マスカレード・ホテル
以下はWikipediaより引用
要約
『マスカレード・ホテル』は、東野圭吾の長編ミステリ小説。「マスカレード」シリーズの第1作目。
概要
2008年12月から2010年9月まで集英社の月刊誌『小説すばる』に掲載されのち、2011年9月10日に集英社より単行本が発刊された。東野の作家生活25周年記念作品第3弾の作品で、タイトルの「マスカレード」が英語で仮面舞踏会を意味することであることから、表紙にはアイマスクが描かれている。2014年7月18日には、集英社文庫版が刊行された。
なお、舞台となった架空のホテルは、巻末に取材協力団体として紹介されている日本橋の「ロイヤルパークホテル」がモデルになったと推察される。
2019年1月18日に映画化され全国公開された。
2020年1月に、宝塚歌劇団花組により梅田芸術劇場シアタードラマシティと日本青年館ホールで舞台化された。
あらすじ
東京都内で3件の予告殺人事件が起きた。事件現場に残された不可解な暗号から、3つの事件は連続殺人事件として捜査される。警視庁の捜査本部は、数列の暗号が次の犯行現場を予告するものであると解読し、第4の殺人は高級ホテル「ホテル・コルテシア東京」で起こると推測する。
数名の捜査員が、第4の事件を未然に防ぐためフロントスタッフやベルボーイに扮してホテルに配置され、不慣れなホテルマンとしてのホテル業務に悪戦苦闘しつつ、不審な宿泊客を監視する事を強いられる。捜査一課の刑事・新田浩介は、英語ができる帰国子女であることから、同ホテルのフロントスタッフに扮することになり、新田の補佐・教育係には、優秀なフロントクラークの山岸尚美が任命された。
立場も職業倫理も異なることから、潜入捜査が始まった段階では衝突の多い2人だったが、共にホテルマンとして、時には捜査員としての目線を互いに共有しながら、日常起こるホテル内での悲喜交々の出来事に対峙していくうち、二人の間には信頼と共闘意識が生まれる。そして、捜査本部がこれまでにない厳戒体制を敷いた、ある特別な1日が始まった。
登場人物
警視庁
ホテル・コルテシア東京のスタッフ
ホテル・コルテシア東京の客
殺人事件の関係者
映画
2019年1月18日公開。主演は木村拓哉。
キャスト
- 新田浩介:木村拓哉
- 山岸尚美:長澤まさみ
- 能勢:小日向文世
- 本宮:梶原善
- 関根:泉澤祐希
- 久我:東根作寿英
- 川本:石川恋
- 綾部貴彦:濱田岳
- 高山佳子:前田敦子
- 大野浩一:笹野高史
- 古橋:髙嶋政宏
- 安野絵里子:菜々緒
- 館林光弘:宇梶剛士
- 森川寛子:橋本マナミ
- 政治評論家:田口浩正
- 女装した男:勝地涼
- 栗原健治:生瀬勝久
- 片桐瑶子 :松たか子
- 杉下:五刀剛
- 町田:松川尚瑠輝
- 渡辺紀之:植木祥平
- 松岡高志:水間ロン
- 岡部哲晴:平山祐介
- 古橋の愛人:青山めぐ
- 館林の愛人:伊藤優衣
- 仁科理恵:太田美恵
- 野口史子:千咲としえ
- 畑中和之:白畑真逸
- 大竹:明石家さんま(友情出演)
- 田倉:鶴見辰吾
- 尾崎:篠井英介
- 藤木:石橋凌
- 稲垣:渡部篤郎
スタッフ
- 原作:東野圭吾『マスカレード・ホテル』(集英社文庫刊)
- 監督:鈴木雅之
- 脚本:岡田道尚
- 音楽:佐藤直紀
- 製作:石原隆、木下暢起、藤島ジュリーK.、市川南
- エグゼクティブプロデューサー:臼井裕詞
- プロデューサー:上原寿一、和田倉和利
- アソシエイトプロデューサー:日高峻
- ラインプロデューサー:森賢正
- 撮影:江原祥二(J.S.C.)
- 照明:吉角荘介
- 美術:棈木陽次
- 録音:武進
- 衣装デザイン:黒澤和子
- 美術進行:杉山貴直
- 美術デザイン:小林久之
- 装飾:野本隆行
- 美術プロデュース:三竹寛典
- 編集:田口拓也
- 選曲:藤村義孝
- 音響効果:壁谷貴弘
- スクリプター:山縣有希子
- VFXスーパーバイザー:小坂一順
- カラーグレーダー:齋藤精二
- キャスティング:緒方慶子
- 助監督:吉村達矢
- 製作担当:鍋島章浩
- 配給:東宝
- 制作プロダクション:シネバザール
- 製作:映画「マスカレード・ホテル」製作委員会(フジテレビジョン、集英社、ジェイ・ストーム、東宝)