メディア9
以下はWikipediaより引用
要約
『メディア9』(メディアナイン)は、栗本薫のSF小説。
概要
同じく栗本のSF小説『レダ』などと同じ未来史に属する青春SF。恒星間宇宙船乗組員の父を持つ少年の成長を描く。
『SFアドベンチャー』1981年1月号から6月号に連載されたのち、1982年4月30日に徳間書店から単行本(ISBN 4-19-122472-7)が刊行された。のち、1986年3月25日に角川文庫版(上巻:ISBN 4-04-150012-5、下巻:ISBN 4-04-150013-3)が、1999年11月18日にハルキ文庫版(上巻:ISBN 4-89456-587-0、下巻:ISBN 4-89456-588-9)が刊行されている。表紙は、単行本版を角田純男、角川文庫版を佐藤道明、ハルキ文庫版を藤井英俊が担当している。
あらすじ
フォーマルハウトへの航行を終えた恒星間宇宙船「メディア9」が地球に帰還した。同船の宙航士ロイの息子リンは、母シーラとともに10年ぶりの父との再会を心待ちにしていた。
ところが、「メディア9」は地球に着陸しようとせず、わずかな交信を行った後、基地上空に静止したまま一切の連絡を絶ち、沈黙を保っていた。未知の病原体による汚染などの噂に地上に不安が広がり、ついには「メディア9」を爆破しようという動きが現れる。リンは恋人のヴァイとともに、「メディア9」を救うために行動を開始する。