メサイア・プロジェクト
題材:スパイ,
以下はWikipediaより引用
要約
メサイア・プロジェクト(Messiah Project)は、日本のメディアミックスプロジェクト。
概要
女性を主な対象としたメディアミックス企画。現実とは異なる歴史を辿った世界の日本で、秘密結社じみた「警察」の一セクションに所属する精鋭エージェントたちの、一般人には知られる事の無い暗闘を通し、主に男性同士が結ぶ究極の友情と絆の物語を描く。
元々は角川書店(現・KADOKAWA・角川書店ブランドカンパニー)が立ち上げた企画であるが、現在は別の会社が主導し、男性俳優が多く出演する舞台・実写映画・テレビドラマ作品群が製作されている。(詳しい沿革は下記の別項を参照)。
沿革
2010年
2011年
これ以降、プロジェクトは角川書店の手から離れ、別会社の主導で「新章メサイア・プロジェクト」として作品が作られるようになる。(映画・テレビドラマはダブルアップエンタテインメント、舞台は株式会社CLIE主導で製作されていたが、『暁乃刻』からは舞台もダブルアップエンタテインメント主導となった)映画1作目とはキャスト・スタッフとも一新されている。
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
登場人物
※演じるキャストは映画1作目以外のもの。
警察省警備局特別公安五係
サクラ候補生
チャーチ関係者
公安四係
警察省 警備育成班キンダー
評議会
北方連合
研見会
照る日の杜
世界観・共通設定
現実の歴史における、20世紀後半の冷戦を彷彿とさせる世界情勢が続く21世紀の日本において、「警察省」の下部組織「警備局」が設立した「特別公安五係」(通称 “ サクラ ”)に所属するスパイ(エージェント)達が、各国との熾烈な情報戦において唯一無二のパートナー・“ メサイア ”のみを頼りにし、死しても省みられる事の無い非情な任務に身を投じる様が描かれる。
作品ごとに世界の状況設定は多少異なり、時には日本国内の反政府組織とも暗闘を繰り広げたりするが、「軍縮が進み直接的な戦闘行為は減り表層上は平和になったものの、逆に情報戦が重視されるようになり、一般人の知らない所では各陣営が放ったスパイたちによる、一種の代理戦争が行われ続けている」という部分は概ね共通している。
なお、登場人物達は特殊訓練により身体・頭脳を極限まで高めてはいるが、この種の作品に良くある異能の力などは誰も持っておらず、全て普通の人間たちである。
特別公安五係
サクラ
メサイア
スパイは他者を裏切り裏切られるのが常であり、任務に失敗すればソレは即ち「死」を意味する。このような世界で基本的に頼れるのは自分だけであるが、サクラになる為に訓練を積む「候補生」たちの間において、ある一人がコレと見定めた別の一人と「任務に失敗した時は、どんな事があっても互いを救う」という約束が交わされるようになった。この約束を取り交わした相手を絶望的な状況から救い出してくれる「救世主」になぞらえ、“ メサイア ”と呼ぶ。メサイアになった者同士はサクラになってからも、ある程度の協調関係が築かれるようである。
チャーチ
ボスホート
作品一覧
小説
メサイア 警備局特別公安五係
主人公「海棠鋭利」(かいどう えいり)と「御津見珀」(みつみ はく)がメサイアとなり、任務をこなす。
2010年12月24日発売 ISBN 978-4-04-874156-9 (角川書店 四六判書籍。絶版)
2013年8月24日発売 ISBN 978-4-04-100960-4 (角川文庫)
2016年5月13日発売 ISBN 978-4-06-293296-7 (講談社文庫)※新装版として短編小説等の追加がされた
メサイア THE MOVIE
ドラマCD
Messiah メサイア
Liar Night(ライアー・ナイト)※Newtype Romance ニュータイプ・ロマンス 2010 SPRING 応募者全員サービス
Christmas Trap(クリスマス・トラップ)※VOICE Newtype ボイスニュータイプ No.037 応募者全員サービス
Liar Night(ライアー・ナイト)※Newtype Romance ニュータイプ・ロマンス 2010 SPRING 応募者全員サービス
Christmas Trap(クリスマス・トラップ)※VOICE Newtype ボイスニュータイプ No.037 応募者全員サービス
コミカライズ
メサイア-聖域蝟集-
メサイア-CODE EDGE-
ガイドブック
メサイアクロニクル
映画版
前述したとおり、映画第1作目と第2作目はスタッフ・キャストが一新されている。
Messiah メサイア
2011年10月15日より公開。
映画独自の物語が展開される。ドラマCD版で声の出演をしていた内山昂輝・浪川大輔も端役でカメオ出演している。
Messiah メサイア -漆黒ノ章-
2013年8月31日より公開。
本作では設定を一部見直し、主人公もサクラの候補生「司馬柊介」と「五条颯真」に変わった。(海棠鋭利・御津見珀も登場している)
Messiah メサイア -深紅ノ章-
2015年10月17日より公開。
舞台「Messiah メサイア -鋼ノ章-」の続編。章シリーズ最後の作品となる。
MESSIAH メサイア外伝 -極夜 Polar night-
2017年6月17日より公開。
周と三栖を主軸にした外伝作品。時間軸は舞台「暁乃刻」の間のストーリー。
MESSIAH メサイア −幻夜乃刻−
2018年11月17日より公開。
加々美が主人公。舞台「月詠乃刻」のその後を描き、次回作である舞台「黄昏の荒野」に続いていくストーリーとなっている。今作品では舞台版で脚本を担当している毛利亘宏が脚本を、演出を担当している西森英行が脚本協力を務めている。
舞台版
映画「Messiah メサイア -漆黒ノ章-」と共通するキャストが多数出演しており、ストーリーが繋がっている。
Messiah メサイア -銅ノ章-
時系列としては映画「Messiah メサイア -漆黒ノ章-」の続編。ただし上演は「-漆黒ノ章-」公開より前。主人公は「海棠鋭利」(クレジット順では「司馬柊介」「五条颯真」が前に表記されている)
Messiah メサイア -白銀ノ章-
「司馬柊介」が主人公。司馬柊介と五条颯真の卒業ミッションを描く。
Messiah メサイア -紫微ノ章-
白崎護、悠里淮斗がチャーチに入学するまでと、サクラ候補生たちと対立関係にあるテロ組織「評議会」メンバーの物語を中心に描く。
Messiah メサイア -翡翠ノ章-
時系列としてはドラマ「Messiah メサイア -影青ノ章-」の続編。初の地方公演が行われた。海棠鋭利と御津見珀の卒業ミッションを描く。
Messiah メサイア -鋼ノ章-
サクラ候補生の有賀涼、間宮星廉を中心にテロ組織「クアンタムキャット」との対立を描く。
MESSIAH メサイア -暁乃刻-
悠里淮斗の突然の失踪と、そんな中与えられた白崎護の卒業ミッションを描く。刻シリーズ最初の作品。
MESSIAH メサイア -悠久乃刻-
有賀涼と加々美いつきの卒業ミッションを描く。
MESSIAH メサイア -月詠乃刻-
チャーチを卒業しサクラとなった加々美いつきを中心に、新興宗教団体「照る日の杜」が関わるある事件と、そこにかつて所属していた御池万夜と柚木小太郎の物語を描く。東京千秋楽においてシリーズ初のライブビューイングが行われた。
MESSIAH TWILIGHT メサイア トワイライト -黄昏の荒野-
サクラ候補生と敵対する北方連合にスポットを当てた物語で、ボスホートに所属するサリュートとスークを中心に描く。
MESSIAH メサイア -黎明乃刻-
ワールドリフォーミングが撤廃され公安五係も解体された中、敵味方に分かれた小暮洵と雛森千寿の物語を中心に、ある大きな陰謀をめぐる事件を描く。刻シリーズ完結作。
テレビドラマ版
Messiah メサイア -影青ノ章-
キャスト(テレビドラマ)
- 海棠鋭利 - 松田凌
- 御津見珀 - 小野健斗
- 三栖公俊 - 中村龍介
- 周康哉 - 玉城裕規
- 白崎護 - 赤澤燈
- 悠里淮斗 - 廣瀬大介
- 間宮星廉 - 染谷俊之
- 有賀涼 - 井澤勇貴
- 高野優太 - 宮﨑秋人
- 芹沢 - 寿里
- 黒子 - 小谷嘉一
- 堤嶺二 - 平野良
- 林王芳 - ボブ鈴木
- 八重樫馨 - 漆崎敬介
- 神北竜二 - 郷本直也
- 我妻鉱太郎 - 金山一彦
- 志倉 - 大澄賢也
- 天道 - 大和田獏
(順不同)
スタッフ(テレビドラマ)
- 原案:高殿円(メサイア警備局特別公安五係・KADOKAWA 刊)
- 監督・編集:山口ヒロキ
- 助監督 : 植木英之
- 脚本:守口悠介、横山あゆみ、山口ヒロキ
- 製作:中野久、吉井敏久、宇治重喜、香月淑晴、河内功
- 総合プロデューサー:吉井敏久
- プロデューサー:板橋明久
- プロデューサー補 : 平野貴之
- ラインプロデューサー:和田紳助
- 撮影:曽根剛
- 照明:加藤大輝
- 美術:畠山和久
- 衣装:伊藤摩美
- 音楽:倉堀正彦
- 制作担当:大川裕紀
- アクション監督:高東楓
- 制作プロダクション:ダブルアップエンタテインメント
- 制作協力:キャンター、ザックスSSP
- 協賛:FWD
- 製作:「メサイア影青ノ章」製作委員会(ダブルアップエンタテインメント、CLIE、ビザビジョン、エスピーオー、TOKYO MX)
楽曲(テレビドラマ)
- Blu-BiLLioN
- オープニングテーマ - Resonance-共鳴-
- エンディングテーマ - モノクロの花
- オープニングテーマ - Resonance-共鳴-
- エンディングテーマ - モノクロの花
イベント
- Messiah メサイア -赤蓮ノ章-(2013年6月22日 - 23日、時事通信ホール)
- Messiah メサイア -琥珀ノ章-(2013年10月12日、星陵会館・13日、TBホール)
- Messiah メサイア -秘色ノ章-(2014年10月19日、ニッショーホール)
- Messiah メサイア -宵宮乃刻-(2016年9月17日、ニッショーホール)
- MESSIAH メサイア -TALK MISSION'17-(2017年12月16日、ニッショーホール)
- MESSIAH メサイア -TALK MISSION'18-(2018年9月1日、日本教育会館一ツ橋ホール)