アニメ

マーベル・スーパーヒーローズ (アニメ)




以下はWikipediaより引用

要約

『マーベル・スーパーヒーローズ』(原題 - The Marvel Super Heroes)は、アメリカ合衆国のテレビアニメである。

概要

グラントレイ・ローレンス・アニメーションとマーベル・コミックにより、子供向けの短編アニメとして制作。『キャプテン・アメリカ』『アイアンマン』『ハルク』『マイティ・ソー』『サブマリナー』の5作品を毎日1作品ずつ放送していた。

この番組は基本、月曜日に『キャプテン・アメリカ』、火曜日に『ハルク』、水曜日に『アイアンマン』、木曜日は『マイティ・ソー』、金曜日に『サブマリナー』を放送。

アメリカ本国では番組販売により、1966年9月1日から同年12月1日まで放送。

カラーで制作されたこの作品は、ゼログラフィによって手掛けられた、いわゆるリミテッド・アニメーションである。

日本での展開

現時点で確認できるのは、2種類の吹き替え版のみ。

日本テレビ版

日本では1976年5月17日から同年7月26日までに日本テレビで平日 8:30 - 8:45(関東ローカル『まんがパレード』枠)に『宇宙超人スーパーヒーロー』の題で放送、その後1976年10月29日から同年11月18日まで同枠で再放送された。詳細は不明だが、ショーのオープニング・エンディングは使われなかったとみられる。2023年現在、マーベルヒーローのテーマソングは使われたかは確認されていない。

東京12チャンネル版

1979年8月8日から同年12月28日まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で『まんがスーパー大集合』と題して放送されていた。放送時間は毎週月曜 - 金曜 18:00 - 18:15 (日本標準時)。この吹替では台本無視のアドリブだったのが、途中でまともな台詞になり、そのまま幕を閉じた。

サウンドトラック

5人のヒーローで全13話ずつ、殆どの楽曲はレコードの存在が不明だが、一部楽曲はVinyl Treasures、CONROY(特にDramatic Tracks 2(作曲 - ピーター・ヨーク))、KPM(Cosmic Cloud、Fever Pitchなど)、Video Moods Library(Flurry(作曲 - ワード・シルズ(Ward Sills))など)という有名なレーベルの楽曲が使われている。他にはレイ・エリスが作曲された楽曲も使われたこともある。

主なキャスト

※『まんがスーパー大集合』では、キャラクター同士の共演によって声優が変更されている。

メイン

キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース

声 - サンディ・ベッカー、神谷明(東京12チャンネル版)
レッドスカルたちの悪手から街を救うヒーロー。
ハルク/ブルース・バナー

声 - ポール・ソールズ(ブルース)、マックス・ファーガソン(ハルク)
旧吹替版での名称はホーク
緑の巨人で、友達を助ける正義の味方。
アイアンマン/トニー・スターク

声 - ジョン・バーノン、玄田哲章(東京12チャンネル版)
スターク・インダストリーズの社長。アイアンマンのスーツで自由に飛び、リバルサー光線で敵をやっつける。
マイティー・ソー/ドナルド・ブレイク博士

声 - クリス・ウィギンス、神谷明(東京12チャンネル版)
旧吹替版での名称ではトール
ごく普通の医師。あるときはマジックハンマーでアスガルドの神・ソーに変身する。
サブマリナー/プリンス・ネイモア

声 - ジョン・バーノン
アトランティス帝国の王子。
ハッピー・ホーガン

声 - トム・ハーヴェイ→ポール・ソールズ、神谷明(東京12チャンネル版)
スタークの相棒。
ペッパー・ポッツ

声 - マーガレット・グリフィン
スターク社の秘書。
バッキー

声 - カール・バナス
キャプテン・アメリカの相棒。
クイックシルバー

声 - レン・カールソン
キャプテン・アメリカ率いるアベンジャーズのメンバー、いろんな場所をフルスピードで移動できるヒーロー。
ジャイアントマン

声 - トム・ハーベイ
アベンジャーズのメンバー。赤いアリのコスチュームを着ており、小さくなって敵のアジトへ潜り込むことができる。
ワスプ

声 - ヴィータ・リンダー
アベンジャーズのメンバー、ハンクと同じく縮小できる。
ゴライアス/ハンク・ピム

声 - ?
旧吹替版ではジャイアントワン。
水色のコスチュームで、頭の間に黄色い太い線が特徴。
ベティー・ロス

声 - ヴィータ・リンダー
女性科学者、ブルースの助手。
サディアス=サンダーボルト・ロス将軍

声 - ポール・クリグマン
ベティの父
リック・ジョーンズ

声 - ポール・ソールズ
ブルース/ハルクの友達。ガンマ線から救われた少年。
レディ・ドーマ

声 - ヴィータ・リンダー
ジェーン・フォスター

声 - ヴィータ・リンダー
看護師、ブレイク博士の助手。
ローレライ

声 - ヴィータ・リンダー
クレイヴン・ザ・ハンター

声 - クリス・ウィギンス
バルダー

声 - クリス・ウィギンス
ジャック・フロスト

声 - クリス・ウィギンス
プロフェッサーX

声 - クリス・ウィギンス
ウォーロルド・クラング

声 - ポール・クリグマン

ヴィラン

ホークアイ

声 - ヘンリー・レイマー→クリス・ウィギンス、神谷明(東京12チャンネル版)
ブラック・ウィドウ

声 - マーガレット・グリフィン、小原乃梨子(東京12チャンネル版)
ドクター・ドゥーム

声 - ヘンリー・ラマー
レッドスカル

声 - ポール・キングマン、たてかべ和也(東京12チャンネル版)
旧吹替版ではアカホネ。
スーパーアダプトイド

声 - カール・バナス→バーン・チャップマン、飯塚昭三(東京12チャンネル版)
旧吹替版ではピッタンコ。
スーパー・スクラル

声 - トム・ハーベイ
ロキ

声 - レン・カールソン
ソードマン

声 - エド・マクナマラ
オーディン

声 - バーナード・コワン
マッド・シンカー

声 - レン・カールソン→エド・マクナマラ
バロン・ゼモ

声 - ギリー・フェンウィック
アイスマン

声 - トム・ハーベイ
カメレオン

声 - トム・ハーベイ
モルメン/ハーヴェイ・アレン博士

声 - ポール・クリグマン
スカーレット・ウィッチ

声 - ヴィータ・リンダー
旧吹替版ではイライラ。
パワーマン

声 - ポール・クリグマン、たてかべ和也(東京12チャンネル版)
旧吹替版ではアラントロフ。
チタニウムマン

声 - エド・マクナマラ
ブーメラン

声 - エド・マクナマラ
マンダリン

声 - ヘンリー・ラマー
アットゥマー

声 - ポール・ソールズ
グレイ・ガーゴイル

声 - クリス・ウィギンス
ネファリア伯爵

声 - クリス・ウィギンス
クリムゾン・ダイナモ

声 - トム・ハーベイ
真っ赤なロボットスーツを装着したヴィラン。

その他

グレン・タルボット

声 - ジョン・バーノン
シャロン・カーター

声 - ヴィータ・リンダー
ペギー・カーター

声 - ヴィータ・リンダー
キャプテン・トラク

声 - バーナード・コワン
ナーサン・ガレット

声 - レン・カールソン
ブラックナイト
エドウイン・ジャービス

声 - バーン・チャップマン
ガルガンタス

声 - ヘンリー・コモア
ラジオアクティブマン/チェン・ルー博士

放射能を浴びた影響で放射能人間になった科学者。
リングマスター

声 - ?
ネイサン・ギャレット/ブラック・ナイト

声 - ?
ナレーション

声 - バーナード・コワン、内海賢二(東京12チャンネル版)

  • そのほかの声優(オリジナル版) - ペグ・ディクソン、クロード・レイ、ドン・メイソン
  • その他の声優(日テレ版) - 広川太一郎、関敬六 ほか
各話リスト

※現在判明分の監督・脚本・原作である。

キャプテン・アメリカ
超人ハルク
アイアンマン
マイティー・ソー
サブマリナー
主題歌
  • The Marvel Super Heroes Has Arrived! - この番組のオープニング。
  • The Merry Marvel Marching Society - この番組のエンディング。
  • キャプテン・アメリカのテーマ(Captain America Theme Song) - 以下、番組内でのオープニングとエンディング。
  • ハルクのテーマ(The Incredible Hulk Theme Song)
  • アイアンマンのテーマ(The Invincible Iron Man Theme Song)
  • マイティ・ソーのテーマ(The Mighty Thor Theme Song)
  • サブマリナーのテーマ(Prince Namor The Sub-Mariner)
放送局

※いずれも打ち切りあり

放送局 放送日付 放送時間 放送名 備考
日本テレビ 1976年5月17日 - 7月26日 月曜 - 金曜 8:30 - 8:45 宇宙超人スーパーヒーロー まんがパレード
1976年10月29日 - 1976年11月18日(再)
東京12チャンネル(テレビ東京 1979年8月8日 - 12月28日 月曜 - 金曜 18時00分 - 18時15分 まんがスーパー大集合

ホームメディア

アメリカでは過去にVHSビデオが発売されたことがあり、2003年にはブエナ・ビスタ・ホームエンターテイメントから発売されたDVD『アニメ・超人ハルク』の映像特典にハルクの起源回(第1話Aパート)が収録されている。

また、ブエナ・ビスタ・ホームエンターテインメントが2004年9月頃に発表したところでは、本作をThe 60's Super Heroesというタイトルで5枚組セットのDVDをリリースすると予定されていたが、マーベル側は本作の商品化に対し『予定はない』と語っている。

2007年5月21日には、イギリスの販売会社であるマキシマム・エンターテインメントが、リージョン2用に4枚の2ディスクセットを発売。セットの中には、キャプテン・アメリカ、アイアンマン、サブマリナー、マイティー・ソーの本編が全13話分も収録されている。2008年8月25日には、同国の販売会社であるリベレーション・エンターテインメントがハルクのエピソードを2枚組でリリースした。