マギ (漫画)
漫画
作者:大高忍,
出版社:小学館,
掲載誌:週刊少年サンデー,
レーベル:少年サンデーコミックス,
発表期間:2009年6月3日 - 2017年10月11日,
巻数:全37巻,
漫画:マギ シンドバッドの冒険
原作・原案など:大高忍,
作画:大寺義史,
出版社:小学館,
レーベル:裏少年サンデーコミックス,
発表期間:2013年5月8日 - 2018年5月2日,
巻数:全19巻,
アニメ:マギ The labyrinth of magic(第1期)マギ The kingdom of magic(第2期)
原作:大高忍,
監督:舛成孝二,
シリーズ構成:吉野弘幸,
キャラクターデザイン:赤井俊文,
音楽:鷺巣詩郎,
アニメーション制作:A-1 Pictures,
製作:MBS,
話数:第1期:全25話 / 第2期:全25話,
アニメ:マギ シンドバッドの冒険
監督:宮尾佳和,
シリーズ構成:岸本卓,
キャラクターデザイン:佐古宗一郎,
音楽:大久保友裕,
アニメーション制作:Lay-duce,
製作:MBS,
放送局:MBSほか,
話数:全13話,
以下はWikipediaより引用
要約
『マギ』(英:Magi: The Labyrinth of Magic)は、大高忍による日本の少年漫画作品。『週刊少年サンデー』(小学館)2009年27号から2017年46号まで連載された。
『ヤングガンガン』(スクウェア・エニックス)から移籍してきた大高の移籍後初の作品。『千夜一夜物語』をモチーフにした冒険活劇で、登場人物の名前の一部も『千夜一夜物語』から採られている。話数カウントは「第○夜」。第59回(平成25年度)小学館漫画賞少年向け部門受賞。2020年5月時点で累計発行部数は2500万部を突破している。
スピンオフとして、『週刊少年サンデー』(小学館)2013年23号より、登場人物の一人・シンドバッドを主人公とした外伝『マギ シンドバッドの冒険(マギ シンドバッドのぼうけん)』があり、『裏サンデー』への移籍を経て2018年5月2日まで連載された。大高自身が原作を、漫画は大寺義史がそれぞれ担当している。さらにメディアミックスとして本編およびスピンオフのアニメ化がなされた(詳細は#アニメ)。
あらすじ
迷宮編(1巻 - 2巻)
草原編(3巻)
盗賊砦編(3巻 - 4巻)
バルバッド編(4巻 - 8巻)
シンドリア編(8巻 - 13巻)
海賊討伐編(13巻 - 14巻)
マグノシュタット編(14巻 - 20巻)
アルマトラン編(21巻 - 24巻)
煌帝国編(25巻 - 29巻)
最終章(29巻 - 37巻)
登場人物
ここでは主要人物のみ概要を記載する。
アラジン
モルジアナ
練白龍(れん はくりゅう)
練紅玉(れん こうぎょく)
ジュダル
用語
ジン・金属器・迷宮関係
ジン
実体の無い存在のため、身体の大きさは自由に変えられる(額の第3の目と体色が青いのが共通)。自分達を作り出したソロモンの移し身であるマギに指図することは許されていないため、アラジンに必要以上のことを教えることは出来ない。また、契約する「王」を含めた人間に対してアルマトランに関する情報を与えることを禁じられている。
彼らは攻略者を見た瞬間にジンを使役するのに必要な器である人間の魔力の内容量が分かる。また、彼らは迷宮内で死ぬことはないとされ、迷宮のゴールである「宝物庫」から出ることはできず、八芳星が刻まれた石器に何者かが触れることで初めて出現する。
地上の「王」が使う純粋な「力」として、ソロモンによりルフから作り出された人工生命体(故に地上で実体化すべきではないとされる)。実体化するにはマギが持つのと同等の魔力を得なければならない。本来はルフに愛される魔法使いのみが作ることができるが、12年前にイスナーンとモガメットが協力し、黒ルフによって黒いジンを練成する技術を編み出した。
元々はアルマトランに存在していた72名の異種族の長達が、アル・サーメンとの最終決戦でウーゴくんとシバが神杖のシステムを元に製作した金属器の力とソロモンの魔法によって変化した存在。この影響でアルマトランの悲劇の記憶を有したまま悠久の命を得たことで、力が均質となる新世界に生まれる王の卵の力となってほしいとウーゴくんに要請され、金属器の守護神となった。
最終章にて聖宮と「迷宮の塔」が全て破壊されたことで、この世界から仕組みが消滅した。
モデルはゴエティアに登場するソロモン王の悪魔。
黒いジン
アルマトランの黒いジン
金属器
普段は所持者が身に着けることで、次第に魔力が蓄積されるが、それを使い切ると無力になってしまう。ジンが巻き起こす能力と同質の現象を利用して一瞬だけ力を使うことができる(例えば、炎熱を司るアモンであれば炎を取り込む)が、外部の魔法から魔力を吸収し続けることは、「金属器使い」の身体に負担をかける。極大魔法をそれぞれにつき一つだけ発揮できる増幅装置の機能を持つ。
主と一体化して力を発揮するという特性上、金属器とする金属は主によく馴染んだものが好ましいとされる。また、あくまでジンは王についているのであって金属器が破損した場合でも時間はかかるが移し替えは可能である。別の金属器使いが持つ金属器の力をその者の命と引き換えにルフと同化することでジンごと手に入れることも出来、作中ではセレンディーネのジンだったゼパルがシンドバッドに移り変わっている。
金属器の登場により、いかにそれを手に入れ活用するかが戦争の要に変わっていたが、最終章では国際同盟の厳しい管理下に置かれており、金属器を所持したまま行方をくらました白龍・健彦・ネルヴァは「世界指名手配犯」として追われている一方、ネルヴァの反乱抑止の名目でレームのムーとイグナティウスは公に金属器を所持している。
原型となっているのは異種族の長達に配布するためにシバとウーゴくんによって開発された、神杖を元に特定の魔法式を込めて魔力を送ることで72の強力な魔法を引き出せる神器(魔法道具)である。そのためたった7つを束ねただけでも次元を歪めるほどの力を発揮する。
最終章にて聖宮と「迷宮の塔」が全て破壊されたことで、この世界から仕組みが消滅した。
眷属器
金属器から力を分け与えられた魔法道具。名の通り、主の金属器と共闘する内にジンに認められた者「眷族」がその能力を得る。眷属器の所持者は「眷属器使い」とも呼ばれる。金属器と同じく、蓄えられた魔力には限りがあり、眷属器にする物は使用者に馴染んでいる物が望ましい。金属器とジンの恩恵による強力な力を持ち、一般にある魔法道具とは一線を画する魔力を持つが、眷属器使い本人が十分な魔力を保有していても主が金属器を遠くに離してしまうとその力を行使できなくなる。
「眷族同化」という眷族自身が「我が身を捧げる」ことで魔装に匹敵する力を得る奥の手が存在する。この技術は、かつてアルマトランでソロモンの72人の眷族達が使用した最終手段で、使用時には眷族の体が巨大化し各々の主たる精霊が持つ能力の一部を使うことができるようになるなど非常に強力である反面、一度果たすと二度と人間の姿には戻れなくなる、度重なる発動で同化が進行すると精神すら精霊と一体化していく危険性がある、肉体への負担が大きく急激に眷族化を進めると命を落としかねないといった様々なデメリットがある。
闇の金属器
アル・サーメンによって黒いルフを糧に作られた金属器。「ソロモンの金属器」と同様の全身魔装をすることができる他、使用者が自分の体を貫くことで自らを黒いジンへと変えることもできる。ジンの状態では黒いルフの供給があれば無限に再生することができるが、黒ルフがない所では理性を失っているが故に大威力の攻撃を繰り返して次第に弱体化していく。極大魔法の威力は「ソロモンの金属器」に劣る。モガメット達と共に創られたものであるため、内部にマグノシュタットで魔法道具を精製する際に刻まれる「魔力痕」が刻まれている。また、使用者は使用後に生き残っていたとしても後遺症によって次第に衰弱していき、最終的に肉体が干からびた黒炭のようになり死亡する(治療法はまだ見つかっていない)。同様に「闇の眷属器」も製造されている。
魔装
武器化魔装
半身魔装
全身魔装
極大魔法
元は異種族でも魔法が使えるようにと個々に与えられた神杖に設定されていた単一の魔法式。理論上は数多の魔導士が同時に同系統の魔法を発動し、それを束ねることさえ出来るなら再現も不可能ではないが現実的ではない。
迷宮(ダンジョン)
最奥部の宝物庫においてジンと契約を完了することで攻略とみなされ、また一度でも誰かが攻略すると消滅してしまう。一度入り口である「迷宮の聖門」を潜ると完全攻略するまでは外に出ることができない。既存の建造物の直上に迷宮が出現し利用を妨げられる場合もある。迷宮があった土地は攻略に伴う迷宮消滅後に更地へと変わる。攻略者の強さに応じて姿を変える。迷宮内部はルフの濃度が高いため、地上よりも少ない魔力でジン達が実体化することができる。
迷宮を攻略した人物のことを「迷宮攻略者」と呼ぶ。二箇所以上の迷宮を攻略したのは世界でもシンドバッド・練紅炎・練白龍・バルバロッサの4人のみで、彼らは「複数迷宮攻略者」とされるが、ジンの中にはそういった者を「浮気者」と言って嫌うものもいる。また、迷宮攻略者そのものがジンの主となるため、ジンから素質を認められた「王の器」の持ち主ということにもなる。
一定以上のジンと契約した複数攻略者とその眷属は聖門に弾かれるという現象が確認されている。シンドバッドは自身の経験から、力を得すぎた迷宮攻略者およびその眷族は「十分な力を得た」と判断されるために、迷宮に入ることが出来なくなるのではないかと推測していた。
元はアルマトランの異種族の各自治区において避難施設として地中に建造された地下都市を流用したものである。
第1迷宮「バアル」
第6迷宮「ブァレフォール」
第7迷宮「アモン」
第14迷宮「レラージュ」
第16迷宮「ゼパル」
第61迷宮「ザガン」
第68迷宮「ベリアル」
魔法関係
魔法
ルフの性質と同様に8つに分類されることから、西洋では「8属性」、東方では「八卦」と呼ばれる。マグノシュタット学院においては1から順に8角形の頂点に配置した時、自分の最も得意とする魔法の対角線上にある魔法が次に素質があるとされ、全ての種類の魔法をまんべんなく学ぶことで得意な魔法の出力も上昇する。同系統の魔法を複数名で同時に使用すると、魔法式が乗算されるためにその威力は増強される。
防壁魔法(ボルグ)
透視魔法
浮遊魔法
転送魔法
超律魔法
堕転の魔法
魔法使い
肉体が魔力を魔法に使うことに特化しているため常人よりやや脆弱。それをカバーするため、魔法使いであれば防壁魔法を使う能力が元々備わっている。攻撃力に関しては金属器使いには及ばないものの、様々な魔法を使い分けることで金属器使いや眷属器使いのサポートを行う。ジン自体が魔法使いのような存在である影響で、お互いの魔法が混線して何が起こるか分からず危険であるため、眷属器の使用はできない。ルフと同様個性があり、引かれ合うルフの種類により得意な魔法も変わる。
魔法を行使する際、多くの魔法使いは杖を媒体に使うが、これはある程度長さのあるものを使わないとルフに命令を贈る方向が分散してしまい、魔法が不安定になるためである。
魔法に関する知識が未成熟な国は数多く、現在もその能力を気味悪がられ迫害を受けている。
占い師 / まじない師
魔法使いとしては最下級に当たる存在。ルフを見ることはできるものの、体内の魔力量が少ないため大した魔法は使えない。
マギ
歴史の節目に現れ、それぞれの時代に3人しか現れない。作中の時代のマギはジュダル・ユナン・シェヘラザードだけのはずだったが、それとは別にアルマトランのマギであるアラジンと練玉艶(アルバ)が存在している。
魔法使いの階級の一つであり、その頂点に君臨する存在。そのため下記の魔導士であるヤムライハはマギであるアラジンとの初対面の際、かなり敬意を払っていた。関係性は不明だが、アルマトランのマギも含め皆三つ編みの髪型が特徴。
普通の人間は自分の中のルフが生む一定量のエネルギーしか使えないが、マギは自分以外のルフを使役し、その魔力を体力が続く限りほぼ無限に使うことが可能。そのため、大量の魔力を必要とするので通常の人間にはできないジンの実体化も可能である。ルフの加護を受けているため、魔力弾は打ち消され効果がない。ただし、魔力こそ無限であるが体力は有限であるため強力な魔法を使えば確実に消耗していく。また、魔導士としての技量もマギであるからといって特別秀でているものではない。
王の選定者の能力として迷宮を出現させ、そこに王の器と見込んだ人間を導くことができると同時にすでに出現している迷宮を外部から消滅させることもできる。さらに、金属器の所有者を探知する能力も有する。「堕転」し逆流する運命を変える「奇跡」を起こすことが使命の一つであるが、ルフ同様ジュダルのように「堕転」したものは黒く染まっていく。
マギが死んだ場合そのルフは「大いなる流れ」ではなく聖宮に戻り、来たるべき時代に新たな命のマギとして生まれ変わるが、例外的に生前の意識を持ったまま生まれ変わることもあり、作中ではシェヘラザードが死んだ際にその分身であるティトスが新たなマギとして生まれ変わった。
アルマトランにおいては、ソロモンと共に「神」と接触したシバ・ウーゴくん・アルバ(玉艶)の3名を指し、ルフの分配で他の魔導士達が自分の中にあるわずかな魔力しか使えなくなった中、新世界のマギと同様自分のルフ以外の魔力を受け取る能力が残されていた。
最終章にて聖宮と「迷宮の塔」が全て破壊されたことで、この世界から仕組みが消滅した。
魔導士
マグノシュタット学院の上級魔導士は研究の結果として、最も効率の良い命令式を最短で組み上げることができるため、一人で一個中隊に匹敵する力を有している。命令式の体系化により効率的に魔力を変換できるようになったのはここ一世紀の間のことであり、現在も多くの国では戦う力を持たない非力な存在と認識されている。特に騎馬と剣が戦の主流であった東方では呪術や奇跡として軽んじられてきたため、煌帝国を除けばその認識がかなり未熟だった。
1型魔導士
2型魔導士
3型魔導士
4型魔導士
5型魔導士
6型魔導士
7型魔導士
8型魔導士
魔法道具
本来ならば迷宮内にしか存在しないはずだが、アル・サーメンからマグノシュタットに本物が提供され、その研究の結果近年魔導士によって人工的にも作り出されるようになった。そこで、黒い金属器も作られている。マグノシュタットでは高品質なものが大量生産され街の設備となっている他、非魔導士の兵士達の武器としても配備される。複雑な命令式を持つ大魔法ほど魔法道具にするのは困難となる。
最終章ではシンドバッドがダビデのルフから得た情報を元に魔法技術の革新が起こり、わずか3年の間にそれまで実用化されてきたものよりもはるかに進歩した魔法道具が開発され、奴隷制と兵役制の廃止によって不足した労働力の穴を埋めるように一般にも普及し、各国から浮いた軍事費を革新に突っ込んだ。
各個人が所有する魔法道具についてはマギの登場人物を参照。
転送魔法陣(てんそうまほうじん)
紅明のダンダリオンの金属器を基に研究された技術。建築資材や燃料、人員などを一気に現地へ飛ばし、煌帝国が占領下の国を煌帝国風の建築物に変えることができた要因でもあった。使用には起点と終点の基地となる魔法陣をそれぞれの場所に置く必要があるが、魔力を送るだけで魔導士でなくとも誰にでも転送ができる。後に八卦札同様技術が公にされた。
八色魔選晶(はっしきませんしょう)
愚々塔(グヌード)
魔法のじゅうたん
かつては迷宮産が主流で攻略者を有する国家の貴人が使うものだったが、最終章では技術革新により民間にも普及している。なお、個人用の「魔法のホウキ」も存在しているが最終章では時代遅れの産物となっている。
通信器(つうしんき)
飛空艇(ひくうてい)
八卦札(はっけふだ)
乾卦札(ケンけふだ)
離卦札(りけふだ)
その他
ルフ
無数の白い小さな鳥の姿をしており、「堕転」する時に黒く染まる。引き起こす現象が個性によって異なり、その違いによりマグノシュタット学院では大きく8つに分類されている。本来なら魔法使いでなければその形を認識することはできないが、マギがルフを大量に集めた場合や迷宮内部のようにルフの濃度が高い場所では非魔導士であっても視認することが可能。
アルマトランにおいてウーゴくんが、研究から現実世界の上位に存在する見えない魂のある「精神世界」に「神」の力が注がれていると考えて、その魂の最小単位を魔法式で形成したことで発見された。名前もウーゴくんによって命名された(由来は800年前に天から舞い降りた「神」を鳥と同一視した種族が「生命の鳥」と呼んだことから)。「神」の元にあった頃は黒かったが、「神」から引き剥がされソロモンの意思を宿したことで白い輝きを放つようになった。ソロモンの意思から脱却、つまり「堕転」することで元の黒い姿へと戻る。
魔力(マゴイ)
マクバラー(魔力切れ間近)
魔力弾(マゴイだん)
魔力操作(マゴイそうさ)
運命
堕転
逆流する運命を変えるためには、闇を打ち晴らす「奇跡」が必要であり、それを起こすのがマギの使命でもある。「堕転」したまま死亡した者のルフは「大いなる流れ」へと戻ることはできず、怨念のままに彷徨うしかなくなる。
ソロモンの知恵
聖宮の先にある「莫大な知識が集荷されている空間」において、アラジンが手に入れた。ルフを集めることで発動し、この時は額に八芳星が現れる。連続使用後は立っているのがやっとなほどに体力を消耗してしまう。なお、その本質である「全知」をアル・サーメンも手に入れようと画策している。全てのルフを制御する聖宮と接続してアルマトランの人々のルフから彼らが扱っていた魔法も知って使うことができるが、あまりにも膨大な情報が頭の中を流れるため一歩間違えば死ぬほどの負担になる。しかし、マグノシュタットで魔法の基礎を学んだことでアラジンはある程度情報を読み取ることに成功している。
鍵としての力で門を開き、自分を含む任意の者を聖宮へと送り込むことができる。しかしその方法はルフの世界に突入するため肉体からルフを引き剥がす、すなわち一度死ぬことと同義であり、なおかつルフが聖宮にいる間は門に魔力を送り続けなければならず、外的な要因で聖宮への門が閉じられてしまうと本当に死んでしまうというリスクを抱えている。
特異点(とくいてん)
黒の神(イル・イラー)
元々はアルマトランの創造主。自分が作った世界に直接干渉はしないが、アルマトランで最弱の種族であった人間に魔法を与え、「世界を一つにする」ことを説いた。原始竜によると神杖を通して魔力を人間に与えてきたことで徐々にその魔力が弱まってきており、次第に黒く染まり完全に力を失い抜け殻になった時、アルマトランを動かす動力がなくなってその寿命が尽きてしまうとのこと。そのような自殺行為に等しいことをする理由についてソロモンは「『神』は意思のない力の塊に過ぎず、それを最初に目を付けた者が『人間の崇高な使命』と勝手にこじつけた」と推測している。後にウーゴくんは研究でルフが存在する「精神世界」に「神」の力が注がれていることを発見した。
アルマトランを何かに進めるための「計画書(アジェンダ)」というものがあり、偶然に見える全ての事象が神のために決まっていたことである「運命」の元で起こっていた。しかし、自らの生き方で未来を変えられる可能性がある世界を作るために、ソロモンの手で自らを構成する殆どの黒いルフを引きはがされて異空間に封印される。その後、アル・サーメンの手で地上に降臨、ソロモンの防御魔法に守られた兵士と地下都市の避難民を除く地上の殆どの生命を奪い去るが、ソロモンの最後の力を以てアル・サーメン共々再び異空間に封印される。
そして、マグノシュタットの暗黒点にわずかに流れ込んでいた力を元にして不完全ながらも顕現。依り代の核となった強大な意志を持ち「堕転」した人物の影響が濃く出ており、作中ではモガメットの肉体に頭部に当たる部分から無数の細い腕が生えた不気味な姿をしている。その掌からは暗黒点が使うものと同じ「防壁」を張ることができ、周囲から奪ったルフを糧に成長を続ける。そのため手に触れられた生物は死亡し、海水や溶岩といったものからもルフを奪うことができる。魔装していれば触れられただけで死ぬことはないが、触れた場所の皮膚ごと魔装を剥ぎ取られてしまう。煌帝国軍・七海連合・レーム帝国軍の金属器使い総勢13名が協力して迎撃にあたり、ソロモンの知恵を使ったアラジンが依り代の核であるモガメットと対話し、モガメットが黒ルフと共に消滅することを選んだため依り代も共に崩壊、この世界から完全に接触を断ち切られた。
原始竜曰く「『黒の神』には元々複雑な自我は無く、下位世界の生命を『運命』によって営ませ、それを養分に成長するという生態の巨大な力の集合体」であり、下位世界の生命は神の意思を理解することすらできない。しかし、アルマトランでソロモンとの戦いで死んだダビデの人格に取り憑かれ、新世界の星に降り立ちたいという意志を持つようになる。半分「堕転」していたシンドバッドの黒ルフと世界会談の直後に共鳴したことで完全にこの世界と繋がり、以降はダビデの意のままに都合のいい世界を作り変えられると推測している。
ソロモンの意思が上書きされる前に死亡した者達のルフは、「神」の内部に閉じ込められたまま異次元に封印されている。ここはルフも魔力も存在しない世界で、人の形に見えるのも単なる幻にすぎず何もすることがないために感情がだんだん希薄になっていくらしく、ただ生前の記憶を再生し続けるだけの無為な時間を過ごしている。脱出方法は基本的に存在しないが、マグノシュタットの戦争で新世界と次元が繋がった際にダビデは外に出ている。この時に新世界からルフが宿った石ころなどが入り込んできたため限定的だが魔法行使が可能になっており、これを利用した大魔法でアリババは次元を飛び越えることができた。
なお、別の世界には「黒の神」と同じ習性を持つまた別の「神」が存在しており、基本的に神の側から箱庭たる下位世界を見ることはできてもその逆は不可能であるとされる。しかしウーゴくんは研究の末に神の多重構造を入れ替える術を発見している。
暗黒点(あんこくてん)
レーム帝国とマグノシュタットの間で戦争が勃発した際に、モガメットがマグノシュタット学院上空に召喚してしまう。練紅炎とアリババの手で破壊されたが不完全な「黒の神」を呼び寄せる。「黒の神」消滅後、そこに蓄えられていた膨大な黒いルフはジュダルが手中に収めた。
外伝ではセレンディーネが暗黒点になり、旧シンドリア王国での戦死者のルフを用いてダビデをシンドバッドに憑依させた。
王宮剣術
謝肉宴(マハラガーン)
シンドバッドの冒険書
元はレーム帝国での劇場公演で財を成したシンドバッドがラシッドの勧めで書き始めたものであり、外伝では旧シンドリア王国民には世界に先駆けて最新号が読める特権があった。
地理・国家
物語の舞台となる世界では、人間がただ一種の知的生命体として存在しており、ごく一部の例外を除くほぼ全ての人間は共通の言語を使用している。元々は知的生命体のいない豊かな惑星だったが、アルマトランと呼ばれる異世界の住民が時空のトンネルを利用して移住してきたことで生まれた、ソロモンのルフに満たされる新世界である。アルマトランでは異種族と呼ばれる様々な種類の知的生命体が存在していたが、異世界では個々人の差が小さくなったことで人間の姿に変化し今では人種の違い程度しか存在していない。指導者を失って滅んだアルマトランを教訓に「王」と「マギ」のシステムが残されている。
これらの世界の他にも多くの並行世界が縦に重なるような階層構造で存在しており、上位世界の「神」が定めた「運命」の筋書き通りに下位世界は営まれている。次元の間に存在する縦の壁を破壊するためには神一体分にも相当する莫大な魔力が必要で、ソロモンでさえも「黒の神」から奪い取った魔力を全て使うことでようやく一階層分の次元にしか干渉できなかった。また、ソロモンの意思のある「大いなる流れ」、「堕転」した者達が行く世界、アル・サーメンが封印されている次元、異次元に封印された「黒の神」の中に閉じ込められている者達の4つの「死後の世界」が新世界に関してバラバラに存在している。
最終章では七海連合が世界の覇権を握ったことで国際同盟が置かれ、「奴隷制度の廃止」「兵役制の廃止」「国家間の移住の自由」「世界統一貨幣の制定」という4つの法律を作り宣布されたことによって、王侯貴族の影響力が低下、平和で豊かだが同時に商業での熾烈な競争がある厳しい世界となった。
最終章終盤で「聖宮」と「迷宮の塔」が完全に消滅したことで、世界からは「ジン」「金属器」「マギシステム」が消滅。さらに、世界中の地形がめちゃくちゃに変化してどこが国境なのかも分からない状態になったが、大峡谷も消えて暗黒大陸との行き来が可能になった。
ウータン
チーシャン
デリンマー
バルバッド
煌帝国の圧力や組織の暗躍によって国力が衰退、王侯貴族が豊かな暮らしを続ける中、貧困層は重税で苦しむこととなっていた。アリババによる無血革命がなされ23代続いた王政に終止符が打たれたが、アルサーメンの関与により革命直後にクーデターが発生してしまう。内乱鎮圧後は煌帝国の傘下で共和国として自治を行っているとされるが、実際は政府より上の煌帝国の総督府に自治権を奪われ全てを煌帝国に管理されるがままの状態である。
王政時代は存在していなかった奴隷制度が共和国になってから採用され、元々のバルバッド国民は基本的に単純労働にしか就労できず、人の上に立つ人間は全て煌帝国の国民である。階級により服装が厳しく定められており、バルバッド国民は全員が緑色、北方の異民族出身の奴隷は茶色、高貴とされる白は煌帝国の人間しか着ることが許されない。
最終章の2年前に起きた独立運動の際に帝国の支配下から脱する。その後は共和制を敷いて市民の中から国の代表を選出し、政策は市民に開かれた形で合議制で決めるという方針を取っている。
バルバッド城
スラム
シンドリア王国
北大陸には見られない地形・気候・動植物と共に人々は暮らし、国は貿易と観光で栄えている。身につけている服や装飾品、髪や肌の色も異なった人々が対立も無く、支えあって暮らしている多民族国家であり、アラジンは「小さい島だが大きな国」だと称している。朝と夕方には中央市(バザール)が開き、地元民と旅人達が様々な商売をするために集まり大勢の人々で大変に賑わう。森には南海の変わった動植物であふれかえっており、モルジアナがマスルールとの修行でこの場所を使っている他、果樹園では南海の珍しい果物が特産になっている。
国の海域には超巨大な南海生物が生息しており、年に数度は島を襲ってくるが、シンドバッドの配下の八人将が撃退し、それをパフォーマンス化して国民の不安を緩和している。仕留めた南海生物は国中で食べ、その収穫祭を「謝肉宴」という。
シンドバッドとヤムライハによって作り上げられた敵を判別し侵入を拒む「防御結界」と、敵の居場所を追跡し50里以内ならそこへ瞬間移動できる「転送魔法陣」で守られている。
なお、現在のシンドリア王国はシンドバッドが二度目に建国した国家で、最初のシンドリア王国はパルテビアとの戦争で多大な被害を受け滅ぼされている。
市街地
民家や商店が立ち並んでいる。人口が増える度に家の上に家を重ねるようにして増築していったため、箱型の狭い建物が密集した複雑な街並みになっている。
国営商館
島外からやってきた人々をもてなすための特別な区画で、夜でもずっと賑やかな場所。豪華な宿・酒場や大規模な賭場・劇場・闘技場などの娯楽施設がある。
シンドリア王宮
紫獅塔(シシトウ)
赤蟹塔(セッカイトウ)
銀蠍塔(ギンカツトウ)
黒秤塔(コクショウトウ)
緑射塔(リョクシャトウ)
白羊塔(ハクヨウトウ)
煌帝国(こうていこく)
最近では迷宮怪物軍団もできている。通貨は「煌(ファン)」。侵略した国家を「煌帝国そのもの」にするという政策をとっているため、属国は皆一様に煌帝国風の建築物や服装が見られるようになる。食料・仕事は配給制。侵略国家であるためか他国とは倫理観も異なっており、兵士の死体で作った軍を運用するという作戦についても、「死体を弄ぶ」という意識はなく「この上ない名誉」だと考える者が多い。極東の国々が奪い合った肥沃な土地を手中に置いているため、農業生産力についても優れている。
第二代皇帝の紅徳の死後、玉艶が大陸の平定までの臨時という名目で第三代皇帝の座に就くが、白龍によって玉艶は謀殺され彼が率いる東軍と紅炎率いる西軍による次の皇帝の座を巡った内戦が始まってしまう。当初は西軍がその圧倒的な兵力差から東軍を追い詰めていくが、白龍の要請を受けた七海連合が介入、西軍は黄海から攻め込む鬼倭王国軍と天山山脈を越えたササン騎士団に包囲されたことによって戦況が一変し、「首謀者以外は反逆罪に問われない」という条件を受けた紅炎が自ら降伏して東軍の勝利という形で終結した。紅炎をはじめとする皇子達は流刑の身となり、白龍は第四代皇帝になった。
最終章では奴隷制と兵役制が廃止されたことで失業者が続出し、知識を持っていたのも上流階級に限られていたせいで国内から画期的な商会が出現することもなく、紅炎の元で文化の画一化をした影響で目玉となるような観光資源も存在せず、さらには国家間の移住が自由化されたことで才能のある人材が国外へ流失したことにより急激に過疎化が進行、王政末期のバルバッドのような有様にまで衰退してしまった。軍を持てなくなった影響で治安も悪化し、それどころか元軍人の一部が飛空艇を襲撃する空賊となるなどの事態になっており、領内で起きた独立紛争を国際同盟によって終結させられ、白龍はその責任を取って皇帝職を辞退した。西方の国家群が中心となる世界では国土が僻地といわざるを得ない土地で天山高原越えの陸路はリスクが高い上、海運の中心となりうるバルバッドの独立を許してしまったこともあり立地の悪さが祟って製造物の輸出業も上手くいっていなかった。その後は紅玉が第五代皇帝の座に就いているが、試行錯誤して様々な政策を出しては空回りしており、国を立て直すための借金も返せないことでいずれ国際同盟に飲み込まれるとされていたが、復活したアリババがシンドバッドと交渉したことで「借金返済期限の1年延期」「利息の凍結」「紅明の流刑撤廃」が為され、失業していた元帝国軍人達を「商会の従業員」という形で再雇用、魔導研究施設で開発された魔法道具を利用する農業大国として兵農一体政策を進めることとなる。その後の国際同盟の定例理事会で紅玉自ら離脱を表明した。
華安平原(かなんへいげん)
中原随一の大平原で、極東の地と西の世界を隔てる土と砂の大海原。かつての煌国が吾国・凱国を相手に幾度も戦を繰り広げ、「華安を制する者は天華を制す」とも言われている。洛昌に繋がる唯一の道である「華安渓谷」がある。煌帝国の内戦ではここが戦いの舞台となった。
天山山脈(てんざんさんみゃく)
華安平原の西にある山脈。支配外の中央砂漠を囲むように北から南にかけて広がっている。最終章では国際同盟の本部が置かれている。
黄海沿岸(こうかいえんがん)
煌帝国の南にある支配地域。
陽州(ようしゅう)
煌帝国の南にある支配地域。
悠州(ゆうしゅう)
煌帝国の北にある支配地域。
沙門島(さもんとう)
煌帝国南東沖に位置する離島。流刑地として使用されている。
洛昌(らくしょう)
禁城(きんじょう)
魔導研究施設
レーム帝国
「個」の集積、「人」の力を重んじる。政策の一つとして市民に剣闘場・賭博場・浴場・劇場などの「娯楽」が提供されており、賭け事が盛んで剣闘や演劇が市民の関心が最も高い。科学技術も進歩しており、火薬兵器も実用化されている。街は道路・水道が整備され、国が市民の生活を保障するため、飢えることはない。一方で大勢の奴隷が市民の豊かな生活を支えるために過酷な労働を強要されており、市民の娯楽のための剣奴として殺戮の見世物に使われることもあるなど、厳しい生活を強いられている国でもある。そのため、「市民にとってはいい国」とも称される。商行為の全ては「レーム商人組合」が管理・統制しており、組合の許可を受けた商会だけがレームでの商いを許される。
東大陸進出の足掛かりとして高い魔法技術を持つマグノシュタットを狙っており、ティトスを取り戻すという口実を使いマグノシュタットに侵略戦争を仕掛けたが、アラジンの仲裁により休戦する。シェヘラザードの遺言で七海連合と同盟を結ぶこととなり、マグノシュタットとは同じ立場となった。大国とはいえ七海連合や煌帝国に比べて見劣りする立場となったことで、どちらかの陣営によりかかってしまえば戦争の引き金になりかねない危うい状態となり細心の立ち回りをする必要性が生じてしまっている。
最終章でも国際同盟には加盟しておらず独自の立ち位置を守っているが、軍隊を持っている分警戒が厳しく、飛空艇の数は少ない上海路での船団の規模も制限されているため加盟国と比べ貿易では苦労している。同時に奴隷制度も廃止された。
レマーノ
闘技場(コロッセオ)
マウレニア
ナーポリア
リア・ヴェニス島
パルテビア帝国
外伝にも登場。元は王政国家「パルテビア王国」だったが、本編より30年程前に起きた戦争で歴史的な勝利を収めたことを機に帝政に改められた。戦争強国とされたが、レームとの戦争で劣勢に立たされ貴族官僚と軍部が癒着し王宮が機能を果たせず多くの国民を犠牲にする厳しい税制度を敷くことになる。後に皇帝を暗殺したバルバロッサに国事が一任され、レームとの停戦条約を結んだ。国内で新たな政策として君主制の代わりに立憲君主制を展開し、それが国民から高い支持を受けたことで旧体制の軍拡主義から脱却、国内で独立国民党をはじめとする多くの政党が台頭して選挙で自治政府を国民が決める国に変わった。経済的にも持ち直し回復の兆しを見せているが、その裏では国に異を唱える非国民などを罪人である「劣悪種」と称し、近隣の島や国内の村々を「粛清」する形で洗脳するか迷宮生物との融合により化け物に変える人体実験を進めており、ドラコーンはそれを国民全員に施すことでかつてない軍事力を手にすると推測している。シンドバッドとバルバロッサの取引でシンドリア商会を誘致したことで多額の資金を手に入れ、国外への賠償金も徐々に精算を始め経済復興を進めており、同時に世界に先駆けた王政廃止の国として各国から注目を浴び、かつての大国としての力を急速に取り戻しつつある。しかし、旧シンドリア王国との戦争でバルバロッサが再起不能となり、政党同士で争いが続いたことで1年後には政党政治は正式に廃止されることとなり、シンドバッドが後見人となり改めてセイランが皇帝に即位した。
本編最終章ではシンドリア商会の拠点となったことから急激な発展を遂げた大都会となっている。
クシテフォン
本編最終章ではシンドリア商会本部が設置され、高層ビルが立ち並び魔法道具の照明で夜でも明るい未来都市と化している。
ティソン村
コンタスティア港
アルド村
旧シンドリア王国
かつてはレームとバルバッドの中継地として大いに栄えていた港町だったが、レームとの開戦後すぐに戦役に巻き込まれたことで住民は全て疎開し、見通しもよく町を遮るものもないので軍港として使うには難しく戦時下でも放置されており、建物や設備も当時のままになっている。町には非国民の「粛清」として人間と迷宮生物との融合を行う軍の研究施設が建てられていたが、既に廃棄されシンドバッドが島を買い取ったことで撤去された。
その後、商業に特化した新生国・シンドリア王国を立ち上げ、廃棄された空白都市を再利用した世界初の商会から興された国とあって世界からも注目されており、「困っている人は受け入れる」をモットーに国外から多くの移民を受け入れている。しかし、建国式典をセレンディーネ率いる「革命軍」に利用され、パルテビア帝国との全面戦争が勃発。国土は戦火に呑まれ、帝国の殲滅部隊によって多くの国民が死亡、島はバルバロッサの極大魔法によって海中に没しわずか1日で滅んだ。
エリオハプト王国
君主には国の最高位「ファンラオ」の称号が与えられる。その権力は非常に強いが、それ故に外伝では王家内での権力争いが絶えず、常に派閥争いが繰り広げられていた。王が譲位する前に崩御した場合、王家の墓に安置された棺に刻まれる遺言に従い次代の王位が決定される。
女性は胸を隠さない風習があり、エリオハプト人は性的な魅力を胸ではなく臍に感じるらしい。体に蛇を巻きつけるのがステータスで、身分の高い者ほど大きな蛇を所有し、身分の低い者も蛇柄のものを身に纏うのがエチケットとのこと。魔除けのために古くから鳥獣を模した仮面を身につける者もいる(鳥の面は長寿祈願、ジャッカルの面は安全祈願の意味がある)。暗黒大陸の特殊かつ豊富な動植物を古来より研究し、それらを煎じて調合する技術・知識による高い薬医学が発達しており、国外からも求められるほどの薬物が特産となっている。人体への効能を研究し、同時に医学や魔法医術にも精通しているが、元々奴隷制の国でもあるためか奴隷商人がファナリスなどの奴隷狩りで使用するなどその技術が悪用されることもあった。
外伝にも登場。元々砂漠に囲まれたこともあって先王である第35代国王・アテンクメンは対外政策は行わず、現状最大の脅威であるレーム帝国と癒着し対立しないよう身の安全を図る「親レーム派」の存在も影響して諸外国との関係を長らく閉ざしていた。シンドバッドが訪れる数ヶ月前にアテンクメンが崩御され、その王子であるアールマカンが即位し現王となり外交政策に切り替えた。若い世代はその政策を賛同・支持したが、保守的な年寄り達は反対し、国内は「現王派」と「先王派」の2つに分かれている。さらには現王派の若者達が先王派に「呪い」として毒殺される事件が多発しており、アテンクメンが次王を決めなかったことが発覚した後、シンドバッドがレームに対抗するだけの金属器の強大な力を貸すことを条件にシンドリア商会と4番目に同盟を結び、先王派の重鎮達も事件の真相が暴かれ捕縛された。
エリオハプト王宮
王家の墓
喜びの門
護神像
ナナイル川
アズワンダム
アルテミュラ王国
ササンと並ぶ有力な少数民族国家。女性は生まれながらに動物と心を通わし操ることができ(その能力解明の研究でマギの存在を知っている)、人や物の運送などの主要な仕事は全て女性が担っているため女性の方が社会的地位が高く、一妻多夫制で子供が7人ほどいるのが普通とのこと。成人女性は証として顔に模様があり、身分の高い者や公務員、官職に就いている者は衣服の肩口に羽根がある。一方男性は動物を操る能力がないため家事・育児・内職などの家庭内の仕事全般を担当している(給料も女房が持ってくるもの)。毎日の井戸端会議のおかげ(せい)でお喋りであり、何故か体毛が濃くオネエ言葉で喋る者が多い。他民族の肉体研究にも熱心で、作中では(何をされたかは不明だが)ヒナホホがその被害に遭っている。
外伝にも登場。当初シンドリア商会は相手にすらされなかったが、シンドバッドがミラとの決闘の末勝利し、シンドリア商会と3番目に同盟を結んだ。
王宮
死者の谷
鳥たちの巣箱
色街の高級娼館
イムチャック
かつては諸外国の船や海上を荒らす略奪民族を生業としていたが、苛烈な部族間抗争を収めるために現行の国家体制が敷かれた。しかし、諸外国からはいまだに蛮族であると認識されている。習わしとして、生まれた時に親から頭飾りの2本の角(作者曰くトナカイ系の生物の角)を貰い片方は結婚するまでは親に預けて結婚後は婚約者に渡したり、男性は成人する年齢に達するとアバレイッカクを狩って「成人名」を貰うといったものがあり、後者は成し遂げられない者は幼名を名乗ることが許されないため「名無し」扱いされる。また、現在シンドリアで行われている謝肉祭も、元々は戦士の成人を祝うためのこの国の伝統的な儀式である。海の国でもあるため、魚介類が豊富で味付けの多くが塩味になっている。
外伝にも登場。シンドバッドの交渉により、シンドリア商会の最初の貿易相手国となる。
カシュガン
ササン王国
異世界であるアルマトランの王・ソロモン(名前は昔に失われている)の伝承が神話として残っており、ササンの民の祖先は遠い故郷から持ち帰った彼の「神の力」を使い不浄を晴らしたといわれている。そのソロモンを旧き神として信仰する敬虔な宗教国であり、外界を穢れと称し交流を断絶させていたため「清浄の地」とも呼ばれていた。山岳に囲まれている天然の鉱山都市でもあり、ササン産の金属は世界一の純度と質の高さが注目されている。この国の信仰を享受し「同志」となったレーム皇帝への友好の証として近年レーム帝国に鉄や鉱物資源を納めているが、例え同じレームの商会でも「心正しき人間」と認めなければ「異教徒」として扱われ取引にすら応じない。年に一度には伝説の「王」になぞらえて国の最下層から頂上までを行進する「巡礼祭」があり、この日だけは教義で禁止されている酒とタバコが解禁されるため国民には大きな娯楽となっている。食べ物は清貧が基本で、水のない厳しい荒野で重い鎧を着て行軍する騎士にとって甘味が貴重なエネルギー源であるため菓子は蜂蜜漬けでかなり甘いが、それ以外は薄味。主要家畜はヤギや羊で、ササンの民は小さい頃からヤギの乳を飲んで育つ。また、高低差のある国ゆえ国民の足腰はかなり強い。
ササンの住民には国を守護する騎士が多く所属する「ササン騎士団」、戦闘は行わない聖職者で従士として騎士団に住み込み騎士の世話をする者もいる「修道士」、国の大事な産業のため名誉ある仕事とされ武器・貴金属の鋳造技術に長けた職人が多い「職人・鉱山夫・農家・商人」などがいる。服装は騎士はターバン(中に非常食を仕込んでいる)と鎧にマント、騎士以外の男性は長スカート、女性がズボンを穿く習慣がある。また、ササンでは金属は魔を祓うと信じられているため、国民は貴金属を身に纏っている(最近の流行は銀加工のネックレス)。
外伝にも登場。当時はレームの限られた商会としか交易をしていなかった。シンドバッドが王であるダリオスとの勝負で魔装による圧倒的な力で勝利し、シンドバッドの頼みで彼を神に選ばれた新たなササンの使徒として迎え入れる形でシンドリア商会と2番目に同盟を結んだ。
霊峰ダーマ山
国のシンボルである霊峰。シンドバッドがダリオスとの勝負の際「雷光剣」で穴を開けてしまったが、神の使徒降臨の証として逆に崇拝されている。
ヴァベル
国営外国人滞在施設
ムスタシム王国
マグノシュタット
総人口は30万人。国民等級制度により全ての国民は5階級に分けられ、1から3等級には様々な特権が与えられている。学長および上級魔導士は1等(約500名)、学院2学年以上および魔導士が2等(3千人)、魔導士を両親に持つ非魔導士および特殊技能や官職に就く非魔導士は3等(2万人)、通常の非魔導士が4等(8万人)、納税を果たせない非魔導士が5等(20万人)になっている。
魔法使い以外の人間の入国を原則として禁じており、国内の人間の数を制限し、魔導士と普通の人間とで差別するという国家体制を敷いている。シンドバッドからはアル・サーメンとも繋がりがあるという疑惑が持たれており、実際数年前まで黒いジンに関する共同研究を行っていたが現在は袂を分かっている。煌帝国の皇族からも急速な発展・迷宮道具の量産などから同じく「組織」の関与を疑われていたが、交渉においてそれがない可能性も浮上。魔導士のみによる発展は紅炎に「恐ろしい国」と言わしめた。入国の際は防壁魔法のテストをしている他、生徒達を成績別にコドル1〜6に振り分けて学ばせている。
レームとの戦争後に中立国となり、指導者であるモガメットがヤムライハの養父であることから、現在は七海連合とレームの協力で再興されている。同時に国民等級制度も廃止され、魔法に頼りきりにせず復興を目指している。最終章では研究機関として様々な商会から資金援助を受けて魔法の開発研究を進めている。国民の生活は不便になったものの国土を搾り計画都市にすることで補い、自由に職業を選べるなど以前よりも活気あふれる国になっている。
1等許可区
5等許可区
最終章では地下暮らしから解放され、住民の多くはムスタシム王国時代と同じように農業に従事している。
アクティア王国
暗黒大陸
その奥である暗黒大陸の南端は、アルマトランの時代に強すぎる力故に魔法を受け付けなかった赤獅子と原始竜が住んでいた大陸ごと連れてこられ当時の姿のまま暮らしている。その名残か一切の光が無い真っ暗闇の世界であり、浮遊魔法で高度を上げて飛ぶと地面も何も見えなくなり、見たことのないような生物や植物が生息している。この世界だけは聖宮の力やソロモンの世界の理が及んでいないためルフが黒く、「マギ」という概念もないことからルフもマギに対して魔力を供給しない。南北縦断するのに人間の足では40年はかかるとされており、北大陸に比べても非常に広大。環境の違いによるものか、北大陸から持ち込んだ農産物をここで栽培すると異形の植物へと変貌してしまう。
カタルゴ
大峡谷
次元の境界が薄く、ダビデが「世界をルフに還す魔法」を発動した際には本体がここに同化し、ルフの回収を行ったが、聖宮と共に消滅した。
鬼倭王国(きなおうこく)
古くから煌・吾・凱の極東三大国とは朝貢関係にあったが、前王がシンドバッドびいきだったことから七海連合に加盟、健彦に代替わりして金属器の力を手に入れてからは島ごと姿を海上からくらまし国交が途絶えていた。その後、シンドバッドが白龍と交わした誓いで七海を使節として派遣し、煌帝国の内戦時には「盟友の内紛を納める」という名目で黄海に現れ、他の加盟国と共に介入した。
最終章でも島ごと所在が分からないままで、健彦が世界指名手配犯として追われる身となっている。実は秘密裏に島そのものが遺跡の力とアラジンの魔法によって浮遊島へと改造されていた。現在はアラジン・モルジアナ・白龍を匿った上で暗黒大陸南部に移っている。その後、アラジン達と共に帰還を果たし、国際同盟からの離脱を宣言した。
一連の事件後は飛行能力を失い、シンドリア王国の近海に着水したままとなっている。
鬼倭王城(きなおうじょう)
鬼哮砲(きこうほう)
ミスタニア共和国
大黄牙帝国(だいこうがていこく)
吾国(ごこく)
凱国(がいこく)
聖宮
マギが死んだ場合そのルフはここに戻り、新たなマギとして生まれ変わる。その際、普通の赤ん坊のままに産み落とされることが殆どだが、前世の記憶を維持した状態で転生させることもできる。「黒の神」の世界のエネルギーを効率よく循環しルフの全てを司る特別な空間であり、死んだソロモンの意思はこの場所に宿っている。ウーゴくんはこの力を利用してアルマトランで生き残った民達を作中の舞台となる世界へ移動させた。
聖宮の番人は世界中のルフを書き換え操るという絶大な権能を操ることが可能で、全人類の思想を統一させることすらできるようになる。ただしこの力は、アルマトランのマギであるアラジンや「堕転」を経験したり一度死んだりして「大いなる流れ」から逸脱してしまった者は対象外となるため、決して万能ではない。また、「神の序列を入れ替える魔法」や「世界をルフに還す魔法」といった大魔法を発動させることも可能。
「黒の神」(=ダビデ)と繋がったシンドバッドですら此処の力無くしては世界を自由に弄ることが不可能であるため、その知識を持つアラジンの行方を追っている。最終的に国際同盟が管理していた金属器と「黒の神」の影響でマグノシュタット上空に開いたままになった世界の穴、第一級特異点である自分の存在とアルバが千年間蓄えた莫大な量の魔力を利用し、人の肉体を捨てて聖宮に乗り込んだシンドバッドが従えていた七体のジンとダビデの力によりウーゴくんから聖宮の番人の座を奪い、世界中の人間のルフを書き換えることに成功した。その後はシンドバッドが上位世界の神を打ち破るため世界の全てをルフに還す聖宮の魔法を始動させ、発動するまでの間ソロモンの知恵で聖宮に乗り込んで来たアラジン達に対し、自身の体験した七つの迷宮にいる魔装をした七人のシンドバッドの問いに納得する答えを出す試練を与える。
ダビデの分身体とシンドバッドが内部で「神の序列を入れ替える魔法」を何度も繰り返したことにより、許容を越えた量の魔法式が暴れ、魔法道具がパンクして消滅した。
第一の迷宮 憤怒と英傑の試練「バアル」
シンドバッドが14歳時に経験した戦時中のパルテビアを再現した迷宮。バアルの魔装をしたシンドバッドが理不尽な運命には屈服すべきか力で破壊すべきかを問い、場合によってはその者の過去や憎むべき相手を見せることもできる。ジュダルによって攻略された。
第二の迷宮 虚偽と信望の試練「ブァレフォール」
シンドバッドが15歳時に経験したシンドリア商会での冒険とそれに立ちはだかる強大な敵・運命との戦いを再現した迷宮。ブァレフォールの魔装をした巨大なシンドバッドが理不尽な世界では何を疑い信じるべきかを問う。白龍によって攻略された。
第三の迷宮 精神と傀儡の試練「ゼパル」
シンドバッドが17歳時に経験した迷宮。巨大化したシンドバッドと当時彼にルフを捧げて命を落とした最初のゼパル攻略者であるセレンディーネの2名がゼパルの魔装をして現れ、理不尽な世界では人間は己の意思で生きるべきか他人に導かれるべきかを問う。アラジンが挑んだが、次の試練でアリババがシンドバッドに意見したことで中断された。
第四の迷宮 狂気と冥暗の試練「フルフル」
シンドバッドが21歳時に経験した最初の王国崩壊と2度目の建国を再現した迷宮。フルフルの魔装をしたシンドバッドが出現するが、問いかけの前にアリババが質問したため何を問おうとしていたかは不明。アリババによる攻略の途中で彼から新たな意見を聞いたことで中断された。
第一の迷宮 憤怒と英傑の試練「バアル」
第二の迷宮 虚偽と信望の試練「ブァレフォール」
第三の迷宮 精神と傀儡の試練「ゼパル」
第四の迷宮 狂気と冥暗の試練「フルフル」
組織
霧の団
アリババがバルバッド王宮の無血開城と王政廃止を宣言した直後に一斉蜂起し市街を大混乱に陥れるが、鎮圧され解体される。
七海連合
国際同盟
アル・サーメン
「計画書(アジェンダ)」と呼ばれるものに従い、運命のレールから逃れるために「堕転」によって運命を逆流させ、黒いジンや黒いルフなどを用いて世界に暗黒を作り続けることを目的としており、その最終目的として神の再臨を目論んでいる。また、アルマトラン以来ソロモンとの対立が続いており、数世紀ごとに起こるソロモンの「傲慢なる妨害」と呼ばれるものに抗っている。
その中心にいるのはアルマトランにおいてソロモンに反旗を翻した魔導士の一派であり、ソロモンの最後の力で「黒の神」と共に異空間に封印されたが1000年の時を経て復活し、精神(ルフ)のみの存在となって新世界に影響を与えるようになった。黒い八芒星を中心に同じ姿の者達が10種類ほど存在している。人間よりも単純な構造をした無数の分身を世界中に配置させ、致命傷を受けるとマトリョーシカ人形のような姿に変わり行動不能になる。アルマトラン時代の力を喪失している代わりに一種の不死性を持っており、本体が無事なら何度でも復活できる。ただし核となっている人形そのものが破壊されると同じ姿の者達も全員が消滅する。分身体は常にルフを飛ばし合って情報を共有しており、同系統の魔法を人形同士が同時に発動させることにより極大魔法をも発動させることが可能で、これこそがアル・サーメンの真価とされる。白龍はこれを逆手に取り捕えた2体の分身体にベリアルの精神魔法をかけてルフを飛ばすことで分身全員の記憶を書き換え味方にすることに成功した。
最終章では「黒の神」と繋がったシンドバッドと協力体制を敷いており、これまでのような活動は自粛している。
大聖母(だいせいぼ)
大聖母の死による壊滅後、構成員はアクティア王国との話し合いでシンドリアに引き渡され、レームから帰還したアリババの仲間になった。
アリババ団
結成はマグノシュタット編後であったが、間も無くアリババが死亡してしまったため解散。それから1年ほどは煌帝国に身を寄せていたが、アラジン達の失踪に伴いその後2年間はレーム帝国で活動していた。アリババの復活を受けて再始動し、煌々商会を経てアリババ商会の従業員となった。
ファナリス兵団
シャム=ラシュ
ササン騎士団
一度騎士の洗礼を受ければその身を全てササンに捧がなければならず、騎士を辞めることは死を意味する。生きて騎士を辞める唯一の方法は「騎士王をはじめとする騎士達に戦いを挑み勝利し騎士王の座を貰い受ける」ことで、その条件さえ満たせば自由意思で脱団することができるが、敗北した場合は首を刎ねられる。例外として特別な任務があれば外界に出る許可が下りる。
シンドリア商会
本編最終章ではシンドリア国王を退位したシンドバッドによって再結成され、商業が中心となった世界で絶大な力を持っている。主要な取扱い品は飛空艇や通信機といった最新の魔法道具。本部はパルテビア帝国の帝都・クシテフォンに巨大なビルを建てている。
煌帝国商会
アリババ商会
マリアデル商会
シンドリア商会を嵌めて倒産寸前に追い込みシンドバッドを奴隷として手に入れるも、シンドリア商会の意趣返しにより偽情報に踊らされて倒産してしまった。
独立国民党
しかし、バルバロッサが旧シンドリア王国との戦争で負ったトラウマにより政治家に復帰できず、これによって後釜を狙って分裂が起きた。政党の争いで政権が宙に浮いてしまったことで、混迷を極める政党政治は正式に廃止された。
革命軍
抵抗軍(レジスタンス)、魔導士聖教連
民族
ファナリス
奴隷狩りにあったかさらに奥地へと移ったかは不明だが、現在の暗黒大陸には一人も残っていないという。ユナンによると大峡谷の「向こう岸」にはまだ残っているらしいが、その正体はアルマトランで魔導士でも手に負えなかった種族・赤獅子で、その本来の姿も人間とは違う「獣」である。
黄牙一族(こうがいちぞく)
当初は北天山に村を作り暮らしていたが、白瑛とババの尽力で平和的に煌帝国の傘下に入り、白瑛の志に納得したことで騎馬兵百余名が白瑛の眷族となっている。
トランの民
その正体はアルマトランでソロモンに謀反を起こさなかった魔導士の末裔。魔法への抵抗力が強かったため、アルマトランの記憶がなかなか消えず、現在もアルマトランの言語を使い続けている。
ヤンバラ
イムチャック人
氷をも掴む手、水の抵抗が低く気泡を作って推進力を得る体毛を備えたクジラに近い皮膚、酸素を蓄えられるタンパク質を他人種の80倍もの量で筋肉に保有しており、水中での活動に特化した身体構造を持つ。これらの性質により、まるで水を蹴るかのように高速で泳ぎ1時間以上の潜水を可能とするため、水中戦ではほぼ無敵の強さを誇る。過酷な環境に適応するためか、女性の場合妊娠すると身籠った子供は母体の体内で急速に育つため僅か数ヶ月で出産でき、妊娠期間が他人種よりも短いという特徴も持つ。寒冷地に適応している一方で高温多湿な気候には滅法弱い。
アルテミュラ人
異生物
砂漠ヒヤシンス
スライム
砂漠カラス
砂漠ハイエナ
マウレニアサーベルタイガー
ナミディアコンドル
エウメラ鯛
ロック鳥
マグノシュタットの戦争や煌帝国の内戦では七海連合の面々を輸送するために多数のロック鳥が動員された。
パパゴラス
南海生物
アバレウツボ
アバレオトシゴ
アバレウミガメ
アバレウミウシ
アバレイッカク
オラミー
バオバロブ
「ザガン」の迷宮植物
アラジン達を追い詰めるも、地下にあった本体をモルジアナの「炎翼鉄鎖」に焼き払われ、小さな子供の姿をした最後の「花」を一つ残すだけとなってしまった。命を助けてもらう代わりに宝物庫へと向かう道を教えたが、直後にドゥニヤによって殺される。
ゴーレム
ネツメグサ
マウレニアウサギ
マウレニアヒヒ
「バアル」の迷宮生物
ドラコーン率いる約50人の迷宮攻略部隊を子竜が全滅させた。巨竜はダミーである大扉を守っていたが、間欠泉が吹き出るタイミングを予測したシンドバッドによって光線を巨大な間欠泉で跳ね返されて倒された。
ゴーカイウナギ
人喰い蝶
オオドモイソギンチャク
ミニフォール
魔獣
作中ではジャーファル・ヴィッテル・マハドの3人を取り込み、背中から長い手が生えたミノタウロスのような姿で現れた。豪腕による強力な打撃と全てを切り裂く手刀を使うことが出来る。
マンドルル
トリリカブト
ガンメンヒノキ
ギプロス草
食べ物
パパゴレッヤ
ササムスカ
ペタンチーズ
ペタペタン
パパナップル
クシャリ
ムルルキーヤ
マシュハマム
シンドリア盛り特製ランチプレート
シンドバッド王まんじゅう
アルマトラン
理想郷(アルマトラン)
作中の世界とは違い、多数の知的生命体がバラバラに暮らしていたが、食べ物や住む土地を巡って次第に異種族間の争いが起こった。魔法使いとなった人間が異種族間の争いを治めるものの、価値観・言葉・生態がバラバラの種族が納得する法律を作れず、ソロモンによって一つになるまで混乱は800年続いた。
マギの一人であるアルバ(練玉艶)が魔導士を率いて反乱を起こし、ソロモン及びジンと同化した72人の眷属が迎え撃った。反乱鎮圧寸前で「黒の神」が降臨し全てのルフが失われたことで、生態系が完全に破壊されて水も作物も1000年は育たない事態に陥り、ソロモン国王夫妻をはじめとする多くの人々が死亡してしまった。地下都市や結界内に隠れていた生き残りをウーゴくんが作中の世界(別次元にある豊かな惑星)へ送り出した。
現在は黒い空と赤い大地だけが残り、作中の世界の人々が目にするのは迷宮に出入りする時か、大峡谷を越えた時のみである。
大陸の裂け目
イステカ大陸
ゾハル大陸
大聖堂府(だいせいどうふ)
神(イラー)
アルマトランの種族
人間
額には各自が描いた第3の目のペイントがある。魔法によって老化を抑制しているため寿命が延びており、その影響で若々しい外見を保っている(実力のある魔導士ならば何百年も死なず、老人が少ない)。無理に子孫を残す必要もなく繁殖力は低下しているため、子供は少ない。
ソロモンが「神」のルフを分配したことにより「神」からの魔力供給を受けられず、作中の世界の魔導士のように自前のルフしか使うことができなくなり、強力かつ大規模な魔法行使能力を喪失する。一部の者は第3の目を介して「神」の「計画書」の真実を知ってしまい、運命の操り人形に過ぎなかったという事実に絶望して大きな虚無感を抱き、新たに作られたソロモンの意思による運命に従うことに納得できず「八芒星の共同体(アル・サーメン)」を結成し反乱を引き起した。アル・サーメンは黒いルフから魔力を得る方法を身につけたことで強力な魔法を取り戻すが、ソロモンに「黒の神」と一緒に異空間へと封印され肉体を喪失する。
生き残りは新世界でトランの民となる。なお、トラン語とアルマトランにおける人間の共通語は同一のものである。
抵抗軍(レジスタンス)
5年後の時点では世界の4分の3を解放しているが、神杖が有限であることもあり異種族を自由にしていく毎に内部分裂が激化するジレンマを抱えており、最終的に内部分裂が起こりアルマトランを滅亡へと追い込むことになった。
魔導士聖教連
抵抗軍との戦いで追い詰められながらも本拠地を捨てて敵の基地を襲撃するなどの暴挙に及ぶが、最終的に全員が神杖の限界を迎えたため自爆して果てた。
神杖(しんじょう)
ウーゴくんの考案で改造された神杖は第3の目と同じ役割を持つ装置が埋め込まれており、これで異種族も魔法が使えるようになった。後にシバとウーゴくんによって金属器作り替えられている。
愚々塔(グヌード)
浮遊戦艦
絶縁結界(ぜつえんけっかい)
モガメットが禁術として研究しており、作中では依り代の核となった彼の黒ルフをジュダルが利用することで使用を可能にした。
書誌情報
単行本
- 大高忍 『マギ』 小学館〈少年サンデーコミックス〉、全37巻
- 2009年12月18日発売、ISBN 978-4-09-122063-9
- 2009年12月18日発売、ISBN 978-4-09-122064-6
- 2010年3月18日発売、ISBN 978-4-09-122196-4
- 2010年6月18日発売、ISBN 978-4-09-122336-4
- 2010年8月18日発売、ISBN 978-4-09-122527-6
- 2010年10月18日発売、ISBN 978-4-09-122629-7
- 2011年1月18日発売、ISBN 978-4-09-122770-6
- 2011年4月18日発売、ISBN 978-4-09-122853-6
- 2011年7月15日発売、ISBN 978-4-09-123198-7
- 2011年10月18日発売、ISBN 978-4-09-123335-6
- 2012年1月18日発売、ISBN 978-4-09-123535-0
- 2012年4月18日発売、ISBN 978-4-09-123648-7
- 2012年7月18日発売、ISBN 978-4-09-123774-3
- 2012年9月18日発売、ISBN 978-4-09-123850-4
- 2012年11月16日発売、ISBN 978-4-09-124009-5
- 2013年2月18日発売、ISBN 978-4-09-124181-8
- 2013年5月17日発売、ISBN 978-4-09-124301-0
- 2013年9月18日発売、ISBN 978-4-09-124383-6
- 2013年10月18日発売、ISBN 978-4-09-124453-6
- 2014年1月17日発売、ISBN 978-4-09-124552-6
- 2014年4月18日発売、ISBN 978-4-09-124621-9
- 2014年7月18日発売、ISBN 978-4-09-124673-8
- ドキドキ★堕転ゲーム付き特別版、ISBN 978-4-09-159192-0
- 2014年10月17日発売、ISBN 978-4-09-125278-4
- 2015年1月16日発売、ISBN 978-4-09-125557-0
- ポストカードブック付き特別版、ISBN 978-4-09-159201-9
- 2015年4月17日発売、ISBN 978-4-09-125810-6
- 2015年7月17日発売、ISBN 978-4-09-126188-5
- ラバーストラップ付き限定版、ISBN 978-4-09-159211-8
- 2015年10月16日発売、ISBN 978-4-09-126469-5
- 2016年1月18日発売、ISBN 978-4-09-126695-8
- 2016年4月12日発売、ISBN 978-4-09-127088-7
- オリジナルバッジ付き限定版、ISBN 978-4-09-159228-6
- 2016年7月15日発売、ISBN 978-4-09-127318-5
- 2016年11月18日発売、ISBN 978-4-09-127419-9
- 2017年1月18日発売、ISBN 978-4-09-127484-7
- 2017年4月18日発売、ISBN 978-4-09-127557-8
- 2017年6月16日発売、ISBN 978-4-09-127579-0
- 2017年8月18日発売 ISBN 978-4-09-127683-4
- 2017年10月18日発売 ISBN 978-4-09-127853-1
- 2017年11月17日発売 ISBN 978-4-09-127876-0
- 大高忍 『マギ』小学館〈少年サンデーコミックススペシャル〉、全2巻
- 「迷宮編」2012年10月9日発売、ISBN 978-4-09-124078-1
- 「草原編&盗賊砦編」2012年11月12日、ISBN 978-4-09-124112-2
- ドキドキ★堕転ゲーム付き特別版、ISBN 978-4-09-159192-0
- ポストカードブック付き特別版、ISBN 978-4-09-159201-9
- ラバーストラップ付き限定版、ISBN 978-4-09-159211-8
- オリジナルバッジ付き限定版、ISBN 978-4-09-159228-6
公式ガイドブック
- 『Alf Laylah wa Laylah マギ ~マギ千夜一夜物語~ サンデー公式ガイド』〈少年サンデーコミックススペシャル〉 2012年9月29日発売、ISBN 978-4-09-124079-8
- 『マギ キャラクター大図鑑 ~サディーク~ サンデー公式ガイド』〈少年サンデーコミックススペシャル〉2014年1月17日発売、ISBN 978-4-09-124547-2
公認アンソロジー
- 『マギ コミックアンソロジー』 ふゅーじょんぷろだくと〈POE BACKS〉、2011年12月24日発売、ISBN 978-4-89393-724-7
- 非公認のパロディ(二次創作)アンソロジーコミックを中心に発行する「ふゅーじょんぷろだくと」からの発行だが、版権元である小学館の公認を受けている。なお同社にとっては、初の公認アンソロジーコミックとなった。
非公認のパロディ(二次創作)アンソロジーコミックを中心に発行する「ふゅーじょんぷろだくと」からの発行だが、版権元である小学館の公認を受けている。なお同社にとっては、初の公認アンソロジーコミックとなった。
単行本未発売
- 『マギ まじかるギャグ学園』
- 『月刊コロコロコミック』(小学館)2012年11月号から2013年1月号まで連載された。作者は河本けもん。4コマ漫画を中心とした短編ギャグ漫画。
『月刊コロコロコミック』(小学館)2012年11月号から2013年1月号まで連載された。作者は河本けもん。4コマ漫画を中心とした短編ギャグ漫画。
マギ シンドバッドの冒険
登場人物の一人・シンドバッドを主人公とし、本編に至るまでの彼の半生を描いた外伝作品。『MAGI シンドバッドの冒険』、『マギ〜シンドバッドの冒険〜』、あるいは単に『シンドバッドの冒険』と表記される場合もある。『週刊少年サンデー』2013年23号 - 30号まで短期連載した後、『裏サンデー』に移籍し同年9月18日から2018年5月2日まで連載された。当初は隔週水曜日の更新だったが、11月20日から前後編構成にすることで毎週連載される形になった。2014年12月より小学館のコミックアプリ、マンガワンでも連載されることとなった。漫画は大寺義史が担当している。
また、テレビアニメ第1期のBlu-ray Disc / DVD 第1巻の完全生産限定版には、本作のプロトタイプとなる、70ページの描き下ろし漫画が特典として付属していた。
特別版にはOVAが付属している。
- 大高忍(原作)、大寺義史(作画) 『マギ シンドバッドの冒険』 小学館〈裏少年サンデーコミックス〉、全19巻
- 2013年9月18日発売、ISBN 978-4-09-124390-4
- 2014年1月17日発売、ISBN 978-4-09-124596-0
- 2014年5月16日発売、ISBN 978-4-09-124692-9
- OVA付き特別版、ISBN 978-4-09-941827-4
- 2014年8月18日発売、ISBN 978-4-09-125219-7
- オリジナルアニメDVD付き特別版、ISBN 978-4-09-941835-9
- 2014年12月18日発売、ISBN 978-4-09-125548-8
- オリジナルアニメDVD付き特別版、ISBN 978-4-09-941848-9
- 2015年4月17日発売、ISBN 978-4-09-126037-6
- オリジナルアニメDVD付き特別版、ISBN 978-4-09-941856-4
- 2015年7月17日発売、ISBN 978-4-09-126266-0
- オリジナルアニメDVD付き特別版、ISBN 978-4-09-941858-8
- 2015年10月16日発売、ISBN 978-4-09-126590-6
- 2016年4月12日発売、ISBN 978-4-09-127225-6
- 2016年5月18日発売、ISBN 978-4-09-127263-8
- Wラバーストラップつき限定版!!!、ISBN 978-4-09-159227-9
- 2016年11月18日発売、ISBN 978-4-09-127395-6
- 2017年1月18日発売、ISBN 978-4-09-127443-4
- 2017年4月18日発売、ISBN 978-4-09-127590-5
- 2017年6月16日発売、ISBN 978-4-09-127645-2
- 2017年8月18日発売、ISBN 978-4-09-127756-5
- 2017年11月17日発売、ISBN 978-4-09-128024-4
- 2018年2月19日発売、ISBN 978-4-09-128167-8
- 2018年7月19日発売、ISBN 978-4-09-128427-3
- 2018年7月19日発売、ISBN 978-4-09-128428-0
- 『マギ シンドバッドの冒険 公式ファンブック チームシンドリア今昔物語』〈裏少年サンデーコミックススペシャル〉2016年6月17日発売、ISBN 978-4-09-127267-6
- OVA付き特別版、ISBN 978-4-09-941827-4
- オリジナルアニメDVD付き特別版、ISBN 978-4-09-941835-9
- オリジナルアニメDVD付き特別版、ISBN 978-4-09-941848-9
- オリジナルアニメDVD付き特別版、ISBN 978-4-09-941856-4
- オリジナルアニメDVD付き特別版、ISBN 978-4-09-941858-8
- Wラバーストラップつき限定版!!!、ISBN 978-4-09-159227-9
アニメ
本編
第1期の放送開始1週間前の2012年9月30日、特別番組『話題沸騰!! マンガ『マギ』に魅せられた人、大集合SP』が放送された。出演は山里亮太(南海キャンディーズ)、松井玲奈(SKE48)、ヒデ(ペナルティ)、鈴木奈々、金子貴俊、喜屋武ちあき。進行は山本匠晃(TBSアナウンサー)。この特別番組でメインキャストが初めて発表された。
第1期は2012年10月7日から2013年3月31日までMBS・TBS系列日曜17:00枠にて原作の「シンドリア編」までが放送された。全25話。副題は『The labyrinth of magic』。
MBS製作アニメでは『おそ松くん(第1作)』以来実に45年ぶり、TBS系列としても『ウメ星デンカ』以来43年ぶりの『週刊少年サンデー』連載漫画原作のアニメ作品となり、日5枠では初の週刊連載漫画原作のアニメ作品となる。なお、作品には「小学館創業90周年記念企画」と銘打たれている。
連動データ放送において、全国同時ネットのテレビアニメ作品では史上初となるTwitter連動を実施。ハッシュタグ“ #magi ”を用いたツイートの一部が(若干フィルタリングされて)随時表示される。
第1期最終回で続編「マグノシュタット編」の制作が発表。当初、媒体は未定で2013年秋にリリース予定とされていたが、後にTVシリーズ第2期としての放送が決定し、第1期同様にMBS・TBS系列日曜17:00枠にて2013年10月6日から2014年3月30日まで放送された。また、副題が『The kingdom of magic』に変更された。
スタッフ
- 原作 - 大高忍(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
- 監督 - 舛成孝二
- シリーズ構成 - 吉野弘幸
- シリーズ演出 - 林直孝(第1期)、倉田綾子(第2期)
- 助監督 - 林直孝(第2期)
- キャラクターデザイン - 赤井俊文
- プロップデザイン - 宮川治雄
- コンセプトデザイン - 竹内志保
- エフェクトアニメーション - 橋本敬史
- 美術監督 - 川本亜夕、前塚太一(第1期)
- 美術設定 - 谷内優穂
- 色彩設計 - 鈴木依里
- 撮影監督 - 関谷能弘
- 3DCGディレクター - 長澤洋二(第1期第13話 - 第25話)、塩野英光(第2期)
- 編集 - 三嶋章紀
- 音響監督 - 菊田浩巳
- 音楽 - 鷺巣詩郎
- プロデューサー - 斎藤朋之、清水博之、落越友則、斎藤俊輔、丸山博雄、前田俊博(第2期)
- アニメーションプロデューサー - 清水暁
- 制作 - A-1 Pictures
- 製作 - マギ製作委員会[アニプレックス、小学館、電通、ムービック、GYAO(第1期)、アニマティック(第2期)]、MBS
主題歌
オープニング映像およびエンディング映像の下部には歌詞字幕が表示される。
第1期
「V.I.P」
「瞬く星の下で」
「指望遠鏡」
「The Bravery」
第2期
「ANNIVERSARY」
「光-HIKARI-」
「エデン」
「With You/With Me」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
第1期 | |||||||
第1夜 | アラジンとアリババ | 吉野弘幸 | 舛成孝二 | 林直孝 | 赤井俊文 | 赤井俊文 | 2012年 10月7日 |
第2夜 | 迷宮組曲 | 林直孝 | 間島崇寛 高橋英俊 |
酒井智史、近岡直 吉田尚人、南伸一郎 倉田綾子 |
10月14日 | ||
第3夜 | 創世の魔法使い | 中山奈緒美 関谷真実子 |
近藤一英 | 宇佐美皓一、佐藤篤志 藤原利恵 |
10月21日 | ||
第4夜 | 草原の民 | 加藤陽一 | 小寺勝之 | 清水一伸 | 田中紀衣 | 10月28日 | |
第5夜 | 迷宮攻略者 | 柿村イサナ | 林直孝 | 服部憲知 | 11月4日 | ||
第6夜 | 戦闘民族ファナリス | 横谷昌宏 | 小島正幸 | 高島大輔 | 濱口頌平、中島美子 | 11月11日 | |
第7夜 | その名はシンドバッド | 吉野弘幸 | 神戸守 | 柳屋圭宏 | 小松麻美、酒井智史 | 11月18日 | |
第8夜 | 守れない約束 | 横谷昌宏 | 山本寛 | 高橋英俊 | 藤原利恵、河野真貴 | 11月25日 | |
第9夜 | 王子の責任 | 吉野弘幸 | 豊増隆寛 | かわこしたかひろ | 清山滋崇、鈴木信一 林恰君 |
12月2日 | |
第10夜 | その名はジュダル | 加藤陽一 | こでらかつゆき | 長町英樹 | 宇佐美皓一、坂本龍典 崎本さゆり |
12月9日 | |
第11夜 | 新たなる来訪者 | 柿村イサナ | 村山靖 | 清水恵蔵、島田英明 | 12月16日 | ||
第12夜 | 決意と決別 | 吉野弘幸 | 倉田綾子 | 佐藤篤志、黒木美幸 | 12月23日 | ||
第13夜 | 反逆の王子 | 岡村天斎 | 間島崇寛 | 井嶋けい子、酒井智史 関口雅浩 |
2013年 1月6日 | ||
第14夜 | アリババの答え | 横谷昌宏 | 沢村塁 | 若野哲也 | 田中紀衣 | 1月13日 | |
第15夜 | カシムの答え | 加藤陽一 | 竹内浩志 | 西澤千恵、宇佐美皓一 | 1月20日 | ||
第16夜 | ソロモンの知恵 | 柿村イサナ | 柳瀬雄之 | 関口雅浩 | 1月27日 | ||
第17夜 | 笑顔 | 吉野弘幸 | 倉田綾子 | 藤澤俊幸、落合瞳 | 2月3日 | ||
第18夜 | シンドリア王国 | 林直孝 | 西澤千恵、酒井智史 熊谷勝弘、宇佐美皓一 |
2月10日 | |||
第19夜 | ホシの名はシンドバッド | 加藤陽一 | 小寺勝之 | 長町英樹 | 栗原優、海堂ヒロユキ 石井ゆみ子 |
2月17日 | |
第20夜 | 王子と皇子 | 横谷昌宏 | 稲垣隆行 | 中杉徹 | 熊膳貴志 | 2月24日 | |
第21夜 | 迷宮ザガン | 柿村イサナ | 福田道生 | 間島崇寛 | 村田俊治、黒木美幸 | 3月3日 | |
第22夜 | 炎の眷属 | 吉野弘幸 | 小寺勝之 | 若野哲也 | 田中紀衣、熊谷勝弘 | 3月10日 | |
第23夜 | 鬨の声 | 玉川真人 | 高橋英俊 | 井嶋けい子、酒井智史 海堂ひろゆき |
3月17日 | ||
第24夜 | 堕転 | 竹内浩志 増井壮一 |
竹内浩志 春藤佳奈 |
宇佐美皓一、折井一雅 西澤千恵、大河内忍 栗原優、石井ゆみ子 藤部生馬 |
3月24日 | ||
第25夜 | アリババとアラジン | 倉田綾子 舛成孝二 |
倉田綾子 長町英樹 |
赤井俊文 | 3月31日 | ||
第2期 | |||||||
第1話 | 旅立ちの予感 | 吉野弘幸 | 倉田綾子 | 倉田綾子 岩月甚 |
赤井俊文 | 落合瞳 小松麻美 |
2013年 10月6日 |
第2話 | 旅立ち | 福田道生 | 高橋英俊 | 栗原優、折井一雅 | 10月13日 | ||
第3話 | 出航 | 柿村イサナ 吉野弘幸 |
長町英樹 | 西澤千恵、黒木美幸 | 10月20日 | ||
第4話 | 海賊 | 柿村イサナ | 黒沢守 | 間島崇寛 | 宇佐美皓一 | 10月27日 | |
第5話 | 母 | 加藤陽一 | 林直孝 | 河合拓也 | 赤井俊文 | 11月3日 | |
第6話 | 優しい人 | 花田十輝 | 宮尾佳和 | 赤城博昭 | 関根昌之 | 小松麻美 | 11月10日 |
第7話 | 練紅覇登場 | 横谷昌宏 | 平池芳正 | 岩月甚 | 折井一雅、黒木美幸 | 落合瞳 | 11月17日 |
第8話 | 特訓の日々 | 柿村イサナ | 神戸守 | 高橋英俊 | 髙田晃、伊藤智子 | 小松麻美 | 11月24日 |
第9話 | レーム帝国 | 吉野弘幸 | 中山奈緒美 | 間島崇寛 | 三木俊明、村上真紀 | 赤井俊文 | 12月1日 |
第10話 | 最高司祭 | 古川順康 | 政木伸一 | 鈴木奈都子 | 落合瞳 | 12月8日 | |
第11話 | 大峡谷 | 加藤陽一 | 竹内浩志 | 渡部周 | 海保仁美、板倉喜代美 | 小松麻美 | 12月15日 |
第12話 | 新たなる皇帝 | 倉田綾子 | 長町英樹 | 宇佐美皓一、栗原優 | 赤井俊文 | 12月22日 | |
第13話 | ティトス・アレキウス | 吉野弘幸 | 黒沢守 | 林直孝 | 河合拓也、濱口明 末澤慧 |
落合瞳 | 2014年 1月5日 |
第14話 | 隠された民 | 春藤佳奈 | 野々下いおり、西澤千恵 広尾佳奈子 |
赤井俊文 | 1月12日 | ||
第15話 | 魔導士の国 | 横谷昌宏 | 神戸守 | 川越嵩弘 | 黒木美幸、折井一雅 | 小松麻美 | 1月19日 |
第16話 | 残された命 | 加藤陽一 | 坂田純一 | 渡辺周 | 海保仁美、山崎輝彦 板倉喜代美、西川雅史 大森理恵、落合麻衣子 |
落合瞳 | 1月26日 |
第17話 | 宣戦布告 | 柿村イサナ | 倉田綾子 | 岩月甚 | 伊藤智子、熊田明子 | 小松麻美 | |
第18話 | レームの脅威 | 吉野弘幸 | 福田道生 | 高橋英俊 | 宇佐美皓一、小谷杏子 | 落合瞳 | 2月2日 |
第19話 | 本物のマギ | 横谷昌宏 | 阿部記之 | 鈴木行 | 廣瀬智仁、成川多加志 相坂ナオキ、徳田夢之介 李少雷 |
赤井俊文 | 2月9日 |
第20話 | 再会 | 柿村イサナ | 黒沢守 | 間島崇寛 | 野々下いおり、西澤千恵 | 小松麻美 | 2月23日 |
第21話 | 王の器 | 加藤陽一 | 関谷真実子 中山奈緒美 |
川越崇弘 | 小田多恵子、武内啓 福士真由美 |
落合瞳 | 3月2日 |
第22話 | 守りたいもの | 横谷昌宏 | 小島正幸 | 岩月甚 | 伊藤智子、折井一雅 広尾佳奈子 |
小松麻美 | 3月9日 |
第23話 | 魔装戦士たち | 柿村イサナ | 福田道生 | 渡辺周 | 板倉喜代美、西川雅史 池田竜也、海保仁美 山崎輝彦 |
落合瞳 | 3月16日 |
第24話 | 滅亡の時 | 吉野弘幸 | 京田知己 | 林直孝 | 宇佐美皓一、髙田晃 栗原優、三木俊明 濱口明 |
小松麻美 | 3月23日 |
第25話 | おかえりなさい | 倉田綾子 | 長町英樹 高橋英俊 間島崇寛 |
赤井俊文 | 3月30日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2012年10月7日 - 2013年3月31日 | 日曜 17:00 - 17:30 | 毎日放送(製作局)ほかTBS系列全28局 | 日本国内 | 字幕放送 / 連動データ放送 |
2013年2月25日 - 4月29日 2013年5月10日 - 8月23日 |
月曜 19:00 - 19:30 金曜 19:00 - 19:30 |
アニマックス | 日本全域 | BS/CS放送 / 字幕放送 / リピート放送あり |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2012年10月14日 - 2013年4月7日 | 日曜 16:30 - 17:00 | みんなでストリーム | |
2012年10月28日 - 2013年4月21日 | 日曜 0:00 更新 | GYAO! | |
日曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル | ||
2016年9月26日 - 9月29日 | 毎日 23:00 - | AbemaTV | 一挙配信 / リピート配信あり |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2012年10月9日 - 2013年4月2日 | 火曜 23:00 - 23:30 | ANIPLUS | 韓国全域 | CS/IP/ケーブル放送 / ネット配信 15歳以上視聴可で放送 / 韓国語字幕あり |
2012年11月 - 2013年5月 | 木曜 22:00 - 22:30(UTC+8) | J2 | 香港 | 広東語・日本語二ヶ国語放送 リピート放送あり / 繁体字字幕あり |
配信期間 | 配信時間 | 配信サイト | 備考 |
---|---|---|---|
2013年10月20日 - 2014年4月13日 | 日曜 更新 | GYAO! | |
2013年10月27日 - 2014年4月20日 | 日曜 12:00 更新 | バンダイチャンネル |
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2013年10月8日 - 2014年4月1日 | 火曜 22:30 - 23:00 | ANIPLUS | 韓国全域 | CS/IP/ケーブル放送 / ネット配信 15歳以上視聴可で放送 / 韓国語字幕あり |
Blu-ray / DVD
第1期のBlu-ray、およびDVDが2013年1月30日から9月25日まで順次発売された。全10巻。各巻Blu-ray Disc完全生産限定版、DVD完全生産限定版、DVD通常版の3種リリースである。完全生産限定版の映像特典として、アニメの声優陣によるオーディオコメンタリー、ノンクレジットオープニングおよびノンクレジットエンディング(第1巻)を収録。各巻完全生産限定版にはマギシール3枚、8Pブックレット、描き下ろし漫画(第1巻、70P)を同梱。
巻数 | 発売日 | 収録話 | オーディオコメンタリー | 規格品番 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
BD限定版 | DVD限定版 | DVD通常版 | ||||
第1期『マギ』 | ||||||
1 | 2013年1月30日 | 第1話 - 第2話 | 石原夏織、梶裕貴、戸松遥 | ANZX-6911/12 | ANZB-6911/12 | ANSB-6911 |
2 | 2013年2月6日 | 第3話 - 第4話 | 石原夏織、水樹奈々、瀬戸麻沙美 | ANZX-6913/14 | ANZB-6913/14 | ANSB-6913 |
3 | 2013年2月27日 | 第5話 - 第7話 | 小野大輔、櫻井孝宏、細谷佳正 | ANZX-6915/16 | ANZB-6915/16 | ANSB-6915 |
4 | 2013年3月27日 | 第8話 - 第10話 | 石原夏織、梶裕貴、木村良平 | ANZX-6917/18 | ANZB-6917/18 | ANSB-6917 |
5 | 2013年4月24日 | 第11話 - 第13話 | 小野大輔、花澤香菜、鈴村健一 | ANZX-6919/20 | ANZB-6919/20 | ANSB-6919 |
6 | 2013年5月22日 | 第14話 - 第15話 | 石原夏織、森川智之、三木眞一郎 | ANZX-6921/22 | ANZB-6921/22 | ANSB-6921 |
7 | 2013年6月26日 | 第16話 - 第17話 | 梶裕貴、福山潤、木村良平 | ANZX-6923/24 | ANZB-6923/24 | ANSB-6923 |
8 | 2013年7月24日 | 第18話 - 第20話 | 小野大輔、森久保祥太郎、堀江由衣 | ANZX-6925/26 | ANZB-6925/26 | ANSB-6925 |
9 | 2013年8月21日 | 第21話 - 第23話 | 石原夏織、梶裕貴、戸松遥 | ANZX-6927/28 | ANZB-6927/28 | ANSB-6927 |
10 | 2013年9月25日 | 第24話 - 第25話 | 石原夏織、梶裕貴、戸松遥、小野賢章 | ANZX-6929/30 | ANZB-6929/30 | ANSB-6929 |
第2期『マギ The kingdom of magic』 | ||||||
1 | 2014年1月22日 | 第1話 - 第2話 | 石原夏織、梶裕貴、戸松遥 | ANZX-9251/52 | ANZB-9251/52 | ANSB-9251 |
2 | 2014年2月26日 | 第3話 - 第4話 | 石原夏織、小野賢章、久川綾 | ANZX-9253/54 | ANZB-9253/54 | ANSB-9253 |
3 | 2014年3月26日 | 第5話 - 第7話 | 石原夏織、梶裕貴、柿原徹也 | ANZX-9255/56 | ANZB-9255/56 | ANSB-9255 |
4 | 2014年4月23日 | 第8話 - 第10話 | 石原夏織、逢坂良太、井上喜久子 | ANZX-9257/58 | ANZB-9257/58 | ANSB-9257 |
5 | 2014年5月28日 | 第11話 - 第13話 | 石原夏織、中村悠一、伊藤美紀 | ANZX-9259/60 | ANZB-9259/60 | ANSB-9259 |
6 | 2014年6月25日 | 第14話 - 第15話 | 石原夏織、松岡禎丞、チョー | ANZX-9261/62 | ANZB-9261/62 | ANSB-9261 |
7 | 2014年7月23日 | 第16話 - 第17話 | 石原夏織、坂本真綾、チョー | ANZX-9263/64 | ANZB-9263/64 | ANSB-9263 |
8 | 2014年8月27日 | 第18話 - 第19話 | 石原夏織、宮野真守、谷山紀章 | ANZX-9265/66 | ANZB-9265/66 | ANSB-9265 |
9 | 2014年9月24日 | 第20話 - 第21話 | 石原夏織、松岡禎丞、柿原徹也 | ANZX-9267/68 | ANZB-9267/68 | ANSB-9267 |
10 | 2014年10月22日 | 第22話 - 第23話 | 石原夏織、中村悠一、伊藤美紀 | ANZX-9269/70 | ANZB-9269/70 | ANSB-9269 |
11 | 2014年11月26日 | 第24話 - 第25話 | ANZX-9271/72 | ANZB-9271/72 | ANSB-9271 |
CD
発売日 | タイトル | 規格品番 |
---|---|---|
2012年12月26日 | マギ キャラクターソング01 | SVWC-7916 |
2013年3月27日 | MAGI SOUNDTRACK 〜Up to the volume on Balbad〜 | SVWC-7939 |
2014年1月22日 | MAGI SOUNDTRACK 〜To the kingdom of magic〜 | SVWC-7984 |
2014年6月4日 | THE BEST OF MAGI | SVWC-7995〜7 |
WEBラジオ
『マギラジ 〜キャラバン〜』のタイトルで、2012年10月7日から2013年4月21日まで、アニメイトTVにて配信された。日曜のアニメ本放送終了後に更新される。開始1週間前の9月30日には第0夜がプレ配信された。
パーソナリティは毎回アニメのキャストの交代制で行われる。
回数 | パーソナリティ |
---|---|
第0夜 | 石原夏織(アラジン 役)、梶裕貴(アリババ・サルージャ 役) |
第1夜 | |
第2夜 | 梶裕貴、木村良平(ジュダル 役) |
第3夜 | |
第4夜 | 森川智之(ウーゴくん 役)、近藤孝行(ドルジ 役) |
第5夜 | |
第6夜 | 石原夏織、小野大輔(シンドバッド 役) |
第7夜 | 小野大輔、赤羽根健治(Mナンド 役) |
第8夜 | 志村知幸(Sナンド 役)、福原耕平(Lナンド 役)、赤羽根健治 |
第9夜 | 戸松遥(モルジアナ 役)、渡辺明乃(ザイナブ 役) |
第10夜 | 石原夏織、木村良平 |
第11夜 | |
第12夜 | 野島裕史(サブマド 役)、松本保典(バルカーク 役) |
第13夜 | |
第14夜 | 櫻井孝宏(ジャーファル 役)、細谷佳正(マスルール 役) |
第15夜 | |
第16夜 | 梶裕貴、福山潤(カシム 役) |
第17夜 | |
第18夜 | 森久保祥太郎(シャルルカン 役)、堀江由衣(ヤムライハ 役) |
第19夜 | 小野大輔、森久保祥太郎 |
第20夜 | 梶裕貴、小野賢章(練白龍 役) |
第21夜 | 小野賢章、高橋広樹(ザガン 役) |
第22夜 | 石原夏織、三木眞一郎(イスナーン 役) |
第23夜 | |
第24夜 | 石原夏織、梶裕貴、戸松遥 |
第25夜 | |
第26夜 | 石原夏織、梶裕貴 |
マギ シンドバッドの冒険(アニメ)
大寺義史による外伝漫画のアニメ化作品。OVAは単行本『マギ シンドバッドの冒険』第3巻 - 第7巻特別版付属DVDに収録された。ナレーションは中井和哉が担当。
2015年9月30日にテレビアニメ化が発表され、2016年4月より7月までMBS他『アニメイズム』B2枠にて放送された。放送局はBS-TBSでの放送が追加された一方で、地上波は本編よりも大幅に縮小された。内容は、第1話は新規放送、第2話から第6話はOVA版を加筆・修正したもの、第7話以降は新規放送となっている。
スタッフ(シンドバッド)
- 原作 - 大高忍、大寺義史(小学館「裏サンデー」連載中)
- 監督 - 宮尾佳和
- シリーズ構成・脚本 - 岸本卓
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 佐古宗一郎
- コンセプトデザイン - 田中俊成、枝松聖、大山裕之
- ジン・クリーチャーデザイン - 富岡隆司
- プロップデザイン - 福永純一
- 美術監督 - 青井孝
- 美術設定 - 藤井一志、青井孝
- 色彩設計 - 岩沢れい子
- 撮影監督 - 宋賢大
- 編集 - 定松剛
- 音響監督 - 飯田里樹
- 音楽 - 大久保友裕
- 音楽プロデューサー - 相馬一博、外村敬一
- プロデューサー - 岡本順哉、斎藤俊輔、米内則智、前田俊博
- アニメーション制作 - Lay-duce
- 製作 - AOS PROJECT(小学館、アニプレックス)、MBS
主題歌(シンドバッド)
「スポットライト」
「ポラリス」
放送局(シンドバッド)
各話リスト(シンドバッド)
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 収録巻 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 迷宮(ダンジョン)バアル攻略篇・前篇 | 宮尾佳和 | 佐古宗一郎 | 第3巻 | |
第2話 | 迷宮(ダンジョン)バアル攻略篇・後篇 | 坂上五郎 | 宮尾佳和 夕澄慶英 |
西野文那 | 第4巻 |
第3話 | 迷宮ブァレフォール攻略篇・前篇 | 宮尾佳和 | 平林拓真 | 坪山圭一、佐古宗一郎 | 第5巻 |
第4話 | 迷宮ブァレフォール攻略篇・中篇 | 安斎剛文 | 坪山圭一、熊膳貴志 富岡隆司(アクション) |
第6巻 | |
第5話 | 迷宮ブァレフォール攻略篇・後篇 | 大西景介 | 坪山圭一、白井英介 | 第7巻 |
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|
第1話 | 運命の子 | 宮尾佳和 | 藤井康晶 | 井上和俊 |
第2話 | 船乗りシンドバッド | 宮尾佳和 | 佐古宗一郎 | |
第3話 | 迷宮バアル | 宮尾佳和 坂上五郎 |
夕澄慶英 | 西野文那 |
第4話 | ひとつめの海 | 宮尾佳和 | 平林拓真 | 坪山圭一、佐古宗一郎 |
第5話 | 王の資質 | 安斎剛文 | 坪山圭一、熊膳貴志 富岡隆司(アクション) | |
第6話 | 居場所 | 大西景介 | 坪山圭一、白井英介 | |
第7話 | 商人シンドバッド | 政木伸一 | 白井英介 | |
第8話 | 眷属器 | 山岸大悟 | 坪山圭一 | |
第9話 | 清浄の地ササン | 神保洋介 | 米澤彩織、小野田貴之 | |
第10話 | 世界を変える力 | 安部元宏 | 小澤円 | |
第11話 | 天空都市アルテミュラ | 宮尾佳和 飯田崇 |
熊膳貴志 | 中野ゆうき、白井英介 |
第12話 | 魔装vs魔装 | 宮尾佳和 | 藤井康晶 | 井上和俊、富岡隆司 |
第13話 | マギ | 安部元宏 | 坪山圭一 |
ゲーム
コンシューマーゲーム
マギ はじまりの迷宮
マギ 新たなる世界
モバイルゲーム
マギ 運命の迷宮
マギ Dungeon & Magic
舞台
公演リスト
ミュージカル「マギ」 -迷宮組曲-
「マギ -迷宮組曲-」のタイトルで、2022年6月3日から12日に天王洲 銀河劇場、6月18日・19日に森ノ宮ピロティホールにて公演された。
スタッフ
キャスト
ミュージカル「マギ」-バルバッド狂騒曲-
「マギ -バルバッド狂騒曲-」のタイトルで、2023年6月9日から18日に品川プリンスホテル ステラボール、6月24日・25日に森ノ宮ピロティホールにて公演された。
スタッフ
キャスト