ブラックチャンネル
漫画
作者:きさいちさとし,
出版社:小学館,
掲載誌:ミラコロコミック,月刊コロコロコミック,
レーベル:てんとう虫コロコロコミックス,
発表期間:ミラコロコミック2020年1月17日月刊コロコロコミック2020年4月15日、2020年8月12日2020年10月15日 -,
巻数:既刊9巻,
以下はWikipediaより引用
要約
YouTube Creator Awards 登録者100,000人 2020
『ブラックチャンネル』は、きさいちさとしによる日本の漫画作品。および、それをもとにした『月刊コロコロコミック』と株式会社Plottにより共同制作されているYouTubeアニメについても記述する。漫画版は2020年1月に『ミラコロコミック』Ver.2.0号に読切として掲載され読者投票でストーリー部門1位を獲得。『月刊コロコロコミック』の2020年5月号と9月号に掲載され、11月号から連載に至った。YouTube版は同年8月にチャンネルが開設された。
沿革
2020年
『ミラコロコミック』Ver.2.0号に掲載前、ミラコロのコンペでは1位であった。作者は『ミラコロコミック』Ver.2.0号に読み切りが掲載される際、「前回のミラコロでは負けてしまい、とても悔しかったことから「絶対勝ちたい!!!」と強く思っていた」という。
2020年1月17日に発売された『ミラコロコミック』(小学館)Ver.2.0号で読切を掲載し、読者アンケートのストーリー漫画部門で1位を獲得。その反響を受け、『月刊コロコロコミック』(同)で2020年5月号と9月号の掲載、10月号での予告漫画を経て、2020年11月号より正式に連載開始。その後、第2話が掲載された『月刊コロコロコミック』2020年12月号では、「ストーリーまんが人気No.1」の評価を得ている。
『ミラコロコミック』では私市敬名義で掲載され、『月刊コロコロコミック』2020年11月号までは扉ページではきさいちさとし、目次ページでは私市敬表記になっていたが、同誌2020年12月号からはきさいちさとし表記に統一された。
2020年8月31日より、YouTubeアニメ版の配信を開始した。隔日更新。
2021年
2021年1月に単行本第1巻が発売された際には、帯に『テイコウペンギン』のペンギンからコメントが寄せられた。
2021年10月3日には『デュエル・マスターズ キング!』とコラボし、第24話にブラックが登場した。望みの成就と引き換えに切札ジョーに動画出演を持ちかけた。
2022年
2022年8月には、「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門にて第20位を獲得した。
2023年
2023年1月には『小学館ジュニア文庫』からノベライズが発売された。
あらすじ
悪魔系ヨーチューバーのブラックと助手のカメラちゃんが自分達の動画を面白くするために、人間達と鬼ヤバな企画の契約をし、不思議な力を与え懲らしめたり、あらゆる物事や世界の裏側を暴き出す物語。基本的には1話完結型である。
アイテム
一部のアイテムは「デビルツール」と呼ばれる。
企画契約書
4コマブラックペーパー
悪魔の法律はりがみ
惚れ薬
5億年ボタン
5秒ボタン
デビルスコップ
ブラックスマホ
ゲリノート
ケスノート
ステータスチェッカー
スマホの魔神ちゃん
自分メーカー
自分メーカーの部屋
ゾンビワールド
タイムストップ
地震シミュレーター
ブラックスルー
天気テンキ
魔界の最新スマホ
フレンドコントローラー
だれでも伝記アプリ
ゲーミングハンマー
登場人物
主要人物
ブラック
声 - 保住有哉
本作の主人公。自称”悪魔系ヨーチューバー”だが、正体は本物の悪魔。身長:172cm、誕生日:9月6日。一人称は「オレちゃん」で、ですます調の敬語で話す。標的の欲望を叶える企画を発案するも、実際はその先にある人間の負の一面や世界の裏側を曝け出すことを楽しんでいる。
漫画版では、出演者の欲望を叶えた後、その人物の本性を収めた動画を魔界で公開し、最後はブラックホールで魔界に送った出演者に晒す。出演者はその後記憶が消え何事も無かったかのように日常に戻るが、性格が丸くなっている(さとしの観点によると「人間から悪を吸い取っている」と評している)。口癖は「それは鬼ヤバですね〜」「契約成立()!!」「ディス・イズ・炎()ターテイメント!」。
必殺技のディスイズ炎ターテイメントを喰らわれた方は「この、悪魔〜!!!!」と言うのに対してブラックは「悪魔ですが、何か?」と答えるのがお約束。コーヒーは、ブラックコーヒー派。好きな食べ物はブラックライジング。
かつては次代の神候補筆頭と称される程の有能な天使(序列はB。天使には序列が存在し、神、A、B…と続く)だったが、ある事件がきっかけで堕天した。
カメラちゃん
声 - 松井暁波
頭部がビデオカメラのブラックのアシスタント。誕生日:11月30日。彼の撮影中に限りブラックが企画した不思議なことが起こる。また、さまざまな物に変形することができ、(戦車、飛行機、ガトリングガン…などなど)ピンチの時は、カメラちゃん自身が武器変形(クロノピッチフォーク)する。きさらぎ駅でこの技を使うと魔力が切れて動画データがなくなる。コーヒーは、キャラメルラテ派。基本的に「じー」(例外あり)としか話さない。
さとし
声 - 松井暁波
優中部(ゆうちゅうぶ)小学校に通う小学5年生。身長:142cm、誕生日:12月26日。漫画版での愛称は「さとくん」、YouTubeアニメ版での愛称は「さとしくん」。勉強も運動も苦手なごく普通の少年。バズに憧れてヨーチョーバーとして活動しているが、なかなか再生数が伸びない。ブラック曰く「よくあるネタをマネするだけ系ユーチューバー」。
漫画版では、ブラックとの出会いがきっかけで彼の動画撮影に巻き込まれている。かなりの災難体質でブラックと契約者の契約を常識的な視点から見る傍観者的ポジション。
アニメ版では、基本的に私利私欲の為に度々深く考えないまま、ブラックと契約しては酷い目に遭っているが最近では原作同様の役回りの回が増えている。一人称は「俺」だが、目上の人、または時々「僕」を使う。
漫画版の人物
鹿江 しんご(しかえ しんご)
名倉 ないと(なくら ないと)
市井 ひめ(いちい ひめ)
アカネ
アニメ版の人物
トモキ父
元々、息子のトモキと一緒にYouTubeを見ていて、2人とも、YouTube好きだったため、YouTuberになった。YouTuberになってから間も無く、YouTubeで大事な秩序というものが乱れてしまった。再生回数と収入、さらには、高評価、チャンネル登録に命をかけるようになり、さらには、人気の動画をパクるという行為も出てしまった。ブラックに裏側を暴かれてしまったという、ブラックの被害者の一人。その裏側が自分のチャンネルに公開され、その後、アカウントがBANされた。その後は、アカウントを作り直して、2人でYouTuber活動を始めた(ブラックチャンネルにトモキ父の裏側が公開されたが、トモキ父の顔にはモザイクをかけている)。父親は相当人気がなく、息子のトモキが人気多め。
藍山嵐
これまリュート
ミッチー
モモ/マゼンタ
書誌情報
- きさいちさとし『ブラックチャンネル』小学館〈てんとう虫コロコロコミックス〉、既刊9巻(2023年12月27日現在)
- 2021年1月28日発売、ISBN 978-4-09-143264-3
- 2021年6月28日発売、ISBN 978-4-09-143316-9
- 2021年10月28日発売、ISBN 978-4-09-143348-0
- 2022年2月28日発売、ISBN 978-4-09-143376-3
- 2022年6月28日発売、ISBN 978-4-09-143524-8 / ISBN 978-4-09-943114-3(特装版)
- 2022年9月28日発売、ISBN 978-4-09-143550-7
- 2023年2月28日発売、ISBN 978-4-09-143581-1
- 2023年7月18日発売、ISBN 978-4-09-143639-9
- 2023年12月27日発売、ISBN 978-4-09-143674-0
- きさいちさとし(原作・イラスト)/すけたけしん(小説)『ブラックチャンネル』小学館〈小学館ジュニア文庫〉、全2巻
- 動画クリエイターが悪魔だった件 2023年1月27日発売、ISBN 978-4-09-231445-0
- 鬼ヤバ動画がブラック校則をあばいた件 2023年8月25日発売、ISBN 978-4-09-231460-3