漫画

ロジカル真王


漫画

作者:森多ヒロ,

出版社:小学館,

掲載誌:別冊コロコロコミック,

レーベル:コロコロコミックス,

発表期間:2021年10月29日 -,

巻数:既刊2巻,



以下はWikipediaより引用

要約

『ロジカル真王』(ロジカルしんきんぐ)は、小学館から発売されたボードゲーム、およびそれを原作とした漫画。ボードゲームはフリューからコンピュータゲーム版もリリースされている。また、漫画はゲームのキャラクターデザインを担当した森多ヒロにより『別冊コロコロコミック』(同社)にて、2021年12月号から連載されている。

あらすじ

天才小学生轟木一(とどろき かず)は、最後の勝者が大国を手に入れ王となることができる頭脳戦「ロジカル真王」に挑むこととなる。高度な読み合いの心理戦を制する者は誰になるのか。

登場人物

轟木一(とどろき かず)

主人公。小学5年生であるが、東大の入試問題を解くほどの頭脳を持つ。妹である零(れい)の病気を治すため、王を決める戦い「ロジカル真王」への出場を決める。
四方田四希(しもだ しき)

第1話で轟木とボードゲーム「ロジカル真王」で対戦した。轟木たちと一緒にトート王国で行われている「ロジカル真王」に出場する。
シグマ

アンカ王国第六王子。轟木たちと一緒に「ロジカル真王」に出場し、ともに戦う。

用語

ロジカル真王
カードの効果などを使って相手の隠した2つの数字を当てるボードゲーム。作品世界では広く遊ばれている。ルールなどについては下記の#ボードゲーム「ロジカル真王」節を参照。
また、下記のトート王国で行われる「王を決める戦い」の名前でもあり、ボードゲーム「ロジカル真王」の変形ルールなどにより頭脳戦が繰り広げられる。
トート王国
大国であり、古来より「王によって必要な『民の心を見抜く力』に一番優れた者を選ぶゲーム」としてボードゲーム「ロジカル真王」が行われている。

書誌情報
  • 森多ヒロ『ロジカル真王』小学館〈コロコロコミックス〉、既刊2巻(2023年5月26日現在)
  • 2022年7月28日発売、ISBN 978-4-09-143530-9
  • 2023年5月26日発売 、ISBN 978-4-09-143609-2
ボードゲーム「ロジカル真王」

ロジカル真王
デザイナー 森多ヒロ(コンセプトデザイン)
杉本和希(ゲームデザイン)
販売元 小学館
発売日 2021年11月18日
ジャンル ボードゲーム
プレイ人数 2人

2021年11月18日に小学館から実際のボードゲームとして発売され、森多ヒロがコンセプトデザイン、コロコロ編集部員の杉本和希(コロコロカーくん)がゲームデザインを務めた。相手の選んだ数字カードを、カードの効果を使い推理しながら当てるゲーム。ボードゲームは書籍扱いで、書店で販売。ISBN 978-4-09-942025-3。

2023年4月13日、各カードのルールが第1弾と異なる「LEVEL2」が発売。組み合わせて遊ぶこともできる。こちらも書籍扱い。ISBN 978-4-09-942030-7。

2024年2月28日、『ドラえもん』をテーマに据えた「ドラえもん のび太のロジカル真王」が発売予定。こちらも書籍扱い。ISBN 978-4-09-942801-3。カードはひみつ道具になっており、原作同様に森多がカードデザインを担当する。なお、「ドラえもん初の本格カードゲーム」という触れ込みで宣伝されているが、実際には「ドラえもん のび太の恐竜2006 ドラベンチャーカードゲーム」が過去に存在した。

ゲームの遊び方

公式サイトによる。

準備
遊び方
カードの効果

カードの効果が発動しない場合でも場に出すこと自体は可能(例えば、「5 比較の指輪」を相手の隠しカードが残り1枚の時点で出す、など)。

以下はLEVEL1のルール。

  • 0「守護の盾」 - 相手は次のターンに攻撃できない(「2 連撃の銃砲」を使っても一回も攻撃できない)。
  • 1「破壊の剣」 - 相手の手札からウラ面のままカードを1枚選び表を上にして相手の場に置く(破壊したカードの効果は発動されない)。
  • 2「連撃の銃砲」 - このカードを出したターンは2回攻撃できる(左右1回ずつでも片方に2回攻撃でもよい)。
  • 3「循環の首飾り」 - 場にあるカードを1枚自分の手札に戻す(このカード自体を戻すこともできる)。
  • 4「真実の杖」 - 相手の隠しカードを1枚選び、4以下か5以上かを知ることができる。
  • 5「比較の指輪」 - 左右のカードのどちらのほうが大きいか知ることができる。
  • 6「予知の冠」 - 相手の手札から裏のままカードを2枚選び表面を見ることができる(相手の手札が2枚以下の場合は全部公開する)。
  • 7「交換の外套」 - 自分の隠しカードを自分の手札1枚と交換できる。
  • 8「回避の鎧」 - 次のターンに相手が出したカードの効果が発動しない。
  • 9「復活の玉座」 - 相手の場に出ていない数字が手札にあり、自分の隠しカードが残り1枚の場合、場に出ていない数字から1枚を隠しカードにすることができる。
コンピュータゲーム版

2022年10月21日、フリューよりNintendo Switch用ダウンロード版専売で発売された。Nintendo Switch Online加入者はオンライン対戦が可能。2023年8月24日にはPlayStation 5、PlayStation 4、Steamでもダウンロード版が発売された。

ゲームのコンセプトデザインも森多ヒロが担当。このソフトは「アナログゲームでの面白さはそのままに、デジタルならではのバトル演出が盛りだくさん」の内容のゲームである。

その他
  • 『月刊コロコロコミック』(小学館)2022年5月号で、カードのイラストを村瀬範行の描き下ろしによるケシカスくんにした「ロジカス真王」が付録として作られた。