ポケットモンスター The Animation
以下はWikipediaより引用
要約
『ポケットモンスター The Animation』(ポケットモンスター ジ・アニメーション)は、テレビアニメ『ポケットモンスター』を小説化した作品である。小学館・スーパークエスト文庫から発売された。
概要
無印編の第1話「ポケモン! きみにきめた!」から第14話「でんげきたいけつ! クチバジム」までを小説化した物で、執筆者は無印編のシリーズコンストラクション(シリーズ構成)及び脚本を担当した首藤剛志。挿絵イラストはアニメーションキャラクター(キャラクターデザイン)を担当した一石小百合。
アニメ版では語られないジムリーダーの収入源やポケモン世界のシステム・実情・歴史、キャラクターの裏設定などが書かれている。また、ダーウィンの進化論をポケモンの進化の謎について絡めるなど、現実の歴史上人物や話、地名などが使用されている。ただし小説版オリジナルの設定も含まれているため、アニメ版と矛盾する設定も多々ある。アスペクトから出版された最初期の攻略本『ポケットモンスター図鑑』でも、一部本作と共通する設定が語られている。
第2巻には「Vol.3につづく」という記述があるが、続きは執筆されず、2010年10月29日に首藤が死去したため未完の作品となった。ウェブで連載していたコラムで、第3巻が書かれない理由として「『ポケモン』の放映が終わらないと書けない、種明かし的補足が入る予定だからだ」と語っている。
なお、第1巻の初版は校正ミスにより、巻末近くの文章が数行抜け落ちている。
登場人物
詳細は個別記事かアニメ版ポケットモンスターの登場人物を参照。
タケシ
オーキド博士
オーキド・シゲル
ハナコ
サトシのパパ
語られる設定
ポケモンについて
小学校卒業みんなが大人法
ポケモンがモンスターボールに入るようになった理由
教授がオコリザルの「怒り」のエネルギーを研究中、薬物の量を誤ってしまいオコリザルを衰弱させてしまう。しかしオコリザルは、小さく丸まってニシノモリ教授の老眼鏡のケースの中に入り込み、安らかに眠り出した。この事件によってモンスターボールが開発された。
パソコン通信でポケモンを転送出来るようになったきっかけ
ポケモンジムとジムリーダーについて(ニッポン国のことをメインに扱う)
各ポケモンジムは創設者の得意分野を受け継ぎそれぞれ特化した流儀や格式をもっているが、一つのジムで修行したトレーナーは得意不得意が目立つため、国は児童が複数のジムで学ぶことができるようにバッジ制を導入した。この制度により、トレーナーは各ジムのジムリーダーに挑戦し勝利するとジムを制した証であるポケモンバッジをジムリーダーから与えられ、一つの地区で8個以上のポケモンバッジを獲得した者は地区ごとのポケモンリーグに進むことができるようになった。ちなみにジムリーダーは連続して4回挑戦者に負けてしまうとジムリーダーの資格をはく奪されてしまう。
世界について
その他
登場する地名
原作のゲームである『ポケットモンスター 赤・緑』のポケモン図鑑テキストなどでも現実の地名が登場するが、本作でも現実にある地名や、現実世界をモデルにした地名、建築物名が幾つか登場する。
- 地球 - 我々人間や、ポケモンたちが暮らす星。
- ニッポン(日本) - 本作の舞台となる国。VOL.2の第4章(クチバジムの対決)の中で「この国は、外国との戦争に負けて一時期外国に占領されていたことがあるのです」という記述がある。
- 亜米利加(アメリカ)
- 英吉利(イギリス)
- 巴里(パリ)
- トウキョシティ - 「この国の首都」という記述がある。
- トウキョタワー
- ハリマクメッセ - トウキョシティにある建物で、ポケモンバトルの試合が行われている。名前は幕張メッセのパロディ(ただしこちらは東京ではなく千葉県千葉市にある)。
- シフヤの街
- ヨヨキの国立競技場
- マサラタウン - かつては「マッシロタウン」という町名だったが、オーキド博士の先祖であるポケモントレーナーの「オーキド・マサラ」の功績を称えて改名したという設定になっている。