なまま、2人も面識のないまま、誰にも覚えられずに2学期を迎えていた。
何か人のためになることをしたい、このまま冴えない学園生活を送るだけでいいのか、思い悩んでいた花子と太郎は偶然、体育館で男子生徒がリンチに遭っているところを目撃、愛する学園内に、成績最下位の者を上位者たちがイジメてストレスを発散するという冷酷な蹴落としゲームがあることを知ってしまう。
正義を貫くためには、まず自分が変わらなければならない。悪しき風習をやめさせるため、2人は大変身する。
登場人物
※ 愛種高校の生徒の中で成績上位30位以内の者は「特進クラス」に入ることができる。 担当声優はドラマCD版のもの。
W鈴木
鈴木 花子(すずき はなこ)
W鈴木の関係者
村瀬(むらせ)
真中 光輝(まなか こうき)
道玄とその関係者
道玄 直治(どうげん なおじ)
三園 了(みその りょう)
書誌情報
- 持田あき・槙ようこ 『ピカ☆イチ』 講談社〈ARIAコミックス〉 全7巻
- 2011年03月7日発売、ISBN 978-4-06-380501-7(カラー扉絵を収録した特装版:ISBN 978-4-06-364856-0)
- 2011年04月7日発売、ISBN 978-4-06-380506-2(カラー扉絵及びキャラクター初期設定小冊子が付いた特装版:ISBN 978-4-06-364861-4)
- 2011年10月7日発売、ISBN 978-4-06-380539-0
- 2012年03月7日発売、ISBN 978-4-06-380561-1(CD付き特装版:ISBN 978-4-06-358388-5)
- 2012年07月6日発売、ISBN 978-4-06-380580-2
- 2012年11月7日発売、ISBN 978-4-06-380598-7
- 2013年04月5日発売、ISBN 978-4-06-380622-9