ユージニア
舞台:金沢市,
以下はWikipediaより引用
要約
『ユージニア』 (Eugenia) は、恩田陸による日本の推理小説。第59回(2006年)日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞作、第133回直木三十五賞候補。
『KADOKAWAミステリ』2002年8月号から2003年5月号及び、『本の旅人』2003年7月号から2004年9月号に掲載され、2005年に単行本化、2008年に文庫化された。単行本・文庫本共に、カバーデザインはブックデザイナーの祖父江慎が担当した。
あらすじ
北陸・K市の名士・青澤家を襲った大量毒殺事件。乾杯の音頭の直後、皆がもがき苦しみ始めた。家族・親族、相伴に与った業者、遊びに来ていた近所の住人・子どもたちも合わせて、17名が死亡した。現場には、ユージニアという意味不明の言葉が出てくる詩のような一通の手紙が残されていた。
事件は混迷を極め、捜査は遅々として進まなかった。しかし、事件から約3カ月が経過した10月も終わりの頃、一人の男が自殺した。不眠と妄想に苛まれ、精神科への通院歴もあったこの男が、今回の事件をやったのは自分だ、と遺書を残していたのだ。不明な点もあったものの、事件は一応の決着を見た。
事件から数十年、見落とされていた事件の「真実」を人々が語り出す。
登場人物
雑賀 満喜子(さいが まきこ)
青澤 緋紗子(あおさわ ひさこ)
自殺した男
文房具屋の若旦那