ホロライブ・オルタナティブ
小説:HOLOEARTH CHRONICLES
出版社:カバー,
発売日:2019年12月28日 - 12月31日,
巻数:全1巻,
アニメ:『ホロライブ・オルタナティブ』 ティザーPV
キャラクターデザイン:山田有慶,
製作:カバー株式会社,
配信サイト:YouTube,
配信期間:2021年2月17日 - 2022年6月11日,
漫画:Holoearth Chronicles Side:E ヤマト神想怪異譚
原作・原案など:黒瀬浩介,
作画:黒瀬浩介,
出版社:スクウェア・エニックス,
掲載サイト:マンガUP!,
発表期間:2022年5月7日 -,
巻数:既刊1巻,
漫画:それゆけ!! 魔界学校
作画:モロやん,
掲載サイト:LINEマンガ,
発表期間:2023年5月12日 -,
ゲーム:ホロアース
発売日:未定,
以下はWikipediaより引用
要約
『ホロライブ・オルタナティブ』(英語: Hololive Alternative)は、カバー株式会社が運営するバーチャルYouTuber事務所・ホロライブプロダクションによるメディアミックス作品。同事務所の女性バーチャルYouTuberグループ・ホロライブの所属タレントたちの異世界での活躍を描く。
本項では、関連プロジェクトの『ホロアース』についても記述する。
ストーリー
Holoearth Chronicles Side:E ヤマト神想怪異譚
調査の最中にフブキとミオは、事件との関連性が疑われる曰く付きの屋敷の調査をフブキの後輩たちに依頼され、その屋敷へと足を踏み込むが、突如現れた動く人形の群れにフブキが攫われてしまう。一人取り残されたミオは、怖がりながらも人形を追って蹴散らし、無事にフブキと再会を果たす。そんな二人の前に館の主・ヌエが現れる。ヌエが失踪した子どもたちと知り合いで、過去に交換日記を交わしていたことを知ったミオは、その交換日記に使っていた日記帳を触媒にして、モノから所有者の居場所を探るワザ「辿り」を発動し、凶暴な「オニ」が住むとされる「オオエヤマ」の廃寺に子どもたちがいることを突き止める。
オニが子どもたちを連れ去ったと踏んだフブキとミオは、すぐさまオオエヤマの廃寺へ乗り込み、そこにいた「オオエヤマのオニ」こと百鬼あやめと戦闘を繰り広げる。フブキとミオは激闘の末にあやめを追い詰めるが、そこに失踪していた子どもたちが現れて両組の間に割って入る。子どもたちは何者かに連れ去られていたところを、あやめに救出・保護されたことを話し、それを聞いたフブキとミオはあやめと和解する。その後、フブキとミオはオオエヤマに迷い込んだ少女・つむぎから、子どもたちを連れ去った真犯人について聞かされる。
登場キャラクター
ヤマトの住人
白上フブキ(シラカミ フブキ)
シラカミ神社に住み着き「巫女代行」を名乗るキツネのカミ。シラカミ山の麓の村の住人たちからは、ネコと誤認されたり揶揄されたりすることが多く、そのたびに自身はキツネだと訂正する。戦闘では「ムラサメマル」という刀を扱うほか、シキガミとしてクダギツネを使役する。
一人称は「私」または「白上(シラカミ)」。明朗快活な性格で、表情が豊かである。好きな食べ物はきつねうどん。趣味はテレビゲームで、キュウビから送信されたメールの返信を怠ってしまうほどに熱中してしまったことがある。外出時に靴を履き忘れたり、ミオと「チカラクラベ」をした後にムラサメマルをその場に置き忘れて紛失したと思い込んだりと忘れっぽい面があるが、一方でケガレの容姿からその性質を見抜いて行動を先読みしたりと優れた分析力を持つ。
先祖はケガレを取り込みやすい体質の影響でヨウカイとなったキツネであり、自身は先祖返りによってその体質を受け継いでいる。そのため、幼少期にはケガレの力に飲まれないために過酷な修行を受けていた。ミオとはこのころに出会って友人同士となった。
技一覧
口寄せ(エンチャント)
クダギツネを武器に憑依させる。
狐っ端微塵(ポップコーン)
口寄せによってトウモロコシ型の槌に変化したムラサメマル「大狐鳴槌(メガ・コーン・ハンマー)」で相手を殴る。通常のムラサメマルの一太刀では歯が立たなかったカルマとシラヌイの鎧を一撃で砕くほどの威力を誇る。
祭器練生(クリエイト)
クダギツネを武器に変身させる。
厄落ノ筆(ヤクオトシノフデ)
クダギツネを巨大な筆に変化させ、この筆で対象を擽る。
ムラサメマル奥義 雪矢狐々(ゆきやこんこん)
水を纏ったムラサメマルを振るい、無数の尖った氷の塊を飛ばす。
クダギツネ
オルヤンケ
クダギツネ
オルヤンケ
大神ミオ(オオカミ ミオ)
オオカミ神社の跡取りであるカミ。同神社の関係者からは、殿付けや様付けで呼ばれる。一人称は「うち」または「ウチ」。フブキとは友人同士で、少し抜けたところがある彼女を支援することが多い。好物はぼんじりなどの肉で、幽霊を苦手としている。戦闘では自身の手に炎を纏う。炎の点火には呪文を要するようだが、省略が可能である。占いが得意で、世間ではよく当たると評判である。また、「辿り」の才も持つが、幼少期に使った際に「善くないなにか」を目にしたことで心的外傷を負ったため、当初はその使用を恐れていた。
技一覧
鳳仙牙(ほのおのぱんち)
炎を纏った手で対象を殴る。
「辿り」(たどり)
オオカミの血筋の者の一部が使えるワザ。使うと通常は目に見えないヒトとモノの霊的繋がりが見えるようになり、それを使用者と同じ姿の分身を飛ばして辿ることでヒトなどを探せるようになる。使用中は「ココロだけ」の無防備な状態となり、普段は知覚できない存在からの干渉を受ける危険が生じるため、ミオは幼少期にオオカミ神社の関係者からこのワザを使用してはならないと忠告を受けていた。また、使用後は疲れが出る。
百鬼あやめ(なきり あやめ)
さくらみこ
丈二右衛門(じょにえもん)
栗州ひまり(くりす ひまり)
キュウビ
イナリさま
イナリ一門の中で最高位のカミ。キュウビからは「常にヤマトに住む人々の声に耳を傾けておられる」と称されている。キュウビから子どもの失踪事件の調査を命じられた直後のフブキとミオの前に御簾越しに現れ、「このヤマトに住まう大切な子らを一刻も早く助け出してほしい」と頼んだ。
ヌエ
用語
地理
ウェスタ
ヤマト
キョウノミヤコ
シラカミ神社
魔界ジオ
魔界学校
ヤマトの用語
イワレ
ケガレ
ヒト
アヤカシ
カミ
カクリヨ、ウツシヨ
イナリ一門(イナリいちもん)
ミマワリ組(ミマワリぐみ)
転送装置(ポータル)
制作
本作は、2019年12月28日から12月31日にかけてコミックマーケット97のブース「ホロライブプロダクション」にて販売された、アートワークとテキストを収録した小冊子『HOLOEARTH CHRONICLES』(ホロアース クロニクルズ)(著 - 野村イクミ、枢木ユウ / イラスト - リアス、ヤチモト、えんがわ、まるん、さばみぞれ)の世界観を構築していく企画として2021年2月17日に始動した。ただし、ホロライブの所属タレント・白上フブキによれば、企画の構想自体は同書の販売以前より存在していたという。
企画に立ち上げに際して公開された後述のティザーPVは、テレビアニメ『Fate/Apocrypha』の制作に携わったアニメーター・山田有慶が、2020年4月1日にエイプリルフールの冗談としてTwitterにて発信した「ホロライブのアニメPV作る」というツイートが、カバー株式会社の代表取締役社長・谷郷元昭の目に留まったことを皮切りに制作された。同PVの制作には、山田と同じく『Fateシリーズ』のアニメ作品の制作に携わったアニメーターが複数参加しており、山田本人もキャラクターデザインおよび作画監督(総作画監督)として参加している。
ティザーPV
2021年2月17日に開催されたホロライブの音楽ライブ「hololive IDOL PROJECT 1st Live.『Bloom,』」内の告知枠にて第1弾の30秒バージョンが公開され、同日中にホロライブの公式YouTubeチャンネルでも公開された。同年5月21日には第1弾のフルバージョン、2022年6月11日には第2弾が同チャンネルにて公開された。
スタッフ
第1弾 | 第2弾 | |
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監督・画コンテ・演出 | 榎戸駿 | 大川貴大 |
総作画監督 | 山田有慶 | |
キャラクターデザイン | 山田有慶 | |
作画監督 | 山田有慶 | |
河野敏弥、宮谷里沙 | ||
原画 | 坂詰嵩仁、岩澤亨、柴田海、河野敏弥、榎戸駿、山田有慶 | |
田中一真、中山直哉、廣江啓輔 | 鈴木豪、よもさか、けろりら、相音光、永野裕大、八重樫洋平、富岡海任、髙橋瑞紀、杉田柊、大川貴大 | |
第二原画 | 相音光、スノードロップ(伍々葵、鳥井聖美、辻本健太) | |
動画検査 | スノードロップ(安藤昂輝) | スノードロップ(伍々葵) |
動画 | スノードロップ(原野奈津子、伍々葵、渡邉聡太、松本愛加) | |
スノードロップ(元木万那未) | スノードロップ(眞倉朱里、辻本健太、佐々木輝星、宮内義洋)、OLM Asia | |
色彩設計・色指定 | ステラ・ロード(中野尚美) | |
伊藤唯、安部なぎさ | ||
仕上検査 | ステラ・ロード(遠藤花歩) | |
伊藤唯 | ||
仕上 | ステラ・ロード(門松諭生、江口亜紗美、菊地慶翔、奥智恵、新井理恵) | |
ステラ・ロード(越田侑子、永井唯香) | OLM Asia | |
美術監督 | インスパイアード(関口輝) | |
美術アドバイザー | 増山修 | |
背景 | インスパイアード(関口輝、ティール樹、黄楚捷) | スタジオイースター(鈴木くるみ、神山瑶子、宇佐美哲也、干場佳織、朝倉大智、牧岡聡、真鍋暁子、佐久間仁) |
2Dデザイン | 有馬トモユキ | |
撮影監督 | 千葉大輔 | |
山下清悟 | ||
3DBG・VFX | 千葉大輔 | |
撮影 | バイブリーアニメーションCG | |
編集 | カバー株式会社 | |
制作 | カバー株式会社 |
主題歌
「Dawn Blue」
「story time」
漫画
Holoearth Chronicles Side:E ヤマト神想怪異譚(ホロアース クロニクルズ サイドイー ヤマトかそうかいいたん)
それゆけ!! 魔界学校(それゆけ まかいがっこう)
ホロアース
『ホロアース』(英語: Holoearth)は、ホロライブ・オルタナティブの世界観を踏襲したメタバースプロジェクト、および同プロジェクトの一環である同名のサンドボックスゲーム。
沿革
2021年
2022年
2023年
ライブイベント
ディスコグラフィ
ヤマトファンタジア
『ヤマトファンタジア』 | |
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白上フブキ、百鬼あやめ、大神ミオ、さくらみこ の EP | |
リリース | |
ジャンル | J-POP |
時間 | |
レーベル | Cover Corp.(CVRD-306) |
『ヤマトファンタジア』は、2023年7月16日に音楽配信が行われたEP。ライブイベント『Protolive#2 ~ヤマトファンタジア~』にて披露された楽曲が収録されている。
収録楽曲(合計時間:31分06秒)
作詞・作曲:TOKOTOKO、編曲:鈴木Daichi秀行、歌:白上フブキ
作詞:真崎エリカ(Arte Refact)・伊藤和馬(Arte Refact)、作曲・編曲:伊藤和馬(Arte Refact)、歌:さくらみこ
作詞・作曲:HaTo、編曲:石倉誉之、歌:百鬼あやめ
作詞・作曲:ZAQ、編曲:鈴木Daichi秀行、歌:大神ミオ
作詞・作曲:ハム、編曲:鈴木Daichi秀行、歌:白上フブキ・さくらみこ
作詞:松井洋平、作曲:3YAS・石倉誉之、編曲:鈴木Daichi秀行、歌:百鬼あやめ・大神ミオ
作詞:金丸佳史、作曲:中野領太、編曲:秋浦智裕、歌:白上フブキ・さくらみこ・百鬼あやめ・大神ミオ
作詞・作曲:凛々咲、編曲:加藤冴人、歌:白上フブキ・さくらみこ・百鬼あやめ・大神ミオ
参考文献
- カバー株式会社、黒瀬浩介、枢木ユウ『Holoearth Chronicles Side:E ヤマト神想怪異譚』 1巻、スクウェア・エニックス、2023年6月23日。ISBN 978-4-75-758626-0。