ポロの留学記
以下はWikipediaより引用
要約
『ポロの留学記』(ポロのりゅうがくき)は、権平ひつじによる日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2017年12号から29号まで連載されていた。
ストーリー
悪魔の住む魔界では、「強さがすべて」。四六時中、誰かを倒すことを考えていた。そして、強さにはランキングがあり、1位になると、王となれた。その先代王の息子、王子である黒神ポロは、魔界1位で次期王と期待されていた。しかしポロは殺伐な日常を嫌い、人間界、特に「ニッポン」の国に憧れていた。そして、「ニッポン」に留学することとなった。人間界の良いところをノートにまとめ、「留学記」として魔界に伝え、より良くしようとすることになった。
初日からドアを壊す、机をへし折るなど強いポロには力の加減が利かず、周りから距離をおかれた。しかし、後ろの席の人吉優太はそんなポロに構わず話しかけ、友達になると共に「ニッポンのいいところ見つけ」をしようと誘った。放課後、いいところ見つけをしていたが、悪魔のライとフーが人間界までつけてきた。ポロを倒し、1位をゲットする作戦だった。ユウタを人質にとり、ポロを誘導したが「ポロぱんち」によって、あっけなく魔界に返される。ユウタと友達でなくなることを危惧したポロだが、ユウタはそれを受け入れた。
ただ、人間界への興味あまりの遅刻、強さあまりの器物破損によって、風紀委員の巌正によって注意を受け退学を宣告された。厳正な巌が、不正者に暴力を振るっていたという。そんな巌を、ポロは疑問視する。ただ巌は、ポロにも襲ってきた。悪魔に取り憑かれていると見たポロは、取り憑いていた憑きウサギを巌から引き剥がした。そして「ポロでこぴん」で月に飛ばした。翌日からも遅刻は続いたが、許容範囲が広くなった巌だった。
そんなポロに新たな問題ができた。許嫁でポロに好意を抱き、ポロとの子作りを望むルイカが扉を壊してやって来たのだ。魔界に恋愛はなく、恋愛少女漫画で号泣するほど、恋愛に興味のあるポロは、恋愛を知るため、ルイカと「偽デート」をすることとなった。しかしルイカはその途中、あらゆる手でポロと子作りしようとしてきた。ただ、どれも失敗した。そんな中、ルイカはレストランでポロの水に、魔界最強の毒を盛った。これも効かず、試しにルイカが飲んでみると、猛烈に効いた。ポロは毒を抜くため、人間界のいわゆるキスをして、毒を抜く。これが、一番有効だそうだ。だが、これに照れたルイカは逃げ出す。結局、ポロに恋愛は分からずじまいとなった。
登場キャラクター
魔界の人物
黒神ポロ(くろかみポロ)
天界の人物
天地高校の高校生
人吉優太(ひとよしゆうた)
巌正
鬼村凶一郎(きむらきょういちろう)
書誌情報
- 権平ひつじ 『ポロの留学記』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、全2巻
- 「ポロ、高校生になる。」2017年6月2日発行(2017年6月2日発売 )、ISBN 978-4-08-881178-9
- 「ポロ、また来る。」2017年8月9日発行(2017年8月4日発売 )、ISBN 978-4-08-881206-9