ベリーベリー
以下はWikipediaより引用
要約
『ベリーベリー』は、日高万里による日本の漫画作品。
概要
お互い同士の間でだけ声を出さずに会話が出来る、という特殊能力を持つ双子の姉妹・雪乃原くるみと紗々姫が暴れまわっては周りに迷惑をかける様子を描いた作品。
白泉社の漫画雑誌『花とゆめ』にて連載されていたが、現在は休止(中断)状態にある。
最初は『花とゆめ』2008年10号から13号にかけて短期集中連載という形で掲載。その後、同誌2009年11号にて続編(読み切り)が発表された後、同誌2009年18号から本格的な連載が開始されたが、2010年12号を最後に本作の連載は中断された。その後、作者は同誌2010年20号から「天使1/2方程式」の連載を開始しており、本作の続きについては本人のブログ(2010年9月4日の記事)にて「ちょ~っとの間、お待ち下さいです」とコメントしているものの、現時点において本作の連載再開のメドは立っていない。なお、2008年の短期集中連載は、当初は10号から12号までの予定だったが、実際には最終話に当たる第3話が前編と後編(12号と13号)に分割した形で発表された。
あらすじ
かつて住んでいた町に、10年ぶりに戻ってきた双子の姉妹・雪乃原くるみと紗々姫。この町には、彼女達にとってとても忌まわしい過去がある。
くるみと紗々姫は高校の入学式に向かう途中、女の子達のスカートの中を盗撮していた男を発見。彼女達はその男を半殺しにした上で交番に突き出した。その様子を2人の少年が観察していた。彼らは、くるみ達と同じ高校に入学する近江歌丸と近江業平だった。彼らは各々の異なる観点から、くるみ達にただならぬ関心を抱く。一方、くるみ達は、やはり同じ高校に入学した親友の氷上樹里・冴木逸美と共に、困っている少女達を助けることを目的とした“女の子の為の味方活動”を開始した。
登場人物
雪乃原くるみ・紗々姫
本作の主人公である双子の姉妹。家族は両親と姉。乳児期から声を出さずに心の中だけで姉妹間の会話ができるテレパシー能力を持っている(ただし状況によっては交信できない時もある)。この能力は両親や彼女たちの姉には備わっていない。また特殊な能力であるために、母親から必要な時以外の人前での使用を止められている。
3月3日生まれのO型。身長151cmと小柄だが、姉妹ともに運動神経が抜群で、並みの男なら簡単に蹴り倒してしまうほど強い。しかし、自分たちの手に余る凶悪な事件に介入して危機に陥ることもあり、そのたびに家族や他の関係者たちから叱責を受けている。
雪乃原くるみ(姉・ゆきのはら くるみ)
雪乃原紗々姫(妹・ゆきのはら ささひめ)
雪乃原くるみ(姉・ゆきのはら くるみ)
くるみと紗々姫のクラスメイト
近江歌丸(おうみ うたまる)
雪乃原家と同じマンションの隣室に住むクールな少年。警察官の息子。5月生まれ。愛称は「歌さん」。
頭脳明晰で、優れた洞察力と判断力を持ち、あらゆる物事を鋭く的確に捉えている。合気道の達人で、従兄弟の近江業平(後述)と協力して、危機に陥った雪乃原姉妹を救うことも多い。姉妹のテレパシー能力の秘密を、疑問や偏見を交えずに受け入れている。外見が酷似している姉妹を正確に判別しており、紗々姫と一緒に行動することが多い。
1度見ただけの人物の特徴を絵で正確に再現できる特技を持ち、「miumiu(みうみう)」の名義でイラストレーターとしても活動していて、かなりの人気を集めているが、祖父(歌丸と業平の合気道の師匠でもあるらしい)からはそのことについて「軟弱」と罵倒されているらしく、ペンネームを使わざるを得なくなっている。
近江業平(おうみ なりひら)
氷上樹里(ひかみ じゅり)
くるみと紗々姫の関係者
雪乃原史(ゆきのはら あや)
雪乃原綺(ゆきのはら きらら)
雪乃原瑛太(ゆきのはら えいた)
近江貫之(おうみ つらゆき)
香坂(こうさか ※フルネーム不詳)
書誌情報
- 日高万里 『ベリーベリー』 白泉社〈花とゆめコミックス〉
ドラマCD
『CUTE3ヒロイン♥ドラマCD』
2010年1月、『花とゆめ』4号に付録として添付された非売品。
配役
雪乃原紗々姫 - 斎藤千和
近江歌丸 - 小西克幸
近江業平 - 中村悠一
『HCD ベリーベリー』
マリン・エンタテインメントから2010年4月21日に発売。
配役
雪乃原紗々姫 - 斎藤千和
近江歌丸 - 小西克幸
近江業平 - 中村悠一
氷上樹里 - 皆川純子
冴木逸美 - 伊藤静
香坂 - 石田彰
少年 - 大原崇
窃盗犯 - 高橋研二