ミラ・クル・1
漫画
作者:藤子不二雄,
出版社:小学館,
掲載誌:月刊コロコロコミック,
以下はWikipediaより引用
要約
『ミラ・クル・1』(ミラ・クル・ワン)は藤子不二雄(のちの藤子・F・不二雄)による日本の漫画作品。『月刊コロコロコミック』月刊化第1号記念作品。
概要
『月刊コロコロコミック』1979年4月号 - 12月号まで連載された。全5話。藤子不二雄の藤本弘による単独執筆作品。
『コロコロ』発刊当時、藤本は看板作品である『ドラえもん』に絶対的な自信を持っていたが、同誌の編集部は藤本にはまだ新しいタイプの作品を描くことが可能と考えたことから、『ドラえもん』でも『パーマン』でもない新しい型の作品として制作された。1980年の『ドラえもん』初映画化を前にして本作の連載は終了するが、藤本自身も本作を愛していたため、いつでも再開できるよう、完結ではなくあくまで中断という形式がとられた。ドラえもん映画の大ヒットによる多忙のため、本作の連載が再開されることはなかったが、本作の持つドラマ性はドラえもん映画作品へ統合されたと見る向きもある。
「太古の昔に地球に来た、自我を持つ宇宙船に選ばれた地球の少年と少女が、宇宙科学で事件を解決する」という設定は、かつて藤本が1973年から1974年に『テレビマガジン』『たのしい幼稚園』『おともだち』『ディズニーランド』(以上講談社刊)に連載した『パジャママン』(監修:阿久悠)を思わせる。
あらすじ
ある日、日本のある市で地震が起こる。その地震は、800年前に10万光年彼方から地球に不時着してきた、意思を持つUFOのくしゃみによるものだった。ふとした事からその事実を知った少年・未来とその友達の少女・栗島くるみは、未来の愛犬「ワン」の体を借りたUFOと共にスーパーマン「ミラ・クル・1」となって、UFOの提供する不思議な科学技術により、地球をもっとよい星にするという目標を持ち、様々な事件を解決していく。
キャラクター
栗島くるみ(くりしま くるみ)
アイテム
「ミラ・クル・1」の活動時にUFOが提供するミラクル星のアイテム。
アクセサリー
ストロンググローブ
ジャンピングブーツ
オキシタイ
乗り物
四次元カプセル
重力ボード
その他
天才バンド
ワスレヨ蚊
のみこみブザー
変身コート
ほんやくマイク
アニメ
1995年頃に米たにヨシトモの企画・監督でシンエイ動画によるパイロットフィルムも制作されたが実現までには至らなかった。
2017年に藤子不二雄FCネオ・ユートピアの第12回藤子アニメ上映会で公開された。
単行本など
2010年、『藤子・F・不二雄大全集』に全話が収録された。
藤子不二雄ランド(全1巻。『宙ポコ』『ベラボー』が同時収録)は現在絶版。小学館の雑誌『ドラえもんクラブ』『熱血!!コロコロ伝説』等に一部が再録された。