マイぼーる!
以下はWikipediaより引用
要約
『マイぼーる!』は、いのうえ空による日本のサッカー漫画。『ヤングアニマル』(白泉社)で2012年15号から2017年17号まで連載、次いで『ヤングアニマル嵐』(同社)にて2017年11号から2018年7号まで連載され、『嵐』休刊に伴い『マンガPark』へ移籍して2018年7月6日から2019年3月22日まで配信。単行本は白泉社から、1巻から9巻まではジェッツコミックス、10巻からはヤングアニマルコミックスのレーベルで刊行されている。
あらすじ
宮野舞は幼馴染で天才サッカープレイヤーの蓮賀国光に恋心を抱いているものの、それを口に出せない少女。小さいころから彼とサッカーの自主連を二人で続け、実力を付けてきたもののサッカーに対しては特に興味があるわけではなかった。しかし、彼らが進学した県立雉山北高等学校では、舞と同じように国光に好意を寄せる舶来レイカが自ら女子サッカー部を立ち上げ、舞も彼女からその素質を買われ、国光の後押しもあって入部してしまう。レイカによって選ばれた一癖も二癖もある部員たちとともに、舞たち雉北高女子サッカー部の活動が始まった。
登場人物
ISC(イメージサッカーカラー)は作者が各キャラクターにサッカークラブ及び代表チームのユニフォームのカラーイメージに合わせてつけたもの(コミックス収録のおまけ漫画より)。
主要人物
宮野 舞(みやの まい)
ポジション:FW(センターフォワード)、DF(センターバック)。背番号:15。誕生日:12月12日。血液型:A型。身長:158センチメートル。スリーサイズ:B90/W68/H89。ISC:雉北高カラー(ピンクとホワイトのストライプ)。
本編の主人公。雉北高1年C組。実家は銭湯「宮の湯」。小説を書くのと人間観察が趣味。
幼馴染の国光に好意を持っており、彼に付き合って幼いころから毎朝二人きりで練習し、その結果サッカーの技術を身につけていき、その素質を開花させていくことになるが、サッカーそのものに対しては興味があるわけでなかった。しかし国光と一緒に進学した雉北高でレイカから品定めの勝負を受けることになり、紆余曲折の結果、新設された女子サッカー部に入ることになってしまう。
妄想激しい性格で、現状を忘れてふけってしまうことがある。そのような状況下においても無意識のうちに体が動き、サッカーでも予測のつかないプレイを発揮する。極度のあがり症で、運動会などの舞台でもすっかり動けなくなったことがあるが、国光に「おまじない」をしてもらうことにより実力を発揮できている。彼に告白したい気持ちはあるが、現在も叶っていない。
国光との練習の成果で、男子の蹴る全力のシュートでさえも簡単にトラップできる抜群のキープ力を持つ。しかしパス練習ばかり繰り返していたためか、例えフリーのシュートチャンスがあっても相手ゴールキーパーに向かってパスするつもりで強力なボールを蹴ってしまう癖がある。観察力や強い妄想力から他人の動きをトレースできる稀有な能力を持ち、昔から練習に付き合っていた国光を始めとするプレイヤーの動きを再現してみせた。ただし、サッカー知識に関しては素人同然である。チームではセンターフォワードとしてボールを欲しがっている味方に供給するポストマンの役割を担っている。選手権予選の初戦となったフラ高戦では後半からポジションチェンジでセンターバックに移り、デュートを抑える役割を果たしたことからDFとしての素質も開花した。
日頃から家業の手伝いでモップがけや薪割りなどをしているため引き締まった体つきをしており、筋肉フェチの唯花からも感嘆されている。
蓮賀 国光(はすが くにみつ)
舶来 レイカ(はくらい レイカ)
ポジション:FW(シャドーストライカー)。背番号:10。誕生日:11月1日。血液型:AB型。身長:156センチメートル。スリーサイズ:B76/W57/H79。ISC:イングランド代表(ホワイト)。
雉北高1年E組。
雉北校女子サッカー部キャプテンで、舶来グループの令嬢。典型的なお嬢様で、バストのサイズも堂々と言い放つなど自分に絶対的な自信を持っている。成績優秀でスポーツ万能。中学時代はテニスや柔道、体操と1年ごとに部活を変えながらどの競技でも全国出場を果たしている。
中学時代に観戦した試合で蓮賀に憧れ、彼を追いかけて雉北高に入学。男子サッカー部のマネージャーを志望したが監督に断られ、自ら女子サッカー部を設立。「レイカの品定め」という、自らが選んだ相手を1対1で勝負して見極め、認めた人間の入部を許可する手段を取っている。
抜群のテクニックを持つエース。華麗なプレイスタイルとは裏腹に勝利に対して執着心が強く、自ら潰れることさえ厭わない。またキャプテンシーの高さから、チームメイトの信頼が篤い。
雉山北高校
3年前に男子校から共学校になった県下屈指のスポーツ強豪校である県立高校。通称「雉北」。
女子サッカー部
レイカによって設立された。キャプテンのレイカが自ら入部希望の部員を品定めしており、その結果部員たちは少数先鋭で素質は高いが癖も強い。レイカの意向で控え要員が不在のため、メンバー交代ができないのが欠点。国光曰く、「負けず嫌いの集団」。ユニフォームはピンクとホワイトのストライプ。基本システムは4-4-2。
蒼海 凜香(あおみ りんか)
紅緒 咲(べにお さき)
箕白 唯花(みしろ ゆいか)
縞川 赤音(しまがわ あかね)
縞川 青衣(しまがわ あおい)
江翠 葉子(えすい ようこ)
犬飼 貴色(いぬかい きいろ)
ポジション:MF(左ハーフ)。背番号:11。誕生日:4月9日。血液型:O型。身長:160.5センチメートル。スリーサイズ:B82/W58/H82。ISC:ブラジル代表(カナリアイエロー)。
雉北高1年。雉三中出身。一人称は「ボク」で、犬のように人懐っこい元気ハツラツな少女。実家は呉服屋の「犬飼屋」で、和風建築の広い屋敷で暮らしている。
縦横無尽にピッチを走り回る無尽蔵のスタミナと走力を誇るダイナモ。ボールに対する嗅覚が鋭く、頭でフリックができるほどヘディングには天賦の才がある。足元でのシュート精度が低いのと、ボールを欲しがるあまりに動きすぎて、味方パッサーを悩ませてしまうのが欠点。
舞とは同じ小学校出身。高校に入るまではあまり面識はなかった様子だが、小学校の時のリレーで舞にぶっちぎられたことがあり、チーム内でも仲が良い。
柿葉 千鳥(かきは ちどり)
黒館 蜜(くろだて みつ)
河見 茶子(かわみ ちゃこ)
男子サッカー部
県下の強豪校。個人技主体の攻撃サッカーを戦術とする。
深塩 龍蔵(みしお りゅうぞう)
雉山南女子高等学校
県下の女子サッカー強豪校。通称「雉南」。雉北が初めての対戦相手として練習試合を行った。
三色=ジェイナ=藍莉(みしき=ジェイナ=あいり)
桃藤 美亞(ももふじ みあ)
茶野 涼奈(ちゃの すずな)
反町 朱奈(そりまち しゅな)
金春 りりあ(こんぱる りりあ)
ポジション:GK。背番号:1。
雉南3年。雉南サッカー部の主将。誕生日:5月3日。身長:168センチメートル。スリーサイズ:B91/W63/H92。
雉南最高のプレイヤーであり、非常に優しい性格から、ジェイナや朱奈を始め雉南の選手たちから非常に慕われている。
元々はGKであったが、監督の指示により2年生まではMFにコンバートしていた。背番号10のエースだったが、朱奈がMFとして成長するとポジションと10番を譲り、2年の秋から本来のGKに戻った。
GKとしては雉北との対戦までクリーンシートだった。
将来の夢は小学校教師であり、サッカーは高校3年の夏で終わりと決めており、大学やプロからの誘いも蹴っている。巨乳。
フランクリン国際高校
通称「フラ高」。新設校で、生徒は1年生のみの構成となっている。多種多様な学科があり、生徒を全国から集め、幅広く留学生を募り、スポーツにも力を入れている。選手権予選の初戦で雉北と対戦することになる。システムは5-4-1で、留学生2人を攻撃の核としたカウンターサッカーを武器とする。
巻紫 つばめ(まきし つばめ)
デュート・セルバノフ
静林高校
九琉院高校
その他の人物
書誌情報
- いのうえ空 『マイぼーる!』 白泉社〈ジェッツコミックス・ヤングアニマルコミックス〉、全16巻
- 2013年2月5日発行(2013年1月29日発売) ISBN 978-4-592-14111-2
- 2013年7月5日発行(2013年6月28日発売) ISBN 978-4-592-14112-9
- 2013年11月5日発行(2013年10月29日発売) ISBN 978-4-592-14113-6
- 2014年4月5日発行(2014年3月28日発売) ISBN 978-4-592-14114-3
- 2014年9月5日発行(2014年8月29日発売) ISBN 978-4-592-14115-0
- 2015年2月5日発行(2015年1月29日発売) ISBN 978-4-592-14116-7
- 2015年6月5日発行(2015年5月29日発売) ISBN 978-4-592-14117-4
- 2015年11月5日発行(2015年10月29日発売) ISBN 978-4-592-14118-1
- 2016年5月5日発行(2016年4月28日発売) ISBN 978-4-592-14119-8
- 2016年10月5日発行(2016年9月29日発売) ISBN 978-4-592-14120-4
- 2017年4月5日発行(2017年3月29日発売) ISBN 978-4-592-14121-1
- 2017年10月5日発行(2017年9月29日発売) ISBN 978-4-592-14122-8
- 2018年4月5日発行(2017年3月29日発売) ISBN 978-4-592-14123-5
- 2018年10月4日発行(2018年9月28日発売) ISBN 978-4-592-16264-3
- 2019年4月5日発行(2019年3月29日発売) ISBN 978-4-592-16265-0
- 2019年8月5日発行(2019年7月29日発売) ISBN 978-4-592-16265-0