ホットロード
漫画
作者:紡木たく,
出版社:集英社,
掲載誌:別冊マーガレット,
レーベル:マーガレットコミックス,
巻数:全4巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『ホットロード』は、紡木たくによる日本の少女漫画。『別冊マーガレット』(集英社)に1986年1月号から1987年5月号まで連載された。2013年10月時点で累計発行部数は700万部を記録している。2014年には映画化された。
あらすじ
悩みを抱えながら、暴走族に憧れ、仲間に入り不良の道を進んでゆく主人公・和希、バイクに命をかけ、死をも恐れず暴走する春山の姿が描かれる。
母から愛されず、自分が誰からも必要とされていないと心を痛める14歳の宮市和希は、学校で周囲と打ち解けられず孤独を抱えていた。そんなある日、学校の友人である絵里に誘われ不良の春山洋志と出会い、しだいに彼らの世界に自らのよりどころを見いだすようになる。少しずつ春山にひかれていく和希だったが、暴走族のリーダーとなった春山は反目し合うチームとの激しい争いにしのぎを削ることとなる。
登場人物
主要人物
NIGHTS ナイツ
全国に支部を持ち、本部は横浜にある暴走族。正式名称はMAD SPECIAL THE NIGHTS。全盛期は総メンバー数2000人超だったが、現在は500人ほど。総頭には、少年鑑別所に入れられるかもしれないという覚悟と、全国の支部をまとめ上げる統率力が要求される。総頭には代々CB400FOURが受け継がれる。
その他
書誌情報
コミックス(集英社〈マーガレットコミックス〉)全4巻
文庫版(集英社文庫)全2巻
ムック(集英社ガールズリミックス)全2巻
- ホットロード~十代の光と影~
上 2002年7月1日、ISBN 4-08-106244-7
下 2002年7月1日、ISBN 4-08-106245-5
完全版(集英社ガールズコミックス)全3巻
コンビニコミック版(集英社ガールズリミックス)全1巻
- ホットロード~十代の光と影~
2009年6月1日、ISBN 978-4-08-109789-0
映画
2014年8月16日公開の日本映画。監督は三木孝浩。主演は能年玲奈と登坂広臣で、能年は2013年前期の連続テレビ小説『あまちゃん』でヒロインを務めた直後の次回作として注目された。春山役は三代目J Soul Brothers所属の歌手・登坂広臣で、本作が映画初出演である。この作品で、能年・登坂ともに複数の映画関連新人賞を受賞した。
製作
連載から25年以上経って初の映画化となり、脚本には原作者の紡木が監修として参加している。紡木の元には今まで何度もドラマ化や映画化の話が来ていたが、イメージに合わないという理由で全て断っていた。しかし、映画『カラスの親指』で能年の存在を知り「彼女なら和希の役を託してもいい」と実写化を許可しており、「能年ありき」の企画になっている。なお、能年のキャスティングは『あまちゃん』の放送前から決定している。
キャスト
- 宮市和希 - 能年玲奈(幼少時代:本間菜穂)
- 春山洋志 - 登坂広臣
- ママ(和希の母親) - 木村佳乃
- 鈴木 - 小澤征悦
- 玉見トオル - 鈴木亮平
- 宏子 - 太田莉菜
- えり - 竹富聖花
- リチャード - 落合モトキ
- 金パ - 山田裕貴
- リーダー赤根 - 野替愁平
- No.2 永山 - 遠藤雄弥
- おばさま先生 - 鷲尾真知子
- 医者 - 野間口徹
- 高津 - 利重剛
- 春山の母 - 松田美由紀
- ユッコ - 渡辺恵伶奈
- カズヤ - 小澤亮太
- 平田薫、内田慈、川村亮介、陣内将、冨森ジャスティン ほか
スタッフ
- 監督 - 三木孝浩
- 脚本 - 吉田智子
- 主題歌 - 尾崎豊「OH MY LITTLE GIRL」(ソニー・ミュージックレコーズ)
- 製作 - 大角正、城朋子、本間憲、藤門浩之、柏木登
- エグゼクティブプロデューサー - 秋元一孝、奥田誠治
- 企画・プロデューサー - 吉田繁暁、藤村直人
- 共同プロデューサー - 妹尾祥太
- 企画協力 - 北畠輝幸(集英社)
- 撮影 - 山田康介
- 照明 - 渡部嘉
- 録音 - 鈴木肇
- 美術 - 花谷秀文
- 編集 - 坂東直哉
- 助監督 - 石川勝己
- 音楽 - mio-sotido
- 音楽プロデューサー - 茂木英興
- VFX - 菅原悦史
- 劇用バイク特別協力 - 株式会社ウエマツ
- カースタント - スーパードライバーズ
- ボディスタントコーディネーター - 劔持誠
- ラインプロデューサー - 阿部智大
- 制作プロダクション - 松竹撮影所東京スタジオ
- 制作協力 - 松竹映像センター
- 配給 - 松竹
- 製作 - 「ホットロード」製作委員会(松竹、日本テレビ放送網、レプロエンタテインメント、讀賣テレビ放送、バップ、札幌テレビ放送、宮城テレビ放送、静岡第一テレビ、中京テレビ放送、広島テレビ放送、福岡放送)
封切り
8月16日より全国302スクリーンで公開され、丸の内ピカデリーで行われた初日舞台挨拶には能年玲奈、登坂広臣、木村佳乃、小澤征悦、鈴木亮平、太田莉菜、落合モトキ、竹富聖花、三木孝浩監督が登壇した。
公開初週週末2日間の興行成績は興収3億8924万2000円、動員28万4367人で、映画観客動員ランキングで第2位に初登場した(実写映画では1位。興行通信社調べ)。公開6週目時点の9月20日・21日時点の累計では動員176万8,468人、興収22億3,656万5,900円を記録してランキング9位となり、その後も301館でムーブオーバーを展開した。
受賞
第6回TAMA映画賞
第39回報知映画賞
第27回日刊スポーツ映画大賞
第38回日本アカデミー賞
第69回毎日映画コンクール
第24回日本映画批評家大賞
関連商品
Blu-ray / DVD
書籍
CD
テレビ放送
2016年7月15日に日本テレビ系列の『金曜ロードSHOW!』で地上波初放送された(音声多重放送 / 文字多重放送 / データ放送)。