ミニスカ宇宙海賊
以下はWikipediaより引用
要約
『ミニスカ宇宙海賊』(ミニスカパイレーツ)は、笹本祐一のSF小説・ライトノベル。イラストは松本規之。2008年10月から2014年8月にかけて朝日ノベルズから刊行されていた。2018年12月からは出版社をKADOKAWAに変えて、新装版が刊行されている。2019年7月から『超ミニスカ宇宙海賊』として続編シリーズが開始されている。
ミニスカートの船長服をまとった女子高校生が、免許を受けた「合法的な」宇宙海賊の船長として活躍する物語。
2010年にテレビアニメ化が発表され、2012年1月から6月まで『モーレツ宇宙海賊』(モーレツパイレーツ)として放送された。同年6月からは、ニコニコ静画の『ニコニコASAHIコミックファンタジー』で峠比呂による漫画版の連載が始まった。映画化も発表され、2014年2月に『モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵-』のタイトルで劇場版が公開された。
あらすじ
海明星(うみのあけほし)に住む高校1年生の加藤茉莉香(まりか)は、ある日、死んだと思っていた父親・ゴンザエモン加藤芳郎が実はつい最近まで生きており、宇宙海賊船・弁天丸の船長だったと知らされる。さらに、弁天丸が海賊として活動を続けるうえで欠かせない私掠船(しりゃくせん)免状の継承のためには、直系の継嗣である茉莉香が船長になるのが条件と告げられた。茉莉香は女子高生兼宇宙海賊船船長としての生活を送ることになる。
ミニスカ宇宙海賊
第1巻『ミニスカ宇宙海賊』
第2巻『黄金の幽霊船』
第3巻『コスプレ見習海賊』
第4巻『漆黒の難破船』
第5巻『白銀の救難船』
第6巻『真紅の海賊船』
第7巻『蒼白の髑髏星』
第8巻『紫紺の戦魔女』
第9巻『無法の御免状』
第10巻『二隻の白鳥号』
第11巻『モーレツ時間海賊』
第12巻『モーレツ終戦工作』
超ミニスカ宇宙海賊
第1巻『海賊士官候補生』
第2巻『モーレツ電子艦隊戦』
登場人物
海賊関係者
主要人物
加藤 茉莉香(かとう まりか)
本作の主人公。鯨座宮たう星系海明星に住んでおり、白凰女学院に通う少女。第1巻冒頭では15歳の高等部1年、第2巻巻末で2年に進学。
学業成績も宇宙機の操縦シミュレーション成績も優秀で、初等部から無遅刻・無欠席であった。周囲からは「秀才」と見られているが、親友であるマミは「努力家」であると見抜いている。父の後を継いで宇宙海賊船「弁天丸」の船長に就任した後は一時期、欠席・遅刻・早退が増えて成績も下がるが、後に上位に返り咲く。かなりのポジティブ思考の持ち主であり、目の前に危機が迫っても逆にそれを楽しむ余裕すらあるほど。
また、固定観念や常識に縛られない発想をしたり、思いついたら躊躇することなく行動を開始するといった思い切りのよさもある。弁天丸の船員達もそんな彼女に全幅の信頼を寄せている。豪華客船を襲撃するアトラクションでは、白凰女学院の制服のままのミニスカートに肩章付きの船長服という派手な衣装をまとい、ノリノリのハイテンションで臨む。この「営業」は「お客さん」に好評を博するが、本人は己の暴走に自己嫌悪に陥ることもある。
チアキ・クリハラ
白凰の海森星(うみのもりほし)分校の生徒。茉莉香と同学年。まっすぐな黒髪に鳶色の眼、色白の肌の持ち主。一見クールで冷徹な性格だが、実際はツンデレでしかも天然である。茉莉香が船長就任を要請された直後に本校に転校してきた。が、1巻のエピソード後に一度去り、3巻でまた海明星に戻ってきている。
海賊船バルバルーサ船長ケンジョー・クリハラの娘。茉莉香と同じく海賊見習い。海賊としての自覚と常識を欠く茉莉香の言動にあきれることもたびたび。茉莉香には「チアキちゃん」呼ばわりされ、その後マミやヨット部一同からも同様に呼ばれる。その都度「『ちゃん』じゃない!」と抗議するがまったく効果はない。
白凰海賊団では、サーシャ、ヤヨイと共に動力を担当。「営業」時には弁天丸に残留していたが、グロリアス・クールフ襲撃時には巫女のコスプレで乗り込み、ジュナイ達の悪行(?)に激怒してブラスターを乱射し、一人で彼らを蹴散らして日頃の鬱憤を晴らした。また、ディンギーの扱いにも長けており、第19回ネビュラカップで優勝している。
普段は抑制的だが本当は茉莉香以上に海賊的な性格をしており、下手に機会に恵まれようものなら自分を抑え切れず行き着く所まで行ってしまう。基本的にやってしまってから後悔するタイプで、自分の所業を後から恥じて悶絶することもしばしば。
加藤家
加藤 梨理香(かとう りりか)
ゴンザエモン 加藤 芳郎
弁天丸
ミーサ・グランドウッド
ケイン・マクドゥガル
ルカ
バルバルーサ
白凰女学院の生徒
制服は白を基調としたブレザーに、青のミニスカート。なおヨット部員は学年ごとに色が違うヨットパーカーを着用している。
遠藤 マミ(えんどう マミ)
ジェニー・ドリトル
リン・ランブレッタ
ヨット部副部長の2年生(初登場時)、のち部長。セミショートの黒髪で、常にショルダーバッグ型のパソコンを携行している。コンピュータの操作に長け、中等部の時にクラッキングで保護観察になった前科もある。オデットII世ではその能力を活かして電子戦を担当している。同性愛者で、ジェニーとは恋人関係。悪巧みや悪知恵が得意で、茉莉香を唖然とさせるような行動力を発揮することも多く、グリューエルと組んで名コンビぶりを見せる。
また、中等部の時のクラッキングのエピソードが語られ、ヨット部の先輩に言われるまま第13回ネビュラカップのコースを書き換えて「悪夢の第13回大会」と呼ばれる惨事を引き起こした。「クラッキングのおリン」と呼ばれることもある。白鳳を卒業した後、ジェニーを追って宇宙大学に進学した。
セレニティ連合王国
グリューエル・セレニティ
セレニティ連合王国星王家の第7正統皇女。初登場時12歳。
ゴンザエモンとは知り合いで、その縁を頼って弁天丸へ「黄金の幽霊船」の捜索を依頼する。ゴンザエモンから弁天丸の船長ID埋込済みの指輪を託されており、現船長の茉莉香に返還したが、原作ではその場でお守りとしてグリューエルに再譲渡されている。
当初は弁天丸との接触を取り繕うために白凰女学院中等部へ短期留学していたが、「黄金の幽霊船」の捜索を通じて茉莉香の人柄を気に入り、その後も留学を延長して留まっている。厳重なセキュリティをたやすく欺いて弁天丸、オデットII世、サイレント・ウィスパーへこっそり乗り込んだり、客船相手の海賊「営業」や白凰海賊団への参加を希望するなどかなり行動的な性格で、茉莉香いわく「密航好きのお姫様」。
また、王族としての英才教育を受けて非常に聡明で、ケインに「敵にまわしたくない」と言わしめている。第9巻では、窮地に陥った茉莉香と弁天丸を一時的にセレニティの保護下に置く。
グリュンヒルデ・セレニティ
銀河帝国
キアラ・フェイシュ
ヒュー&ドリトル星間運輸関係者
その他
ショウ
ジャッキー・ケルビン
裏稼業で生きる賞金首。魔法使い級の腕前を持つクラッカーでもあり、愛用する宇宙船ルナライオンに強力な電子装備を施している。とにかく食えない性格をしており、いつもふざけた笑みを浮かべている。また、薬物や毒ガスなどを無効化し超人的な身体能力すらも獲得できる特別なナノマシンを常に体内に仕込むなど、危険な裏社会を生き抜いてきたしたたかさを併せ持っている。各地で懸賞金が賭けられており、賞金稼ぎから狙われている。
税務局員を騙ってヨット部に接触しオデットII世を騙し取ろうと詐欺をはたらく(4巻)。また、独立戦争時に殖民星連合が作成した極秘文書を狙い白凰女学院地下の艦隊司令部跡に潜入する(8巻)。茉莉香達には最初はジャッキー・セルシウス、続いてファーレンハイトという偽名を名乗っていた。
ノエル・ブルー
銀 九龍(イン・クーロン)
登場メカニック
本作の宇宙船はほぼ完全なコンピュータ制御でネットに常時接続されている。基本的に操船は自動化されて人力を必要とせず、コンピュータ操作さえできれば非力な女子校生たちだけでも運用が可能である。
海賊船
オリジナルセブン
独立戦争時に、最初に海賊免許(私掠免許)が交付された7隻の海賊船を指す。現在詳細が明らかになっているのは弁天丸、白鳥号(オデットII世)、黒鳥号の3隻。
弁天丸(べんてんまる)
主転換炉を2基持ち、それぞれ「阿号」・「吽号」と名付けられているが、元々メーカーが保証する正式なユニットではない上に既に設計寿命が尽きており、だましだまし調子を見ながら運転する必要があり、気難しい。火力よりも速力を重視しており、改装時に武装と装甲を減らしている。先代船長のゴンザエモン加藤芳郎亡き後、娘の加藤茉莉香が船長となる。
オデットII世
船体は非武装で鈍足、シールドもなく脆弱であるが、帆船ゆえに運行上のエネルギー効率は優秀で、加えて戦艦並みの強力な電子兵装を持つ。原作9巻までは、カテゴリーIIだったが、10巻でカテゴリーIへの変更手続きを開始、11巻3章で最終手続きの船検を完了し無事カテゴリーIに変更されている。
エネルギーを使わずに航行できる隠密性と高度な電子戦能力を組み合わせた運用により、独立戦争では少なからぬ戦績を残している。電子兵装は現在も健在であり、リンの操作で電子戦を行う。独立戦争終盤に超新星爆弾の使用を阻止した過去があり、超新星爆弾システムの鍵を握っているとして様々な勢力から狙われた。独立戦争当時の船長として女海賊キャプテン・スズカの存在が示唆されているが、その実態は未だに多くを語られていない。航海日誌を読んだ茉莉香によれば、その運用が成立したのは乗組員の膨大なマン・パワーのおかげである模様。
なお、ヨット部のシンボルまたマスコット的な存在となっており、部室には「オデット君」と呼ばれるデフォルメした人形が吊り下げられている(さらに、新入部員勧誘の際にはオデット二世のミニチュア模型やオデット君の着ぐるみなども製作している)。
黒鳥号
その他の海賊船
バルバルーサ
グラマラス・リディス
迦陵頻伽(かりょうびんが)
シンドバット
デスシャドウ
キミーラ・オブ・スキュラ
軍艦
セレニティ連合王国の軍艦
クイーン・セレンディピティ
なお、セレニティ星王家の「黄金の幽霊船」も同名である。
コーバック級護衛艦
「小型」とはいえ弁天丸より大きく、カタログスペック上は攻防両面で凌駕しているが、速力と電子戦能力では遠く及ばない。
タルボット級戦艦
銀河帝国の軍艦
ノイシュバンシュタイン
シュバルツシュタイン
シュテッケン級電子戦艦
ミノスデロワ級大型空母
グルンワルド59
七つ星共和連邦の軍艦
グレンスミス級戦艦
アグリガート級打撃巡洋艦
ベスモス級機動巡洋艦
ヒュー&ドリトル星間運輸の軍艦
ジャバウォッキー
原作ではロキュータス級電子戦艦。
企業連合体ラキオンの軍艦
デアフリンゲ級機動巡洋艦
ロキュータス級電子戦艦
その他のメカニック
民間船・輸送船
ライトニング11
プリンセス・アプリコット号
シンフォニー・エンジェル号
アルティメット・フェアリー号
グロリアス・クールフ号
ルナライオン
愛の女王号
シェナンドア号
マリア・フォルテ85
キュリオシティ
恒星間移民船
黄金の幽霊船
超光速航行性能を持たない世代間宇宙船(恒星船)として建造され、コールドスリープ施設や人工子宮設備も備え、乗組員や生態系を保存して数十年をかけて星の海をわたった。最初の皇族と国民をセレニティに運んだ後も星系間の定期航路に就役していた。後に初歩的な超光速機関を自主開発したが、亜空間に姿を晦まして消息を絶ち、稀に通常空間に浮上した姿が幽霊船としてとらえられる。王家の中でも限られた者はその正体や出現位置を把握しており、時に接触して船内の宝物を持ち出して糊口を凌いでいた。また、人工子宮「薔薇の泉」で皇族を産み出しつづけていた。
「クイーン・セレンディピティ」は、セレニティの保有する中で最も重要な宇宙船が受け継ぐ伝統ある船名であり、現代のクイーン・セレンディピティはセレニティ軍の旗艦である戦略宇宙戦艦。黄金の幽霊船は「初代」クイーン・セレンディピティにあたる。
偵察機・ヨット
サイレント・ウィスパー
白鳳女学院所属の連絡艇で民間機登録。入手後は弁天丸の仕事で頻繁に使用されている。
ディンギー
用語
惑星・施設
海明星(うみのあけほし)
白凰女学院(はくおうじょがくいん)
オデットll世を所有するヨット部が存在する。また、ウズマサ星系海森星(うみのもりほし)に分校がある。学校の地下には100年前の殖民星連合の艦隊司令部が眠っている。
原作とアニメ版では、中等部の制服が異なってるが、TVアニメ化発表後執筆の8巻からアニメ版の制服と同一になっている。
ランプ館
髑髏星(スカルスター)
ポルト・セルーナ・ステーション
国家・星系
セレニティ連合王国
銀河帝国
七つ星共和連邦
ガーネットA星系
ファウンテンブロウ
その他の用語
海賊
海賊免許(私掠船免状)
星間法上、海賊免許の下で活動する海賊は軍隊に準じて扱われるため、業務中の船長は船長服の着用を義務づけられる。
海賊行為
現代では海賊が私掠船免状の有効期限を更新するために行っており、海賊は保険会社および船会社と連携し、あたかも観光客相手のイベントとして段取りを定めて行っており、海賊の側も海賊行為の現場においては接舷を丁寧に行い不必要な破損が生じない様に注意を払う。必要最小限の武器の使用や貴重品の掠奪も行われるが、「被害者」には保険会社による補償がなされたり、貴重品等も保険会社・船会社を経由して返還される。
幽霊船
長命種(メトセラ)、短命種(ショートタイマー)
スカラー・ルート
ステラ・スレイヤー
ハロルド・ロイド保険組合
企業連合体ラキオン
既刊一覧
「ミニスカ宇宙海賊」シリーズについて12巻までの初出は朝日ノベルズ、2018年12月から新装版をKADOKAWAで刊行。続編シリーズの「超ミニスカ宇宙海賊」はKADOKAWAで刊行。
ミニスカ宇宙海賊
オリジナル版
- 笹本祐一(著) / 松本規之(イラスト) 『ミニスカ宇宙海賊』 朝日新聞出版〈朝日ノベルズ〉、全12巻
- 2008年10月21日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-02-273901-8
- 「黄金の幽霊船」2009年4月21日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-02-273913-1
- 「コスプレ見習海賊」2009年11月20日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-02-273926-1
- 「漆黒の難破船」2010年5月20日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-02-273942-1
- 「白銀の救難船」2010年11月19日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-02-273956-8
- 「真紅の海賊船」2011年3月19日初版発行(3月18日発売)、ISBN 978-4-02-273962-9
- 「蒼白の髑髏星()」2011年11月30日初版発行(11月25日発売)、ISBN 978-4-02-273978-0
- 「紫紺の戦魔女」2012年4月20日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-02-273985-8
- 「無法の御免状()」2012年11月30日初版発行(11月20日発売)、ISBN 978-4-02-273996-4
- 「二隻の白鳥号」2013年6月20日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-02-276003-6
- 「モーレツ時間海賊」2014年2月7日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-02-276010-4
- 「モーレツ終戦工作」2014年8月20日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-02-276013-5
KADOKAWA版
- 笹本祐一(著) / 松本規之(イラスト) 『ミニスカ宇宙海賊』 KADOKAWA、全12巻
- 2018年12月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065067-8
- 「黄金の幽霊船」2018年12月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065068-5
- 「コスプレ見習海賊」2019年1月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065069-2
- 「漆黒の難破船」2019年1月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065070-8
- 「白銀の救難船」2019年2月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065071-5
- 「真紅の海賊船」2019年2月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065072-2
- 「蒼白の髑髏星()」2019年3月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065073-9
- 「紫紺の戦魔女」2019年3月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065074-6
- 「無法の御免状()」2019年4月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065075-3
- 「二隻の白鳥号」2019年4月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065076-0
- 「モーレツ時間海賊」2019年5月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065077-7
- 「モーレツ終戦工作」2019年5月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065078-4
超ミニスカ宇宙海賊
- 笹本祐一(著) / 松本規之(イラスト) 『超ミニスカ宇宙海賊』 KADOKAWA、既刊2巻(2021年6月25日現在)
- 「海賊士官候補生」2019年7月25日初版発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-065079-1
- 「モーレツ電子艦隊戦」2021年6月25日初版刊行(同日発売)、ISBN 978-4-04-064877-4
漫画
ミニスカ宇宙海賊
『ニコニコASAHIコミックファンタジー』(朝日新聞出版)にて峠比呂によるコミカライズが創刊号(2012年6月)からvol.7(2012年12月)まで連載された。
- 笹本祐一(原作) / 峠比呂(作画) 『ミニスカ宇宙海賊』 朝日新聞出版〈ASAHI COMICS〉、2012年12月7日発売、ISBN 978-4-02-214108-8
テレビアニメ
『モーレツ宇宙海賊』(モーレツパイレーツ)のタイトルで、MBS、tvk他にて2012年1月から6月まで放送された。全26話。ナレーションは小山力也。