ロープボール
以下はWikipediaより引用
要約
『ロープボール』は、原作・川原裕聖、作画・波多野秀行による漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で2003年に連載された。副題に「スポーツメーカー世界制覇大作戦」とある。
スポーツメーカーに視点を置いたスポーツ漫画。スポーツメーカーが新たなスポーツを考案して流行させることで、関連商品を独占することを主眼としている。
あらすじ
中堅スポーツメーカー「ライズ」が新メジャースポーツ「ロープボール」を考案し、興行権や関連商品の売上を独占して利益を図ろうと計画。新メジャースポーツ「ロープボール」を一気にメジャーさせるために、いきなり近代オリンピックの公開競技として世間に発表し、最大のアピール効果を得ようと策略する。しかし、それには様々な難関が待ち受けていた……。
登場人物
説明
ロープボール
チームは1チーム5人制で少なくとも1人は女性。スポーツメーカーが利益を得ることを主眼としているため、特徴的な競技場の設置を必要とすることや専用のスポーツギアが多いのが特徴。
詳細なルールは単行本1巻の36~39ページに掲載されている。
トッカーナオリンピックの目玉競技となっている。トッカーナの国民にも習熟した者がおらず、トッカーナ共和国で古くから伝わる遊戯をアレンジした国技ということになっているが、実は興行権や関連商品の売上を独占して利益を図るためにスポーツメーカー「ライズ」が仕掛けたもの。
ライズが全額負担する「国際ロープボール協会」を通じて、トッカーナオリンピック開催日まで競技内容を非公開とし、世界中の国と地域に競技内容を関係者以外に漏らさないことを条件に協会支部が設置される。
構想としては、トッカーナオリンピックで人工的に作り上げたスーパースターによってアメリカ代表が優勝し、アメリカでプロリーグを発足させ、3年後に世界統一リーグまで発展させるという青写真がある。
トッカーナ共和国
その他
- オリンピック開会式における開会宣言はオリンピック憲章で国家元首が行うと明記されているが、作中では元国家元首がオリンピック開会宣言を行っている。
- 現実世界でアフリカの都市がオリンピック開催地に選ばれたことはない。アフリカの都市がオリンピック開催地に立候補をした例として、2004年夏季オリンピックの開催地に立候補をした南アフリカ共和国のケープタウンがある(4位で落選)。