ルパン三世
漫画:ルパン三世(原作第1作)
作者:モンキー・パンチ,
出版社:双葉社,
掲載誌:WEEKLY漫画アクション,
巻数:全14巻,
話数:全94話,
以下はWikipediaより引用
要約
『ルパン三世』(ルパンさんせい)は、モンキー・パンチによる日本の漫画作品およびそれを原作としたアニメ作品。
怪盗アルセーヌ・ルパンの孫・ルパン三世を主人公に設定している。1971年にテレビアニメ化されてからは映画、OVA、ゲーム化などの各種メディア展開がされ、現在に至るまで半世紀以上、幅広い層からの人気を得ている。
原作漫画(旧)
『漫画アクション』1967年8月10日号(創刊号)から1969年5月22日号まで連載。全94話。
モート・ドラッカー(Mort Drucker)の影響を残すひょろりとした線で描かれる長身の登場人物。アニメの義賊的なイメージ(特に第1シリーズ後半以降)とは趣が異なり、ルパン本人の美学に忠実ながら殺人やレイプを厭わない悪党として描かれる(エロティック・クライム・サスペンス)。ハードボイルド色が強い描写や性的な描写が頻繁だが、アニメに見られるジョークや人情味は少ない。
サブタイトル
各話タイトル
連載時と収録の順番がやや異なっている(そのため、第43話で仲間になったはずの五右ェ門が、第47話で再び対立している)。
- 第1話 ルパン三世颯爽登場
- 第2話 脱獄
- 第3話 死んでゆくブルース
- 第4話 あかせて頂戴あいつのハナ
- 第5話 サスペンス・ゾーン
- 第6話 シッパイ大作戦
- 第7話 魔術師
- 第8話 フウテン探偵
- 第9話 集まれ奇人ども
- 第10話 クレイジー・ルパン
- 第11話 健在ルパン帝国
- 第12話 王手飛車とり
- 第13話 ルパン殺し
- 第14話 賞金稼ぎ
- 第15話 シャモ狩り
- 第16話 ルパンに関する12章
- 第17話 どじ
- 第18話 死体品切れ
- 第19話 ナサケ御無用
- 第20話 俺はタダイマぬすっ人修行中
- 第21話 クール・タッチ
- 第22話 ドンデン返し
- 第23話 氷山の一っかく
- 第24話 トブな悪党
- 第25話 アノ蒼白き城を見よ
- 第26話 男1000匹
- 第27話 プレイ・メイト
- 第28話 五右ェ門登場
- 第29話 ブラック・ポイント
- 第30話 現代下剋上
- 第31話 鼠は死してシッポを残す
- 第32話 ルパンの法則
- 第33話 はなれ技
- 第34話 盗っ人ゲーム
- 第35話 ハプニング
- 第36話 あるヤングマンの場合
- 第37話 ルパン三世とアルセーヌ・ルパンの対決
- 第38話 遺産7200億
- 第39話 怪童
- 第40話 ジャリ
- 第41話 砕く
- 第42話 免許皆伝
- 第43話 殺しのない日(「殺と盗の……ない日」改題)
- 第44話 じん性ERO・ERO
- 第45話 男の中の女の顔
- 第46話 絶対突破
- 第47話 ウハニ
- 第48話 123死56
- 第49話 狂&狂
- 第50話 サイケデリック氏
- 第51話 サイケ好き
- 第52話 フレッシュ・マン
- 第53話 危険スレスレ
- 第54話 ハレンチ・マン
- 第55話 ルパンの大罪
- 第56話 DEAD HEAT
- 第57話 トリプルプレイ
- 第58話 失神す……
- 第59話 きわどいカラッポ
- 第60話 鼠
- 第61話 影対陰
- 第62話 サイケ馬鹿
- 第63話 サイケ一族
- 第64話 義賊部々員
- 第65話 アングラ学生
- 第66話 ルパン三世対女子大学生
- 第67話 殺ってよかった
- 第68話 第一人称
- 第69話 ストレートフラッシュ
- 第70話 泰山鳴動鼠一匹
- 第71話 ルパン嵐
- 第72話 鬼
- 第73話 キミが殺れオレが葬る(その1)
- 第74話 キミが殺れオレが葬る(その2)
- 第75話 私を愛したルパン♡
- 第76話 バカとハジキは使いよう=テッテイ篇=
- 第77話 バカとハジキは使いよう=ナンセンス篇=
- 第78話 バカとハジキは使いよう=サスペンス篇=
- 第79話 バカとハジキは使いよう=エロチック篇=
- 第80話 任侠ルパン節
- 第81話 能ある悪党は牙をかくす(その1)
- 第82話 能ある悪党は牙をかくす(その2)
- 第83話 能ある悪党は牙をかくす(その3)
- 第84話 イヌも歩けばルパンにあたる(その1)
- 第85話 イヌも歩けばルパンにあたる(その2)
- 第86話 イヌも歩けばルパンにあたる(その3)
- 第87話 イヌも歩けばルパンにあたる(その4)
- 第88話 せいては盗をしそんじる(その1)
- 第89話 せいては盗をしそんじる(その2)
- 第90話 せいては盗をしそんじる(その3)
- 第91話 我が盗争(その1)
- 第92話 我が盗争(その2)
- 第93話 我が盗争(その3)
- 最終話 さらば愛しきルパン!
アニメ
2023年現在、テレビシリーズが6作(+番外編1作)、単発長編作品「テレビスペシャル」が27作(+番外編1作)、新作映画は単独作品8作、クロスオーバー作品が2作。そのほかOVAも数作作られている。
アニメの設定は制作時点での現代を舞台とし、当時の国際情勢や流行を題材とした作品が多いが、初期の原作漫画が連載されていた1960年代後半を舞台とした作品も存在し、ごく少数ながら江戸時代や近未来を舞台としたものもある。原作漫画のアニメ化は『PARTIII』までは比較的多く見られたが、1980年代後半以降の作品は原則オリジナルの脚本が使用されている。
作品は全て日本テレビ系列で放送され、読売テレビ・日本テレビとトムス・エンタテインメント(改名前の東京ムービーなど、以下TMS)が製作している。アニメ制作については一部のテレビスペシャルや第2シリーズの一部の回、第4・第5シリーズ、劇場短編シリーズはTMSの子会社のテレコム・アニメーションフィルムが担当している。
製作に至る経緯とその後の反響
1968年にエイケンがアニメ化を画策するも失敗に終わり、その後、東宝の劇場ヤクザアニメ映画を目的としてAプロダクションにて企画会議が発足。翌1969年にパイロットフィルムが製作された。脚本も4本用意されたがいずれも未使用に終わっている。
1971年からテレビアニメ『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』が日本テレビ系列で放送を開始した。当初は大人向けの作品を志向していたが、当時の視聴者の関心を集めることができず、対象年齢を下げるという路線変更の後に打ち切られた。しかし放送終了後、放映料が安かったこともあり全国で再放送が繰り返された結果、そのたびに人気が高まり、5年後の1977年に『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』が製作された。この第2シリーズが高評価であったことや、前述の第1シリーズが再放送で評価が高まったことから、現在までに及ぶルパン三世のキャラクターと人気が確立した。
断続的ではあるものの、1971年から制作されている長寿番組である。
テレビシリーズ
各シリーズの詳細については、それぞれのシリーズの項目先を参照。
- 1971年 - 1972年 『ルパン三世(第1シリーズ)』
- 1977年 - 1980年 『ルパン三世(第2シリーズ)』
- 1984年 - 1985年 『ルパン三世 PARTIII(第3シリーズ)』
- 2015年 - 2016年 『ルパン三世(第4シリーズ)』
- 2018年 『ルパン三世 PART5(第5シリーズ)』
- 2021年 - 2022年 『ルパン三世 PART6(第6シリーズ)』
※ 『ルパン三世ベストセレクション』については、本項「#ベストセレクション」を参照。
番外編
- 2012年 『LUPIN the Third -峰不二子という女-(スピンオフ)』
使用楽曲
- ルパン三世(第1シリーズ)はルパン三世 (TV第1シリーズ)#主題歌を参照。
- ルパン三世(第2シリーズ)はルパン三世 (TV第2シリーズ)#オープニングテーマ及びルパン三世 (TV第2シリーズ)#エンディングテーマを参照。またルパン三世のテーマを参照。
- ルパン三世 PARTIIIはルパン三世 PARTIII#主題歌を参照。
- ルパン三世(第4シリーズ)以降はルパン三世のテーマを参照。
テレビシリーズの放送局
特記がないものはTV第1シリーズ・TV第2シリーズ・PARTIII・PART6の4作品を放送していた局。系列は現在の系列。
放送地域 | 放送局 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|
近畿広域圏 | 読売テレビ | 日本テレビ系列 | 第1シリーズ・PARTIII制作局 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』・2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 |
関東広域圏 | 日本テレビ | 第2シリーズ幹事局 LUPIN the Third -峰不二子という女-・2015年シリーズ・PART5・PART6制作局 | |
北海道 | 札幌テレビ | ||
青森県 | 青森放送 | ||
岩手県 | テレビ岩手 | ||
宮城県 | ミヤギテレビ | ||
秋田県 | 秋田放送 | ||
山形県 | 山形放送 | ||
福島県 | 福島中央テレビ | 2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 | |
山梨県 | 山梨放送 | ||
新潟県 | NST新潟総合テレビ | フジテレビ系列 | 第1・第2シリーズを放送 |
テレビ新潟 | 日本テレビ系列 | PARTIII・2015年シリーズ・PART6を放送 | |
長野県 | 信越放送 | TBS系列 | 第1シリーズのみ放送 |
長野放送 | フジテレビ系列 | 第2シリーズのみ放送 | |
テレビ信州 | 日本テレビ系列 | 第2シリーズ ・PARTIII・2015年シリーズ・PART5・PART6を放送 | |
静岡県 | 静岡放送 | TBS系列 | 第1シリーズのみ放送 |
テレビ静岡 | フジテレビ系列 | 第2シリーズを1979年6月まで放送 | |
静岡第一テレビ | 日本テレビ系列 | 第2シリーズを1979年7月から放送、PARTIII・2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 | |
富山県 | 北日本放送 | 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』・2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 | |
石川県 | 北陸放送 | TBS系列 | 第1・第2シリーズを放送 |
石川テレビ | フジテレビ系列 | PARTIIIのみ放送 | |
テレビ金沢 | 日本テレビ系列 | PART6のみ放送 | |
福井県 | 福井放送 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
|
中京広域圏 | 名古屋テレビ放送 | テレビ朝日系列 | 第1シリーズのみ放送 |
中京テレビ | 日本テレビ系列 | 第2シリーズ以降の全TVシリーズを放送 | |
鳥取県 →鳥取県・島根県 |
日本海テレビ | 第1シリーズの放送免許エリアは鳥取県のみ 第2シリーズ・PARTIII・2015年シリーズ・PART5・PART6は鳥取県と島根県で放送 | |
広島県 | 広島テレビ | 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』・2015年シリーズ・PART6も放送 | |
山口県 | 山口放送 | ||
徳島県 | 四国放送 | ||
香川県 →香川県・岡山県 |
西日本放送 | 第1・第2シリーズの放送免許エリアは香川県のみ PARTIII・2015年シリーズ・PART6は香川県と岡山県 | |
愛媛県 | 南海放送 | 『LUPIN the Third -峰不二子という女-』も放送 | |
高知県 | 高知放送 | ||
福岡県 | 福岡放送 | 2015年シリーズ・PART5・PART6も放送 | |
長崎県 | テレビ長崎 | フジテレビ系列 | 第1シリーズ・第2シリーズ・PARTIIIを放送 |
長崎国際テレビ | 日本テレビ系列 | 2015年シリーズ・PART5・PART6を放送 | |
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 | 第1シリーズのみ放送 |
熊本放送 | TBS系列 | 第2シリーズのみ放送 | |
くまもと県民テレビ | 日本テレビ系列 | PARTIII・PART6を放送 | |
大分県 | テレビ大分 | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |
2015年シリーズも放送 |
宮崎県 | テレビ宮崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
第1シリーズ・PARTIII・PART6を放送 |
宮崎放送 | TBS系列 | 第2シリーズのみ放送 | |
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | フジテレビ系列 | 第1シリーズ・第2シリーズ・PARTIIIを放送 |
鹿児島読売テレビ | 日本テレビ系列 | 2015年シリーズ・PART6を放送 | |
沖縄県 | 沖縄テレビ | フジテレビ系列 | 第1シリーズ・PARTIIIを放送 |
琉球放送 | TBS系列 | 第2シリーズのみ放送 |
劇場用アニメ(テレビスペシャル以外の長編を含む)
- 1978年 『ルパン三世 ベネチア超特急』(1977年に第2シリーズ第8話として放送された『ベネチア超特急』を劇場用35ミリ版にブロー・アップ再編集し、1978年度春の東宝チャンピオンまつりにて併映したもの)
- 1978年 第1作『ルパン三世』(ビデオソフト化の際に『ルパン三世 ルパンVS複製人間』に改題)
- 1979年 第2作『ルパン三世 カリオストロの城』
- 《押井版ルパン三世》(未製作)
- 1985年 第3作『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』(劇場版として山田康雄最後の出演作品)
- 1987年 第4作『ルパン三世 風魔一族の陰謀』(主要声優陣総入替作品)
- 1995年 第5作『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』(栗田貫一のルパン三世デビュー作。ただし、山田の急逝から代役という形だった)
- 1996年 第6作『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』
- 2013年 特別編『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』(浪川大輔・沢城みゆき・山寺宏一の劇場版初出演作)
- 2014年 スピンオフ『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』
- 2017年 スピンオフ『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』
- 2019年 スピンオフ『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』
- 2019年 第7作『ルパン三世 THE FIRST』(ルパン三世初の3DCG作品)
テレビスペシャル
1989年以降、日本テレビで不定期に放送されている本編90分前後の長編作品。現在に至るまで一貫して日テレをキー局・制作局として放送。NNN30局のうち、テレビ大分を除き(第一作は放送)29局同時ネットを実施している。 メディアによっては、映画としても扱われている。
- 1989年 第1作『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』
- 『土曜スーパースペシャル』で放送。
- 1990年 第2作『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』
- 本作から番組枠を『金曜ロードショー』へ移す。以降、第20作まで夏期に放送。
- 1991年 第3作『ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え』
- 1992年 第4作『ルパン三世 ロシアより愛をこめて』
- 1993年 第5作『ルパン三世 ルパン暗殺指令』
- 1994年 第6作『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』
- ルパン三世初代声優の山田康雄最後の出演作となる。
- 1995年 第7作『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』
- 栗田貫一がルパン三世役の正式後任となった。
- 1996年 第8作『ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密』
- アニメ「ルパン三世」が作られたきっかけである杉井ギサブローがルパン三世 パイロットフィルム以来に監督となった。
- 1997年 第9作『ルパン三世 ワルサーP38』
- 1998年 第10作『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』
- 1999年 第11作『ルパン三世 愛のダ・カーポ〜FUJIKO'S Unlucky Days〜』
- 2000年 第12作『ルパン三世 1$マネーウォーズ』
- 2001年 第13作『ルパン三世 アルカトラズコネクション』
- 本作以降、セル画からデジタルアニメへと移行した。
- 2002年 第14作『ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト』
- 2003年 第15作『ルパン三世 お宝返却大作戦!!』
- 2004年 第16作『ルパン三世 盗まれたルパン 〜コピーキャットは真夏の蝶〜』
- 2005年 第17作『ルパン三世 天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』
- 2006年 第18作『ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ』
- 諸事情で9月に放送。
- 2007年 第19作『ルパン三世 霧のエリューシヴ』(ルパン生誕40周年記念作品)
- 2008年 第20作『ルパン三世 sweet lost night 〜魔法のランプは悪夢の予感〜』。
- 2009年 特別編『ルパン三世VS名探偵コナン』(日本テレビ開局55周年・読売テレビ開局50周年特別記念作品)
- 『名探偵コナン』とのクロスオーバー作品。日テレと読売テレビの共同制作。
- 2010年 第21作『ルパン三世 the Last Job』
- 本作で、TV第1シリーズより銭形警部役の納谷悟朗および、TV第2シリーズ以降の峰不二子役の増山江威子、石川五ェ門役の井上真樹夫、音響監督の加藤敏が引退した。
- 2月に放送。
- 2011年 第22作『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』(ルパンアニメ化40周年記念作品)
- 本作より不二子・銭形・五ェ門の声優がそれぞれ沢城みゆき、山寺宏一、浪川大輔に交代した。
- 12月に放送。本作以降は、冬期に放送されることが多くなる。
- 2012年 第23作『ルパン三世 東方見聞録 〜アナザーページ〜』
- 2013年 第24作『ルパン三世 princess of the breeze 〜隠された空中都市〜』
- 2016年 第25作『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』
- 初のTVシリーズ放送期間中のオンエア作品。『TV第4シリーズ』をベースにしている。
- 2019年 第26作『ルパン三世 グッバイ・パートナー』
- 2019年 第27作『ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト』
- 『土曜スーパースペシャル』で放送。
- 本作から番組枠を『金曜ロードショー』へ移す。以降、第20作まで夏期に放送。
- ルパン三世初代声優の山田康雄最後の出演作となる。
- 栗田貫一がルパン三世役の正式後任となった。
- アニメ「ルパン三世」が作られたきっかけである杉井ギサブローがルパン三世 パイロットフィルム以来に監督となった。
- 本作以降、セル画からデジタルアニメへと移行した。
- 諸事情で9月に放送。
- 『名探偵コナン』とのクロスオーバー作品。日テレと読売テレビの共同制作。
- 本作で、TV第1シリーズより銭形警部役の納谷悟朗および、TV第2シリーズ以降の峰不二子役の増山江威子、石川五ェ門役の井上真樹夫、音響監督の加藤敏が引退した。
- 2月に放送。
- 本作より不二子・銭形・五ェ門の声優がそれぞれ沢城みゆき、山寺宏一、浪川大輔に交代した。
- 12月に放送。本作以降は、冬期に放送されることが多くなる。
- 初のTVシリーズ放送期間中のオンエア作品。『TV第4シリーズ』をベースにしている。
OVA
- 1988年 第1作『ルパン三世 風魔一族の陰謀』(OVAとして企画されたが、1987年に劇場映画として公開後に発売)
- 1989年 『ルパン三世 シークレットファイル』(パイロットフィルム2種などを収めた映像集)
- 2002年 第2作『ルパン三世 生きていた魔術師』
- 2008年 第3作『ルパン三世 GREEN vs RED』
- 2012年 『ルパン三世 Master File』(アニメ化40周年を記念した映像集)
- 2012年 FLASHアニメ『ルパンしゃんしぇい』(ルパン三世とFROGMANのコラボ)
- 2018年 『ルパンは今も燃えているか?』(原作誕生50周年記念作品。テレビシリーズ第5作目のセルソフト第1巻先着購入特典として同梱)
ルパンしゃんしぇい
2012年12月19日にDVD&Blu-tay発売のオムニバス形式のギャグアニメ。全役FROGMAN一人で演じている。
- スタッフ
原作 - モンキー・パンチ(MPワークス ルパン三世officialマガジン刊)
監督・脚本・キャラクターデザイン・声の出演 - FROGMAN
制作協力 - DLE
制作 - トムス・エンタテインメント、「ルパンしゃんしぇい」製作委員会
発売元 - バップ
- 各話リスト
ビデオ・オン・デマンド
- 2022年『LUPIN ZERO』(DMM TVで独占配信されるシリーズ。原作を原案に少年時代のルパンを描く。全6話。)
- 2023年 特別編『ルパン三世VSキャッツ・アイ』(Amazon Prime Videoによる配信)
ベストセレクション
2017年7月5日から12月20日まで、日本テレビほかにて原作50周年を記念した特別企画番組『ルパン三世ベストセレクション』が放送された。TVアニメ第1・第2・第3シリーズ全228話から事前にファン投票で選ばれたベスト24エピソードをカウントダウン形式で放送。初回の放送が第24位、最終回(第24回)が第1位の放送となり、ランキング順位はそのエピソードを放送するまで非公表だった。
番組冒頭には栗田貫一のナレーションによる、選ばれたエピソードの順位と簡単なあらすじ紹介が入る。なお放送するのはオープニングと本編のみで、オリジナルのエンディングと次回予告はカットされた(クレジットは番組としてのEDで簡易に記載)。
番組は4:3画面の左右にタイトルとエピソードの順位が入り、本編冒頭には「この作品は製作当時の時代背景や作品性・製作者の意図を考慮し、そのまま放送しております。ご了承ください。」というテロップが入るほか、「きちがい」等のセリフについては無音処理が行われている。
本番組ではTV第3シリーズの一部エピソードがランクインされているが、TV第3シリーズは一部地域を除き地上波再放送がほとんど行われなかったため、制作局である日本テレビを筆頭に、札幌テレビを除く各局は本番組が初の地上波再放送となった。
各話リスト
回 (順位)
放送日 (日テレ)
エピソード
第1回 (第24位)
2017年7月5日
第1シリーズ 第3話「さらば愛しき魔女」
第2回 (第23位)
7月12日
第3シリーズ 第44話「ボクたちのパパは泥棒」
第3回 (第22位)
7月19日
第2シリーズ 第26話「バラとピストル」
第4回 (第21位)
7月26日
第2シリーズ 第69話「とっつあんの惚れた女」
第5回 (第20位)
8月2日
第3シリーズ 第37話「父っつあん大いに怒る」
第6回 (第19位)
8月9日
第3シリーズ 第50話「原潜イワノフの抹殺指令」
第7回 (第18位)
8月16日
第2シリーズ 第137話「華麗なるチームプレイ作戦」
第8回 (第17位)
8月23日
第1シリーズ 第13話「タイムマシンに気をつけろ!」
第9回 (第16位)
8月30日
第3シリーズ 第1話「金塊はルパンを呼ぶ」
第10回 (第15位)
9月6日
第2シリーズ 第32話「ルパンは二度死ぬ」
第11回 (第14位)
9月13日
第1シリーズ 第2話「魔術師と呼ばれた男」
第12回 (第13位)
9月20日
第2シリーズ 第148話「ターゲットは555M」
第13回 (第12位)
9月27日
第2シリーズ 第7話「ツタンカーメン三千年の呪い」
第14回 (第11位)
10月4日
第2シリーズ 第98話「父っつあんのいない日」
第15回 (第10位)
10月11日
第3シリーズ 第24話「友よ深く眠れ」
第16回 (第9位)
10月18日
第3シリーズ 第5話「五右ェ門無双」
第17回 (第8位)
10月25日
第2シリーズ 第1話「ルパン三世颯爽登場」
第18回 (第7位)
11月1日
第2シリーズ 第112話「五右ェ門危機一髪」
第19回 (第6位)
11月8日
第2シリーズ 第99話「荒野に散ったコンバット・マグナム」
第20回 (第5位)
11月15日
第1シリーズ 第1話「ルパンは燃えているか・・・・?!」
第21回 (第4位)
11月22日
第1シリーズ 第4話「脱獄のチャンスは一度」
第22回 (第3位)
11月29日
第1シリーズ 第5話「十三代五ヱ門登場」
第23回 (第2位)
12月6日
第2シリーズ 第145話「死の翼アルバトロス」
第24回 (第1位)
12月20日
第2シリーズ 第155話「さらば愛しきルパンよ」
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2017年7月5日 - 12月20日 | 水曜 2:29 - 2:59 (火曜深夜) | 日本テレビ | 関東広域圏 | 『AnichU』第2部 |
2017年7月14日 - 12月22日 | 金曜 2:14 - 2:44 (木曜深夜) | テレビ信州 | 長野県 | |
2017年8月24日 - 2018年2月1日 | 金曜 1:59 - 2:29 (木曜深夜) | 札幌テレビ | 北海道 | |
2017年9月2日 - 2018年3月10日 | 日曜 2:25 - 2:55 (土曜深夜) | 福岡放送 | 福岡県 | |
2017年9月8日 - 2018年4月28日 | 土曜 1:54 - 2:24 (金曜深夜) | 中京テレビ | 中京広域圏 |
日本テレビ 水曜2:29 - 2:59(火曜深夜)枠「AnichU」(第2部) | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
パーソン・オブ・インタレスト シーズン3
※1:59 - 2:54 (2017年1月18日 - 6月21日) 【ここまで海外ドラマ枠】 ポシュレモダンモール ※2:54 - 3:54 【ここまで通販番組枠、水曜版のみ終了】 |
ルパン三世ベストセレクション
(2017年7月5日 - 12月20日 )
|
-
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原作漫画(旧)以後の漫画(モンキー・パンチ作品)
ルパン三世 新冒険
1971年連載開始。全35話。テレビアニメの放送に合わせて連載された作品。単行本では原作漫画(旧)に合併され、「さらば愛しきルパン!」の次の第95話から始まっている。前作の3年後という設定で始まっている。
原作漫画(旧)とルパン三世 新冒険の書誌情報
双葉社から原作漫画(旧)とルパン三世 新冒険を合わせて全10巻構成としたものが出版されている(電子書籍化済み)、全129(94+35)話+資料編1
- ルパン三世
新ルパン三世
1977年連載開始。テレビアニメの放送に合わせて連載された作品。全189話+番外編1話(単行本未収録を除く)。前作の5年後という設定で始まっている。テレビアニメにイメージを近付けるため、ルパン一味(ルパン、次元、五ェ門、不二子)がほぼ毎回揃って登場し、行動を共にするようになった。
SEXYルパンIII(サード)
1984年短期連載開始。脚本は第1話のみ大川俊道、第2話以降は平野靖士。このシリーズでルパンは一貫して「三世」と呼称されている。2003年から2005年にかけて『ルパン三世公式マガジン』に全4話(1話は前後編)が再録されたが、単独での単行本化には至らず、2017年7月発売の「ルパン三世単行本未収録集」に収録された。
読切(単行本未収録)
- 1970年『ルパン三世外伝』
- 1985年『新ルパン三世・女だけの刑ム所』
- 1994年『ルパン三世・ALIS PLAUDO』(原作・原案など: KAPPA BOYS)
単行本書き下ろし
- 『ルパン三世の英会話作戦』
未収録作品
未収録作品は2003年から2005年にかけて不定期に『ルパン三世オフィシャルマガジン』に掲載されていた。同誌では「SEXYルパンIII」の全4話と過去『アクション増刊』に掲載されたサイレント短編「銭さんナンセンス」が再掲載されている。アクションコミックス35周年となった2005年に刊行された「ルパン・ザ・サード ザ・ベスト」全4巻には『新ルパン三世』のサンフランシスコ篇完結後に発表された一話完結の「一宿一殺」「オレはシャドー」「ガール・ナッパー」の3話、『ルパン三世 PARTIII』のアニメ開始に伴って掲載された1984年の単発読み切り作品「俺ッ 流派無し…!!」が商品化に至っている。さらに、2015年秋には『ルパン三世officialマガジン』の紙面出版最終号において、「女だけの刑ム所」「スーパースター」「外伝」の3作品が初の復刻となった。これらは2017年7月28日発売の『ルパン三世 単行本未収録作品集』にすべて収録された。現時点で一度も再録されていないのは「ALIS PLAUDO」と、英会話作戦に収録された「キーポイントを盗め!」「バーボン気分で」の2篇となる。また、『新冒険』と『新ルパン三世』の間にあたる1973年に発表された同じモンキー・パンチ作品の『カラー・ガール』においてルパン一味と銭形警部がゲスト出演した「帰ってきたルパン」も事実上ルパン三世のストーリーとなっているが、再録は成されていない。海外出版のみだった「ALIS PLAUDO」については、長年拝読が困難だったが、2020年に掲載誌が日本の国立国会図書館に収蔵され、入手が比較的容易となっている。
ルパン小僧
『ルパン小僧』は『週刊少年アクション』1976年1月26日号から1976年9月20日号かけて連載された。全18話。ルパン三世と峰不二子(?)の間に生まれた、通称ルパン小僧が、父に跡継ぎとして認めてもらい父を超える大泥棒を目指すため、父親探しの旅に出るというストーリー。相棒・合気マリリンや、小僧を追う警官・シャーロックJr、ルパン三世の財宝を横取りしようとする男・鼠なども登場する。
第1話では、母親に父親の居場所が書かれた地図を渡され旅に出て5年後、父親の屋敷を発見するまでが描かれている。第18話には次元と五ェ門、第1話と18話にはルパン三世本人もゲスト出演しているが、ルパン三世として正体を明かしたうえでの対面はなかった。
『週刊少年アクション』の休刊に伴い、18話限りで終了。結局、父親に認められてルパン四世になれたかどうかまでは描かれていない。連載当時は考えていなかったが後年、モンキー・パンチはルパン小僧は「ルパン四世」ということになると明言している。
ルパン小僧は、『新ルパン三世』本編の第29話「死闘!!不二子対ルパン小僧」にも登場するが、同話に登場する峰不二子に「あんたは偽者で、俺の母親が本物の峰不二子だ」と言い、その不二子ももう1人の不二子の存在を否定し「ルパンと関係を結んだ事実はない」と言っており、どちらが本物の峰不二子なのかは不明。ちなみに、連載時からしばらくはルパン小僧の母親について「秘密」とされており、峰不二子が母親であるという設定の初出は、1998年初版発行の中公文庫コミック版『ルパン小僧』カバー裏表紙にある内容紹介文である。
『ルパン小僧』は、出版社が時代の波に乗るために、雑誌の強力な柱としてアニメで人気だったルパン三世の少年版をやろうと編集長自らが脚本を考えて持ってきたもので、モンキー・パンチはルパンに子供がいるのに否定的で「少年誌で子供の泥棒が主人公の漫画」を描いて良いものか迷っており、すぐには受け入れなかったがまだ自分が若かったこともあり嫌々引き受け、そういうこれ以上ない安易極まりない企画だったため入稿期限を過ぎても下書きすら出来ておらず、連載中はあくまで児童誌であることを常に意識して青年誌のルパン三世にならないように四苦八苦していた。雑誌の休刊により終了したが、モンキー・パンチは本当に嬉しく「しめた、もう描かなくてすむぞ」と思った。バラエティ番組「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」で取り上げた際に「ルパン小僧は望まれて生まれた子供ではなかった」と揶揄されている。
登場人物
主な登場人物
以下のキャラクターは各項目を参照。ルパン達の名称は「ルパン一味」もしくは「ルパンファミリー」とされている。また、宿敵である銭形もその一員として扱われることがある。
原作では5人に年齢は設定されていないが、テレビスペシャルなどでは「数十年経った」という発言が目立つ。作者は2014年8月に放送されたインタビューで「ルパンは20代後半くらい、不二子はそれより3つか4つ下、次元はルパンよりちょっとだけ兄貴分、五ェ門はルパンとだいたい同じ、銭形は3つか4つくらい上」と述べている。
ルパン三世
本作の主人公。アルセーヌ・ルパンを祖父に持つ神出鬼没の大泥棒。
クールを気取りつつ、お調子者で女性に弱い所やおっちょこちょいな面もあるが、高い知能と技術を持ち、狙った獲物は必ず奪う。時には、その知能と技術で仲間達をまとめ上げ、連係プレーで罠を突破することもある。
武芸の心得も多少あり、原作初期においては主にナイフを扱う。拳銃の腕前も次元ほどではないが凄腕である。
盗みや殺しに対するポリシーは作品によって大きく異なる。
TVアニメ第1シリーズでは大泥棒というだけでなく「世界一の殺し屋」とも呼ばれているが、第2シリーズでは銭形が「貴様に人殺しができんことぐらい、わしはよく知っとる」(第63話『罠には罠を』)と言っているように、悪党や自分の命を狙う殺し屋を除き、基本的に人殺しはしない。
次元大介
ルパンの第一の仲間で凄腕の早撃ち拳銃使い。
三枚目のルパンとは正反対にクールな性格だが時折、仲間を茶化したり、関わった者の面倒を見るなど、義理堅く頼れるルパンの良き相棒。
泥棒稼業についてはルパンと同じポリシーを持つ。愛用の拳銃にこだわりがあるが、拳銃だけでなく銃火器全般に精通している。
原作ではルパンの幼馴染みという設定であった。日本人であり特に正体が謎という設定でもないが、きっかけがない限り自分からは殊更に過去を語らない性格のため、生い立ちや家族関係、拳銃使いとなった経緯などは不明である(原作では兄と妹がいた)が、
1992年のトリビュート「小説ルパン三世」収録の中編「拳銃稼業もラクじゃない」では、ある凄腕のガンマンに師事していたという過去が描写されている。
石川五右ェ門
いにしえの大泥棒石川五右衛門を先祖に持つ剣士(当代は13代目)。ルパン三世第二の相棒。初期は敵として登場していたが後にルパンの仲間になった。原作では古風な口調や侍言葉は一切使っていないがTVアニメ第2シーズン以降は常時古風な口調で話すなど、武士道を重んじる面が強調されている。
白鞘で誂られた斬鉄剣を武器にあらゆるものを斬り裂く。普段は冷静で実直だが、プライドが高く短気な部分もある。硬派で初心なため、女性は苦手であり、美人に鼻の下を伸ばすルパンに呆れて協力を見合わせることもある。一方でルパン以上に清楚な女性に弱く、その女性のためにルパンの足を引っ張ることがある。剣だけでなく空手も示刀流の免許皆伝で、忍者の訓練も受けているため超人的な戦闘能力を持つ。
峰不二子
ルパン一味の紅一点。誰もが惚れる美貌と抜群のスタイルの持ち主だが、自分の欲望に忠実でルパン一味とは時には味方、時には敵となる女性盗賊。
あらゆる職を持ち、世界中の名士たちと交流があるなど、その正体は謎に包まれているため、次元や五ェ門からは煙たがられることがあるがルパンにとっては憎めない人物である。頭脳明晰なうえに話術も巧みで、銃火器の扱いに長け、武術の心得もあるなどその才覚も多岐にわたる。
目的達成のためには人を裏切ることも平然と行うが、ポリシーもあり人や生き物を殺めることには反対で、手を組んだ者が殺人を実行しようとすれば自分が裏切った相手でも命だけは助けようとする。原作では回によって素性や仕事が変わったり、兄がいたりする。
銭形幸一(銭形警部)
新聞記者で物書きである野村長一(のむらおさかず;小説等では野村胡堂,芸術等では野村あらえびすの筆名)の執筆による“銭形平次捕物控”に登場する十手持ちの御用聞き“銭形平次”の子孫であり、ルパン一味逮捕(主にルパン)を宿願とする敏腕警部。基本的には警視庁に所属するが、埼玉県警や長野県警への出向歴もある。のちにルパンが世界各地で活動するようになり、「ルパン逮捕の専任捜査官」としてインターポール(ICPO)へ出向する。
どんなに小さな犯罪も許さない実直な性格。ルパンとはライバル関係で、ルパンは彼を「父っつぁん」と呼ぶ。しばしば敏腕警部とは言い難いコミックリリーフ的な役割だが、いざという時は有能な刑事としても活躍する。ルパン一味からは手強い相手と認識されながらもお互い信頼しあい、人命が賭かった事件の際などは時折協力し合うこともある。その結果、犯人逮捕に至っている。
作品によっては妻子がおり、その家族構成も作品によって異なる。
詳細は銭形幸一#原作とアニメの相違点を参照。
声優の変遷
パイロットフィルムやキャスト一新を行っている『風魔一族の陰謀』など、一部の作品は除く。
出演作品 | 出演期間 | ルパン三世 | 次元大介 | 石川五ェ門 | 峰不二子 | 銭形警部 |
---|---|---|---|---|---|---|
(TV)第1シリーズ | 1971年 - 1972年 | 山田康雄 | 小林清志 | 大塚周夫 | 二階堂有希子 | 納谷悟朗 |
(TV)第2シリーズ ↓ (SP)燃えよ斬鉄剣 |
1977年 - 1994年 | 井上真樹夫 | 増山江威子 | |||
(劇)くたばれ!ノストラダムス ↓ (SP)the Last Job |
1995年 - 2010年 | 栗田貫一 | ||||
(SP)血の刻印 〜永遠のMermaid ↓ (TV)PART6 第0話 |
2011年 - 2021年 | 浪川大輔 | 沢城みゆき | 山寺宏一 | ||
(TV)PART6 第1話 ↓ 現在 |
2021年 - | 大塚明夫 |
その他、原作での登場人物
男爵先生(第5話)
古郎志(ころし)先生(第5話)
白乾児(パイカル)
第7話「魔術師」で登場。通称「暗黒街の魔術師」。指から火炎を放射し、空中を歩き、どんな銃弾や衝撃にも耐えられるという能力を持つ男。
ルパンを圧倒するものの、ルパン(とそのおかかえ科学者)にその原理を解明され、同じ方法で勝負に敗れる。「同じ女とは三度までしか付き合わない」主義。
第17話では妻(辻真先の小説版では妹)が登場してルパンに復讐を仕掛けた。なお、名前の由来は実在する中国酒であり、アニメ版ではルパンに「酔っ払っちまいそうな名前」と言われている。後のエピソードに「ラオチュウ」という名の弟が登場する予定もあった。
辻の小説では、漫画同様の設定であるが、全5章を通してルパンの宿敵として対峙する。催眠術や変装も得意としている。
フウテン探偵(第8-10話)
ルパン一世
ルパン二世
ルパン帝国
ルパンの部下たち
鬼土(第71話)
ヤングアイランドの学生たち(第73・74話)
クリフ・不私刑(フリンチ)
魔毛 狂介(まもう きょうすけ)
第83話「能ある悪党は牙をかくす(その3)」に登場。2854年2月30日生まれの未来人で、タイムマシンを開発した科学者。
ルパン三十三世(初出ではルパン十三世)に父親を殺されたことから、その復讐のためルパン三世を消そうとして現代に現れた。しかしタイムマシンの操縦には難があるらしく、一度行き先を間違えて少年時代(初出では昭和30年、現行の単行本では昭和58年)の石川五ェ門のもとに現れている(その際、自分のことを記した2875年発行の本を五ェ門のもとに忘れており、その本が存在することでルパンたちはタイムマシンの存在を認めざるを得なくなる)。ルパンの祖先を殺してルパンの存在を抹消すると宣言し、ルパンを心から震え上がらせたが、結局はルパンの策にはまり、最後はルパンたちに殺される。
アニメでは以下に登場している。それぞれ担当した声優が異なり、併記する。
ルパン三世 (TV第1シリーズ)第13話「タイムマシンに気をつけろ!」 - 家弓家正
ルパン三世 霧のエリューシヴ - 中村獅童
ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE - 台詞なし
ルパン三世 ルパンは今も燃えているか? - 村治学
パンドラ(最終話)
その他、アニメ版での登場人物
- テレビ版第1シリーズの登場人物については、ルパン三世 (TV第1シリーズ)の登場人物を参照。
- テレビ版第2シリーズの登場人物については、ルパン三世 (TV第2シリーズ)の登場人物を参照。
- PARTIIIの登場人物については、ルパン三世 PARTIIIの登場人物を参照。
- PARTIVの登場人物については、ルパン三世 (2015年TVシリーズ)を参照。
- PARTVの登場人物については、ルパン三世 PART5を参照。
- PARTVIの登場人物については、ルパン三世 PART6を参照。
- 劇場版、テレビスペシャル版の登場人物については、各作品の記事を参照。
その他の作品
パイロットフィルム
- ルパン三世 パイロットフィルム(1969年)
- ルパン8世(1982年頃)
実写映画
- ルパン三世 念力珍作戦(1974年、国際放映・東宝)
- ルパン三世(2014年、東宝)
- 次元大介(2023年、Amazonスタジオ)
ミュージカル
- ルパン三世 I'm LUPIN(ミュージカル、1998年)
- ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!-(宝塚歌劇団雪組公演、2015年)
歌舞伎
- 流白浪燦星(ルパン三世)(新作歌舞伎、2023年12月、新橋演舞場、脚本・演出:戸部和久)
キャスト
- ルパン三世:片岡愛之助
- 石川五右衛門:尾上松也
- 次元大介:市川笑三郎
- 峰不二子:市川笑也
- 銭形警部:市川中車
- 傾城糸星/伊都之大王:尾上右近
- 長須登美衛門:中村鷹之資
- 牢名主九十三郎:市川寿猿
- 唐句麗屋銀座衛門:市川猿弥
- 真柴久吉:坂東彌十郎
テレビドラマ
- 銭形警部(2017年、日本テレビとWOWOW、Hulu)
ゲーム
- ルパン三世(1980年、タイトー、アーケードゲーム)
- クリフハンガー(1983年、スターンエレクトロニクス、アーケードゲーム)
- ルパン三世 バルセロナ洞穴脱出作戦(1984年、エポック社、スーパーカセットビジョン)
- ルパン三世 パンドラの遺産(1987年、バンダイナムコエンターテインメント(ナムコブランド)、ファミリーコンピュータ)
- ルパン三世 カリオストロの城(1985年、ムービック/東宝、PC-8801/FM-7/X1)
- ルパン三世 カリオストロの城(1987年、東宝、MSX)
- ルパン三世 バビロンの黄金伝説(1988年、東宝、MSX)
- ルパン三世 バビロンの黄金伝説(1989年、東宝、PC-8801)
- ルパン三世 香港の魔手(1990年、CSK総合研究所、FM-TOWNS)
- 当時としては珍しく、山田康雄が録り下ろしたボイスが随所に盛り込まれているのがセールスポイントだった。キャスティング協力はテアトル・エコーが請け負った為、当時の劇団員だった曽我部和恭、小林優子、小池浩司がゲストキャラクターを担当した。なお、他のルパン一味にボイスはつけられていない。一部にバンド収録・独自のアレンジの『ルパン三世のテーマ』が使用されている。
- SDルパン三世〜金庫破り大作戦〜(1990年、バンダイナムコエンターテインメント(バンプレストブランド)、ゲームボーイ)
- ルパン三世 伝説の秘宝を追え!(1994年、エポック社、スーパーファミコン)
- ルパン三世 THE MASTER FILE(1996年、MIZUKI、セガサターン)
- TV第1シリーズから『燃えよ斬鉄剣』までの全アニメ作品データベースソフト。
- ルパン三世 カリオストロの城 -再会-(1997年、アスミック・エース、PlayStation)
- 『カリオストロの城』のその後を描いたオリジナルストーリーのアドベンチャーゲーム。
- ルパン三世 クロニクル(1997年、Spike、セガサターン)
- TV第1、第2シリーズと『ルパンVS複製人間』『カリオストロの城』のデータベースソフト。
- ルパン三世 ピラミッドの賢者(1998年、アスミック・エース、セガサターン)
- D2マンガ ルパン3世(1998年、ダイキ、PlayStation)
- 音声入りデジタルコミック。モンキーパンチによる新たな声優オーディションでキャストが一新されている。
- ルパン三世 THE SHOOTING(2001年、セガ、アーケードゲーム)
- ルパン三世 魔術王の遺産(2002年、バンダイナムコエンターテインメント(バンプレストブランド)、PlayStation 2)
- ルパン三世 THE TYPING(2002年、セガ、アーケードゲーム)
- ルパン三世 海に消えた秘宝(2003年、アスミック・エース、ニンテンドーゲームキューブ)
- ルパン三世 コロンブスの遺産は朱に染まる(2004年、バンダイナムコエンターテインメント(バンプレストブランド)、PlayStation 2)
- ルパン三世 〜四つの鍵は宝石の輝き〜(2005年、バンダイナムコエンターテインメント(バンプレストブランド)、メダルゲーム)
- ルパン三世 ルパンには死を、銭形には恋を(2007年、バンダイナムコエンターテインメント(バンプレストブランド)、PlayStation 2)
- メダルフロンティア『ルパン三世 3つの宝珠は道標』(2007年、バンダイナムコエンターテインメント(バンプレストブランド)、メダルゲーム)
- ルパン三世 史上最大の頭脳戦(2010年、バンダイナムコエンターテインメント、ニンテンドーDS)
- ルパン三世ゲームシリーズ初の「CERO C(15以上対象)」作品でもある。
- ルパン三世 もう一人の共犯者(2010年、トムス・エンタテインメント+バタフライ、モバゲータウン、ソーシャルゲーム)
- ルパン三世 決戦カードバトル(2012年、トムス・エンタテインメント+ForGroove、モバゲー、ソーシャルゲーム)
- ルパン三世 決戦カードバトル(2012年、トムス・エンタテインメント+ForGroove、FP版mixi、ソーシャルゲーム)
- 峰不二子バトルポーカー(2013年、トムス・エンタテインメント+epics、Yahoo!モバゲー、ソーシャルゲーム)
- リアル脱出ゲーム×ルパン三世『サンマリノ城からの脱出』(2015年、SCRAP、体感型ゲーム)
- 東京原宿にある常設スタジオ原宿ヒミツキチオブスクラップにて約2ヶ月半、名古屋矢場町にある常設スタジオ名古屋ヒミツキチオブスクラップと大阪心斎橋にある常設スタジオ大阪ヒミツキチオブスクラップにて約1ヶ月半のロングラン開催され、3大都市での開催期間中に全国25都市を巡回した。また下記の『ノワール美術館 潜入作戦』の開催に合わせて東京ミステリーサーカス4Fにて約1ヶ月再開催された。参加者はルパン一家の見習いとしてルパン三世と一緒にサンマリノ城にある鍵の塔に侵入し、銭形が仕掛けた罠にはまるが、様々な謎を駆使し、ルパンや次元とのトランシーバーでのやり取りを通じて1時間以内にマリー・アントワネットの首飾りを盗み出しサンマリノ城にある鍵の塔から脱出(逃走)することがクリア条件。
- リアル潜入ゲーム×ルパン三世『ノワール美術館 潜入作戦』(2019年、SCRAP、体感型ゲーム)
- 東京新宿にある東京ミステリーサーカス3Fのリアル潜入スペースにてほぼ毎日開催。2020年9月末ごろ終了予定だったが、SARSコロナウイルス2の影響で利用できなかった利用希望者の声が多く、同年11月の祝日まで延長した。参加者は新米泥棒としてルパンたちと協力しながら美術館へ潜入し、行く手を阻む様々な罠が仕掛けられた中、銃を持った警備員や、さらに銭形を掻い潜り幻の宝石『マリアの瞳』を盗み出すことが目的。
- 開催施設では、持ち帰り型の謎付きクリアファイル(ルパン、不二子、ルパン一味の3種に、全種セットにのみ付属のもう1種の全4種)も発売。
- ゴジラ・フェス2019周遊謎解きゲーム ゴジラ対ルパン三世 幻の「ピクトリアルスケッチ」を守れ!(2019年、あそびファクトリー、体感型ゲーム)
- リアル脱出ゲーム×ルパン三世『ロンドントラップタワーからの脱出』(2022年、SCRAP、体感型ゲーム)
- 東京新宿にある東京ミステリーサーカス4Fのヒミツキチラボの小ホールほか、札幌・仙台・福岡(福岡天神店)・名古屋・横浜・岡山・大阪(大阪心斎橋店)にあるリアル脱出ゲームの実店舗の全国8都市で巡行開催。参加者はある盗賊団に所属している卓越した暗号解読能力を持つ盗賊としてルパン三世から協力を持ちかけられ、シャーロック・ホームズが不在の隙に誘拐されたリリー・ワトソンを罠だらけの歴史的建造物「ロンドントラップタワー」から救出するのが目的。
当時としては珍しく、山田康雄が録り下ろしたボイスが随所に盛り込まれているのがセールスポイントだった。キャスティング協力はテアトル・エコーが請け負った為、当時の劇団員だった曽我部和恭、小林優子、小池浩司がゲストキャラクターを担当した。なお、他のルパン一味にボイスはつけられていない。一部にバンド収録・独自のアレンジの『ルパン三世のテーマ』が使用されている。
TV第1シリーズから『燃えよ斬鉄剣』までの全アニメ作品データベースソフト。
『カリオストロの城』のその後を描いたオリジナルストーリーのアドベンチャーゲーム。
TV第1、第2シリーズと『ルパンVS複製人間』『カリオストロの城』のデータベースソフト。
音声入りデジタルコミック。モンキーパンチによる新たな声優オーディションでキャストが一新されている。
ルパン三世ゲームシリーズ初の「CERO C(15以上対象)」作品でもある。
東京原宿にある常設スタジオ原宿ヒミツキチオブスクラップにて約2ヶ月半、名古屋矢場町にある常設スタジオ名古屋ヒミツキチオブスクラップと大阪心斎橋にある常設スタジオ大阪ヒミツキチオブスクラップにて約1ヶ月半のロングラン開催され、3大都市での開催期間中に全国25都市を巡回した。また下記の『ノワール美術館 潜入作戦』の開催に合わせて東京ミステリーサーカス4Fにて約1ヶ月再開催された。参加者はルパン一家の見習いとしてルパン三世と一緒にサンマリノ城にある鍵の塔に侵入し、銭形が仕掛けた罠にはまるが、様々な謎を駆使し、ルパンや次元とのトランシーバーでのやり取りを通じて1時間以内にマリー・アントワネットの首飾りを盗み出しサンマリノ城にある鍵の塔から脱出(逃走)することがクリア条件。
東京新宿にある東京ミステリーサーカス3Fのリアル潜入スペースにてほぼ毎日開催。2020年9月末ごろ終了予定だったが、SARSコロナウイルス2の影響で利用できなかった利用希望者の声が多く、同年11月の祝日まで延長した。参加者は新米泥棒としてルパンたちと協力しながら美術館へ潜入し、行く手を阻む様々な罠が仕掛けられた中、銃を持った警備員や、さらに銭形を掻い潜り幻の宝石『マリアの瞳』を盗み出すことが目的。
開催施設では、持ち帰り型の謎付きクリアファイル(ルパン、不二子、ルパン一味の3種に、全種セットにのみ付属のもう1種の全4種)も発売。
東京新宿にある東京ミステリーサーカス4Fのヒミツキチラボの小ホールほか、札幌・仙台・福岡(福岡天神店)・名古屋・横浜・岡山・大阪(大阪心斎橋店)にあるリアル脱出ゲームの実店舗の全国8都市で巡行開催。参加者はある盗賊団に所属している卓越した暗号解読能力を持つ盗賊としてルパン三世から協力を持ちかけられ、シャーロック・ホームズが不在の隙に誘拐されたリリー・ワトソンを罠だらけの歴史的建造物「ロンドントラップタワー」から救出するのが目的。
コラボレーション
- 天下統一クロニクル(2013年)
- 怪盗ロワイヤル(2014年)
- ケリ姫スイーツ(2015年)
- モンスターストライク(2015年)
- 聖戦ケルベロス(2016年)
- 消滅都市(2016年)
- 海賊王国コロンブス(2016年)
- 神獄のヴァルハラゲート(2016年)
- ドラゴンコレクション(2016年)
- 探検ドリランド(2016年・2019年)
- 釣り★スタ(2016年)
- LINE タワーライジング(2016年)
- ダービースタリオン マスターズ(2018年)
- ぷよぷよ!!クエスト(2019年)
- LINE ポコポコ(2020年)
- LINE POP2(2022年)
パチンコ・パチスロ
- パチンコ・CRルパン三世(1998年・平和)
- パチンコ・CR不二子におまかせ(2000年・平和)
- パチンコ・CRルパンザサード(2002年・平和)
- パチンコ・CRルパン三世<タマダス島に眠る財宝>(2005年・平和)
- パチンコ・CR不二子<タマダス島に眠る財宝>(2005年・平和)
- パチンコ・CR銭形<タマダス島に眠る財宝>(2005年・平和)
- パチンコ・CRルパン三世ルピナスタワーのダイヤを狙え(2008年・平和)
- パチンコ・CRルパン三世 徳川の秘宝を追え(2010年・平和)
- パチンコ・CRルパン三世 World is mine(2012年・平和)
- パチンコ・CRルパン三世〜消されたルパン〜(2013年・平和)
- パチンコ・CRルパン三世〜I'm a super hero〜(2015年・平和)
- パチンコ・CRルパン三世〜Lupin The End〜 (2016年・平和)
- パチンコ・CR不二子2〜Lupin The End〜(2017年・平和)
- パチンコ・CRルパン三世 LAST GOLD(2019年・平和)
- パチンコ・Pルパン三世 神々への予告状(2019年)
- パチンコ・Pルパン三世 復活のマモー(2020年)
- パチンコ・Pルパン三世 2000カラットの涙(2022年)1
- パチスロ・ルパン三世(2000年・平和)
- パチスロ・不二子2(2002年・平和)
- パチスロ・主役は銭形(2004年・平和)
- パチスロ・俺の名はルパン三世(2007年・オリンピア)
- パチスロ・ルパン三世〜ルパン一族の秘宝〜(2010年・平和)
- パチスロ・不二子〜100億$の女神〜(2012年・オリンピア)
- パチスロ・主役は銭形2(2014年・オリンピア)
- パチスロ・ルパン三世 ロイヤルロード~金海に染まる黄金神殿~(2015年・オリンピア)
- パチスロ・ルパン三世〜消されたルパン〜 (2016年・オリンピア)
- パチスロ・ルパン三世 不二子 Type A+(2018年・オリンピア)
- パチスロ・ルパン三世 世界解剖(2018年・オリンピア)
- パチスロ・ルパン三世 イタリアの夢(2019年・オリンピア)
- パチンコ・ルパン三世 2000カラットの涙(2021年・平和)
- パチスロ・主役は銭形3 (2022年・平和)
- Pルパン三世 消されたルパン2022(2022年・平和)
アトラクション
ルパン三世 〜迷宮の罠〜
ルパン三世 カーチェイスXRライド
CM・企業コラボ
- 味の素(1978年)
- 「テレパッチ」が『ルパンVS複製人間』本編内に登場。
- ツクダオリジナル(1979年)
- 『フィンガーポップス』のイメージキャラクターに起用。
- 丸美屋(1979年)
- 「ルパン三世ふりかけ」が発売された。
- ペプシコーラ(1979年頃)
- キャンペーングッズとして下敷きも作られた。
- 三菱電機(1980年)
- ファンヒーターのCMに起用。
- オリエント時計(1980年頃)
- 「デジタル三世」のCMに起用。
- ロッテリア (1985年)
- カネボウフーズ(1990年代前半)
- 「ベルミーコーヒー」のCMに起用。ただし、キャラクターは登場せず、音声(ルパン、不二子)のみ登場。
- エクソンモービル / Esso(1995年-1997年)
- 1995年、CMキャラクターに起用された際に実写と合成したCMが放映され、これが山田康雄の遺作となった(一部が『ルパン三世 Master File』に収録)。
- スタッフは演出:三木俊一郎、音楽:大野雄二、監修:大塚康生、製作:東京ムービー新社、メトロライト・スタジオとなっている。
- アメリカのスタッフにより描かれたアニメーション部分について、監修の大塚は『動かし方は流石に「キャラクター・アニメーション」の国、だが中割りや動画は(当時大塚が率いていた)テレコムの基準でいえばオール・リテイクという代物です』と評している。
- 末端につけられているキャンペーン告知はテレコム・アニメーションフィルムが作画を行なっている為、CM本編とは作画が異なる。
- 1997年からは、ルパン役に2代目の栗田貫一を迎えた新CMを制作した。映像は同一だが、音声が違うバージョンのものがある。
- アステル北海道(1995年-1996年)
- シック・ジャパン(2001年、2004年)
- 京セラ(2012年)
- 「au URBANO PROGRESSO(KYY04)」のイメージキャラクターに起用。
- セブンイレブン(2013年)
- 『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』の関連グッズが当たるプレゼント企画が行われた。
- バイク王&カンパニー(2013年-2014年)
- ダーツライブ(2015年、2019年)
- CMは制作されていない。
- 日本中央競馬会(2015年、2019年)
- 「第60回有馬記念」「第64回有馬記念」にてコラボレーション。
- モンデリーズ・ジャパン(2018年)
- 「クロレッツ」とのコラボレーション。
- アサヒ飲料(2019年)
- 「WONDA」のCMに起用。缶のデザインもルパン仕様となり、プレゼント企画が行われた。
- オンキヨー(2019年)
- 『THE FIRST』とのコラボレーションでデジタルオーディオプレーヤー「DP-S1A LUPIN III」を予約販売。CMは制作されていない。
- ダンヒル(2019年)
- CMは制作されていない。
- ゼニス(2019年)
- 次元が身に着けた腕時計にインスパイアされたモデルがリリースされた。CMは制作されていない。
- ふくや(2019年)
- バロックジャパンリミテッド(2020年)
- 「R4G×ルパン三世」としてTシャツなどを販売。CMは制作されていない。
- ニッカウヰスキー(2020年)
- 『ブラックニッカ クリア』のWebCMに起用。キャンペーン期間中はブラックニッカシリーズのラベルに存在する「ヒゲのおじさん」ことキング・オブ・ブレンダーズがルパンに盗まれたという設定で、キャンペーン期間中にプレゼント企画が行われた。
- マクドナルド(2022年)
- マクドナルド公式アプリのモバイルオーダー追加機能「ドライブスルー モバイルオーダー」のCMに起用。
「テレパッチ」が『ルパンVS複製人間』本編内に登場。
『フィンガーポップス』のイメージキャラクターに起用。
「ルパン三世ふりかけ」が発売された。
キャンペーングッズとして下敷きも作られた。
ファンヒーターのCMに起用。
「デジタル三世」のCMに起用。
「ベルミーコーヒー」のCMに起用。ただし、キャラクターは登場せず、音声(ルパン、不二子)のみ登場。
1995年、CMキャラクターに起用された際に実写と合成したCMが放映され、これが山田康雄の遺作となった(一部が『ルパン三世 Master File』に収録)。
スタッフは演出:三木俊一郎、音楽:大野雄二、監修:大塚康生、製作:東京ムービー新社、メトロライト・スタジオとなっている。
アメリカのスタッフにより描かれたアニメーション部分について、監修の大塚は『動かし方は流石に「キャラクター・アニメーション」の国、だが中割りや動画は(当時大塚が率いていた)テレコムの基準でいえばオール・リテイクという代物です』と評している。
末端につけられているキャンペーン告知はテレコム・アニメーションフィルムが作画を行なっている為、CM本編とは作画が異なる。
1997年からは、ルパン役に2代目の栗田貫一を迎えた新CMを制作した。映像は同一だが、音声が違うバージョンのものがある。
「au URBANO PROGRESSO(KYY04)」のイメージキャラクターに起用。
『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』の関連グッズが当たるプレゼント企画が行われた。
CMは制作されていない。
「第60回有馬記念」「第64回有馬記念」にてコラボレーション。
「クロレッツ」とのコラボレーション。
「WONDA」のCMに起用。缶のデザインもルパン仕様となり、プレゼント企画が行われた。
『THE FIRST』とのコラボレーションでデジタルオーディオプレーヤー「DP-S1A LUPIN III」を予約販売。CMは制作されていない。
CMは制作されていない。
次元が身に着けた腕時計にインスパイアされたモデルがリリースされた。CMは制作されていない。
「R4G×ルパン三世」としてTシャツなどを販売。CMは制作されていない。
『ブラックニッカ クリア』のWebCMに起用。キャンペーン期間中はブラックニッカシリーズのラベルに存在する「ヒゲのおじさん」ことキング・オブ・ブレンダーズがルパンに盗まれたという設定で、キャンペーン期間中にプレゼント企画が行われた。
マクドナルド公式アプリのモバイルオーダー追加機能「ドライブスルー モバイルオーダー」のCMに起用。
パソコンソフト
- ルパン三世 D2MANGA(1998年、DAIKI) - 原作マンガに彩色、動きと効果音、台詞をつけたデジタルマンガ。声優陣は一新されている。PSでも同内容で発売。
CD-ROM
- ルパン三世 The First TV Series エンサイクロペディア(VAP、Win3.1/Win95/Mac版)(TVアニメのファーストシリーズのデータベースソフト。ダイジェスト・ムービー等もあり)
漫画(原作以外)
- ルパン8世
- ルパン三世(Shusay版)
- ルパン三世Y
- ルパン三世M
- ルパン三世H - 2015年版の漫画『ルパン三世』を含む
- ルパン三世B
- ルパン三世T
- ルパンチック
- ルパン三世 異世界の姫君(脚本:佐伯庸介、オリジナルキャラクターデザイン:白狼、作画:内々けやき)- 週刊少年チャンピオン(秋田書店)連載
- スピンオフ
- M.F.C. 女泥棒会社峰不二子カンパニー
- 警部銭形
- 十三代目 石川五ェ門
- M.F.C. 女泥棒会社峰不二子カンパニー
- 警部銭形
- 十三代目 石川五ェ門
小説
- 小説!!!ルパン三世(辻真先著、集英社コバルト文庫、1982年) ISBN 4086104768
- ルパン三世 カリオストロの城(山崎晴哉著、集英社コバルト文庫、1982年) ISBN 4086105101
- 双葉文庫・アクションノベルシリーズ
- 1987年より双葉社から発売された文庫小説。内容は共著による短編集もしくは中篇+短編の体裁。5巻以降は長編。
- ルパン三世 戦場は、フリーウェイ(著者 - 樋口明雄、塩田信之、吉岡平)ISBN 4575501409
- 収録 - 戦場は、フリーウェイ(樋口)、泥棒さんと、殺し屋さんと、……ひとりの少女(塩田)、五右衛門秘帳 -燃えよ斬鉄剣-(吉岡)
- ルパン三世 星を盗む男(著者 - 山口宏、大出光貴) ISBN 4575501743
- 収録 - 9ミリ弾の悪魔(山口)、星を盗む男(大出)
- ルパン三世 エルドリア大脱出作戦(著者 - 樋口明雄、沙藤樹) ISBN 4575502413
- 収録 - エルドリア大脱出作戦(樋口)、泥棒さんたちの華麗な休日(沙藤)
- ルパン三世 アムネジアの砂漠(著者 - 吉本正彦、鎌田秀美) ISBN 457550288X
- 収録 - アムネジアの砂漠(吉本)、イーヴル・シティへようこそ(鎌田)
- ルパン三世 フリー・ファントム作戦(著者 - 集新矢) ISBN 4575503126
- 収録 - フリー・ファントム作戦
- ルパン三世 激走チャイナ!贋作の秘密(著者 - 速見彩) ISBN 4575503177
- 収録 - 激走チャイナ!贋作の秘密
- 小説ルパン三世(著者 - 大沢在昌、新野剛志、光原百合、樋口明雄、森詠、双葉社、2005年) ISBN 4575007390
- 収録 - 拳銃稼業もラクじゃない(大沢)、バンディット・カフェ(新野)、1-1=1(光原)、深き森は死の香り(樋口)、平泉黄金を探せ(森)
- ルパン三世 The Novel 謎の宝石と伝説の王国(井上尚登著、原作・監修 モンキー・パンチ、角川文庫、2014年)ISBN:
1987年より双葉社から発売された文庫小説。内容は共著による短編集もしくは中篇+短編の体裁。5巻以降は長編。
- ルパン三世 戦場は、フリーウェイ(著者 - 樋口明雄、塩田信之、吉岡平)ISBN 4575501409
- 収録 - 戦場は、フリーウェイ(樋口)、泥棒さんと、殺し屋さんと、……ひとりの少女(塩田)、五右衛門秘帳 -燃えよ斬鉄剣-(吉岡)
- ルパン三世 星を盗む男(著者 - 山口宏、大出光貴) ISBN 4575501743
- 収録 - 9ミリ弾の悪魔(山口)、星を盗む男(大出)
- ルパン三世 エルドリア大脱出作戦(著者 - 樋口明雄、沙藤樹) ISBN 4575502413
- 収録 - エルドリア大脱出作戦(樋口)、泥棒さんたちの華麗な休日(沙藤)
- ルパン三世 アムネジアの砂漠(著者 - 吉本正彦、鎌田秀美) ISBN 457550288X
- 収録 - アムネジアの砂漠(吉本)、イーヴル・シティへようこそ(鎌田)
- ルパン三世 フリー・ファントム作戦(著者 - 集新矢) ISBN 4575503126
- 収録 - フリー・ファントム作戦
- ルパン三世 激走チャイナ!贋作の秘密(著者 - 速見彩) ISBN 4575503177
- 収録 - 激走チャイナ!贋作の秘密
収録 - 戦場は、フリーウェイ(樋口)、泥棒さんと、殺し屋さんと、……ひとりの少女(塩田)、五右衛門秘帳 -燃えよ斬鉄剣-(吉岡)
収録 - 9ミリ弾の悪魔(山口)、星を盗む男(大出)
収録 - エルドリア大脱出作戦(樋口)、泥棒さんたちの華麗な休日(沙藤)
収録 - アムネジアの砂漠(吉本)、イーヴル・シティへようこそ(鎌田)
収録 - フリー・ファントム作戦
収録 - 激走チャイナ!贋作の秘密
収録 - 拳銃稼業もラクじゃない(大沢)、バンディット・カフェ(新野)、1-1=1(光原)、深き森は死の香り(樋口)、平泉黄金を探せ(森)
季刊誌
- ルパン三世officialマガジン(双葉社) - 2015年秋号からweb版に移管、2017年12月を最後にこちらも休刊となった。
ゲームブック
いずれも双葉社冒険ゲームブックシリーズ。編集/制作は全てスタジオ・ハード。全19巻。また刊行当初は、前述の「冒険ゲームブックシリーズ」を含めた「双葉文庫ゲームブック」シリーズの総数(トータル)でのナンバリングだったが、途中からは「ルパン三世ゲームブックシリーズ」として独立したナンバリングとなる(初期巻の重版も同様)。
ルパン三世 さらば愛しきハリウッド(1985年 吉岡平・高橋信之) ISBN 4575760056
ルパン三世 ダークシティの戦い(1985年 飯野文彦・川崎知子) ISBN 4575760064
ルパン三世 青の女王強奪作戦(1986年 J・F・ハイブリッジ・野上礼二) ISBN 4575760072
ルパン三世 黄金のデッド・チェイス(1986年 樋口明雄) ISBN 4575760145
ルパン三世 暗黒のピラミッド(1986年 塩田信之・竹田明) ISBN 4575760110
ルパン三世 Pファイルを奪え!(1986年 上原尚子・山口宏) ISBN 457576017X
ルパン三世 謀略の九龍コネクション(1987年 塩田信之) ISBN 4575760218
ルパン三世 復讐のチャイナタウン(1987年 竹田明・三原治) ISBN 4575760285
ルパン三世 灼熱の監獄島(1987年 大出光貴・上原尚子) ISBN 4575760412
ルパン三世 密林の追撃(1987年 上原尚子・佐藤敏美) ISBN 457576051X
ルパン三世 華麗なる挑戦(1988年 前田達彦・渡部功一) ISBN 4575760560
ルパン三世 九龍クライシス(1988年 塩田信之) ISBN 4575760781
ルパン三世 黒い薔薇のノスフェラトゥ(1989年 樋口明雄) ISBN 4575760935
ルパン三世 悪党どもの黙示録(1989年 滝沢一穂) ISBN 457576101X
ルパン三世 戦慄のサブウェイ(1989年 草野直樹) ISBN 457576115X
ルパン三世 暁の第三帝国(1990年 添田寛明・竹田明) ISBN 4575761508
ルパン三世 AF-1奪回指令(1990年 南一彦) ISBN 4575761583
ルパン三世 失われた絆(1991年 竹田明) ISBN 4575761699
ルパン三世 戒厳令のトルネイド(1991年 富沢義彦) ISBN 457576177X
作品年表
1960年代
- 1967年 - 8月、「漫画アクション」に漫画『ルパン三世』を連載開始。
- 1969年 - アニメパイロットフィルムが完成するが、この時点では更なる発展に結び付かず、フィルムの一般公開もされずに終わる(一般公開は数十年後に実現。詳細はルパン三世 パイロットフィルムを参照)。
1970年代
- 1971年 - よみうりテレビを制作局として、アニメ『ルパン三世』(第1シリーズ)放送開始。同年、「漫画アクション」に漫画『ルパン三世 新冒険』を連載開始。
- 1974年 - 実写映画『ルパン三世 念力珍作戦』公開。
- 1977年 - 6月、「漫画アクション」に漫画『新ルパン三世』を連載開始。10月、日本テレビを制作局として、アニメ『ルパン三世』(第2シリーズ)放送開始。
- 1978年 - 3月、『ルパン三世 ベネチア超特急』を春の東宝チャンピオンまつりにて併映。12月、初の長編劇場映画『ルパン三世 ルパンVS複製人間』公開。
- 1979年 - 12月、劇場映画第2作『ルパン三世 カリオストロの城』公開。
1980年代
- 1980年 - 4月、初のコンピュータゲーム化として『ルパン三世』発売。
- 1984年 - 3月、よみうりテレビを制作局として、アニメ『ルパン三世 PARTIII』放送開始。夏「漫画アクション」に漫画『SEXYルパン・サード』短期連載。
- 1985年 - 劇場映画第3作『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』公開。
- 1987年 - 「ルパン三世」初のOVA『ルパン三世 風魔一族の陰謀』発売。事前に劇場映画第四作として公開。
- 1989年 - 「ルパン三世」テレビスペシャル放送開始。
1990年代
- 1994年 - 7月、テレビスペシャル第6作『ルパン三世 燃えよ斬鉄剣』放送。
- この作品が山田康雄の事実上の遺作となる。翌年、新作劇場映画の製作が決定し、年内に予告編第1弾が収録される。また、エッソ・スタンダード石油(ESSO石油、後のエクソンモービル)が翌年の年明けから放映するCMにルパン三世を起用することも決定、こちらも年内に収録が行われる。
- 1995年 - 1月、エッソ・スタンダード石油のCMがテレビ放送開始。2月、山田康雄が脳出血で倒れ意識不明となる。そこで製作中の劇場映画には、山田と親交があり、自身のものまねレパートリーとしてルパン三世を演じたこともある栗田貫一が代役を務めることになる。早期復帰を願っていた山田康雄は意識が戻らぬまま3月19日に永眠。このことを受け、日本テレビは金曜ロードショーで「山田康雄追悼企画」と題してテレビスペシャル第1作『ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!』を再放送。4月、劇場映画第五作『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』公開。8月、テレビスペシャル第7作『ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!』放送。この作品以降、栗田貫一が正式にルパン三世役を引継ぐこととなる。
- 1996年 - 4月、劇場映画第六作『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』公開。原作者であるモンキー・パンチがシリーズ史上初めて監督を担当する。
- 1997年 - 「ルパン三世」誕生30周年。『ルパン三世』(Shusay版)が連載される。
- 1998年 - 「漫画アクション」に漫画『ルパン三世Y』連載開始。パソコンとPlayStationのCD-ROM『ルパン三世 D2MANGA』が発売される(原作に彩色、動きと効果音、声をつけたデジタルマンガ)。7月、テレビスペシャル通算第10作となる『ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』放送。11月、ミュージカル『ルパン三世 I'm LUPIN』公演。
- 1990年代後半 - 禁酒法時代にルパン達が活動していたらという設定のテレビシリーズ『ルパン三世 ワンス・アポン・ア・タイム・アメリカ』が企画されるも、未製作に終わる。
- この作品が山田康雄の事実上の遺作となる。翌年、新作劇場映画の製作が決定し、年内に予告編第1弾が収録される。また、エッソ・スタンダード石油(ESSO石油、後のエクソンモービル)が翌年の年明けから放映するCMにルパン三世を起用することも決定、こちらも年内に収録が行われる。
2000年代
- 2001年 - 「ルパン三世」アニメ化30周年。
- 2004年 - 季刊誌「ルパン三世officialマガジン」(双葉社)が創刊。同誌に『ルパン三世M』を連載開始。テレビスペシャル第16作『ルパン三世 盗まれたルパン 〜コピーキャットは真夏の蝶〜』放送。
- 2005年 - テレビスペシャル第17作『ルパン三世 天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』放送。
- 2006年 - 7月、HIP HOP アーティスト・SEAMO(シーモ)がルパン三世のテーマ曲をラップでカバーした「ルパン・ザ・ファイヤー」が発売。9月8日、テレビスペシャル第18作『ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ』放送。『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の特別単行本「超こち亀」に、1994年の『ルパン三世・ALIS PLAUD』以来実に12年ぶりにモンキー・パンチ自身の筆によるルパンがこち亀との合作として発表される。
- 2007年 - 「ルパン三世」誕生40周年。7月27日、テレビスペシャル第19作『ルパン三世 霧のエリューシヴ』放送。
- 2008年 - 4月、OVA第3作『ルパン三世 GREEN vs RED』発売。
- 2009年 - 3月27日、日本テレビ開局55周年・読売テレビ開局50周年記念企画として、『名探偵コナン』とのクロスオーバー作品、『ルパン三世VS名探偵コナン』が金曜ロードショー枠で放映。
2010年代
- 2011年 - 『ルパン三世』アニメ化40周年。モンキー・パンチの出身地である北海道浜中町で「ルパン三世・はまなか宝島プラン」と題した町おこしが始まる。12月2日、テレビスペシャル第22作『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』放送。この作品で銭形警部役を山寺宏一、石川五ェ門役を浪川大輔、峰不二子役を沢城みゆきに交代することが事前に発表された。
- 2012年 - 3月28日、ルパン三世アニメ化40周年を記念したバラエティコンテンツビデオソフト『ルパン三世 Master File』に収録される完全新作短編アニメ作品「ルパン一家勢揃い」において、井上真樹夫(五ェ門)、増山江威子(不二子)、納谷悟朗(銭形)が栗田貫一(ルパン)と小林清志(次元)と共に「ルパン一家」として一区切りの出演(井上と納谷はこれがルパン映像作品への最後の出演となった)。
- 2012年 - 4月4日、『ルパン三世』アニメ化40周年記念の一環として、27年ぶり(日本テレビ制作としては32年ぶり)にテレビアニメシリーズ作品『LUPIN the Third -峰不二子という女-』が放送開始(日付は日本テレビの放送日)。
- 2013年 - 日本テレビ開局60周年、読売テレビ開局55周年、トムス・エンタテインメントアニメ制作50周年、『ルパン三世』連載45周年、『名探偵コナン』連載20周年記念として、『名探偵コナン』とのクロスオーバー第二作、劇場版『ルパン三世VS名探偵コナン THE MOVIE』が全国上映された。3月5日 初代銭形警部の納谷悟朗が死去。
- 2014年 - アニメ映画『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』が新宿バルト9にて2014年6月21日から6月27日までの期間限定特別上映。この作品以降、ルパン一家メンバーの若かりし時代を描く「LUPIN THE IIIRD」シリーズが確立する。実写映画『ルパン三世』が2014年8月30日に全国東宝系で公開。
- 2015年 - 1月1日より宝塚歌劇版『ルパン三世』が上演。『ルパン三世』の新アニメシリーズが制作(詳細はルパン三世 (2015年TVシリーズ)を参照)。同年8月末よりイタリアのイタリアのテレビ局「イタリア1」で、同年秋から翌2016年まで日本テレビ他で放送。SCRAP主催の体感型謎解きイベントであるリアル脱出ゲーム化が開催。1月15日 初代石川五ェ門の大塚周夫が死去。
- 2017年 - 連載開始50周年。記念書籍「ルパン三世大解剖」が発売。「LUPIN THE IIIRD」シリーズ『LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門』公開。実写スピンオフドラマ『銭形警部』が日テレ・WOWOW・Huluの三社で同時期に放送・配信。同年7月より12月まで日テレ系の深夜アニメ枠「AnichU」にて『ルパン三世ベストセレクション』を放送。ベストセレクション最終回で50周年記念ファイナル企画として、モンキー・パンチが総監督となる新作アニメ『ルパンは今も燃えているか?』の制作を発表(本作はPART5の第1巻DVD予約特典として同梱された)。
- 2018年 - 4月から9月まで、日本テレビ他にてテレビアニメ第5シリーズ『ルパン三世 PART5』放送。
- 2019年 - 1月18日からユニバーサル・スタジオ・ジャパンの期間限定アトラクションに『ルパン三世カーチェイス XRライド』が登場。翌週1月25日には完全新作としては6年振りとなるテレビスペシャル『ルパン三世 グッバイ・パートナー』を放送。4月11日、原作者であるモンキー・パンチ、81歳で逝去。「金曜ロードSHOW!」では追悼企画として4月19日に『ルパン三世 ルパンVS複製人間』を放送。5月26日(原作者であるモンキー・パンチの誕生日)にはBS日テレ「日曜ロードSHOW!」で『ルパン三世 DEAD OR ALIVE』を追悼放送。4月24日、トムス・エンタテインメントがYouTubeに「TMSアニメ55周年公式チャンネル」を開設し、『PART 1』・『PART 2』・『PART III』・『PART 5』からそれぞれ1~3話までを配信。 5月31日、「LUPIN THE IIIRD」シリーズ『LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘』を公開。11月29日、同じ年に新作が2本放送されたのは初の事例となる『ルパン三世 プリズン・オブ・ザ・パスト』放送。これは原作者であるモンキー・パンチが逝去した後に制作される作品でもあり、TVスペシャルとして(およびTVシリーズも含めて)は元号が令和に改元されて初めて放送される作品でもある。同日(11月29日)に2代目石川五ェ門の井上真樹夫が死去。同年12月6日、23年ぶりの単独完全新作にして初の3DCG映画『ルパン三世 THE FIRST』公開された(1月に再放送したTVSP『ルパン三世 イタリアン・ゲーム』のラストで発表)。
2020年代
- 2021年 - 『ルパン三世』アニメ化50周年。10月10日、テレビアニメ第6シリーズ『ルパン三世 PART6』放送。この作品の初回放送(0話)をもって、次元大介役を長年演じ続けた小林清志が50周年の節目もあり勇退。以降の放送より大塚明夫に交代することが事前に発表された。
- 2022年-『ルパン三世』連載開始55周年。7月30日 初代次元大介の小林清志が死去。
作品解説
- 主人公のルパン三世はモーリス・ルブランの小説の主人公・アルセーヌ・ルパンの孫という設定であり、銭形幸一(銭形警部)の設定も野村胡堂による小説『銭形平次捕物控』の主人公・銭形平次の子孫としている(所謂、パスティーシュ作品である)。
- 本作は「アルセーヌ・ルパン」シリーズの著作権が有効な頃に始まっているが、ルブランの遺族には編集部の判断で許可を得ていなかった。その為、海外ではエドガー(Edgar)やヴィドック(Vidoqc)などと名前が変えられていた。2012年に著作権が消滅し、2019年1月には正式にフランスで劇場版アニメ第2作(宮崎駿の初監督作品)『ルパン三世 カリオストロの城』が公開された。
- ルパン三世のアニメの原型は『トムとジェリー』。モンキー・パンチはトムとジェリーの掛け合いが好きで、そのままルパン三世の世界として採用しており、銭形警部はトム、ルパン三世はジェリーをモデルにしている。トムとジェリーが心の底から好きだったため、原作者であるジョセフ・バーベラに会いに渡米したことがある。そして実際に会うことができ、作者であるバーベラからルパン三世をモチーフにしたイラストを色紙に書いてもらった。
- 次元は、ルパンを変装させているうちにできあがった。
受賞歴
- 第49回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞(2020年9月18日)。
パロディ・オマージュ
- 漫画家の叶バンチョウが『ヌスット』というタイトルでルパン三世のパロディ作品を週刊少年ジャンプで連載していた。連載期間は1970年の4・5号から同年38号まで。単行本化はされていない。
- 同じモンキー・パンチ原作、トムス・エンタテインメント制作のアニメ『緊急発進セイバーキッズ』(1991年、テレビ東京)第37話に、大泥棒アルセーヌ・パルンというルパン三世をモデルにしたキャラクターが登場する。主人公の一人ケンがルパンにそっくりなことから誤認逮捕される描写も含めて、ルパン三世のセルフパロディ回となっている。
- サザンオールスターズが1997年に発表した楽曲「01MESSENGER 〜電子狂の詩〜」のミュージック・ビデオでは、ボーカルの桑田佳祐がルパン三世、俳優の杉本哲太が銭形警部を想起させるキャラクターに扮するシーンが含まれている。
参考文献
関連書籍
- 「ルパン三世はなぜ盗むのか? 250万円の快楽」(豊福きこう・双葉社)
- 「ルパン三世研究報告書」(スタジオハード・双葉社)
- 「ルパン三世カルトブック」(ルパン三世特捜班・双葉社)
- 「ルパン三世カルト 2001」(ルパン三世特捜班・双葉社)
- 「ルパン三世カルト大辞典」(ルパン三世特捜班・双葉社)
- 「ルパン三世 PERFECT BOOK 完全保存版」(トムス・エンタティメント・別冊宝島)
- 「ルパン三世 PERFECT BOOK PartII」(トムス・エンタテインメント・別冊宝島)
- ルパン三世の合格大作戦シリーズ (アルス工房・発行、星雲社・発売) - 大学入試参考書
「漢字元1938」「語句ェ門777」「現代文ベスト10」「不二古典(上・下)」「銭形漢文」