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ユア・フォルマ


小説

著者:菊石まれほ,

出版社:KADOKAWA,

レーベル:電撃文庫,

巻数:既刊6巻,

漫画

原作・原案など:菊石まれほ,野崎つばた,

作画:如月芳規,

出版社:KADOKAWA,

掲載誌:ヤングエース,

レーベル:角川コミックス・エース,

発表期間:2021年6月4日 - 2023年9月4日,

巻数:全3巻,

話数:全18話,



以下はWikipediaより引用

要約

『ユア・フォルマ』(Your Forma)は、菊石まれほによる日本のライトノベル。第27回電撃小説大賞「大賞」を受賞し、電撃文庫(KADOKAWA)より2021年3月から刊行されている。イラストは野崎つばたが担当している。

2021年3月、書籍の発売を記念して、PVが公開されている。

如月芳規によるコミカライズが『ヤングエース』(KADOKAWA)にて2021年7月号より2023年10月号まで連載。2023年7月15日、「電撃文庫 30th 夏の祭典オンライン 2023」にてテレビアニメ化が発表された。

登場人物

声の項はPVの声優。

エチカ・ヒエダ

声 - 花澤香菜
本作の主人公。電索官。
ハロルド・ルークラフト

声 - 小野賢章
ヒト型ロボット〈アミクス〉。

作風

ライターのタニグチリウイチによると、「SF仕立てのミステリとして楽しめるシリーズ」であるが、「超イケメンで超優秀なハロルドに惹かれたエチカとの、人種どころか存在を超えたラブストーリーにもキュンとさせられる」作品である。

制作背景
構想から執筆

作者の菊石は、「人間の脳は、インターネットの膨大な情報を処理するために理解力と集中力を犠牲にしている」という記事を読み、「これが事実なら、人間はいずれ情報処理に特化した“機械”になってもおかしくないのでは?」と考えたことから、本作の世界を構想していった。人間が機械に近づくのであれば、ロボットが人間に近づくことも面白いと思い、ヒト型ロボットを登場させ、「人間とロボットのバディによる特殊捜査もの」という作品となった。菊石はアイザック・アシモフの『鋼鉄都市』に影響を受けていると話している。

菊石は本作の初稿の完成まで、約1か月を要した。執筆中には夢の中で登場人物にもっと面白くと怒られたという。

作品について

本作はSFであるが、バディものでもあるため、エチカとハロルドの関係性を読者に楽しんでもらうよう、心血を注いで描かれている。2人は対比したキャラクターであるが、作中で「変化していく過程」が読者に見せたい部分のひとつとしている。「ハッピーエンドに持っていくことも可能」であるが、「綺麗事になりすぎないように作りたい」と考えて制作されている。

既刊一覧
小説
  • 菊石まれほ(著)・野崎つばた(イラスト)『ユア・フォルマ』KADOKAWA〈電撃文庫〉、既刊6巻(2023年8月10日現在)
  • 「電索官エチカと機械仕掛けの相棒」2021年3月10日発売、ISBN 978-4-04-913686-9
  • 「電索官エチカと女王の三つ子」2021年6月10日発売、ISBN 978-4-04-913687-6
  • 「電索官エチカと群衆の見た夢」2021年11月10日発売、ISBN 978-4-04-914001-9
  • 「電索官エチカとペテルブルクの悪夢」2022年4月8日発売、ISBN 978-4-04-914152-8
  • 「電索官エチカと閉ざされた研究都市」2022年12月9日発売、ISBN 978-4-04-914678-3
  • 「電索官エチカと破滅の盟約」2023年8月10日発売、ISBN 978-4-04-915136-7
漫画
  • 菊石まれほ(原作)・如月芳規(漫画)・野崎つばた(キャラクター原案)『ユア・フォルマ』KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、全3巻
  • 2021年11月9日発売、ISBN 978-4-04-111922-8
  • 2023年12月28日発売、ISBN 978-4-04-113163-3
  • 2023年12月28日発売、ISBN 978-4-04-113164-0