ポップコーンアバター
漫画
作者:星野倖一郎,
出版社:小学館,
掲載誌:クラブサンデー,
レーベル:少年サンデーコミックス,
発表期間:2009年,2011年,
巻数:6巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『ポップコーンアバター』は、星野倖一郎による日本の漫画作品。『クラブサンデー』(小学館)にて2009年4月から2011年8月まで連載。
ストーリー
現代に転生した神族(デーバ)と魔族(アスラ)。世界の主導権を得るための両者の戦いは、彼女たちの力を借りた化身・アバター達に委ねられた。
不登校続きの高校生・蔵人もまた、神族の少女・リサの手によりこの戦いに巻き込まれていく。
登場人物
神族(デーバ)サイド
神族は進化を司り、神族が魔族に勝利した場合、地球のあまねく生命の成り行きを見守ることになっている。以前は神族が優位に立っていたが、ヴリトラの誕生により勢力が拮抗している。「世界を守る者」という意味を持つローカパーラという8人が存在し、全員がそろうことでヴリトラを封印することができるが、その時に1人でも欠ければ破壊の神・シバァが復活してしまう。
和田 蔵人(わだ くらんど)
主人公。高校1年。クラスは1組。事故で妹に怪我を負わせてしまい、苦悩する母から拒絶され、祖母の家で暮らしている。そのため、おばあちゃんっ子である。超シスコン。M気アリ。高校入学後も不登校を続けていたが、リサのアバターに選ばれたことで普通に登校するようになる。事故による罪悪感により根暗な性格になっているが、真冬のいる世界を守るために、リサの存在を守るために戦い続ける。
幼い頃はやんちゃな性格で、周りの子供達や真冬を振り回していた。
リサに投げられた際、記憶が9歳まで後退し、全ての女子のスカートをめくったため、一部の男子から熱狂的な支持を受け、女子からは危険視されている。
人の顔を覚えるのが苦手なため、パーツで覚える癖がある。
2度目のヴリトラとの戦いでリサのプラーナを純粋に受け取りすぎたため、風の神の姿と化し、満身創痍になりながらもヴリトラを圧倒する。戦いの後、リサに告白した。
リサ・ヴァーユ
ヒロイン。高校1年で蔵人のクラスメイト。日本生まれ日本育ちのイギリス人。身長172cm。グリーンの瞳に金髪のロングヘアーを黒いリボンで束ねる容姿・スタイル共に抜群の少女だが、その実態は風を司る神族・ヴァーユの現代における姿。北西の守護。ローカパーラの一人。かなり攻撃的で、周囲からはSと認識されている。戦闘時はチアガールのコスチュームを身にまとう。
幼い頃は周囲から金髪をからかわれていじめられていたが、蔵人との出会いで今のような性格に変わった。蔵人の出会いからしばらくして、いじめっ子を叩きのめし、えこひいきをしていたイケメン教師やモンスターペアレンツと対立し、PTAとの籠城戦で理科室爆破、そしてクラッシャーリサ伝説が誕生する。
ヴリトラとの戦いの中で蔵人に告白する。
カイ
釈永 天乃(しゃくなが あまの)
琴原 煉(ことはら れん)
魔族(アスラ)サイド
魔族は淘汰を司り、魔族が神族に勝利した場合、地球が再編され、今の世界は終わる。以前は劣勢だったが、ヴリトラを創造し今は勢力が拮抗している。現在、ヴリトラ、ラーヴァナの二つの勢力がある。神族に比べ、圧倒的に数が少ない。種類にもよるが、基本的に生物を模した能力が多い。
龍堂 大河(りゅうどう たいが)
倉持 かなえ(くらもち‐)
暮葉(くれは)
七瀬 元春(ななせ もとはる)
美月 弥生(みづき やよい)
その他
梶原 リョウ(かじわら リョウ)
高校2年で、蔵人とリサの通う高校の先輩にあたる。身長190cm。一匹狼の不良で、楽しいことを求めている。未確認だが、1人で不良高校を一つつぶしたことがあるらしい。魔族のアバターになり蔵人と戦うが、戦うことに楽しみを見出し、組んでいた魔族の能力では十分に楽しめないとして途中で戦いを放棄。なお、この戦いでついた傷が顔に残っている。魔族を見限り、以降は別の神族または魔族を探している。最初に組んでいた魔族から与えられた能力は、高速移動が可能な「トヴァーラ」。
素手で魔族を圧倒するほどの強さを誇っている。
その後は、積極的に他人とかかわるようになり、携帯電話の登録人数は400人を超えている。また、毎日学校に来て、誰とでも気さくに話すようになった。
真冬に興味をもち一緒にいることが増えた。そのため、真冬と蔵人を戦わせようとする弥生に命を狙われるが、そのアバターを返り討ちにする。しかし、その後、油断してトラックに轢かれ重傷を負い、入院する。
退院後、七瀬ら公安に襲われ銃で頭を打たれて死亡するが、シバァの暫定処置により虚ろな状態でこの世に留められるという形で復活した。そのため、額に第三の目が生じた。
和田 真冬(わだ まふゆ)
多部 夜梨子(たべ よりこ)
ジャガンナート
ダニエル・ヴァーユ
戦いについて
- 現代において人間の女性として転生した神族と魔族は、自分の力を代わりに使う人間をアバターとして選定し、互いに戦わせる。
- アバターは、自分が組む神族または魔族を中心とした直径37.5mの円柱状の空間・アーシュラムの中でのみ力を行使できる。この力は、プラーナの一種。
- プラーナとは、すべてのものが放つエネルギーのようなもの。人の気持ちもプラーナの一つで、一方通行のものではないため、互いを理解することで相乗効果が生まれる知的生命体ならば、指向性を高め、特定の人物に応援という形でプラーナを放出することもできる。
- 神族または魔族は、自分のアバターが敗北した場合、輪廻の渦に飲み込まれて消えていく。
- 神族または魔族は、自分の本来の姿に変化した場合、輪廻の渦に戻ることができず、二度と意志ある体を持つことができない。
- 敗北したアバターは、戦いに関する記憶(パートナーに関するものも含む)を失う。
- コンビの解消及び他の神族または魔族とのコンビ結成は可能。
- 以下の場合、敗北とはみなされない。
- 戦いの協定が破られた場合。
- 戦いが放棄された場合。
- プラーナとは、すべてのものが放つエネルギーのようなもの。人の気持ちもプラーナの一つで、一方通行のものではないため、互いを理解することで相乗効果が生まれる知的生命体ならば、指向性を高め、特定の人物に応援という形でプラーナを放出することもできる。
- 戦いの協定が破られた場合。
- 戦いが放棄された場合。