リボーンの棋士
漫画
作者:鍋倉夫,
出版社:小学館,
掲載誌:ビッグコミックスピリッツ,
レーベル:ビッグコミックス,
発表期間:2018年5月21日 - 2020年8月17日,
巻数:全7巻,
話数:全68話,
以下はWikipediaより引用
要約
『リボーンの棋士』(リボーンのきし)は、鍋倉夫(なべくらお)による日本の漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて2018年25号から2020年38号まで連載。将棋棋士を目指す人物を描き、元奨励会三段の鈴木肇(現・アマチュア選手兼将棋講師)が監修を行っている。
概要
2005年、当時会社員だった瀬川晶司が特例のプロ編入試験に合格して、翌2006年に制度化された棋士編入試験制度を題材にした漫画作品である。
29歳ころに先が見えずに漫画家生活をあきらめようと考えたこともある鍋倉夫自身にとっても初連載であり、アマ棋士からプロ棋士を目指す成長物語である本作の主人公に自身の境遇を重ねている。
本作の連載開始と同時期に、本作と同じ棋士編入試験制度を題材にした漫画『将棋指す獣』(原作:左藤真通、漫画:市丸いろは、将棋監修:瀬川晶司)が『月刊コミックバンチ』7月号(新潮社、2018年5月21日発売)にて、連載開始している。
あらすじ
実力は確かだったものの、「26歳までにプロ棋士にならなければならない」という年齢制限により奨励会を退会した安住浩一は、将棋からは遠ざかりカラオケ店でのアルバイト生活をしていた。だが、同じアルバイトの森麻衣から将棋イベントに誘われた安住は、史上5人目の中学生棋士として将来を期待されている明星陸六段に平手での指導対局で勝利を収める。
将棋への情熱と楽しさを思い出した安住は、同じく年齢制限でプロの道を閉ざされた土屋貴志と共に「プロ編入制度」により再度プロ棋士を目指す。だが、プロ編入試験受験に必要な条件は、「プロとの公式戦において、最も良いところから見て10勝以上。なおかつ6割5分以上の成績」という、奨励会以上に困難な道であった。
プロ編入するためには、アマチュアの大会で勝ち続けてプロ棋士との公式対局が許されるアマトップレベルの選手にならなくてはならない。全日本アマチュア将棋竜皇戦に参加した安住は、アマチュア最強と言われる東大卒のエリートサラリーマン片桐豊に勝利し、東京都代表になる。
さらなるレベルアップの必要を感じた安住と土屋は、古賀七段らの研究会に参加し、自分たちの知らない間に「新しい戦法」が生み出されていたことを実感する。最先端の将棋に触れる必要性を知った安住は、自らも「これまでにない新しい戦法」を生み出そうとするのであった。
登場人物
主人公とその周辺
安住浩一(あずみ こういち)
土屋貴志(つちや たかし)
片桐豊(かたぎり ゆたか)
大津新(おおつ あらた)
棋士 / 奨励会員
加治(かじ):竜皇
泉(いずみ):七段
明星陸(あけぼし-):六段
伊達啓司(だて けいじ):七段
望月(もちづき):王匠
五十嵐律(いがらし りつ):棋竜
宇野(うの):三段
作中に登場するタイトル・棋戦
アマチュアタイトル・棋戦
アマ竜皇戦
アマ王匠戦
アマ名人
支部名人
アマ聖竜杯
プロタイトル・棋戦
名人
竜皇
玉座
王匠
棋皇
棋竜
星雲戦
聖竜杯
書誌情報
- 鍋倉夫 『リボーンの棋士』 小学館 〈ビッグコミックス〉、全7巻
- 2018年9月28日発売、ISBN 978-4-09-860093-9
- 2018年12月27日発売、ISBN 978-4-09-860151-6
- 2019年4月26日発売、ISBN 978-4-09-860300-8
- 2019年8月30日発売、ISBN 978-4-09-860384-8
- 2019年12月26日発売、ISBN 978-4-09-860466-1
- 2020年5月29日発売、ISBN 978-4-09-860621-4
- 2020年8月28日発売、ISBN 978-4-09-860699-3