ランジェリーガールをお気に召すまま
以下はWikipediaより引用
要約
『ランジェリーガールをお気に召すまま』(ランジェリーガールをおきにめすまま)は、花間燈による日本のライトノベル。イラストはsuneが担当しており、2022年4月から2023年6月にかけてMF文庫J(KADOKAWA)より刊行された。公式略称は『らんがる』。また、著者である花間とイラストレーターのsuneのコンビは、前作の「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」から2回目となる。
あらすじ
家柄があまりよくなくいつもワンコインの下着しか身に着けない水野澪は、被服室での着替え中、クラスメイトである浦島恵太と出くわしてしまう。動揺する澪に、恵太は「自分のパンツを穿いてくれ」と言う。その言葉を受けた澪はとんでもない変態が現れたと、必死に逃げ回る。しかし、諦めようとしない恵太の正体は、ランジェリーブランドのデザイナーだった。金髪のモデル美少女の北条絢花やアイドル的人気を誇る後輩、長谷川雪菜らの色々な女性の悩みを解決していくランジェリーラブコメ。
登場人物
声はPVの声優。
浦島 恵太(うらしま けいた)
声 - 長井新
本作の主人公。私立翠彩高校に通う2年生。ランジェリーの主役はパンツ派で、悩み事があるとパンツを被ることがある。猪突猛進な性格ではあるが、夢中になりすぎてデリカシーがないと言われることもある。いとこの乙葉と姫咲の三人で暮らしており、ランジェリーブランドである「RYUGU・JEWEL」のデザイナーをしている。元々は父の持ち会社であったが、急な海外渡航のためリュグをたたむという話になったが、母が愛したブランドを失いたくなかったため現在は、乙葉を筆頭にリュグの経営を行っている。
仕事柄の影響で下着姿を見ると大体のスリーサイズがわかる。この能力で澪の下着や雪菜の下着を作成。
ランジェリーのデザイナーになったのは父の影響で、毎回新作を出すたびに笑顔になる母を見て自分も母が喜ぶランジェリーを作りたいというのがきっかけ。しかしその夢はかなわぬものとなったが、たくさんの女性を笑顔にするのが今の目標。
水野 澪(みずの みお)
声 - 日高里菜
本作のヒロイン。恵太のクラスメート。ツンデレ。家庭の事情で絶賛ボンビーガールな女子高生。ワンコインで買った下着を身に着けている。恵太曰く「脱いだらすごい」と言わすほどのもの。Dカップ。幼い頃に母が家を出ていき父子家庭で育った。
恵太と出会った頃は、ランジェリーのモデルに抵抗があったが、モデルのお礼として新作を提供するという条件で恵太のランジェリー作りに協力している。
浜崎 瑠衣(はまさき るい)
リュグのライバル会社である「KOAKUMATiC」のデザイナーとパタンナーを務める。社長令嬢であり、恵太を探すために探偵を雇い学校を特定した。前にいた学校は、偏差値も高くお嬢様学校に通っていたが恵太を見つけ転校し、父から社会勉強のために一人暮らしをしている。恵太と同じく見ただけでカップ数を測ることができる。なぜ測ることができるのかと澪に問われると「職業病」だと言ったが実際にはわかっていない。
ものすごく負けず嫌いで、リュグをライバル視している。そのため恵太にどちらが上位のデザイナーか勝負を挑んだが結果は、佳作。勝負に負けリュグのパタンナーとして活動している。ランジェリーの主役はブラジャー派。
恵太のデザインにあこがれを持っており、自身が作った下着は恵太が作ったものとよく似ている。
北条 絢花(ほうじょう あやか)
声 - ファイルーズあい
高校3年生。恵太の幼馴染。女の子に目がない。祖父がイギリス人のクォーターで「滝本あや」という芸名を使ってモデルをしている。8歳の時に恵太がデザインしたパンツをプレゼントにもらった。
佐藤 泉(さとう いずみ)
吉田 真凛(よしだ まりん)
浦島 乙葉(うらしま おとは)
用語
汎用
RYUGU・JEWEL
KOAKUMATiC
ARIA
評価
「友達の妹が俺にだけウザい」などの著者である三河ごーすとは
と語り、「探偵はもう死んでいる」などの著者である二語十は
と語っている。
既刊一覧
小説
- 花間燈(著) / sune(イラスト) 『ランジェリーガールをお気に召すまま』 KADOKAWA〈MF文庫J〉、全5巻
- 2022年4月25日発売、ISBN 978-4-04-681362-6
- 2022年6月24日発売、ISBN 978-4-04-681474-6
- 2022年10月25日発売、ISBN 978-4-04-681831-7
- 2023年2月25日発売、ISBN 978-4-04-682211-6
- 2023年6月23日発売、ISBN 978-4-04-682570-4