モブ子の恋
以下はWikipediaより引用
要約
『モブ子の恋』(モブこのこい)は、田村茜による日本の漫画作品。『月刊コミックゼノン』(ノース・スターズ・ピクチャーズ)にて、2016年11月号に読切が掲載され、2017年5月号より2018年9月号まで連載された。その後、ウェブコミック配信サイト『コミックタタン』(コアミックス)に移籍し、2018年8月19日より連載中。
広島県広島市安佐南区上安駅付近を主な舞台としており、フレスタ安店(現在は閉店)をはじめとした周辺の施設が作中でも描かれている。そのため2021年7月には、上安駅を擁するアストラムライン(広島高速交通)と本作のコラボが行われ、周辺施設とのスタンプラリーが開催された。
主人公は、かつて「ザコ」と同義で否定的に描かれることが多かったいわゆる「モブ」とされているが、本作では「モブ」に悪い意味を持たせておらず、むしろ肯定的に扱っている。
『月刊コミックゼノン』2021年7月号では、本作の単行本第10巻の発売を記念して特別編が掲載された。同郷作家である新久千映とコラボレートし、特別編の作中に新久の『ワカコ酒』の主人公・ワカコが登場している。
2023年5月19日、2024年に実写映画化されることが発表された。
ストーリー
生まれてから片隅で“脇役”として過ごしてきた女子大学生・田中信子(モブ子)が、アルバイト先の同級生・入江博基に恋をする。積極的な行動が苦手な信子が、勇気を振り絞って一歩ずつ距離を詰めていく淡い恋物語である。
物語においては、明確な敵や恋敵が存在しない。『脇役だって恋をする』がキャッチコピー。
登場人物
田中信子(たなか のぶこ)
入江博基(いりえ ひろき)
早川芙美子(はやかわ ふみこ)
読切版
『月刊コミックゼノン』2016年11月号掲載。
書誌情報
- 田村茜『モブ子の恋』 ノース・スターズ・ピクチャーズ→コアミックス〈ゼノンコミックス〉、既刊18巻(2024年1月19日現在)
- 2017年10月20日発売、ISBN 978-4-19-980451-9
- 2018年2月20日発売、ISBN 978-4-19-980479-3
- 2018年7月20日発売、ISBN 978-4-19-980505-9
- 2019年1月19日発売、ISBN 978-4-19-980545-5
- 2019年6月20日発売、ISBN 978-4-19-980575-2
- 2019年11月20日発売、ISBN 978-4-19-980605-6
- 2020年4月20日発売、ISBN 978-4-86720-093-3
- 2020年9月19日発売、ISBN 978-4-86720-166-4
- 2021年1月20日発売、ISBN 978-4-86720-195-4
- 2021年5月20日発売、ISBN 978-4-86720-237-1
- 2021年9月18日発売、ISBN 978-4-86720-265-4
- 2022年1月20日発売、ISBN 978-4-86720-294-4
- 2022年5月20日発売、ISBN 978-4-86720-380-4
- 2022年9月20日発売、ISBN 978-4-86720-423-8
- 2023年1月20日発売、ISBN 978-4-86720-461-0
- 2023年5月19日発売、ISBN 978-4-86720-504-4
- 2023年9月20日発売、ISBN 978-4-86720-566-2
- 2024年1月19日発売、ISBN 978-4-86720-606-5