リプレイ (小説)
以下はWikipediaより引用
要約
『リプレイ』(Replay)は、ケン・グリムウッドにより1987年にアメリカで出版されたSF小説。記憶を持ったまま人生をやり直す男の話。1988年度の世界幻想文学大賞を受賞した。
いわゆる「ループもの」である。
あらすじ
経済的に成功していないラジオ局ディレクターのジェフ・ウィンストンは、43歳(1988年)で心臓発作による突然死を迎える。しかし、次に目を覚ますと18歳(1963年)の時点に遡っており、新しく人生をやり直すことになる。
ジェフは「未来の記憶」を存分に利用し、やり直しの人生(リプレイ)を謳歌するが、結局は同じ年の同じ時刻に死を迎え、人生のやり直しを強制再開させられる。この繰り返すリプレイの中で自暴自棄と諦観に囚われるが、同じ立場の女性と巡り合い、ジェフは改めて人生に向かい合うようになる。しかし、やがてリプレイ期間が次第に短くなり、主人公らは究極の絶対死(リプレイの終了)が訪れることを知る。
登場人物
オリジナルの人生(リプレイ前)
リプレイ・1回目
リプレイ・2回目
リプレイ・3回目
リプレイ・4回目
リプレイ・5回目
リプレイ・6回目
リプレイ・7回目
リプレイ・8回目
受賞歴
1988年度 世界幻想文学大賞(World Fantasy Award)
SF作品としての評価
本作品は幾つかの推奨読書リストに入ったことがある。
- 「現代ファンタジー:小説ベスト100(Modern Fantasy: The Hundred Best Novels)」 (1988年)
- "Locus"(1988年)、(読者投票によるSF小説部門ベスト作品)
- オーレル・ギルメットの ("Aurel Guillemette's") 「ベストSF作品 (The Best in Science Fiction), 1993年」
- デビット・プリングルの(David Pringle's)「SF作品への究極ガイド(Ultimate Guide to Science Fiction)」(1995年)
- 「本の雑誌が選ぶ30年間のベスト30」第5位(2005年)