レイヤード・サマー
以下はWikipediaより引用
要約
『レイヤード・サマー』は、上月司による日本のライトノベル。イラストはさくらねこ。
ストーリー
高校2年の夏休みに、黒瀬涼平は、柑橘系の香りのする不思議な少女流堂庵璃と出会う。彼女の話によると、子宮喰い(エッグイーター)と呼ばれる殺人鬼が涼平の生きている時間軸にやってきたので、それを追って彼女は時間を飛び越え、遥か未来からやってきたのだという。
どうやら庵璃がやってきた理由はそれだけではないようだが、彼女は何も語らず、涼平は彼女の力になろうと奔走する。
これは世界の何処かで、涼平と庵璃が経験した“重なり合った夏”の物語である。
登場人物
黒瀬 涼平(くろせ りょうへい)
流堂 庵璃(るどう あんり)
世界観・用語解説
時空移動
通常考えられているタイムスリップでは過去と現在、そして未来に互換性があるとされるが、この世界では時間は変更を加えられるとミルフィーユのように“変えられた”世界が“変えられなかった”世界の上層に新たに生まれるため、過去を変えても未来には影響がない。すなわち、いくら過去に干渉しても一般に言われるタイムパラドックスが起きる事はない。
また、時間の流れを一種のパラレルワールドと解釈して時間移動を行うため、行きたい時間の算出を座標計算として行う。そのため『時間移動』ではなく、『時標演算』という単語が使用される。
単行本
- 電撃文庫刊(アスキー・メディアワークス発行)
- レイヤード・サマー ISBN 978-4-04-870231-7 2011年1月6日発売
- レイヤード・サマー ISBN 978-4-04-870231-7 2011年1月6日発売