リヴァイアサン (漫画)
以下はWikipediaより引用
要約
『リヴァイアサン』は、大塚英志原作、衣谷遊画による日本の漫画。『月刊電撃コミックガオ!』にて、1999年から2005年にかけて連載された。単行本は全12巻。原作者の大塚によってノベライズもされた。
概要
物語序盤は、世界中から日本に移民や難民がやって来たために多民族都市となった混沌極まる東京を舞台に、心霊手術専門の医師である主人公・三溝耕平のもとに持ち込まれる奇妙な事件を描くが、中盤からは1999年に恐怖の大王が降臨し東京は消滅したが、人々はトラウマのあまりそれを忘れ、空想の街を作り出してそこで暮らしていたことが明らかにされ、「光に近いモノ(権力者の道具としての神々)」と「闇に近いモノ(悪魔)」の空想の東京の支配権を賭けた争いを絡ませつつ、幻の東京が消滅するのを阻止するための三溝耕平たちの戦いを描く。
作中には、都市伝説、オカルトなどの知識や、手塚治虫の漫画のパロディが随所に織り込まれている。
リヴァイアサンとは、旧約聖書『ヨブ記』に登場する世界の終わりを告げる怪物。
あらすじ
前世紀の終わりに辺境の地ギョレメで国連の平和維持活動に従事中の特殊部隊が行方不明になる事件が起こる。その後、何事もなく新世紀が始まったが、世界中で戦争や紛争が多発したため、日本にやって来る難民や移民が急増し、東京の街は外国人であふれていた。そんな街に、部隊の唯一の生き残りである三溝耕平が5人分の死体をつなぎ合わせた身体となって帰国してきた。
登場人物
三溝耕平(さみぞ こうへい)
福山さつき(ふくやま さつき)
飯田あかね(いいだ あかね)
菜々山みどり(ななやま みどり)
四ツ目(よつめ)
ガリレオ
既開田二(きかいだ ふたつ)
大神緑郎(おおがみ ろくろう)
用語
リヴァイアサン
光に近いモノ達は、世界の終わりを受け入れない空想の東京を消滅させるために、三溝耕平を終末を告げる怪物リヴァイアサンとして蘇らせて東京に送り込もうとした。しかし、友愛のゲルゲの裏切りによって、三溝耕平は不完全体のまま逃げ出してしまう。
聖バレイシオス医科大付属病院
心霊手術
トーテム
リカオニー
小説
- リヴァイアサン (講談社ノベルス:2002年、電撃文庫:2004年)
大塚英志の脚本を衣谷遊が漫画化したものを、大塚がさらにノベライズしたもの。漫画版の1巻から3巻の内容の一部がノベライズされている。講談社ノベルス版は箸井地図、電撃文庫版は衣谷遊が挿絵を担当した。
イメージアルバム
2005年3月2日にモモアンドグレープスより『リヴァイアサン 終末を告げし獣』のタイトルで発売された。
収録曲
- 作詞・作曲・編曲:Revo
- 参加ボーカル:Sizzle Ohtaka、RIKKI、Aramary、Hawk Spencer、en:Geila Zilkha
- 参加声優・ナレーター:円道一成、若本規夫、ゆかな
2005年当時の原作者大塚英志の発言によると、大塚は最初スクリーミング・マッド・ジョージに発注したが、間に入った人の判断でRevoに発注されたとの事である。