ロマンス (1999年のテレビドラマ)
以下はWikipediaより引用
要約
『ロマンス』 は、つかこうへいの戯曲。『いつも心に太陽を』(いつもこころにたいようを)と題しPARCO西武劇場「平田満ひとり会」として1979年2月8日に初演、『平凡パンチ』(マガジンハウス)1979年3月26日号に掲載の後、1982年4月刊行の『蒲田行進曲 - 戯曲 つかこうへい新作集』(角川書店)に収録された。『ロマンス』として改題・改訂され、北区つかこうへい劇団第4回公演として1997年に再演された。
つか自身により小説化され、1999年に日本テレビ系列でテレビドラマ化されている。
あらすじ
新人ジャーナリストのみづきは、オリンピックの有力候補である水泳選手・繁への取材を通じ、互いに惹かれあい、付き合うようになる。ある日、全国大会が行われる沖縄で、繁は幼なじみの純平と再会。だが純平は繁に対し、友情以上の感情を抱いていた。
登場人物
書誌情報
- 蒲田行進曲 - 戯曲 つかこうへい新作集(1982年4月、角川書店、ISBN 978-4-04-876011-9)
- つかこうへい戯曲・シナリオ作品集〈3〉(1989年1月、白水社、ISBN 978-4-560-03488-0)
- 寝盗られ宗介'96/ロマンス'97(1997年4月、三一書房、ISBN 978-4-380-97239-3)
小説
「ロマンス」と題し短編小説として『野性時代』(角川書店)1979年3月号に掲載の後、短編集『いつも心に太陽を』に収録され、その後『青春 父さんの恋物語』(せいしゅん とうさんのこいものがたり)と改題して長編小説化され1986年6月に角川書店より刊行された。
『ロマンス』へと再び改題し光文社文庫より1998年7月に再刊、翌1999年に日本テレビ系列でテレビドラマ化されている。
書誌情報(小説)
- いつも心に太陽を(1980年5月、角川文庫、ISBN 978-4-04-142206-9)
- 青春 父さんの恋物語(1986年6月6日、角川書店、ISBN 978-4-04-872446-3)
- 青春 父さんの恋物語(1988年6月、角川文庫、ISBN 978-4-04-142227-4)
- ロマンス(1998年7月、光文社文庫 つかこうへい演劇館、ISBN 978-4-334-72647-8)
- ロマンス(戯曲&小説)(2010年7月29日、トレンドシェア、ISBN 978-4-905090-03-8)
- いつも心に太陽を(短編小説集)/定本ヒモのはなし(戯曲&演出ノート)(2010年7月29日、トレンドシェア、ISBN 978-4-905090-21-2)
テレビドラマ
1999年4月12日から6月28日まで日本テレビ系列で毎週月曜22:00 - 22:54(JST)に放送された、讀賣テレビ放送制作のテレビドラマである。
つかこうへいの舞台「いつも心に太陽を」(のちに「ロマンス」に改題)を基にしており、北区つかこうへい劇団も協力していた。
キャスト
|
|
ゲスト出演
スタッフ
- 原作:つかこうへい『ロマンス』(光文社文庫)
- 脚本:長谷川康夫、小川智子、飯田健三郎
- 演出:森一弘、日名子雅彦、冨塚博司
- プロデューサー:黒沢淳、岡本俊次、竹綱裕博、村上研一郎
- タイトルバック制作:片岡K
- タイトルバック出演:熊川哲也
- 看護指導:石田喜代美
- 医事監修:工藤眞
- 協力:酒井プロデュースオフィス、北区つかこうへい劇団
- 撮影協力:ホテル日航アリビラ、尾道国際ホテル、東京逓信病院、武蔵大学、東海大学、MIビル、日本エアシステム、丸善有楽町店、他
- 制作協力:テレパック
- 制作著作:よみうりテレビ
受賞歴
- 第21回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
- 新人俳優賞(吉田智則)
- 新人俳優賞(吉田智則)
テーマ曲
主題歌
- 『WIRED』 TRF (avex trax)
挿入歌
- 『WISH』 / 『MADE TO BE IN LOVE』 hitomi (avex trax)
- 『Free Bird』 / 『This Song』 黒沢健一
サブタイトル
各話 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 | ||
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1999年4月12日 | 恋愛変奏曲 | 11.9% | ||
第2話 | 1999年4月19日 | 私の彼を奪う彼 | 10.2% | ||
第3話 | 1999年4月26日 | 禁断愛に負けない! | 9.4% | ||
第4話 | 1999年5月 | 3日男と女のあやまち! | 9.0% | ||
第5話 | 1999年5月10日 | 誰の子? | 7.0% | ||
第6話 | 1999年5月17日 | 愛と憎しみの別れ | 8.0% | ||
第7話 | 1999年5月24日 | 愛の殺意 | 8.2% | ||
第8話 | 1999年5月31日 | 女の決心 | 8.2% | ||
第9話 | 1999年6月 | 7日夜明けに死ぬ愛 | 7.0% | ||
第10話 | 1999年6月14日 | 引き裂かれた結婚式 | 8.0% | ||
第11話 | 1999年6月21日 | シドニー炎上 | 7.5% | ||
最終話 | 1999年6月28日 | 愛 最後の審判 | 7.3% | ||
平均視聴率 8.6%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) |